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Posted by ブクログ
鉄を主軸に語られる、古代の姿。
弥生時代には国内製鉄が行われ、製鉄と鍛治は段階を経て高度化する。そしてそのヒントは祭祀の場に残っている、という説を展開します。
本書によると、弥生時代の製鉄とは「褐鉄鉱」を用いていたとしています。やがてより硬く腐蝕しにくいタタラ製鉄の技術に代わられていく。
その流れと鉄の影響を、各地の神社祭祀、地名、史書、伝承、考古などの様々な面から、可能性を見出しています。
褐鉄鉱は湿原の葦などの根元に塊としてできる。
その鉄を用いて、稲作が進められる。
「豊葦原の瑞穂の国」は鉄と稲の両輪を示すものである…。
本書は昭和60年に刊行されたものの文庫化ですが、古さを感じさせない、興味深い内容でした。
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