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<剣豪と戦国時代>戦国兵法者の生涯 富田勢源・師岡一羽・斎藤伝鬼坊
中条流・富田勢源は眼病を患いながらも決闘に勝利、一族は後に万石を食むほど繁栄した。その一方、師岡一羽は主家の滅亡によって不遇の晩年を送り、斎藤伝鬼坊も非業の死を遂げている。戦国乱世を生きた剣豪たちの悲喜こもごも三者三様の生涯を解説! -
拳闘士(ボクサー)カーリー【タテヨミ】
ボクサーの夢を諦め、裏社会に足を踏み入れた宮本尚寛。ヤクザとして出世するが結局は、殺されてしまう。死を迎えた尚寛にはボクシングへの未練があったが、神はその気持ちに気づいていたのか?ボクシングが、拳闘がある世界!尚寛はその世界でボクサーとしての夢を叶えるために闘う! -
月刊「潮」2025年3月号
月刊「潮」2025年3月号 主な内容 【特別企画】 アメリカのリアル 世界のリスク トランプの暴風を乗り切る知恵が求められている。 遠藤 乾 ≪連載≫ ニッポンの問題点 時間稼ぎで“トランプリスク”をチャンスに変えよ。 前嶋和弘 VS 田原総一朗 【特別インタビュー】 中谷 剛 アウシュヴィッツの教訓を今こそ若者たちに知ってもらいたい。 【特集】 分岐点に立つ人類 地球温暖化を疑う「声」に科学者はどう立ち向かうか。 江守正多 わが家の台所から始める気候変動対策。 井出留美 二〇二五年省エネ法改正で「着工難民」が発生する? 尾熨斗啓介 すべての人が安心して暮らせる日本を創る! 杉 久武 【ルボ】移住者が繋ぐ復興支援――キーワードは「緩い気持ち」。 渡部 真 【ルボ】能登半島地震から一年――復興へ立ち上がる人々。(上) 粟野仁雄 【連載ドキュメンタリー企画】 民衆こそ王者 池田大作とその時代 「魂の独立宣言」篇 【対談】 照屋年之 VS 松田るか 沖縄を舞台に個人的な「家族」と「死」を描きたい。 【ルポ】 箱根総合優勝への“襷”は後輩たちに託された。 ―― ドキュメント創価大学駅伝部 酒井政人 【アスリート列伝】 新庄剛志 “奇抜なサプライズ”に隠された昭和の男気。 【人間探訪】 原田宗典 自分より歳を重ねた人はやはりすごいと思うようになりました。 変わる選挙の風景――ネット時代に問われるメディアの覚悟。 瀬尾 傑 【対談】太田達也 VS 藤井誠二 犯罪被害者はどうすれば救われるのか。 【好評連載】 鎌田實の「ガラスの天井」を破る女性たち 鎌田 實 ゲスト・織田友理子/高島礼子の歴史と美を訪ねて。 谷津矢車 VS 高島礼子/老舗探訪 ―― 一〇〇年企業のここがスゴイ! 神田憲行/他 その他 -
月光の海
沖縄の孤島、黒潮洗う白い崖(ギタラ)で何が起きたのか。米軍艦船への体当たりに失敗した若き特攻隊員は、不時着後、苛酷な運命に翻弄される。迫る米軍の上陸、自決か捕虜か。あの遠い夏の日の"愛と死のドラマ"が甦える。戦後半世紀、秘めてきた苦悩の足跡を追う、『月光の夏』に続く感動ノベル。 -
源三位頼政集全釈
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 埋れ木の花さく事もなかりしに身のなる果ぞ悲しかりける武将として歌人として、ひとりの人間として誠実に生きたが、その果てに平家打倒のために旗揚げ宇治に敗死した、平安末期の武家歌人源頼政(一一〇四~一一八〇)の家集、本邦初の全注釈。「本文」「題意」「歌意」「語意」「補意」「校異」で構成され、巻末に「解題」と頼政の伝記と歌の「考察」を掲載、その他「年表」「源三位頼政関連系譜」「研究書・主要参考文献」に加え、人名・地名・初句索引を付した書。 -
幻視
脳を破裂させる殺人ウイルスが発生? 異色のバイオホラー! 各地で突然の失血死が連続して発生する。死亡した人間には死因となる疾患も認められず、また死者たちを結ぶ接点もない。 関東医科学研究所に勤務する医師・若勢将洋は、死者たちを調べ始める。脳神経細胞の異常な繁殖に気づくが、脳細胞そのものは破壊されておらず、細菌も検出されない。見えない原因、とどまることのない死。しかし、やがて若勢のもとをおとずれた二人の人物から、真実は明らかになる。 意志を持ち、感染する恐怖の殺人ウイルス。それは、人間自らが作り出してしまった最悪の敵だった…。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 1952年山梨県生まれ。作家、医学博士、神経内科医。聖マリアンナ大学医学部卒業、聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を1998年2月に退職。本格的な著作活動を開始。医学ミステリー、小説、エッセイ、医療実用書など、著書多数。現在もあきる野市の米山医院で診療を続けながら、年間10冊以上のペースで書き続けている。テレビ・ラジオ番組の監修・出演をこなし、講演会も全国で行なっている。 -
現代政治の秘密と構造
日本の政治を動かす原理や構造の分析に焦点をあてるとともに、その背景である日本的政治風土についても鋭く分析。現職代議士の手による渾身の永田町レポート。 【主な内容】 第一章 小渕政権とは何ぞや──自民党政権論── 第二章 政治家は「選良」か──政治家論── 第三章 「政治とカネ」の俗説を排す──政治資金論── 第四章 政策決定のメカニズムを解く──政策決定過程論── 第五章 日本的人事の「秘密」──政治人事論── 第六章 大派閥の走狗となる大新聞──政治ジャーナリズム論── 第七章 都知事選に見る無党派の正体──現代政治状況論── 第八章 新井将敬の「孤独死」を悼む──政治活動論── -
現代ミステリー
テロ事件に巻き込まれ、記憶を失った真夜(まや)と大雅(たいが)は、仮初(仮面)の夫婦生活を強いられる。事件解決に繋がる記憶が蘇るごとに、また一人、また一人、と大切な人が消えていくのだった。 いつか終わる夫婦生活の中で、揺れ動く男女の不器用な想い。 仮面夫婦×連続死のミステリー。 ※本作は鞍馬榊音の個人誌作品の電子書籍版となります。【314ページ】 -
原爆と俳句
原爆を俳句で記録したひとたちを綴る 原爆という人類の課題に対して、俳句がどのように向き合ってきたのか。原爆 投下直後のヒロシマやナガサキで詠まれた俳句があった。俳句で原爆を記録し たひとたち、今も火種を絶やさずつなぐひとたちを長年の取材を通して綴る。 ※本書は、大月書店刊『原爆と俳句』の電子書籍版です。 【目次】 はじめに 生と死を詠う世界 第1章 原爆俳句までの軌跡 第2章 第二芸術論の衝撃 第3章 ヒロシマを詠む 第4章 ナガサキを詠む 第5章 東京から原水爆を詠む 第6章 表現者たちの格闘 第7章 沖縄と福島 第8章 原爆と川柳 おわりに 【著者】 永田浩三 ながた・こうぞう 武蔵大学社会学部教授(メディア社会学)。元NHKプロデューサー。著書に『NHKと政治権 力』(岩波現代文庫)、『ベン・シャーンを追いかけて』、『フェイクと憎悪』(共著・ 大月書店)、『奄美の奇跡』『ヒロシマを伝える』(WAVE出版)など多数。 -
幻惑鎮静剤
叔父の交通事故死は計画的なものだった…? 薬の副作用とその背後に隠された陰謀 私立Y大学医学部神経内科学の准教授であり、志保梨の叔父である古閑弘道が交通事故に巻き込まれて死亡した。暴走車を運転していた男も即死。これは不幸な事故だったのか…? やがて、叔父が医療用薬剤の欠陥を告発しようとしていたことが発覚。大学と製薬メーカーの癒着、治験データの改ざんなど、さまざまな事実が浮かび上がってくる。しかし、関係者が次々に命を断っていき、事件は複雑化していく…。現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。 美貌の副作用解析医・古閑志保梨が、読者の熱い要望にお応えして華麗に復活! 新シリーズ第1弾となる本作は、電子オリジナルとして執筆された。 ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう) 大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。『死の点滴』(二見書房)、『悪医の病棟』(徳間書店)など医療ミステリーの著書多数。「女医・倉石祥子」シリーズはテレビドラマ化された。 -
<恋死に王>と迷子の寵姫
伝説と真実の間のタイムスリップ・ラブ! 恋に溺れた亡国の王…って、この人のガラじゃなくない!? 伝説と真実の間に花咲くタイムスリップ・ラブロマンス!! イーダ連合王国の史官ミアナは、100年前の史実を調査して正確な歴史書を編むのが務め。恋に惑い寵姫に溺れたあげくに国を失ったと言われる、東方枝国ウールスの〈恋死に王〉伝説を調べているうちに、突然100年前のウールス王国へタイムスリップ! 実際に会ったウールス王サグェンは、伝説に歌われているのとは大違いの傲慢な青年で…!? 歴史の渦の中に花咲く、スペクタクル・ロマンス ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。 -
<恋死に王>と迷子の寵姫(イラスト簡略版)
伝説と真実の間のタイムスリップ・ラブ! 恋に溺れた亡国の王…って、この人のガラじゃなくない!? 伝説と真実の間に花咲くタイムスリップ・ラブロマンス!! イーダ連合王国の史官ミアナは、100年前の史実を調査して正確な歴史書を編むのが務め。恋に惑い寵姫に溺れたあげくに国を失ったと言われる、東方枝国ウールスの〈恋死に王〉伝説を調べているうちに、突然100年前のウールス王国へタイムスリップ! 実際に会ったウールス王サグェンは、伝説に歌われているのとは大違いの傲慢な青年で…!? 歴史の渦の中に花咲く、スペクタクル・ロマンス!! ※この作品はフィーチャーフォンサイズの小さいイラストが収録されています。 -
恋する龍神と贄の花嫁【単行本版/描き下ろし特典付き】
【電子限定描き下ろし漫画も収録!】古き龍神の言い伝えが残る村。美琴(ミコト)は義家族に頼ることもできず、寂しい日々を送っていた。そんな美琴を待っていたのは、龍神への“生贄”という残酷な運命だった。死を覚悟し、絶望の淵に沈む美琴の前に現れたのは、その身を捧げる相手――龍神・百枝(モモノエ)。だが、彼は告げる。「この娘を花嫁にいただこう」と。生贄ではなく、なぜか“花嫁”として迎えられ、戸惑う美琴。しかも百枝から注がれるのは、思いもよらぬほど甘く、重すぎる愛で…!? 水の国を統べる龍神と孤独な少女、運命のふたりが紡ぐ異種婚ファンタジー!※本書は、現在配信している「恋する龍神と贄の花嫁(1)~(5)」の内容が含まれております。重複購入にご注意下さい。 -
恋仲
キュン死必至! この夏最高に甘酸っぱいラブストーリー! フジテレビ系 毎週月曜よる9時放送の 福士蒼汰主演の恋愛ドラマを完全ノベライズ。 富山県で生まれ育った高校生・三浦葵は、幼馴染の芹沢あかりにひそかに恋をしていた。何でも言い合える仲だったふたり。 しかしあかりの家が夜逃げしたことで、その関係は突然終わりを迎えてしまう。 それから7年。葵は東京の小さな建築事務所に就職したものの、うだつのあがらない日々を過ごしていた。 そんなある日、高校卒業以来会っていなかった親友で、今は研修医になった蒼井翔太から突然連絡がくる。 呼び出された先には、翔太の恋人となったあかりがいて……。 性格も何もかも正反対の、ふたりの“アオイ”。このお話は、どちらかが、あかりと結婚するまでの物語――。 -
恋はスキャンダルから
親友ペネロープの葬儀で、サリーは彼女の親族から激しい非難の視線を浴びせられた。ペネロープは、サリーの運転する車に乗っていて事故死したからだ。いたたまれない気持ちで立ちつくしていると、男性に名前を呼ばれた。ジェイク……。かつて私が愛した人。そして、私を裏切ってペネロープと結婚した人。葬儀の翌日、ジェイクが職場に突然現れ、サリーを誘い出そうとした。事故の詳しい様子を知りたいのだという。いいえ、だめよ。あまりにも危険だわ。ずっと秘密にしてきたことを彼に知られるわけにはいかない。 -
恋は炎に似て
人気モデル、リビーが化粧品の宣伝用撮影をしている現場に、亡き夫の兄であるロマノが突然現れた。若くして結婚したリビーは、息子の誕生と夫の死を同時に経験した。直後、息子のジョルジョはイタリア人の祖父母に奪われ、義兄ロマノからも、金目当てで行動する女と思われてきた。そのロマノが、精神的に不安定なジョルジョの生活を改善するため、リビーにイタリアに来てほしいという。愛する幼い息子と再会できる!心は浮き立つが、ロマノの瞳に浮かぶ暗い欲望が気にかかる。そして彼に接して熱くなる自分が怖い。★エリザベス・パワーの新作をお届けするのはなんと2007年以来のこと!イタリア人大富豪とブレイズ――炎――と名乗るモデルの情熱的なストーリーをご堪能ください。★ -
幸運であるトムとセセリチョウの世界
今夜 ボクは砂漠をさまようだろう もちろん キミを探しに行くんだ 三十六の詩で編まれた小さな物語集 たとえ大きなものになれなくても、社会からずり落ちていても、あなたはすべてを包み込む自然とその循環の中で生きている。 遠い“過去の記憶”を宿し、たくさんの生きものたちと出会い、共に歌い、夢をみて、木々や雲とさえ語り合える。 生と死に向き合いながら物語を紡ぎ、それらを自らの声で語ることを長年ライフワークとしてきた著者。 本書は、この星の多様な仲間たちの言葉や営みにかさねて、著者が胸の奥に秘めた想いを初めて綴った詩集。 犬にまつわる五編も加えた全三十六編を収録。 【目次】 『幸運であるトムとセセリチョウの世界』 土 タヌキ コスモス サンショウウオ オサガメ シジュウカラ ウスバカゲロウ カラス クジラ コウモリ シマリス オットセイ ヒキガエル キタキツネ シオカラトンボ 藻 アゲハチョウ イモリ ホタル ラクダ アブラゼミ ムクドリ 雲 繭 コオロギ ナマコ セセリチョウ ヤブイヌ ツバキ ドングリ ブナ 『犬は犬ではない』 花火 砂の犬 犬は犬ではない 犬ぞり 尻尾のない犬 【著者】 ドリアン助川 作家、詩人、歌手。明治学院大学国際学部教授。 一九六二年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。一九九〇年にロックと詩の朗読を融合させたバンド「叫ぶ詩人の会」を結成。九五年からはラジオ番組のパーソナリティーを務めた。 一九九八年、長野パラリンピックの大会歌「旅立ちの時」を作詞。一九九九年にバンド活動を休止、三年間ニューヨークに滞在。 帰国後、本格的に作家活動に入り、映画化もされた『あん』など、数多くの作品を世に送り出してきた。現在も、作家活動と並行して朗読や歌による表現活動を続けている。 -
公園のベンチで
二十一歳のスーザンには、リンディーという三歳の娘がいる。結婚式の直前に幼なじみの恋人が事故死して、スーザンは未婚の母になったのだ。シドニーに住む姉のもとに身を寄せ、都会暮らしを始めたところだ。リンディーは毎日出かける公園で知り合った男にすぐになついた。いつも同じベンチで宙を見つめて座る男―デイブ・ブラウンに。 -
後宮の筆跡鑑定官
カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ'25】異世界で働く女性の恋部門《大賞》受賞作。 極東大陸の雄たる玄国の後宮にて、公文書の真贋と検閲を担う特殊機関――筆録房。その主である深玉は筆跡鑑定が専門で、書かれた文字から性格までも読み解く変わり者。 そんな彼女に、ある日一通の遺書が届く。謎めいた美貌の官吏・夏丞と共にやって来たその遺書は、後宮で自死したある寵妃のもので――。 最初は真贋の鑑定だけのはずだった。だが、後宮で連鎖する不審死に、囁かれる呪いの噂。遺書に託された暗号(メッセージ)に気付いた深玉は、徐々に寵妃の死の真相に近づいていく。 筆跡鑑定が専門の検閲女官×謎多き美貌の官吏が挑む、中華後宮ミステリ! ◆◆◆登場人物◆◆◆ 【陶深玉(とうしんぎょく)】 玄国の後宮で筆跡鑑定が専門の検閲女官。公文書の真贋を担う筆録房の主を務める。人が嫌いで筆録房に引きこもりがち。 【姚夏丞(ようかじょう)】 巧みな話術と美貌を持つ謎多き男。外廷の官吏として深玉に遺書の鑑定を依頼してきたが、その本心は――。 -
後宮の忘却妃 ―輪廻の華は官女となりて返り咲く― THE COMIC【分冊版】
古代中国・汪の国、第三皇子・紫釉と紹将軍が主導した皇帝徐欣討伐の反乱の最中、非業の死を遂げた末端の皇帝妃・玲秋と、幼き公主・珠玉。だが何故か過去の世界で目覚めた玲秋は、運命を変え珠玉の命を救うべく奔走するが…?陰謀と愛憎が渦巻く中華後宮輪廻恋物語!【第1話前編収録】 -
後宮の舞妃 皇帝陛下は愛の連鎖に囚われる
「――あのときも、そなたは言ってくれた。私に降りかかる厄災は自分が払ってみせる、と。そして、そなたが身代わりになるように死の運命に囚われてしまったのだ」 ■舞手の一族に生まれた娘・リーシャは、皇帝であるユンロンに見初められ、妃として後宮入りすることになる。麗しく眉目秀麗なユンロンに見惚れてしまうリーシャ。しかし、求められ迎え入れられたはずなのに床入りしてもユンロンはリーシャに触れようとしない。心中にわだかまりを持ちながら過ごすリーシャだが、ある日を境にユンロンとの距離は一気に縮まっていく。露わになった白い肌を滑る指先、とろけるように優しく触れられ、ときには激しく貪るように内側から揺さぶられる。誰も触れたことのない花弁を曝かれ、女性としての悦びを教え込まれるリーシャは身の内が震えてしまうほどに体が疼き、ユンロンの愛欲に濡れた瞳から目を離せない。互いに寄り添い、愛を育むように日々を過ごしていくが、リーシャには身の危険が迫っていた。そして、いままで抱えていたリーシャの疑問に答えを出したのは、追いつめられたユンロン自身が紡ぐ、衝撃の真実だった。禁じられた愛の連鎖は、ふたりを分かつのだろうか……。――憂いを帯びた若き王と可憐な舞姫が紡ぐ、後宮の秘められた夏恋譚。(ヴァニラ文庫うふ)※本作品にはイラストが収録されていません。 -
こうして死ねたら悔いはない
■内容紹介 死と向き合った時、「生きる力」が湧いてくる。 難病と闘いながら周囲を励まし続けた電気技師。 命と向き合ってあえて「治療しない」ことを選んだ看護師。 亡くなる1週間前にハワイ旅行の念願を遂げた女性。 余命を知って最後の大仕事に挑んだ写真家。 永年のライバルへ「仲直り」の挨拶をして逝った男性――。 最先端医療を担う外科医から、老人ホームの医師へと転身した著者が出逢った数々のいのちのきらめきが、私たちに「生きる力」を与えてくれる。 「どう死ぬか」は「どう生きるか」と同じこと。「そのとき」のことを真剣に考え、さまざまな心の準備を整えておくことは、死への恐れを和らげ、自分のいのち、人生に対する覚悟を定める。 老衰末期における苦しまない自然な最期として「平穏死」を提唱した医師が、人生と医療のかかわり方、そして満足して生を締めくくるための生き方を提案する。 ■著者紹介 石飛 幸三(いしとび こうぞう) 特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医。 1935年広島県生まれ。1961年慶応義塾大学医学部卒業。外科学教室に入局後、1970年ドイツのフェルディナント・ザウアーブルッフ記念病院で血管外科医として勤務。1972年東京都済生会中央病院勤務。30年にわたって頸動脈内膜剥離術など血管外科の発展に寄与する一方、慶應義塾大学医学部兼任講師として血管外傷を講義。1993年東京都済生会中央病院副院長。2005年12月より現職。診療の傍ら、講演や執筆、メディアを通して老衰末期の看取りのあり方についての啓発に尽力している。著書に『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか』(講談社)、『看護の時代 看護が変わる医療が変わる』(共著・日本看護協会出版会)、『「平穏死」という選択』(幻冬舎ルネッサンス新書)などがある。 -
侯爵家の落ちこぼれに転生した俺は、元世界ランキング1位の最強プレイヤー
VRMMO《イデア・オンライン》のPvPで世界ランキング1位となったプレイヤー、シオン。だが喜びも束の間、幼馴染みの縁が事故死してしまう。後を追ったシオンは、ゲームによく似た世界に転生していた。しかも、侯爵家の落ちこぼれとして。同じく縁も転生している可能性を見出すが、「1カ月後に俺が・・・・・・死ぬ!?」 システムに告げられた死を回避する条件《メインシナリオ第一章》のクリアを目指すシオンは、伯爵令嬢のカトラを仲間に加え、猛スピードで計画を進めていく。そして気づけば、自分を見下していた家族や使用人から恐れられるほど強くなっていて・・・!? 一縷の望みにかけて、シオンは再び、最強への道を駆け上がる! -
侯爵の愛人
エマの父は賭博で負け、地所を奪われたあげく非業の死を遂げた。弟は行方知れずになった。災いの元凶はリザム侯爵……。友人のコンパニオンとしてどうにか暮らせるめどがついたころ、エマの前に現れたリザム侯爵は、呪わしい悪党などではなく、とびきりハンサムで魅力的な人物だった。そんな彼に、愛人にならないかとからかわれ、エマは憤慨した。なんて恥知らずな人なの!ところが、友人がトラブルに見舞われ、エマは職も住まいも失うはめになった。悩んだ末、エマは侯爵と愛人契約を結ぶ決意をする。★愛してはいけないと思うほど惹かれてしまう。妻の座を諦め、愛人になる――この選択は賢明なのでしょうか?大人気、アン・ヘリスが描く華やかで切ない恋模様をお楽しみください。★ -
侯爵の愛人【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
愛人契約は、一生に一度の無謀な冒険。永遠に続かなくてもかまわない。 エマの父は賭博で負け、地所を奪われたあげく非業の死を遂げた。弟は行方知れずになり、母も寝ついてしまった。災いの元凶はリザム侯爵……。けれど友人のコンパニオンとしてどうにか暮らせるめどがついたころ、エマの前に現れたリザム侯爵は、呪わしい悪党などではなく、とびきりハンサムで魅力的な人物だった。そんな彼に、愛人にならないかとからかわれ、エマは憤慨した。なんて恥知らずな人なの! ところが、友人がトラブルに見舞われ、エマは職も住まいも失うはめに。もはやどうすることもできず、侯爵の愛人になるほか道はなく―― ■父の死後、音をたてて崩れた幸せな日々。行き場をなくしたうら若き乙女に突きつけられたのは、あろうことか父の仇敵との愛人契約で……。 リージェンシーの名手アン・ヘリスが描く、清らかなヒロインを惑わす罪作りな放蕩侯爵との波瀾の恋をお楽しみください。 *本書は、初版ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます
しがないアラサー男が、突然死によって18世紀の魔法がある異世界の公爵令嬢ミランダに転生してしまった。 幸い、前世ではオジサンでもぬいぐるみやお人形、女児向けアニメが好きな乙女趣味だったミランダ。 せっかく女性になったのだからと趣味を存分に楽しんでいたが、いつしか趣味だけにとどまらずさまざまなビジネスに発展していく。 七歳になったミランダは、二歳年上の王子の婚約者候補に名前が挙がってしまう。 王子との婚約なんて避けたいと思っていたが、話してみるとなにかが気にかかる……。 なんと、王子の正体は前世で付き合っていた彼女だった――!? 気心知れた二人は婚約者となるが、徐々に思春期に突入していくことで、性別が逆転したがゆえの、性に対する社会問題にぶち当たっていく。 前世の知識をもとにこの世界の女性のための開発をはじめ、そのほかにも産業革命さながらの発展に貢献していくミランダ! 立派な(?)王妃に成長する、TS転生令嬢の成長を描く物語。 作家より 初書きのTS転生モノがこんなにバズると思っていなかったサラリーマン作家。 本人自身も大きいお友達。 『公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます(1)』には「プロローグ」~「第二章 六歳になったぞ! 初めてのちゃんとした社交?」までを収録 -
公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます【完全版】
しがないアラサー男が、突然死によって18世紀の魔法がある異世界の公爵令嬢ミランダに転生してしまった。 幸い、前世ではオジサンでもぬいぐるみやお人形、女児向けアニメが好きな乙女趣味だったミランダ。 せっかく女性になったのだからと趣味を存分に楽しんでいたが、いつしか趣味だけにとどまらずさまざまなビジネスに発展していく。 七歳になったミランダは、二歳年上の王子の婚約者候補に名前が挙がってしまう。 王子との婚約なんて避けたいと思っていたが、話してみるとなにかが気にかかる……。 なんと、王子の正体は前世で付き合っていた彼女だった――!? 気心知れた二人は婚約者となるが、徐々に思春期に突入していくことで、性別が逆転したがゆえの、性に対する社会問題にぶち当たっていく。 前世の知識をもとにこの世界の女性のための開発をはじめ、そのほかにも産業革命さながらの発展に貢献していくミランダ! 立派な(?)王妃に成長する、TS転生令嬢の成長を描く物語。 作家より 初書きのTS転生モノがこんなにバズると思っていなかったサラリーマン作家。 本人自身も大きいお友達。 『公爵令嬢に転生してしまったので、メンタル乙女な俺は、全力で女の子を楽しみます【完全版】1』には「プロローグ」~「第六章 十歳になりましたの 産婦人科と女性医師を生み出せ!」までを収録 -
紅梅
「『文學界』にこの作品が掲載されるときは、心配で夜も眠れなかった」(著者談)――本作は雑誌発売と同時に大きな反響を呼び、津村さんの不安を吹き飛ばす賞賛の声が相次いだ。2005年2月に舌癌と診断された、夫で作家の吉村昭氏。舌癌の放射線治療から1年後、よもやの膵臓癌告知。全摘手術のあと夫は「いい死に方はないかな」と呟き、自らの死を強く意識するようになる。一方で、締切を抱え満足に看病ができない妻は、小説を書く女なんて最低だと自分を責める。吉村昭氏の闘病と死を、作家と妻両方の目から見つめ、全身全霊で文学に昇華させた衝撃作。第59回菊池寛賞受賞。 -
荒野へ
1992年、厳寒のアラスカの荒野で餓死している青年が発見された。彼の名前はクリストファー・ジョンソン・マッカンドレス。ワシントンDC郊外の高級住宅地に住む裕福な家庭で育ち、学業は優秀、スポーツマンとしてもエリートだった。だが、大学卒業後、彼は預金を全額慈善団体に寄付し、自分の車と持ちもののほとんどを放棄、社会の末端に身を置き、新鮮なすばらしい経験をもとめて北アメリカを放浪する。アラスカで遺体が発見されるまで、家族は彼がどこにいるのかも知らなかった。地方新聞が伝えたその死は全米に波紋を呼ぶ。彼はなぜひとり死んだのか? 全米でベストセラーとなった衝撃のノンフィクション! -
荒寥地にて
人間の魂の内なる神とサタンの闘いの果てに現出する、荒寥たる大地。神の祈りの先にあるものは何かを苛烈に問う、現代の黙示録。(富岡幸一郎) コロンビアでの凄惨壮絶な一夜を契機として、主人公は自己の崩壊と再生の淵へと歩み入る。極限の快楽は精神を解体しつつ、なお贖罪への微かな道をも照らし出す。聖と俗、生と死、信仰と堕落が深く交錯するなか、地下鉄サリン事件の残響、阿佐ヶ谷で覚えた日常からの乖離、さらに旧友・因幡との思想的対峙が、現実と幻惑の境界を静かに揺るがしてゆく。魂の暗夜をくぐり抜け、救済の可能性を問いかける、重厚な問題作。 神の声が聞こえないところへ行ってはならない。 【目次】 第一章 境界の地へ ―コロンビアの夜― 第二章 変貌した日常 ―阿佐ヶ谷の流離い─ 第三章 キリストの手を拒むもの ―因幡― 第四章 ディオニソスの宴 ―狂える者たち― 第五章 荒寥の地平 ―もはや戻る道はなく― 第六章 サンパウロのホテル ―ピント― 参考文献 【著者】 朔良 魁良 朔良 魁良(さくら かいら) 1959年、秋田県大館市生まれ。現在、横浜市在住。 東北大学卒業後、企業に勤め、中南米地域長、関西支店長、参与、関連会社社長などを経験。 海外在住歴10年、訪れた国は80か国以上にのぼる。 本書が初の著作となる。 -
高楼蜜夜
その顔と身体を口封じの為に葬るのは惜しい……君を飼ってやる■閉鎖的な孤児院で育ったシャオ・ラン。引き取ってくれる里親も現れず、自活するための仕事にも恵まれないまま、20歳の誕生日を迎えて、院を出なければならないシャオを、若き銀行家ジェイ・ハンが住み込みで雇い入れる。他に選択肢もなく、写真で見た顔と名前しか知らないジェイの元へと孤児院がある帝都下層区から、高層ビルが立ち並ぶ一街区へと向かうシャオ。しかし、シャオを乗せた車は武装した男達に襲撃され、シャオはジェイの“裏の顔”を知る。死を覚悟したシャオに、ジェイは唇の端で笑いながら告げた。「気まぐれに君を飼うのも悪くない……その顔と身体を、口封じの為に葬るのは惜しい」。そして始まった愛玩人形としての贅を尽くした暮らしの中で、シャオはジェイの愛技に溺れて――官能と暴力が交差する、著者渾身のアジアン・ノワール!! -
黒医の公爵と死に戻りの聖女
――最後、全てがひっくり返る。 神聖なる聖女選定の儀の最中、4人の候補が殺された。 唯一生き残ったファウスティナは、腹黒い王太子から濡れ衣を着せられ、絶望の中で死んだ――はずが、目覚めると一年前に戻っていて!? 次こそ最悪の未来を回避しようと奔走するも、またしても同じ結末、そして巻き戻し……。繰り返すこと4回、次が最後と悟ったファウスティナは訳アリの第一王子フィデンツィオに助けを求める。彼の「検屍」の技術とファウスティナの「過去のループ」の記憶。それらを駆使し、誰も死なない未来への”最後の1回”が始まる! ■□■□■□■□■□■□■□■□ 登場人物 ファウスティナ 5人の聖女候補の一人である子爵令嬢。殺人事件の犯人として冤罪で処刑されるも死に戻り、何度も未来を変えるために奔走することに。 フィデンツィオ 「屍公爵」と恐れられる訳アリの第一王子。医術を習得しており、その一環として遺体から死因を探る「検屍術」にも長けている。 -
国土が日本人の謎を解く
自虐も「戦後洗脳」も 吹き飛ぶ日本人論 なぜ日本人はここまで世界の人々と違うのか。 「戦後」よりはるかに長い時間が大量虐殺の歴史を持つ国々と、災害死の国・日本の違いを生んだ。 国土学の第一人者が日本人の強みも弱みも解き明かす。 戦後70年だからこそ問い直したい日本人とは何か。 3誌の編集長はこう読む! ---------------------------------- 「WiLL」編集長 花田紀凱氏 日本人が再び羽ばたくための処方箋 ---------------------------------- 「考える人」編集長 河野通和氏 知の100本ノック! 日本人の底力を問う ---------------------------------- 「中央公論」編集長 安部順一氏 「災害」列島が日本人の思考に何をもたらしたのかを解く! ---------------------------------- われわれは何を経験し、何を経験しなかったか 日本独自の地理地形や天変地異、災害の歴史を私たちはどう乗り越えてきたか。 愛する者を奪った自然を恨みぬくことができないわれわれと、「正義の殺戮がある」と考える他国は、良い悪いではなくただただ違う。 ◎なぜ「日本人」は生まれたのか ◎なぜ日本人は世界の残酷さを理解できないか ◎なぜ日本人は権力を嫌うのか ◎なぜ日本人は中国人とここまで違うのか ◎なぜ日本人には長期戦略がないと言われるか ◎なぜ日本人はグローバル化の中で彷徨っているか 「日本人」を知れば他国のこともよくわかる! -
国民のための名医ランキング 2024~2026―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1020人厳選
慢性的な病気で長期にかかる医師を探している方にも役立つ情報を厳選しています。現在はまだ病名が確定していない方のために、大幅に内科医を増やし、大都市圏以外の病院・医師や、都道府県別に「がん診療連携拠点病院等一覧」も掲載しています。【セカンドオピニオンを探す方にも最適。必ず経験豊富な複数の医師に治療方針を確認しよう! 臨床現場の第一線で活躍する名医を厳選し掲載。何故「病院の紹介本ではないのか?」には確固たる理由があります】本書が「病院」紹介ではなく、「名医」紹介である理由は、病院の紹介では、往々にして手術数、患者数での比較となります。しかし、本来一番大切なのは、「診断力」です。例えば、手術するか、しないのボーダーラインを的確に診断できる医師が名医です。手術しなくても良いと判断した患者さんの数は、通常の調査では測れません。そんな数値に表われない名医の条件も、本書は大切にしています。【インタビュー記事も充実】(1)関係者以外は決して聞くことのできない医療現場の実情をズバリ本音トーク:(1)「名医に聞く」内視鏡/がん薬物治療/整形外科/認知症/皮膚科/小児科 (2)「最先端医療」免疫学の教科書を塗り変える制御性T細胞の発見/次世代がん治療の先駆け―光免疫療法の開発 【メッセージ】誰でもいつか、自分や家族の命を預けるたった一人の主治医を選ぶ瞬間があります。ヤブにかかれば一生台無し、家族も不幸に。最初から名医を選んで良い人生にしましょう。ただの医師紹介本ではありません。そもそも病気を治療する目的は? どうやったら充実した人生が送れるのでしょうか。本書の「名医の選択」「おわりに―死を迎える人たちへ」を読めば、自ら答を見出すことができ人生観がきっと変わるでしょう。 -
心躍る冒険
キャサリンはフランスに情報を流す裏切り者を暴く計画に、おとりとして協力することになった。今まで数々の不幸に見舞われてきたのだもの、どんな恐ろしいことにも危険にも驚きはしない。しかし、行動をともにする男性が到着すると、キャサリンは目を見張った。ダニエル・ロス少佐!親友をもてあそび、死に追いやった張本人だ。ずっと恨んできた人の、妻の役を演じることになるなんて。だが彼の視線は、思いがけず優しくまっすぐだった。■1815年、ナポレオンが幽閉先から逃亡し、混迷を極める時代。それまでずっとバースの田舎でひっそりと暮らしてきたヒロインが大活躍を見せます。アシュリーのすぐれた筆致をお楽しみください。 -
心に鍵をかけないで
5歳で親を亡くし、牧場を営む祖父に引き取られて以来、ハローナは祖父からの冷酷な仕打ちに耐えてきた。その祖父が病で死の床につき、思わぬ話をハローナに持ちかける。自分の存命中に結婚すれば、牧場を彼女に遺すというのだ。女を捨てて働いてきた私と結婚してくれる人などいない……祖父はそれを承知で、私から愛する牧場を奪うつもりなのだろう。だがそのとき、脳裏に隣の牧場経営者ウェスの姿が浮かんだ。厳めしく威圧的だが誠実で、祖父の土地を欲しがっていると噂だ。頼みの綱は彼だけ――ハローナは意を決しウェスのもとへ向かった。 -
心にナイフをしのばせて
神戸で「酒鬼薔薇」事件が起こったのが1997年。その28年前、そっくりな事件が東京近郊であった。同級生を殺し、その首を切断した加害者は、当時15歳の少年。息子の死から40年近く経ったいまも、被害者家族は事件を重く引きずっている。歳月は、遺族を癒さないのだ。一方、犯人の父は、約束の賠償金をほとんど払わぬまま死亡。犯人は“立派に更生”し、なんと弁護士として成功をおさめていた。被害者家族に光を当て、司法を大きく動かした、執念のルポルタージュ。 -
こころの体操 じゃまいか
1日3分のエクササイズでこころがどんどん楽になる 「どうしよう!」「もうだめ…」、突然不安に陥ったり、悲観的になったり、心のSOSを発してしまう……そんな体験をした人も多いことでしょう。そんなときは、心のスイッチを入れ替えると楽になります。その心のスイッチを入れ替える合い言葉が「じゃまいか」です。 「じゃまいか」は「じゃ、まっ、いいか」のごろあわせですが、投げやりな言葉ではありません。ルーツは精神科を受診していた患者さんから生まれた言葉で、症状が回復していくうちに「世の中には完璧はありえない。できる範囲でやればいい」と気づいてつぶやいたのです。つまり後ろ向きの言葉ではなく、現実と向き合い、乗り越える準備ができたのです。 本作品は、心のスイッチを入れ替える実践法を集めた「こころの体操」……「じゃまいか」セラピーをベースに、こころに効く3つのエクササイズを紹介します。手軽にできる1日3分のエクササイズで、こころの持ち方も生き方も変えてみませんか。 1 こころと体の危険シグナル別「じゃまいか」セラピー 感情的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー 身体的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー 精神的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー 行動的シグナルにはこの「じゃまいか」セラピー 2 平日の「じゃまいか」エクササイズ あなたにおすすめのメニューは? 免疫力をつける「じゃまいか」エクササイズ 見た目を変える「じゃまいか」エクササイズ 行動する「じゃまいか」エクササイズ 解放する「じゃまいか」エクササイズ 「スピリチュアルなセルフケア」エクササイズ 3 こころと体の毒を出す週末「じゃまいか」エクササイズ 週末にはこころと体の「毒」を出しましょう 毒素を出す「じゃまいか」エクササイズ こころと体を浄化する「じゃまいか」エクササイズ リセットしてパワーチャージ 自分にご褒美を与えてEQを高める ●斉藤弘子(さいとう・ひろこ) 「人のこころ」と「いのち」を見つめるノンフィクションライター&メンタルケア・スペシャリスト。「こころのケア」の意味とあり方を追究して取材やNPOの活動にも携わっている。また、東洋英和女学院大学大学院にて「サナトロジー(死生学)」を専攻し、大切な人やものを失ったときにどのように向き合っていくか…「喪失と受容」をライフワークのひとつとしている。葬祭ディレクター養成の専門学校にて「サナトロジー&カウンセリング論」の講師も務めている。著書に『新・心をケアする仕事がしたい!』『心が楽になっていくノート』(ともに彩流社)、『器用に生きられない人たち』(中公新書ラクレ)、『Q&A老いと死を迎えるための基礎知識』(明石書店)、『自殺したい人に寄り添って』(三一書房)、『世界でたった一つのマイ名言』(遊タイム出版)など。 -
古今の禅師の言葉 人は本来みな仏である
悟りを開いた古今の禅師の言葉を紹介し、分かりやすく解説する。今こそ、私たちがより良く生きるために必要な言葉! 悟りを開いた古今の禅師の言葉を紹介し、分かりやすく解説する。今こそ、私たちがより良く生きるために必要な言葉! 【目次】 まえがき 凡例 第一章 禅と悟り 第一節 禅 第二節 悟り 第二章 自我と無我 第一節 自我 第二節 無我 第三章 妄心と無心 第一節 妄心 第二節 無心 第四章 本来の自己 第一節 仏性 第二節 諸仏 第五章 今この瞬間 第一節 今この瞬間 第二節 今を生きる 第六章 心から現れた世界 第七章 真実の世界 第一節 真実の世界 第二節 一切皆空 第三節 万法一如 第四節 刹那生滅 第八章 現象世界 第一節 現象世界 第二節 生と死 第九章 輪廻転生 第一節 輪廻転生 第二節 因果応報 第十章 人生の意義 転載・引用文献 注釈 国立国会図書館デジタルコレクション所蔵の書籍より転載または引用した禅師の言葉(原文) あとがき 【著者】 吉野 博 吉野 博(よしの ひろし) 1974年九州大学大学院薬学研究科修士課程修了。 同年、エーザイ株式会社に入社。主に創薬研究に従事し、 創薬研究本部副本部長などを経て、2010年定年退職。薬学博士。 主な著書 『釈尊の悟り─自己と世界の真実のすがた』(鳥影社刊) 『一休禅師の般若心経』(鳥影社刊) -
古城の恋は謎めいて
■君をこのまま城から帰すものか。彼女は幽閉の恐怖におののいた。■ニューヨークに住むサマンサは、祖父の介護費用を賄うため、医大を中退して、モデルとして働くようになった。イギリスの資産家カル・ローリモアの来訪記事を読んだ祖父は、死の床で、孫娘に驚くべき過去を打ち明ける。わしはローリモア家の家督を受け継ぐはずだった……。真偽を知りたくなったサマンサは、カルに近づいて気を引き、婚約指輪を手に入れる。そして招かれるままイギリスの古城へ着いた。だが、彼女を出迎えたのは見知らぬハンサムな男性だった。その男性こそ、ローリモア家の当主、カル・ローリモアで、ニューヨークで会ったのは、弟のリチーだという。カルは、財産目当てで弟に近づいたとサマンサを疑っていた。彼の敵意と監視の中、サマンサの古城探検が始まる……。 -
小次郎破妖録 エクスカリバー武芸帖
モンスターと死闘を演じるチャンバラ時代劇! 慶長十七年、巌流島で宮本武蔵に破れて散ったはずの佐々木小次郎は、死んではいなかった。 この果たし合いをお膳立てした豊前小倉藩の前藩主細川忠興の背後に不振な影を感じた武蔵は、小次郎を死んだことにして忠興に探りを入れたのだ。 一方、密かに小倉に舞い戻った小次郎は、敵の襲撃を受ける。現れた敵はキリスト教によりヨーロッパから放逐された魔性の一族……そしてその狙いは、小次郎の剣、エクスカリバーだった! 日本を第2のアルビオンにせんと企む大魔導師の率いる西洋妖怪たちに立ち向かう、小次郎と武蔵の活躍を描く、ライトアクションノベル登場。 ●葛西伸哉(かさい・しんや) 1965年、青森県生まれ。小説家として、ライトノベルと呼ばれる若者向けの作品を中心に執筆。ファンタジー、SF、アクション、時代伝奇、学園ものなど多様なジャンルを手がけ、極限状態でのシリアスな生と死を描いたものからパロディ満載のコメディまで、作風の幅広さには定評がある。 著書は『エシィール黄金記』『アニレオン!』『パメラパムラの不思議な一座』『だめあね』(以上ファミ通文庫)『ブレスレス・ハンター』『無刃のイェーガー』『俺は天剣を掲げ/僕は飛竜と征く』(以上HJ文庫)『世界が終わる場所へ君をつれていく』『インポッシブル・ハイスクール』(以上MF文庫J)『ポチのウィニングショット』『サヴァイヴド・ファイブ』(以上GA文庫)ほか多数。 -
「子育て」という政治 少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか?
待機児童問題の真実と さらに早まる“保活”の現実 2013年に話題となった神奈川県横浜市の待機児童ゼロ達成。実はこれにはウラがあった――。保育所の補助金や児童館、学童保育、そして予防接種ひとつをとっても、すべて国会や地域の議会で決められる。子育てと政治は密接な関係にあるのだ。子育ての現場を長年取材してきた著者が、「子育てとそれに対する政治の対応」を多くのデータを交えながら検証し、日本の子育てを考える。保育新制度の認定区分などの中身や問題点にも触れる、保育関係者必読の書。帯には、哲学者・國分功一郎さんからの推薦文を掲載。 ●横浜市「待機児童ゼロ」の真実 ●待機児童の歴史 ●待機児童はなぜ生まれるのか? ●待機児童と保育事故 ●さらに早まる? 「保活」の現実 ●「待機児童一揆」はなぜ起こる? ●保育士不足と待機児童 ●保育所という命綱 ●保育新制度は子育て世代を幸せにするか? 猪熊弘子 いのくま・ひろこ/ジャーナリスト・東京都市大学客員准教授/日本女子大学卒。主に就学前の子どもの福祉や教育、女性や家族の問題を中心に取材・執筆、翻訳を行う。『死を招いた保育』(ひとなる書房)で、日本保育学会第49回日私幼賞・保育学文献賞を受賞。 -
胡蝶は闇に融ける
幼い頃に両親を亡くし「情報屋」の叔父に育てられた和佐は、高度なハッキング能力を身につけ、深入りしない事を条件に叔父の仕事を手伝っていた。ところがある時、和佐は自分が入手した情報から何人もの人間が死に至っている事を知る。真相を知った自分は狙われるのではないか……身の危険を感じて逃亡を謀った和佐は、昔の記憶を頼りに父との思い出が残るショッピングセンターを訪れた。ここで夜を明かそうとするが、警備をしていた周防という男に見つかり窮地に立たされる。しかし、事情があると察した周防から「助けてほしいなら待ってろ」と、思わぬ言葉を投げかけられて……。 -
こちら月刊モビルマシーン編集部!
モビルスーツにまつわるオカルト、陰謀、思い込み……それは触れてはいけないネタだったのか!? 各ライターがちょこちょこ不慮の死を遂げるこちら月刊モビルマシーン編集部! ガンダムエースの人気記事が書籍化! -
こちらごみ収集現場いちころにころ?
ごみ収集現場における笑いと涙、驚きと怒りと感動の日常をとらえた実録読み物。心で感じるエコロジーの本。ごみ収集の最前線で働く者たちの日常とは、いったいどのようなものか? 清掃事務所へ寄せられる膨大な苦情と礼状の数々。ごみ収集現場にヤクザが現れた。詐欺師が、刑事が現れた。それから死体も! 家族を背負った同僚の死の悲話、阪神大震災時の応援部隊の感動話などなど、これまで語られることのなかったごみ収集現場の壮絶おもしろ話。定年退職後、1年か2年でコロッと死ぬというごみ収集現場の「いちころにころ」は本当か? -
告解
彼を殺したことを告白します……枕元にいた映画監督のトマスを神父と誤り、死の間際、老人はそう囁いた。意識が混濁した老人のうわ言だったのか?時を同じくして、26年前の競馬界で起きた変死事件を題材に新作を撮影中のトマスは、何者かからロケを中止しろと脅迫を受ける。老人の告白と脅迫には関係が? トマスは不屈の意志でロケを続けるが、遂に凶刃が彼を襲った! 映画界を舞台に放つ、シリーズ屈指のサスペンス。 -
孤島で愛して
ダニーがハワイの孤島に隠遁して四年が過ぎた。愛息の誘拐、妻の死……いまだ、心の傷は完全に癒えていない。ある朝、ダニーはビーチで倒れている女性を発見した。幸運にも、大きな怪我はないらしい。ほっとしたのもつかのま、彼女が言った。「私……自分が誰なのかわからないわ!」 -
言葉と手仕事の心 複眼的思考で学ぼう
未来を生きる人々へ、人間が生きていく上で必要な「言葉」と「技術」についての大切さを訴えかける。著者の、豊饒な知識と感性により展開される思考の旅に引き込まれ、気づくと読み終えている一冊である。 著者は、三部作『メタファー思考は科学の母』『生きた言語とは何か――思考停止への警鐘』『森を見よ、そして木を――科学者ゲーテの眼力』の中で、(1)人の心を救うために文学は必須のものである、(2)言葉は使い方を誤ると死を招くほどの怖さを秘めている、(3)ものの見方が細分化していく社会で常に自然界全体を意識した思考を取り戻す必要がある、この三つの点を強く主張してきた。今回本書は前三部作の入門編として書かれている。先人たちの知恵を平易に紹介し、〈言葉〉と〈技術〉の両方を学ぶことの大切さを繰り返し呼びかけている。 【目次】 序章 本書のねらい 第一章 学ぶということ 第二章 歌とはなんだろう 第三章 言語によって絶滅する動物 第四章 言語の危険から逃れるには 第五章 心を癒す語り 第六章 科学と技術、そのちがいは? 第七章 技術はどのように見られてきたのか 第八章 地球社会のエンジニア 【著者】 大嶋仁 一九四八年神奈川県鎌倉市生まれ。一九七五年東京大学文学部卒、在学中にフランス政府給費留学生としてフランスに二年滞在。一九八〇年同大学院比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。静岡大学、バルセロナ、リマ、ブエノスアイレス、パリで教えた後、一九九五年福岡大学人文学部教授。二〇一六年退職、名誉教授。著書に『ユダヤ人の思考法』(ちくま新書)、『メタファー思考は科学の母』『生きた言語とは何か―思考停止への警鐘』『森を見よ、そして木を―科学者ゲーテの眼力』(以上、弦書房)などがある。 -
言葉の欠片
高校一年生の柴乃は、場違いという自認もありつつ、一軍女子グループの一人として日々を送っていた。そんなある日、グループの中心人物であり、一番の仲良しである友人のあかりが亡くなる。明るくかわいく人気者だった彼女の突然の死 。心臓発作だというが、前兆もなく理由もわからない。弔問のあと、形見分けで持っていきたいものがあればと、特別に彼女の部屋に通された柴乃だが、「怖い」「イヤ!」という言葉が書かれた、柴乃にしか見えない透明の欠片を発見する。その帰り道、同伴の担任からあかりは遺書を残していたと知らされる。心臓発作なのに遺書? と眉をひそめる柴乃だが、直後、「イジメはなかったよな?」と確認される。そして、担任の足元に「お前らがやったんじゃないよな?」という、あかりの部屋で拾った欠片と似たものが転がったことに気付いた。「口に出さなかった言葉が欠片となって見える」能力を獲得したと気付いた柴乃は、あかりの言葉の欠片を不穏に思い、彼女の死にもなにか裏があるのではと探り始める。調査を進めるうちに自分以外にも能力者がいることを知った柴乃は、あかりの死が能力者による他殺ということに思い至る。そして新たな犠牲者が発生し――。 -
孤独死十五景
最近話題の孤独死・孤立死は今に始まった問題ではない。核家族化が進み地域社会が脆弱となっていく過程で、この問題は確実に増えていた。これは生活保護の地区担当印の活動からその実態を明らかにする衝撃の書である。ノンフィクションでは書ききれない部分にまでフィクションで踏み込んだ作品 -
孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル
ひとりで死に、長期間誰にも発見されることのない、孤独死。今後日本で100万人規模での発生が予想されている。孤独死が起こった現場はどうなるのか、残された遺族は何を感じるのか、故人が抱えていたものとは……。著者が実際に特殊清掃に同行した壮絶なルポとともに、現代を生きる私たちが孤独死を防ぐためにはどうすればいいかを探る。 -
孤独なレース――――ゴールする唯一の方法、それは走り続けること・・・・・・
孤独なレース “余命、残り1時間――” 死の淵より生還したボクの気負わない「リハビリ」ズム ゴールする唯一の方法、それは走り続けること・・・・・・ ■目次 ・第1章 死の淵からの生還 (あと1時間の命束の間の再会絶望的な未来 ほか) ・第2章 たゆまぬ挑戦の日々 (電車で通院することの難しさ「フラッと出かける」という夢ゴールの見えないリハビリ ほか) ・第3章 孤独なレース (「自立」に向けての準備家族の絆「よかったね」に対する戸惑い ほか) ■著者 大塚雄三 CHARCOAL FILTER 元ボーカリスト 1979年東京生まれ、慶應義塾大学中退。慶應義塾高等学校在学中に、「CHARCOAL FILTER」を結成し、ヴォーカルとして活躍。1999年のメジャーデビュー以降、楽曲がCMに起用されるなど各方面で注目されるが、2007年7月に解散。その後、広告代理店勤務を経て、株式会社Yellowship&co.を設立し、代表取締役を務める。2011年8月に香川県で自動車事故に遭い、病院搬送時に“余命は1時間”と診断されるも、奇跡的に一命を取り留める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) -
子どもの自殺はなぜ増え続けているのか
2022年以降、小中高生の自殺者数が3年連続で年間500人を超え、2024年は過去最多となった。大人の自殺者数が減少傾向にあるなか、なぜ子どもの自殺だけが増え続けているのか。虐待、市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)、いじめ、「指導死」・・・。長年にわたり、生きづらさを抱える子ども・若者たちのリアルな声に耳を傾けてきたフリーライターが、その背景を詳細にレポート。こども家庭庁の設立など日本がとってきた政策史もたどり、対策の課題を考察する。いま知るべき現実が詰まった必読の一冊! -
子供を死なせない、非行に走らせない胎教。母親の感情は神経ホルモンを通して胎児に影響する。胎児~幼児期編
まえがきより 子供の虐待死や自殺のニュースが後を絶たない昨今、一般的な親なら誰でもどうしたら我が子を失わずにすむのだろうと一度は考えるでしょう。 子供を失うというのは何も死別だけではありません。大切に育てたつもりの我が子が非行に走り、反社会的になることもそうです。そのまま心が戻ってこないのであれば失くすのと同じことです。 本書は胎児編です。 一見、思春期の非行や自殺と胎児とは関連がないように思われますが、人間の形成は受精卵の着床から既に始まっています。「ここから気を付ければ子供は非行に走らない」と区切れるものではありません。 もっと言えば、人格の形成は着床に始まるだけにとどまらず、過去から未来へ世代を繋いで連綿と続く命の流れの中で全て関連しているのです。虐待をしてしまう親も、元をたどれば更にその親の育て方に問題を見いだせるのですから。 ここでは自殺や非行に直接関連する内容はありませんが、将来自殺しない、非行に走らない強い人間を育てるためにはどのように育児に取り組めばいいのか、親の精神の在り方や子供への関わり方を妊娠期間から順を追って考察していきます。 -
この愛を諦め
1902年、英国。運命に翻弄される少女の壮大な愛の物語。故ペニー・ジョーダン、幻の未邦訳作品。 美しい少女エリーは小さな町で生まれ育ち、やがて町の青年ギデオンと恋に落ちた。だが幸せな日々は、母の突然の死で一変する。名家出身の母は駆け落ち同然に結婚したことを悔やみ、娘には自分と同じ道をたどらせるまいとしていた。そこで死に際、しがない青年と恋に落ちた娘に約束させたのだ――二度とギデオンには会うなと。愛する母の遺言にそむくこともできず、エリーは事情を告げられぬまま、涙ながらに彼に別れを告げた。そして家族とも引き離され、裕福な伯母のもとへあずけられる。待ち受けていたのは壮絶な日々だった。 ■ロマンス界を牽引した人気作家、ペニー・ジョーダン――2011年の暮れ、突然に飛び込んだ彼女の訃報に編集部は騒然となりました。総発行部数1億部。日本でも多くの読者さんに愛され、まるでその人物が実在するかのような巧みな描写と圧倒的筆力は唯一無二。ペニー・ジョーダンの一ファンとして、もう彼女の新作は読めないのかと無念に思っていたのですが、そんな彼女の別名義による作品が、このたび満を持して刊行できる運びとなりました。舞台は1902年英国。悲しい遺言によって引き裂かれた少女と青年の切ない愛は、胸を震わす、壮大な物語へと広がっていきます。584頁という長さながら、気がつけば物語の世界に放り込まれて無心に読んでしまうこと間違いなし。訳者さんも担当編集も涙した、傑作です。 -
この家で死にたいと母は言った 親を自宅で看取るということ(集英社インターナショナル)
大切な人をどう送るか? しあわせな最期とは? 在宅死を選んだ母と息子の、やさしくてあたたかい別れの記録。ある日、実家でひとり暮らす91歳の母にステージ4のがん宣告。「まあまあ元気」と思っていた母の命のカウントダウンが突然始まった。「自分の家がいいんよ・・・」。遠慮がちにつぶやく母。在宅医療? 緩和ケア? 介護保険制度? 知識のない息子は「いっぱいいっぱい」になりつつも訪問看護師、ホスピス医、ヘルパーの力を借り、家族や友人を巻き込んで母に寄り添い続ける。 -
この子のために死んでくれ。
人口約五十人、西日本のとある限界集落。古い因習に支配されたその地域では、人を弄ぶという猿の神が祀られていた。「その神には決して願ってはならない。願った者は神と“通じる”」という言い伝えとともに。 女癖の悪い不動産営業、皐介の前に現れた、実の娘だという幼女。同時に、皐介の親しい人たちが次々に不審死を遂げていく。人が死ぬとき、話せないはずの幼女の口が開くこと、その瞳が金色に光ることに気が付いた時にはもう、その子は皐介にとってかけがえのない存在になっていた。神の仕業か怨霊か、それとも……。 「化け物だろうと、俺の娘だ」 悪人×幼女のダークファミリードラマ -
この子を残して
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 原爆の放射線を浴びて不治の病となって床に伏す父親と、近い将来間違いなく孤児になるであろう2人の幼な子――。この3人が生きてゆく正しい道はどこにあるのか。 本書は父親が考えたこと、子供たちの小さい頃の言葉や行動でもう忘れたであろうこと、今は分からないだろうから後で読んでもらいたいことが書かれた、父親の「遺言」である。 その遺言を父親永井隆は、〈如己堂〉で書き上げた。教会の神父、信徒たちの厚志によって建てられた2畳1室の家には寝台が置かれ、2人の幼な子が畳1枚に並んで寝る姿を見ながら、絶えず感謝の祈りを捧げる父。 遊びから帰ってきた娘は、頬を父の頬につけて言う。「……お父さんのにおい」 死を予告された父が愛情を込めて残した遺訓は、時間と空間を越えて、人々の心を揺さぶる愛と真実の教えに結晶する。 -
この罪を消し去ってください
ジャンプホラー小説大賞、四年ぶりの〈金賞〉受賞作! 罪と真実を巡る学園ホラーサスペンス! 私立久慈雨(くじう)女学園高等部は、歴史あるミッション系の学校でありながら、生活支援AIなどの最新技術を導入している。新入生の月島果穂(つきしまかほ)は、入学式の日、偶然出会った上級生・折原夜空(おりはらよぞら)に助けられた。しかし、果穂が二年前に学園で転落死した月島藍奈(あいな)の妹だと知った夜空は、態度を急変させる。夜空は、藍奈の死に纏わる秘密を抱えていた。やがて学園で起こる悲劇。罪を犯した少女は隠蔽のために、AIを利用するが――。その決断は、恐るべき惨劇を呼び寄せる! 少女たちの儚い想いと悪意が交錯する、第10回ジャンプホラー小説大賞〈金賞〉受賞の新時代ホラー! -
この夜が明けるまでに
コンピュータ・プログラマーのカーラは、父親を事故で亡くし、悲しみに暮れていた。ところが、葬儀の席で近づいてきた謎の男性ニックにこの死には不審な点があるとささやかれて動揺する。さらに彼はカーラに一緒に調査をしたいと提案してきたのだ。その矢先、二人は何者かに命を狙われる。姿の見えない殺人者から逃れ、二人はホテルで一夜をともにすることになった。「君を抱くつもりはない」熱い欲望を宿した瞳と続いた言葉に、カーラの胸の不安は消え、なぜか甘い期待に満たされた。「僕が君を抱くときは……」★リンダ・ハワードもその実力を絶賛するゲイル・ウィルソン。元CIAエージェントたちをホットに描いた人気ミニシリーズ『孤高の鷲』をお届けします!★ -
孤立死 あなたは大丈夫ですか?
日本初の遺品整理専門会社を設立した著者が、創業以来9000件に上る遺品整理から得た貴重な体験をもとに、深刻になりつつある孤立死に対し、どうしたら避けられるかをわかりやすい口調で語ります。全国の「孤立死問題に対する講演会」でしか語らなかった数々の名講演も収録。非売品DVD「孤立死-気づいてもらえない死-」もコミック化して収録。老若男女すべての日本人必読の一冊! -
殺されて当然と少女は言った。
美しい少女の放った一言に、人々は言葉を失った。 県会議員・真中理人が自宅で惨殺された事件から一週間後。被害者遺族である女子高生・真中理央は、父親の死を肯定した。そして、逃走中の犯人が「理人からいじめを受けていた」事実により生じた『過去に加害を行った人間を断罪するムーブメント』は、真中理央の理外の発言によって彼女への崇拝に変化し―― 肉親の死すら肯定し、母親や周囲の人間から『特別』『異常』と称される美少女・真中理央。彼女の真の目的とは? そして、証拠と目撃者の揃った殺人犯がなぜ捕まらないのか?真中理央に人生を狂わされた6人の視点から、彼女の本当の姿を象るサスペンスノベル。【電子限定!書き下ろし特典つき】 -
コロシアム
『扉の向こうのコロシアムで殺し合っていただきます』 少女が目を覚ますと、そこは見たこともない空間。拳銃とナイフが与えられ、殺し合いを強制される。無慈悲に仕組まれた死のゲーム。集められた30人のうち、生き残れるのはただ1人――。 高校生の萩原悠人は、ある日ネットで拾ったアプリから「コロシアム」というデスゲームの開催と、そこに自殺したはずのクラスの中心人物・月島伊央が参加していることを知る。アプリを使って外部から彼女をサポート出来ることを知った悠人は、クラスメイトたちと共にゲームのクリアを試みるが……。集められた30人の共通点が、悠人たちに恐るべき真実を突きつける! 目を背けることは許されない、学園サバイバルサスペンス!
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