作品一覧

  • 言葉と手仕事の心 複眼的思考で学ぼう

    言葉と手仕事の心 複眼的思考で学ぼう

    ビジネス・実用

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    1巻1,870円 (税込)
    未来を生きる人々へ、人間が生きていく上で必要な「言葉」と「技術」についての大切さを訴えかける。著者の、豊饒な知識と感性により展開される思考の旅に引き込まれ、気づくと読み終えている一冊である。 著者は、三部作『メタファー思考は科学の母』『生きた言語とは何か――思考停止への警鐘』『森を見よ、そして木を――科学者ゲーテの眼力』の中で、(1)人の心を救うために文学は必須のものである、(2)言葉は使い方を誤ると死を招くほどの怖さを秘めている、(3)ものの見方が細分化していく社会で常に自然界全体を意識した思考を取り戻す必要がある、この三つの点を強く主張してきた。今回本書は前三部作の入門編として書かれている。先人たちの知恵を平易に紹介し、〈言葉〉と〈技術〉の両方を学ぶことの大切さを繰り返し呼びかけている。 【目次】 序章 本書のねらい 第一章 学ぶということ 第二章 歌とはなんだろう 第三章 言語によって絶滅する動物 第四章 言語の危険から逃れるには 第五章 心を癒す語り 第六章 科学と技術、そのちがいは? 第七章 技術はどのように見られてきたのか 第八章 地球社会のエンジニア 【著者】 大嶋仁 一九四八年神奈川県鎌倉市生まれ。一九七五年東京大学文学部卒、在学中にフランス政府給費留学生としてフランスに二年滞在。一九八〇年同大学院比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。静岡大学、バルセロナ、リマ、ブエノスアイレス、パリで教えた後、一九九五年福岡大学人文学部教授。二〇一六年退職、名誉教授。著書に『ユダヤ人の思考法』(ちくま新書)、『メタファー思考は科学の母』『生きた言語とは何か―思考停止への警鐘』『森を見よ、そして木を―科学者ゲーテの眼力』(以上、弦書房)などがある。
  • 日本文化は絶滅するのか(新潮新書)

    日本文化は絶滅するのか(新潮新書)

    ビジネス・実用

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    1巻990円 (税込)
    歴史より神話、自然に親しむ汎神論的な世界観、土着と外来のハイブリッド、「中空」と「ゆらぎ」の構造……この国の始まりから続く、日本人特有のものの考え方や振る舞いなど「目に見えない精神」が、グローバリズムという現代世界の潮流に呑み込まれようとしている。和辻哲郎、西田幾多郎、レヴィ=ストロース、鈴木大拙など先人の思想をひもとき、日本文化の起源と構造、変容と危地を浮き彫りにする。
  • 1日10分の哲学(新潮新書)

    1日10分の哲学(新潮新書)

    ビジネス・実用

    3.0
    1巻880円 (税込)
    哲学は日常に溢れている。世に知られた哲学者だけでなく、大リーグの首位打者、愛を詠う詩人、そして今この本を手にしているあなたの傍にも、きっと哲学がある。人間が生きる意味を問う学問であり、大なり小なり誰しもが自分なりの哲学と共に生きている。そんな哲学のエッセンスを分かりやすく解説。哲学ってなんだか難しそう……と思う人にこそ読んでほしい、1日10分のやさしい哲学書。

ユーザーレビュー

  • 1日10分の哲学(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    前半読みやすく、後半の科学〜現代世界の哲学になると急に知らない人ばかりで難しい…
    哲学にサラッと関わり、考える機会、深く知りたくなる人物を探すには良き一冊。
    わかったような、きっとわかっていない。哲学難しいが大切、以後少しずつ関わり、考えていきたい。


    何事も鵜呑みにしないことです。書かれていること、いわれたこと、それを一度自分の頭でフィードバックさせなくてはなりません。
    と、薬剤師の若い彼女に言われた…

    デカルトは「決断したら迷うな」 p. 13

    本居宣長は、「歌を詠めなくては人になれない」と
    身体的な反応を意識して、感情に交換する、そして人間は感情を持ち、言語に表現している、という。

    自分が聖人で相手が愚かだという保証はどこにもない p. 38
    世間虚仮こけ/ この世は仮のもの、中身があるかに見えて実は空っぽ

    ほとけはつねにいませども うつつならぬぞあはれなる ひとの音せぬあかつきに ほのかに夢に 見えたまふ   梁塵秘抄/後白河法皇

    朱子学は天とか理とか一定の概念を前提として始まるが、蘭学はなにごとも実験しなくては本当かどうかわからないという科学的精神に基づく。概念の把握が難しく、雲を掴むような理屈だらけな朱子学より、ある意味分かり易い。 p. 49〜

    三浦梅園、反観合一はんかんごういつ、
    対立させて観ると複雑に、合わせて見ると単一になるこの世界。
    哲学とは当たり前のことにたどり着くにもさまざまな可能性を考え、それらを吟味して、ようやくそこに到達する人たちなのである p. 52

    特定の宗教を信じる必要はない。ただ毎日を健康に過ごし、隣人と仲良くし、言葉を正して会話を楽しむこと。そうすれば心も整い、自分も周囲も幸せになる / なにわのど真ん中、醤油湯屋息子として育ち江戸随一の天才、富永中基 p. 56

    福沢諭吉、若い時にオランダ語を習うも開国後の横浜では英語を使っているのを知り、猛勉強。切り替えの速さ、思い切りの良さ、引きずらないことの素晴らしさ! p. 62

    パルメニデス、が言った2つ。
    ◯この世界はたった一つの元素から成り立っている
    ◯存在しないものについては考えるな p. 73

    インド人にとって実在するのは観念であって現象ではない。私達が「この花は美しい」という時、インド人は「美がこの花にある」という。小林秀雄は、「美しい花はあるが、花の美というものはない」と。
    p. 86

    デカルトは自然を超えるものとして神を考え、人間の理性がその神に匹敵するものと思う。
    スピノザは自然が神であり、神はそれ以上でもいかでもなかった。人間も動物も生き物すべては自然が生み出したものであり、同時に自然がなる存在として自らを生み出すことができるのだ。その限りにおいて、生き物すべて神なのである。 p. 98

    化学哲学者カール・ポパー
    アドホック/ その場しのぎ ?
    反証可能性/ 万人が心に銘記すべきものである。20世紀で最も重要な概念といえるかも?科学は反証される可能性を残していなくては化学ではない。開かれた態度を導く。
    会社経営ならドラッカー  p. 132〜

    アトミゼーションとは、原子化と訳される言葉で、個人主義化を意味する。集団主義と共同体意識から脱却しろ、個々の人間が自分のために、自分で考えて生きるようになれ、ということ。 p. 146

    レヴィナス曰く、他者とは自分とは異なるなら他者。人は誰しも自分と似たものを他者に求める、だがそのような他者は本当の他者ではなく、自分の中に取り込んだ他者であり、取り込んだ時点で、その他者は他者でなく自分にとってなっているのである。他者を他者として切り離した存在として尊重してこそ、本当の関係が気づけるという。 p.183

    哲学は一般性を求めるために多様性を犠牲にするので、多様性の哲学は見つけにくい p. 220



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    2024年09月12日

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