哲学・宗教・心理作品一覧

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  • 自分の本性にヒヤッ! あの人の本音にドキッ! おもしろすぎて眠れなくなる「心理テスト」
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知っているつもりなのに、意外と知らなかった……。そんな「知らなかった」「見えなかった」自分の心を発見できるのが心理テスト。自分の特性を知ったうえで、「どうすれば、よりよい人生になるか」を考えるのに役立ちます。人生という海を旅するための羅針盤。
  • 生の仏教 死の仏教
    -
    仏教は死後の救済のためのものだと思われたり、思想として知的に享受するものだと理解されることが多い。しかしそれは誤りだ。仏教はこの世を生きるための教えであり、その教えは念仏などの「行」を行うことで初めて意味を持つ。異国アメリカに仏教を広めた京極逸蔵は、仏教国でありながら仏教が根付かない日本に向け、彼の地から一つの提案をした。それが本書で説かれる「六波羅蜜」の実践だ。六波羅蜜は仏教徒の倫理規範というだけでなく、それを実践することが宗教的な目覚めへの近道ともなるからだ。専門用語に丁寧な説明をルビで付した、心底わかる仏教入門。
  • カント入門講義 ――超越論的観念論のロジック
    5.0
    我々が生きている世界は、心の中の世界=表象にすぎない。その一方で、しかし同時に「物自体」はある、とも言うカントの超越論的観念論。そのカラクリとして、基本的なものの見方・考え方の枠組みが人間の心にはあらかじめセットされているとカントは強調したわけだが、この点を強調することによって、その哲学は、後年の哲学者達の思想的転回に大きく貢献したと著者は説く。平明な筆致で知られる著者が、図解も交えてカント哲学の要点を一から説き、各ポイントが現代の哲学者に至るまでどのような影響を与えてきたかを一望することのできる一冊。
  • 感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版(特装版)
    3.6
    「なんで私ばっかり!」「嫌われてるかも…」「こんなはずじゃないのに」  まわりに振り回されて、イライラ・クヨクヨ ↓  感情コントロールで、スッキリ・ごきげん 和田式・感情整理術の図解・ベスト版! 20万部ベストセラーが特装版で登場! ◎不機嫌でいるとソンをする!  「ついつい怒ってしまう」  「気持ちが落ち込みがち」   「イライラすることが多い」……  最近、感情をコントロールできず、不機嫌になる人が増えている気がしませんか?  感情に振り回されると、仕事も、人間関係も、うまくいきません。医学的に見てもマイナスです。免疫機能が低下して、病気になりやすいからです。 仕事も、人間関係も、健康も、努力して「自分磨き」するより、まず感情をコントロールして、ごきげんな時間を増やすのが早道。 頭がよくて優秀な人より、いつもごきげんな人がうまくいくのです。 ◎イヤな気分を引きずらないで、毎日ごきげんでいる方法 本書は「実は自分も感情的になりやすい」と語る精神科医・和田秀樹さんが、自分自身でも実践して効果があった考え方をまとめたものです。 「感情的になってしまう理由」から「感情整理のコツ」「感情的になった時の対処法」「毎日ごきげんに過ごす方法」まで、著者の「心のコントロール術」のすべてがわかります。 手軽に実践できる「気持ちの整理術」もたくさん紹介されているので、自分に合ったものから、今日すぐ実践できます。 まずは読み始めてください。気持ちが上向きになっていくことが感じられるはずです。 ◎たちまち5万部突破! 大好評ムックの書籍版 本書はコンビニエンスストア限定で発売し、たちまち5万部を突破したムック『図解 感情的にならない気持ちの整理術』に加筆し、再編集したハンディ書籍版。 豊富な図解で理解しやすく「何がポイントか」「具体的にどうするか」など大切なことが頭に残ると大好評です。 著者には「感情コントロール」をテーマにした複数のベストセラーがあり、多くの読者から信頼されています。 本書はそうした著作や講演・インタビューなどのエッセンスをまとめた“ベスト盤”。 「ついつい感情的になってしまう」そんな自分を変えようと思った時に、まず最初に読んでいただきたい1冊です。 *本書は、小社より2017年に刊行された『感情的にならない気持ちの整理術 ハンディ版』の特装版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
  • ふたご研究シリーズ 第3巻 家庭環境と行動発達
    5.0
    環境から強く影響を受けるように見える行動について遺伝と環境の多様な関わり合いを明らかにしながら「環境」の意味を問い直す。
  • 信仰の基本「信行学」
    -
    【目次】 信仰の基本「信行学」  無量無辺の福徳開く 学会の「信心」  現代に菩薩行を貫く 学会の「行動」  民衆の境涯を高める 学会の「教学」 御書を根本に  広布と人生の勝利の大道  共戦の師子吼をわが胸に!
  • こころと身体の心理学
    4.2
    SNSやバーチャルリアリティが普及し,身体の捉え方は多用化している.一方でリアルな痛みは自分の存在を実感させ,他者の痛みにも気づかせてくれる.金縛り,絶対音感,文字に色や形に味を感じる共感覚,全盲者がつくりあげる空間世界――様々な事例をもとに第一線の科学者が自身の病とも向き合って解説した,今を生きるための身体論.

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  • 自分で考える勇気 カント哲学入門
    3.9
    カントは,「善く生き」,その結果「幸福」になる「最高善」と,政治的最高善としての「世界平和」が,どうしたら実現できるか生涯考え続けました.『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』『永遠平和のために』を一緒に読み,自分にとっての幸せとは何か,考えてみよう.「自分で考える」ことは,大人への道なのです.

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  • 余計なものもいとおしくて
    3.8
    【本文より】 仲良かった友達は皆、私立の中学校へ進学。急に一人ぼっちだ。 私の母校の中学校はいくつかの学校が一つに合併した学校であった為、とにかく人が多かった。 人が多ければそれだけ沢山の友達ができると思っていたが、全然上手くいかない。 お昼ご飯は給食ではなく、お弁当であった。小学生の頃の近くの席同士の人と机をくっつけて食事をともにする形式とは違い、お弁当を一緒に食べたいと思う人を誘う形式である。 給食がないことは少し寂しいが、お友達を作るチャンスでもある。 勇気を出して周りの子にオファーをかけるも、「ごめん、無理」とのこと。 明日は明日の風が吹くのだ。また明日誘えば良い。 ある時、「小学生の頃のあだ名」がクラスで話題となり、不意に「あだ名」があるかどうかを問われた。 私はそもそも会話には参加していなく、聞いていただけなので話を振られて嬉しかった。 そして私は小学生の時、仲が良かった子にあだ名を貰っていたのだ。 私は咄嗟に「ななんばって呼ばれてたよ!」と会話に参加できた嬉しさも相まって、よく分からないテンションで答えた。 会話は一瞬静まり、「え、山姥みたい」と誰かの小馬鹿にしたような声が響く。 その発言から私は、何も言葉を発することはできず、友達もろくにできないまま会話は終了した。 それから2週間が経った頃、教室に入ると違和感を抱く。私以外のクラスの女の子の鞄に赤いふわふわの大きなキーホルダーが付いているのだ。 最初はその赤ふわの意味がわからなかったが、男子がそれについて触れる。 一体それは何なんだと。 どうやら話を盗み聞くに、私以外のクラスの女の子全員で懇親会が開かれ、皆でお揃いの赤ふわキーホルダーを買ったとのこと。 なるほど。明日は明日の風は吹かない(続)
  • 北朝鮮から見た国際情勢 ―金正恩の守護霊霊言―
    3.0
    政治家もマスコミもまだ気づいていない 世界のさらなる混乱と、日本が果たすべき役割。 トランプからバイデンに米大統領が替わったことで 生じた不安。圧力を増す中国の脅威に対する動揺……。 北朝鮮の最高指導者の本心から、これからの 世界の動向を読み解く。 バイデン政権が、世界の分断をもたらす理由 ◆中国とロシアを同時に敵に回すことは最大の失敗 ◆日本を戦場にして、中国や北と戦争する可能性も 中国が崩壊する可能性と、暴走する危険性 ◆侵略意図が見抜かれ、国際社会から孤立している ◆中国による北朝鮮の電撃的な占領も起こり得る 国家存亡の危機と、日本への期待 ◆深刻な経済不況とコロナ蔓延、核開発の実態とは ◆民主化も視野に!?  日本との関係改善を求めたい 【特別収録】 ロシアを指導する宇宙人との通信 ■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■ 人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。 ■■ 金正恩の人物紹介 ■■ 1983(?)年~。北朝鮮の第3代最高指導者。金正日前総書記の3男で、2011年12月の同氏の死去後、最高指導者の地位を世襲。現在、朝鮮労働党総書記、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、朝鮮人民軍最高司令官等を務める。 目次 まえがき 1 金正恩守護霊に「世界がどう見えているか」を訊く 2 アメリカ大統領交代の影響について 3 習近平氏・バイデン氏・文在寅氏をどう見ているか 4 北朝鮮が日本に求めること 5 北朝鮮の民主化はできるか 6 北朝鮮に救いの可能性はあるか 7 「金正恩の守護霊霊言」の収録を終えて 〈特別収録〉 ロシアを指導する宇宙人から見た国際政治  ─UFOリーディング62(イーグルワン〔エササニ星〕ミハエル)─ 1 今後のロシアと諸外国との関係はどうあるべきか 2 宇宙人が伝えたかったこととは あとがき
  • 死にかた論(新潮選書)
    4.2
    七十歳を過ぎた稀代の思想家が、自らのこととして死と向き合った。欧米の「生命尊重主義」では、とてもじゃないが穏やかに死ねない。ヒントは古からの日本人の死生観にあるにちがいない。自然信仰を探り、日本仏教の「死と生」の関係を見る。西洋とは全く違う「死にかた」を知った時、私たちは少しばかり安心して旅立てる。
  • 親の支配 脱出マニュアル 心を傷つける家族から自由になるための本
    4.0
    虐待サバイバーで支援者でもある著者、渾身の書き下ろし。 「毒親育ちのトラウマ」から解放されるための実践的な行動指針がここに! 「暴言・暴力」「ネグレクト」「価値観の強制」など、親から不適切な養育を受けて育った人は、 成長してからも自己を受けいられず、人間関係も苦手で「生きづらさ」を抱えて生きることになりがち。 適切な支援につながれず、精神疾患を発症し、酒や薬に依存して破滅の道を進んでしまう人もいます。 原因となっている過去のトラウマ=「育ちの傷」を乗り越えるためには、 どう考え、誰に頼り、何をすればいいのか? 20年以上にわたり、現場で当事者支援に携わってきた著者が解説します。 【本書でわかること】 ●親との距離のとり方 ●相談・支援機関の選び方と使い方 ●心理療法のあらまし ●医療、とくに精神科とのつきあい方 ●心の治療に使われる薬のリスク ●パートナーや酒などに依存しないための心得 ●自分と向き合い、生き方を変えるセルフケア 今日からすぐに取り組める内容を、豊富な実例とともに1冊にまとめた決定版。 虐待サバイバーや、そんな人に関わるソーシャルワーカー、医療従事者などは必見です。
  • 社会思想としてのクラシック音楽(新潮選書)
    3.7
    近代の歩みは音楽が雄弁に語っている。バッハは誰に向けて曲を書き、どうやって収入を得たのか。ハイドンの曲が徐々にオペラ化し、モーツァルトがパトロンを失ってから傑作を連発したのはなぜか。ショスタコーヴィチは独裁体制下でいかにして名曲を生み出したのか。音楽と政治経済の深い結びつきを、社会科学の視点で描く。
  • 尊皇攘夷―水戸学の四百年―(新潮選書)
    4.2
    「水戸黄門」徳川光圀が天皇に理想国家の具現を見た中国人儒者・朱舜水を師と仰ぎ、尊皇思想が生まれる。幕末、挙国一致の攘夷を説く水戸の過激派・会沢正志斎の禁書『新論』が志士たちを感化し、倒幕への熱病が始まった。そして、三島由紀夫の自決も「天狗党の乱」に端を発していた。日本のナショナリズムの源流をすべて解き明かす!
  • UFOリーディング 救世主を護る宇宙存在ヤイドロンとの対話
    4.0
    救世主が、いま地球に生まれている この事実を、この奇跡を、 すべての人類に告げる。 宇宙には、“正義の守護神”が存在した 地球より文明が進んだ星から 飛来している宇宙存在との 8回にわたるコンタクト。 そこから明らかになる、 人類の危機と進むべき未来、 そして救世主の存在――。 またひとつ、宇宙の秘密が明らかに。 ☆ヤイドロンとはどんな存在なのか  母星、身体的特徴、思想、生活様式 ☆宇宙の正義の守護神と地球との関わり  文明の興亡に介入してきた歴史とは ☆中国、アルカイダ、そしてIS……  地球の混乱には裏宇宙とのつながりが!? ☆救世主――その名は、エル・カンターレ  宇宙存在が地球に飛来している理由 ■■ ヤイドロンの人物紹介 ■■ マゼラン銀河・エルダー星の宇宙人。地球霊界における高次元霊的な力を持ち、「正義の神」に相当する。エルダー星では、最高級の裁判官 兼 政治家のような仕事をしており、正義と裁きの側面を司っている。かつて、メシア養成星でエル・カンターレの教えを受けたことがあり、現在、大川隆法として下生しているエル・カンターレの外護的役割を担う。また、肉体と霊体を超越した無限の寿命を持つ。 目次 まえがき 第1章 創世期の神を助ける宇宙存在 第2章 エルダー星の「アニマ経済」と「転生輪廻」の秘密 第3章 救世主の登場が地球的に知られるようになる 第4章 メシア星の役割とエルダー星の神の使命 第5章 地球規模で起きている「闇宇宙」との戦い 第6章 「信仰の継承」と「奇跡の予言」 第7章 全体主義を粉砕する戦い 第8章 映画「宇宙の法」をきっかけに始まる宇宙時代 あとがき
  • 図解版 科学的 潜在意識の書きかえ方
    4.0
    本書は、ベストセラーとなった小森圭太著『科学的 潜在意識の書きかえ方』の図解版です。解説のビジュアル満載で、超パワーアップして、よりわかりやすくなりました。 量子論と脳科学で「引き寄せ」を解明し、封印された「自分の天才性」を解き放てる実用的な一冊です。潜在意識の書きかえ方、そして潜在意識を書きかえるとなぜ現実が好転するのか、科学的な観点から説明。「本当の自分の望み」を見つけるワークも収録。 図やチャート、解説イラスト・マンガを多数収録し、やさしく理解できます。「本当のあなた」の能力を覚醒させる方法も、この「図解版」でよくわかります。数々の実践的なワークで、潜在意識を書きかえれば、周りや未来も変化。この本を読めば、自分を変えることができます。 <目次> 第1章 図解 引き寄せは物理法則で説明できる 第2章 図解 脳と仕組みと引き寄せ 第3章 図解 潜在意識を書きかえる方法1言葉を整える 第4章 図解 「本当の自分の望み」を見つける3つのワーク 第5章 図解 潜在意識を書きかえる方法2身体を整える 第6章 図解 「本当のあなた」の能力を覚醒するために <内容の一部> ◆五感を超越した「量子の世界」 ◆脳が「思い込む」メカニズム ◆エネルギーを強める言葉、弱める言葉 ◆幸せになれる人、なれない人 ◆身体の力が抜けるNGポーズ ◆松果体を活性化させるワーク

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  • もう革命しかないもんね
    4.0
    DIY=平和な工作活動⁉ からだを動かしながら考えよう。 革命の最前線は<日常>にあり。 里山に移住した哲学者・アナキストによる 実践的ゆるゆる「生活の哲学」入門講座。 「さて、どうしようか。 お金はあっても生きていけるが、なくても生きていける。 どこへ行っても、その人が必要とされ、その人の能力が 発揮されるであろう場所は、ある」 福岡のとある里山地域に移住した著者は、どのように 「生活」を哲学=行為していったのだろうか。 拠点づくり/食料の確保/活動資金の得方/料理/日常のずらし方/ お金の秘密/子育てと教育etc… 日常に根差した哲学を実践的、かつ等身大のことばで語る、革命日誌。 【目次】 はじめに 第1章:家探し――まず、拠点をつくる 第2章:農作業――食料を確保する 第3章:仕事――活動資金を得る 第4章:料理――活きる力を養う 第5章:旅行――ぶっ飛んで日常をずらす技法 第6章:カネとリャク――この世の仕組みを考える 第7章:音楽――music unites everything? 第8章:映画――日常を脱構成せよ 第9章:本――言葉で戦え 第10章:子育てと教育――革命を「育成」するということ 第11章:革命――自分の居場所を作るということ 第12章:家探し、再び――ずれて、拠点を作り、またずれる あとがき
  • 東方の言葉
    3.0
    「自己を灯火とし、自己をよりどころとせよ」(大ニッバーナ経)、「もろひとの病はわが病である」(維摩経)。仏教・東洋思想の碩学が、自身が感銘をうけた東洋における宗教の至言を解説。厳選された60の簡潔なフレーズが、宗派や既成宗教の制約をこえ、私たちの心を揺さぶる。宗教への真実の道は、生活のことばをもって理解し表現することにあるという確信から著された、現代人が生きるための指針の書。「附 カナガキ仏教書」を収録。
  • 9条の戦後史
    4.5
    世界に先がけた理想として敗戦国日本にもたらされた憲法9条。だがその9条とのあいだに、私たち日本人は生きた関係を築けずにきた。原初からの問いを育てることができなかったからだ。もし9条が役に立ちうるとすれば、それを生かすのにいま、何が必要なのか――。日米安保条約締結から、改憲派・護憲派の二項対立が形成される高度成長期をへて、冷戦終結後、対米従属を深め混迷にいたる現在まで。戦後史の深層を丹念に掘り起こし、ゼロからの問いを提起する。『9条入門』の後半として書き下ろされた、著者さいごの提言。
  • 頭を「からっぽ」にするレッスン 10分間瞑想でマインドフルに生きる
    4.2
    ビル・ゲイツが2度絶賛! 「瞑想にずっと懐疑的だった私だが、 今ではできるかぎり時間を見つけて瞑想している」 「パーフェクトな入門書だ」――世界の偉人を <改宗させた>読みながら実践できるマインドフルネス入門の決定版! 〈本書に寄せられたビル・ゲイツからの賛辞〉 「25歳のころの私なら鼻で笑っていただろうが、 今の私は妻のメリンダともども瞑想にすっかりはまっている。 大学時代に仏僧を志した著者プディコム自身のエピソードから始まる本書は、 瞑想のしかたを時に楽しく愉快に解説してくれる。 マインドフルネスを試してみたい人にはパーフェクトな入門書だ」 ――〈2018年GatesNotes お気に入りの5冊〉より抜粋 「瞑想にずっと懐疑的だった私だが、 今ではできるかぎり時間を見つけて――許すかぎり週3回は――瞑想している。 私を宗旨変えさせたのは、この本と著者であるアンディが作った「ヘッドスペース」のアプリだ。 元仏僧のアンディは、つかみどころのない瞑想の概念についても、 多くのわかりやすいたとえやイメージを使って説明してくれる。 日々、ストレスを解消し心を集中させるしばしの時間が 誰にとっても必要なこの時代に、 はじめての1歩としてうってつけの1冊だ」 ――〈2020年GatesNotes お勧めの本〉より抜粋 瞑想はよりよく生きるためのツールです。そしてそれは、マインドフルネスを実践するために、最適なコンディションをつくりだすためのテクニックにすぎませ ん。自分の心の中に、つねに静かで澄みわたった場所があるのを、いつでも帰れる場所があるのを想像してみてください。そして、本書で示される具体的なエク ササイズを参考に10分間瞑想を実践してみてください。その10分間は、一日をすべて自分のものにする時間です。瞑想をしなかった日をやめてしまう言い訳 にすることはせず、毎日続けてみてください。頭が「からっぽ」になる瞬間は必ず訪れます。
  • あなたは正しい
    4.5
    ★韓国で40万部の大ベストセラーついに邦訳。 ★心疲れる時代、韓国で圧倒的に読まれた1冊! 韓国で30年余り、1万2000人以上の胸の内をのぞいてきた女性精神科医による、 まったく新しい心理メソッド。 「いまの私たちに本当に必要なのは、専門医による治療、いわばプロのシェフによる料理 だけではなく、毎日お家で作る“おうちごはん”のような心理的治癒である」 という考えのもと、専門医に頼ることなく、自分を救い、家族や隣人を助ける方法を伝授します! ●出版社からのコメント ★「こんな本がほしかった‼」の声続々!  ★専門医に頼らずに心をケアする 韓国では本書のメソッドを実践するためのサークルが数多く作られ、 「精神科に通わず不安を取り除くことができた」 「大切な人を鬱状態から救うことができた」 と反響を呼んでいます。 ★「忠助評判(忠告・助言・評価・判断)」はしない。 ★ただ共感しなさい―― よかれと思ってつい口にしてしまう、「忠告・助言・評価・判断」のことば。 正論は意外と暴力的です。寂しさや怒り、悲しみなどの感情は、 すべて正しいと受けとめ、心から共感する。 ――これだけであなた自身と大切な人の心のケアができます。 ★現在の生活や将来への不安に悩む人の、心の行動指針となる一冊!
  • 最初で最後の自由
    -
    J・クリシュナムルティの代表作のひとつ! 名著『自我の終焉』、新訳で待望の復刊!! あらゆる人生の項目を網羅。 実在はあるがままを理解することの中にのみ、見出すことができます。 ------------------------------------------------------------------ あるがままを理解することは、少しも同一化や非難がない心の状態を必要としますが、それは注意深く、しかも受動的な心を意味します。 愛について塾考したり、養成したり、実践することはできません。 愛や兄弟愛の実践はなお心の領域内にあり、従ってそれは愛ではありません。 このすべてがやんでしまったとき、そのとき愛が生まれます。 そのとき愛することが何であるのかを知るでしょう。 自己認識によって、不断の気づきによって、あなたは何かになることへの紛争、闘争、葛藤が、苦痛や悲しみや無知に導くことを見出すでしょう。 あなたが並はずれた静穏、組み立てられたのではなく、組成されたのでもない静穏、あるがままへの理解とともに生じる静穏を見出すのは、内面の不十分に気づき、それを完全に受け入れ、逃避することなく、それとともに生きるときのみです。 その静穏の状態の中にのみ、創造的な存在があるのです。 (本文より)
  • 存在の7つの層 ― シータヒーリングの哲学
    -
    この宇宙の次元とそれを超えた領域の見える力と見えざる力を発見する! シータヒーリングから見た、宇宙の構造とは! ? 本書は、最も強力なエネルギーヒーリング・テクニックのひとつである「シータヒーリング」の情報を明らかにしたものです。 シータ波になることで、この世界を構成している広大な内的・外的風景に意識を開き、創造主と意思疎通することができます。 存在の層を本来の素晴らしい輝きのままに、最大限に体験するためには、第7層の「すべてなるものの創造主」を通して見ることです。 存在には7つの層があり、それは大宇宙の「見える力」と「見えざる力」であり、また宇宙の他の次元や、それを超えたものを定義しています。 このあまりにも広大な力を理解するためには、人間は言葉や概念を超えた意識状態にならなければいけません。しかし意識をシータ波にすれば、すべてなるものの創造主を通して、存在の層の不可思議な力を、その素晴らしさのままに体験することができます。 存在の各層は「振動」と言うべき独自のエネルギーを持っています。それぞれの層は振動の周波数が異なり、そこに居るスピリチュアルな住人も肉体を持った住人も層ごとに、振動の周波数が違います。 振動の周波数が高ければ高いほど、原子は速く動きます。 例えば、存在の第1層にある固形物の分子はゆっくりと動きます。第2層の植物の分子はもっと動きが速く、層を上がるごとに速くなっていきます。振動こそが、すべてのものに流れる生命のエッセンスなのです。 『シータヒーリング』『応用シータヒーリング』の伴侶となる書 『シータヒーリング』では、シータヒーリングのリーディング、ヒーリング、思い込みへの働きかけ、感覚・感情への働きかけ、掘り下げ、遺伝子への働きかけについて、ひとつひとつ順を追って説明し、初心者用の追加情報と、存在の層の簡単な解説をしています。 『応用シータヒーリング』では、存在の各層にまつわるヴァイアナ自身の体験談、意識を使ったヒーリングにおける、存在の層の活用法について簡単に記しています。 上記の2冊は、思い込みへの働きかけ、感覚・感情への働きかけ、掘り下げ、遺伝子への働きかけの詳しい手引書です。 すべてなるものの創造主の無条件の愛を通して、第7層の癒しの力にアクセスする方法を伝えてくれます。
  • 哲学の女王たち
    3.8
    プラトン、アリストテレス、孔子、デカルト、ルソー、カント、サルトル…… では、女性哲学者の名前を言えますか? 男性の名前ばかりがずらりと並ぶ、古今東西の哲学の歴史。 しかしその陰には、知的活動に一生をかけた数多くの有能な女性哲学者たちがいた。 ハンナ・アーレントやボーヴォワールから、中国初の女性歴史家やイスラム法学者まで。 知の歴史に大きなインパクトを与えながらも、見落とされてきた20名の思想家たち。 もう知らないとは言わせない、新しい哲学史へのはじめの一書。 【目次より】 ◆ディオティマ Diotima(紀元前400年ごろ) ◆班昭 Ban Zhao(西暦45~120年) ◆ヒュパティア Hypatia(西暦350年ごろ~415年) ◆ララ Lalla(1320~1392年) ◆メアリー・アステル Mary Astell(1666~1731年) ◆メアリ・ウルストンクラフト Mary Wollstonecraft(1759~1797年) ◆ハリエット・テイラー・ミル Harriet Taylor Mill(1807~1858年) ◆ジョージ・エリオット(メアリー・アン・エヴァンズ) George Eliot (Mary Anne Evans)(1819~1880年) ◆エーディト・シュタイン Edith Stein(1891年~1942年) ◆ハンナ・アーレント Hannah Arendt(1906~1975年) ◆シモーヌ・ド・ボーヴォワール Simone de Beauvoir(1908~1986年) ◆アイリス・マードック Iris Murdoch(1919~1999年) ◆メアリー・ミッジリー Mary Midgley(1919~2018年) ◆エリザベス・アンスコム Elizabeth Anscombe(1919~2001年) ◆メアリー・ウォーノック Mary Warnock(1924~2019年) ◆ソフィー・ボセデ・オルウォレ Sophie Bosede Oluwole(1935~2018年) ◆アンジェラ・デイヴィス Angela Davis(1944年~) ◆アイリス・マリオン・ヤング Iris Marion Young(1949~2006年) ◆アニタ・L・アレン Anita L. Allen(1953年~) ◆アジザ・イ・アルヒブリ Azizah Y. al-Hibri(1943年~) 明晰な思考、大胆な発想、透徹したまなざしで思想の世界に生きた、 20の知られざる哲学の女王たち(フィロソファー・クイーンズ)。 知の歴史をひっくり返す、新しい見取り図。 「……人々は相変わらずこう思っている。プラトンの時代から 思想の分野を担ってきたのはほとんどが男性だろうと。 まるで、女性も偉大な哲学者になれるというプラトンの予言を、 これまでだれも実現してこなかったかのように。」 (本書「はじめに」より)
  • 対人援助職のための精神医学講座
    -
    かつて精神疾患は、一般の人々にとって身近なものではなかった。けれども現在では、うつ病、拒食症、統合失調症などの精神疾患の名前はすっかり一般的になり、知人がうつ病で休職したなど、精神疾患を身近に体験している人も多い。 薬物療法が開発され、以前に比べて社会生活と治療を両立させやすくなったこともあり、今後は精神疾患を抱える人とともに生きていくためには、どうすればよいか考えるという、新しい課題に取り組む必要がある。 このような流れの中で、精神疾患は、精神科の医療機関で働く職種だけでなく、さまざまな対人援助職が接するものとなっている。産業医、保健師、教育関係者、スポーツ指導者、そして精神疾患をもつ方が子どもを預ける保育園や幼稚園の保育者などにも、精神医学の基礎知識が必要になっていると言えるだろう。 これらの対人援助職は、精神疾患を「治す」立場ではないが、精神疾患を早期に発見したり不調を察する機会の多い第一線にある職種である。身体の疾患と同じく、精神疾患についても早期発見、早期の治療開始が経過によい影響を与えることは知られており、正しい知識をもった援助者が早めに声をかけ、治療の初動部分がスムーズに開始できることは非常に重要である。さらに初動の部分だけでなく、すでに治療中の人をどのように支え、対応するかも重要な課題である。 精神医学の教科書はすでに数多く出版されているが、精神病理学の用語は難しく、医師であっても精神科医以外にはなじみにくい。やさしく解説した本もあるが、言葉のレベルでやさしく書かれていても、当事者がその症状をどのように体験しているかについては想像しにくい。 本書では「その疾患の当事者がどのような体験をしているか」について、少しでも想像できるよう、事例などを設け、検討することで、精神疾患を身に迫る形で理解できるよう試みた。 さらに、さまざまな職種の人や学生が参加する精神医学講座でのディスカッションという形をとることで、精神疾患に対して、多職種の立場から、立体的に理解できることを目指した。職種によって視点が違うのは当然であり、さまざまな視点があるのは、望ましいことである。 日常的な言葉を使っての多職種による紙上討論を通し、読者はさまざまな視点を取り入れつつ、自分だったらどうするかを考えながら、精神疾患についてイメージを膨らませ、精神疾患についての理解を深め、対応を学ぶことができる。入門者に優しい1冊である。
  • セス・マテリアル (セス・ブック)
    -
    スピリチュアルの超古典・セスの資料、ここに始まる! セス・セッションの原点 この現実の世界を縦横無尽に語ります! ルイーズ・ヘイ、ディーパック・チョプラ、マリアン・ウィリアムソン、サネヤ・ロウマン、ジェラルド・ジャンポウルスキー始め、数々のスピリチュアル・ティーチャーが学んだ書! セスとのコンタクトの始まり、多次元的なリアリティーこそ自分の本性、死後の生存、生まれ変わり、健康、物資的現実の本質、夢、時間、神の概念、3人のキリスト、セスII etc 貴重な画像を口絵で紹介! 「世界を変えるためには自分自身を変えなければいけない。自分が外に向かって投影するものを変えなければならないのだ。きみたちはつねに存在していたし、これからも存在し続けていくだろう。それこそが存在と喜びの意味なのだ。神というのはきみたちの内にいるものだ。なぜならば、きみたちは〈すべてなるもの〉の一部だからだ。」 (セスの言葉) 「本書の大部分は、さまざまな話題、たとえば死後の生存、生まれ変わり、健康、物質的現実の本質、神の概念、夢、時間、自己感覚(アイデンティティ)、知覚などについてのセスのアイデアを扱っています。「セス・マテリアル」そのものからの引用と、例として上げたいくつかの生まれ変わりに関するリーディングを読むことによって、読者の皆さんはきっと自分自身の人格や自らがおかれた人生の状況について、より深い理解が得られることでしょう。健康についてのセスの理論が、皆さんすべての役に立つことを、そして人格に関する資料によって、皆さん一人一人に、多次元的なリアリティーこそ自分の本性であるということがわかるようになっていただければと願っています。」 「セス・マテリアル」のような、トランス人格によるコミュニケーションの記録は、人間の主観的な心を掘り下げて研究する稀な機会を提供するために、計り知れないほどの価値がある、という点である。これは一時的で安易な恩恵ではなく、同時に神秘的でもあり、挑発的でもある、人類の安寧にとって極めて重要な源泉の一瞥なのである。インスピレーションが湧き出す泉であり、科学する心に火をつける直感であり、詩人の夢がほとばしる源であり、われわれが時間とエネルギーを費やす人生の大半を占める場所なのである。」(序文より、レイモンド・ヴァン・オーヴァー)
  • 大人の発達障害の真実
    -
    「自分は発達障害ではないか?」と疑って一般の精神科病院や精神科クリニックを受診する大人が増加している。発達障害の知識が広く一般にも認識されるようになり、自分にも当てはまるのではないかと気づく人が増えてきたのだと考えられる。 しかし本来、発達障害は生来性のものであるため、その特徴的な症状は幼児期から小児期に最も現れやすいはずである。なぜ、大人になるまで見過ごされてきたのだろうか。なぜ、大人になって初めて不適応をきたすようになったのだろうか。そして、小児期と大人の発達障害の病態は、どう異なるのだろうか。 本書では、大規模なコホート研究の結果を紐解くことでこうした疑問に答える。さらに、児童精神科医として長年子どもを診てきた著者がはじめた「大人の発達障害外来」のなかで見えてきた、その特徴、実態を明らかにし、クリニックで行われている診断方法、心理教育・薬物療法・精神療法などの治療、そして今後極めて有望な方法である認知機能リハビリテーションについて、具体的に紹介する。 大人の発達障害は決して特別な疾患ではなく、積極的な治療や支援が可能なのだ。
  • はじめてのプラトン 批判と変革の哲学
    値引きあり
    4.5
    プラトン哲学の「おもしろくて大切なところ」をあえて一言で表わせば、「批判と変革の哲学」だ、と言いたい。こんなふうに表現すると、プラトンを旧式の左翼の一員に仕立てているように聞こえそうだ。だが、これは特定の政治的立場を表わそうとしたものではない。 「批判」つまりクリティークとは、非難したり否定的な態度をとったりすることではなく、相手とする主張の論拠やそこからの帰結などについてよく考察し、事の是非を判断することを言う。 「変革」も、政治体制だけではなく、日常的な考え方や生活を含む人間の営みの全体がその対象となる。そしてプラトンは「批判と変革」を自身の思考についても実践していた。 これらすべての意味で、「批判と変革の哲学」なのだ。 プラトンは探究し、執筆し、そして教育した。そうしたなかで彼が直面していたのは、森羅万象を支える根本原理は何か、よい生き方とは何か、といった「哲学的」問題だけではない。 当時の人びとに人気を博したホメロスや悲劇・喜劇、あるいは幼年や少年時に施される体育や音楽の教育といった人びとの日常的営みに対してもプラトンは向き合っていた。いやむしろ、そこから哲学を考えていた。そして彼は、日々の暮らしから世界の根源にいたるまでの全体を相手に、批判的に、かつ包括的に考えたのだ。 同時に、そのような考察がたどり着いたところを広く伝えることに腐心した。彼は一般に人びとに何かを伝える媒体(メディア)のあり方にきわめて意識的だったが、とりわけ自分自身の思考が人びとに届くよう工夫を凝らした。 その著作に、それに触れる人びとの知性と感性にも訴え、反省的な思考だけでなく感情や想像力までも喚起し、そしてそれらを変更する力を与えたのである。 それが彼の哲学、「批判と変革の哲学」である。 【本書の内容】 第一章 プラトンはどう書いたのか、プラトンをどう読むか 第二章 プラトン哲学の原点 第三章 自己と他者を変える対話 第四章 魂・徳・知の関係 第五章 変革へと促すイデア論 第六章 魂の分割 『国家』その1 第七章 哲学者と善のイデア 『国家』その2 第八章 プラトン、その後に 知、真理、魂のあり方を徹底的に考え抜いたプラトンが導く、思考の冒険!
  • 生老病死
    -
    超少子高齢化がすすみ、新奇なモラルや価値観がひろがるデジタル社会。そんな文明の十字路に、突如として得体の知れない新型コロナの禍が襲ってきた。 私たちはどこへ向かうのか。いま見直すべき「日本」とは何なのか。 谷崎潤一郎、正岡子規、柳田國男、西田幾多郎、鈴木大拙からハイデガー、レヴィ=ストロース、カズオ・イシグロ等まで、先達の思想と足跡に解決の糸口をさぐる。 生き恥をさらすか、晩節を汚すか――日本を代表する宗教研究者が、みずからの心身に向き合いつつ、「その時」へと向かう日々のなかで綴る、円熟のエッセイ。絶筆さえ予感させる驚きをもって結ばれた好評新聞連載、待望の書籍化!
  • 命のバトン
    値引きあり
    -
    生前整理アドバイザーとして活躍する筆者は、最愛の家族を事故で亡くすなど、数々の大きな試練を受けながら、今幸せをかみしめて生きています。その姿から幸せへのヒントが見つかるかもしれません。深い悲しみや苦しみの中にいる人、これからの人生をどのように生きていこうか迷っている人へ、筆者がそっと寄り添い優しく背中を押してくれるでしょう。「同じ生きるなら笑って最後まで生きたい」と願う筆者と共に、小さな幸せを見つけませんか? 読み終えたとき、あなたはきっと、すぐそばにいる大切な人をギュッと抱きしめていることでしょう。
  • 変化に強いサラリーマンが密かに使う、ワンランク上の自問術 仕事の不安を解消したいあなたへ
    値引きあり
    -
    働き方改革や新型コロナウイルスの影響によるビジネスの価値観の変化によって、社員同士のつながりや交流の重要性を再認識する時代。その中で、私たちがどのように変化・成長・挑戦を起こしていけばよいのかという気づきを与えてくれる。社会、そして組織やチームの一員として、あなたにはどのような可能性があり、まずは何に取り組んでいけばよいのかなど、実際に起こすべき行動も指南している。人生100年時代。あなたの長いビジネス人生に、改善や進化を与え続けてくれるであろう珠玉の一冊。
  • よくわかる般若心経 二七六字の本当の意味が見えてくる
    3.0
    「空」とは何か。「無」とは何か。仏教の教えのエッセンスともいうべき『般若心経』は、この「空」と「無」の意味をわずか二七六字で簡潔に説いた、千数百年前から伝わる日本人にもっとも馴染み深い経典です。本書は、自己流の座禅を続けるなどして『般若心経』の意味をとことん追求した著者が、自身の体験を例にしながら、『般若心経』の真髄をわかりやすく解説します。「それだけでいつまでもあるものはない」「空と空しいはこうちがう」「どうすれば苦しみがなくなるか」「人間も空である」「心はどんな順にさわやかになるか」など、難しい言葉を使わず、『般若心経』を学ぶ人が抱きやすい疑問を徹底的に追求しています。その結果、目の前が開けてくるだけでなく、日本の精神的な伝統も実感できるようになるのです。『般若心経』の真髄ともいえる「空」と「無」の思想が、体に染み込むようにすっと理解できる、絶好の入門書。『わかる般若心経』を改題。
  • マンガ 孔子の思想
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二千五百年の時空を超えて私たちに語りかける永遠不滅の思想。マンガで読む「おもしろくてわかりやすい」中国の思想シリーズ新創刊!社訓から「寅さん」まで、中国の聖人孔子と彼の言行録である「論語」は、日本人の日常生活の中に深く融けこんでいる。孔子の人間像とその思想の魅力をマンガでわかりやすく構成。「孔子の一生」「孔子の弟子」「論語」の三部構成で描く、おもしろくてためになる孔子入門書。数十ヵ国で翻訳されているベストセラーを新装版で文庫化。
  • 定年後の居場所
    3.3
    定年後のあなたの居場所、ありますか? ベストセラー『定年後』の著者が、生保会社を60歳で定年退職した後の自らの経験と、同世代のご同輩への豊富な取材を交え、仕事、お金、趣味、地域の絆、ウィズコロナの新しい生活などの観点からアドバイスする。
  • 生きることに疲れたあなたが一番にしなければならないこと 加藤諦三の新・人間関係論
    4.0
    ニッポン放送系人気ラジオ番組「テレフォン人生相談」で、半世紀にわたり人のあらゆる悩みを受け止めてきた著者だからこそ、伝えられる 。「人生を楽しんでいない人に、この醜いアヒルの子がいる。そして自分が醜いアヒルの子であることに最後まで気がつかない」「生きる知恵というのは、視点を増やす能力のことです。視点が少なければ少ないほど人生のトラブルは多い」 本書より) 著者プロフィール(編者、訳者等含む) 作家、社会心理学者。1938 年生まれ。東京都出身。東京大学教養学部教養学科卒業。早稲田大学教授を経て現在、早稲田大学名誉教授。ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員。ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」に半世紀以上出演中。70 冊以上の著作が海外で翻訳出版され、40 冊以上の著作を日本語に翻訳。米国、カナダ、ドイツ、フィリピン、韓国など世界中で講演、講義。著書に「自分に気づく心理学」(PHP 研究所)「愛されなかった時どう生きるか」( 同)、Happiness and the Meaning of Life. Vantage Press. など数百冊。 目次など はじめに 【第1部】新・人間関係論【感情をコントロールしよう】 第一章 人間は人間関係の中で生きている 第二章 人の話を聞くこと 第三章 自分の心の葛藤に直面することを逃げている 第四章 一番大切なのは自分に対する責任 第五章 私はどういう人間関係の中で今まで生きてきたのか 第六章 なぜパーソナリティーは貧困化するか 第七章 なぜ今この感情なのか 【第2部】新・人間関係論【人を見て態度を変えよう】 第一章 体は現在、心は過去に 第二章 今の刺激に今の自分で反応する 第三章 人生で大切なことは人を見て態度を変えること 第四章 真の自立は過去からの解放 第五章 人は人間関係の中で生きている あとがき
  • 認知行動療法で周囲の気持ちがわかる自分になる
    4.0
    認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。認知は、ものの受け取り方や考え方という意味です。ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきますが、認知療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。 本書では、この認知行動療法を短期間で身につけて「周囲の気持ちがわかる自分になる」方法を、初めて学ぶ方にもわかり易く解説しています。 【目次】 STEP 1 まわりの気持ちがわかるようになる 認知行動療法を知る STEP 2 心の整理整頓 自分はどんなタイプ? STEP 3 こんな時どうなる? タイプ別分析 STEP 4 こんな時どうする? タイプ別解決法 STEP 5 こんな相手にはどうする? タイプ別解決法
  • マインドフルネスで「わたし」を大切にできる自分になる
    -
    忙しくて気ぜわしい。ストレスが多い。気分がうつうつする……。そんなときにおすすめなのが「マインドフルネス」です。Googleなどのグローバル企業で導入され、近年は日本でも注目を集めています。手軽に取り組めて、気持ちが落ち着くなどの効果を実感しやすいことから、幅広い層に広がっています。 本書では、このマインドフルネスを短期間で身につけて「自分を大切にできる」方法を、初めて学ぶ方にもわかり易く解説しています。 【目次】 STEP 1 「こころの健康」を考える STEP 2 悩みについてマインドフルネスでどう解決できるのか STEP 3 タイプ別ご自愛 その1 仕事中のご自愛 STEP 4 タイプ別ご自愛 その2 習慣のご自愛 STEP 5 タイプ別ご自愛 その3 休日のご自愛 STEP 6 タイプ別ご自愛 その4 対人関係のご自愛
  • 新装版 トラウマの現実に向き合う ジャッジメントを手放すということ
    -
    患者を人間として評価しない、病気の専門家に徹するなど、技法よりもトラウマに向き合う治療者の姿勢に焦点を当てて解説する。
  • コロナ禍をどう読むか――16の知性による8つの対話
    -
    ウイルスは「敵」なのか? それとも――? 人類学、哲学、批評、アート、小説、精神分析、ビッグヒストリー、妖怪、科学史……。 ジャンルを異にする俊英たちが、コロナ禍が露わにした二元論の陥穽をすり抜け、「あいだ」に息づく世界の実相を探る。刺激的な八つの対話集。 刻々と迫りくる感染症と、その対策に奔走する我々。 緊急事態宣言下の日本で行われた八つの対談は、未曾有の事態を普遍的な観点から見つめ直す、二つのまなざしが直交する対話の記録である。 【目次】 ■ TALK 01 奥野克巳 × 近藤祉秋 ウイルスは人と動物の「あいだ」に生成する ■ TALK 02 逆卷しとね × 尾崎日菜子 接触と隔離の「あいだ」を考える ■ TALK 03 吉村萬壱 × 上妻世海 私と国の「あいだ」を/で問い直す ■ TALK 04 清水高志 × 甲田烈 既知と未知の「あいだ」の政治 ■ TALK 05 松本卓也 × 東畑開人 心と身体の「あいだ」を考える ■ TALK 06 山川冬樹 × 村山悟郎 隔離され、画像化された二つの「顔」、その「あいだ」で ■ TALK 07 辻村伸雄 × 石倉敏明 歴史と神話の「あいだ」の実践 ■ TALK 08 塚原東吾 × 平田周 グローバルとローカルの来たるべき「あいだ」へ
  • カルトの子
    4.1
    私たちの親が信じたのは、オウム真理教、エホバの証人、統一教会、ヤマギシ会だった……。ごく普通の家庭にカルト宗教が入り込んだとき、子どもはどんな影響を受けるのか。教団のなかで、家庭で、何が起きているのか。カルトの子どもたちによる壮絶な証言の記録。
  • 統一教会と私
    4.0
    東大入学とほぼ同時に、統一教会に入った著者は、一一年半にわたる入信生活の後、脱会して学者の道へ。気鋭の哲学者がその数奇な半生をつづり、みずからの宗教体験を振りかえる。
  • 正直の徒のイスラーム
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絶海の孤島に暮らす者は唯一神の存在を知ることが課されるのか。イスラム教徒たちの人間関係はどのように形成、維持されるのか。イスラム教徒たちの思考回路とそれに基づく社会活動を、イバード派著作の読解を通じて詳細に記述する、画期的な研究書。
  • スウェーデンボルグ 科学から神秘世界へ
    値引きあり
    4.0
    18世紀のスウェーデンが生んだ稀代の科学者にして神秘思想家、エマヌエル・スウェーデンボルグ(1688-1772年)。この異才の存在こそが、カントに『視霊者の夢』(1766年)を書かせ、またバルザックをして『セラフィタ』(1834年)の執筆にむかわしめました。日本では、禅学の大家である鈴木大拙(1870-1966年)が紹介したことで知られています。 スウェーデンボルグは84年の生涯のうち、その半分を科学者として過ごします。11歳でウプサラ大学に入学したあと、イギリスやフランスに遊学して天文学や機械工学を学び、先駆的な航空機を含め多彩な発明品の設計図を残します。その後、スウェーデン国王カルル12世の知遇を得たことをきっかけに、王立鉱山局の監督官として59歳まで働くことになります。監督官として勤めるかたわら、地質学をはじめ数学、宇宙学、解剖学など多岐にわたる分野で精力的に執筆活動を続け、科学者として当時のヨーロッパに名を馳せますが、50代のときに大きな転機が訪れます。それが相次ぐ神秘体験でした。 スウェーデンボルグを科学者から神秘主義神学者へと変貌させた、神秘体験とは一体どのようなものだったのでしょうか。それはこの天才にとってどのような意味をもっていたのでしょうか。そして、彼が見た死後の世界とはどのようなものだったのでしょうか。科学から神秘世界へ、大きな飛躍があるように見え、ともすれば矛盾に満ちたものになりそうなその生涯は、実のところ極めて合理的な精神に貫かれていたのです。 2005年にユネスコの世界記憶遺産に認定された膨大な手稿も含め、スウェーデンボルグが遺した思考の軌跡を辿っていくと、そこにはこの思想家が持ち続けたたぐいまれな合理的思考の輝きと、ニュートンやカントをはじめとする当時の科学者や哲学者が、人間や魂、宇宙など世界の真理に迫るべく探求を重ねていた18世紀の時代精神が浮かび上がってきます。 日本ではいまだ知る人ぞ知る存在でありながら、ゲーテ、シェリング、ドストエフスキー、コナン・ドイル、エドガー・アラン・ポー、ボルヘスなど、綺羅星のごとき思想家や作家たちに影響を与え続けた巨人の生涯と思想の全貌を本書は活き活きと簡潔に描き出しています。ヨーロッパ思想の奥深さを知る、絶好の入門書です!
  • 論語と老子の言葉~「うまくいかない」を抜け出す2つの思考法
    3.5
    学び、人づきあい、仕事、豊かさ、死、老い… 人生のさまざまなテーマについて、東洋思想の2大書物「論語」と「老子」の言葉から、 悩み、行き詰まりを抜け出すヒントを見つけ出します。 王道を説く「論語」、発想の転換を与えてくれる「老子」、 趣の異なる2つの言葉をそれぞれのテーマごとに用意し、 時代の転換期といえる現代の状況に置き換えながら、わかりやすく解説していきます。
  • どうせ死ぬから言わせてもらおう
    3.5
    団結や同調を鼓舞する、いかなる装置もクソくらえ!  目標設定や効果検証より「みんながんばろう」ばかりを主張する政府、グローバル・キャピタリズムを推し進めるエスタブリッシュメントたち、PCR検査をケチってGo Toキャンペーンに1兆3500億円、マジョリティの尻馬に乗った弱者バッシングだけが生きがいの人々、「日本すごい」の大合唱を続けるマスコミやネトウヨたち――日本列島ならぬ「日本劣等」に暮らす我々に必要なのは、何物にも流されない、共感しない能力だ!人気生物学者が直言する、唯一無二の辛口批評。 1)日本の幻想 生きた証 組織に忠誠を誓うのはなぜか 日本の下級国民の多くはなぜここまで従順なのか 囲碁、将棋、スポーツ、オリンピック スポーツは危険・取扱注意ということについて 2)おコトバですが 感情に訴える言葉に共感しない能力を磨く 敬称の文脈依存性について 自然言語は定義できない(概念は実在しない) 首尾一貫性という呪縛 3)コロナ狂騒曲 一所懸命は危険だ コロナ禍で分かったムダの効用 チフスのメアリーとコロナのジョン 厚労省の利権がらみでPCR検査が進まない コロナは社会システムを変えるか? 4)思い込んだら百年目 人為的地球温暖化という似非科学を未だに信じる人々 人為的温暖化とは無縁な台風の被害 ビーガンという倒錯 多様性ってなんだろう 「役に立つ」とはどういうことか 5)閑居老人のよしなしごと 家庭菜園に来る害虫たち 老人閑居してよしなしごとを考える 私がいじめられなかったわけ 埋葬と墓に関するいくつかの話 物々交換の過去と未来
  • 超決断力―6万人を調査してわかった 迷わない決め方の科学
    3.9
    すべての答えは、この本の中にある! 転職、結婚、独立、投資、家を買うか、献立、コーディネート…… どんな悩みにも役に立つ! ついにメンタリストDaiGoさんの「決断の方法」が明かされる。 ロンドンビジネススクールから DARPA(米国国防高等研究計画局)まで、世界最高機関が採用する「決断スキル」で、 間違わない決断が、一瞬でできるようになる。 【世界最新のエビデンスに基づいた決断のルールとは?】 ●決断が「秒」でできるようになる「VARI」スキル ●転職での決断ミスを防ぐ「デフォルト設定」の使い方 ●答えのない問題を解決に導く「HARM」のテクニック ●決断ミスを引き起こす「3つの誤解」 ●決断力をあげるための「10の質問」 ●どんな優秀な人でも決断ミスをしてしまう理由 ●多すぎるデータやアドバイスから、本当に役立つ情報を選ぶには? ●「決断の先送り」をやめ、悩む時間を減らすたった1つの方法
  • 哲学者への質問
    4.0
    哲学者が出したあなたにとって意外な、でも大事な答え。 「人生の意味とは?」「愛って何?」というガチの哲学的な質問から 「ケチャップってスムージーですか?」などチョットばかばかしい質問まで、 さまざまな問答を通してわかる「哲学とはなんぞや!」。 【目次より】 パート1 壮大な質問 ・「哲学」って何? ・「人生」の意味とは? ・人間の本質は「善」か「悪」か? ・「死後の生」はあるの? ・「幸せ」って何? パート2 身近な質問 ・「愛」って何? ・異性愛か「同性愛」かは生まれつき ・男が「男である根拠」って何? ・子供を「良い人間」に育てるには? ・何が「性差別発言」になる? パート3 実は大事だった質問 ・ケチャップってスムージーですか? ・1+1=2だってどうしてわかる? ・植物は思考する? ・「仏教」って宗教? それとも哲学? ・「愛される駄作」があるのはなぜ? おまけ ・哲学を独学するベストな方法は? 何から始めたらいい?
  • 消された信仰 「最後のかくれキリシタン」--長崎・生月島の人々
    -
    世界遺産から黙殺された島の「祈りの記録」。 250年以上も続いたキリスト教弾圧のなかで信仰を守り続けた「かくれキリシタン」たち。その歴史に光を当てようとしたのが、2018年に日本で22番目の世界遺産となった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」だ。 ところが、PRのために長崎県が作ったパンフレットからは、「最後のかくれキリシタンが暮らす島」の存在がこっそり消されていた。 その島の名は「生月島(いきつきしま)」。 今も島に残る信仰の姿は、独特だ。音だけを頼りに伝承されてきた「オラショ」という祈り、西洋画と全く違う筆致の「ちょんまげ姿のヨハネ」の聖画……取材を進める中で、著者はこの信仰がカトリックの主流派からタブー視されてきたことを知る。一体、なぜ――。 第24回小学館ノンフィクション大賞受賞作。 文庫版解説・島田裕巳氏(宗教学者) ※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。
  • 隠れ発達障害という才能を活かす逆転の成功法則
    3.0
    仕事の優先順位がつけられない、同じ失敗を繰り返すコミュニケーションが超苦手… そんな人は、もしかしたら「隠れ発達障害」かもしれない! しかし、そんな「隠れ発達障害」は時として大きな武器となり、ずば抜けた力を発揮することも少なくないのだ。 自ら発達障害の一種であるアスペルガーと診断されて苦しみ、克服してきた著者が、 隠れ発達障害の特徴を解説しつつ、欠点を仕事に活かして成功する方法を指南する。 隠れ発達障害の部下を持つ上司も必読!
  • 映画「美しき誘惑―現代の『画皮』―」原作集 ―川端康成、蒲松齢の霊言―
    3.5
    ほんとうの美しさとは何か? ほんとうの愛とは何なのか? あなたにとって、新しい人生への 転換点になる衝撃作。 「画皮」――それは、美しい皮をまとい 人の未来や希望や愛を吸いこみ、 人生を破滅させ、国をも亡ぼす妖魔。 外見、学歴、肩書、家柄、財産…… 目に見える価値観だけで 生きている現代人に、 心の美しさの真実を突きつける 話題の映画「美しき誘惑」。 その原作霊言や楽曲歌詞が一冊に。 読んでから観れば、面白さ倍増! 観てから読めば、目からウロコ! ☆霊界から降ろされる原案や原作  日本が世界に誇る小説家  川端康成による原作ストーリー ☆怪異譚『聊斎志異(りょうさいしい)』を著した  中国・清代の作家の蒲松齢に  「画皮」の特徴と正体を訊く ☆「美しき誘惑」の楽曲歌詞&  大川総裁による挿入歌「故郷」解説 ■■ 川端康成の人物紹介 ■■ 1899~1972年。小説家。大阪府生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)文学部国文学科卒。卒業後、横光利一らと「文藝時代」を創刊。一高時代の伊豆旅行の体験をもとにした『伊豆の踊子』などを発表し、新感覚派の代表作家として活躍した。日本的美意識を追究し続け、一九六八年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。代表作に『雪国』『山の音』『眠れる美女』『古都』などがある。 ■■ 蒲松齢の人物紹介 ■■ 1640~1715年。中国・清代の作家。字は留仙または剣臣、号は柳泉居士。中国山東省?川に生まれる。卓抜な文才を持ち、十九歳で童子試(県試、府試、院試)すべてを首席で合格するも、科挙の試験(郷試)には落第を続ける。その間、生計のために家庭教師や幕僚を務めながら、各地に伝わる伝承や珍しい話などを収集し、約五百篇の怪異譚を収めた『聊斎志異』を著した。
  • 子どもの面倒を見ない。お母さんとの会話が少ない お父さんが発達障害とわかったら読む本
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 父親が発達障害かもしれないという相談が近年、どんどん増えてきている。子どもが暮らしづらさを覚える要素ともなる父親の発達障害という新しい問題にはじめて解決の糸口をあたえる一冊。
  • 田中将大に学ぶ 挑戦し続ける自分の創り方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 100の言葉から見た田中将大、成長の軌跡! スポーツ心理学の第一人者・児玉光雄が、日本球界に復帰した田中将大の思考を読み解く。 2013年、開幕から無傷の24連勝という奇跡的な記録で世間を湧かした田中将大が、7年間のメジャーリーグ生活から楽天イーグルスに復帰! 彼が日本球界7年、メジャー7年で発したさまざまな言葉を、ベストセラー『イチロー思考』でお馴染みのスポーツ心理学者・児玉光雄氏が分析。 環境が変わっても常に結果を出し続ける男、田中将大のメンタルの強さの秘訣を学んでいきます。 ※本書は、2014年3月に刊行された『田中将大から学ぶ 負けない「気持ち」の創り方』に、新規原稿(40ページ分)を加え再編集したものです。 《著者プロフィール》 児玉光雄(こだま みつお) 1947 年兵庫県生まれ。京都大学工学部卒業。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。メンタルカウンセラーとして多くのプロスポーツ選手を指導。また、右脳活性プログラムのカリスマ・トレーナーとして、これまで多くの受験雑誌や大手学習塾に右脳開発トレーニングを提供している。 ベストセラーになった『イチロー思考』(東邦出版)をはじめ、『天才脳をつくる 幼児からの右脳ドリル』(水王舎)、『心が奮い立つ! トップアスリート35 人のメンタル術』(秀和システム)『大谷翔平・羽生結弦の育て方』(幻冬舎)等、著作は200 冊以上。現在、追手門学院大学特別顧問。元鹿屋体育大学教授。日本スポーツ心理学会会員。 《目次》 第1球〈進化〉を恐れない 第2球〈気持ち〉を創る 第3球〈本番力〉を鍛える 第4球〈プロ魂〉を磨く 第5球〈感謝〉をバネにする
  • コンパッション・マインド・ワークブック あるがままの自分になるためのガイドブック
    -
    本書は,人生で何度も出くわす苦しくつらい局面をうまく乗り越えていけるように,自分と他者へのコンパッションを育てる方法について書かれたもので,コンパッション訓練の成果が十分得られるように8つのセクションから構成されています。 「セクションI」ではコンパッションが必要な理由を解説し,「セクションII」ではコンパッションを理解するために,人にコンパッションを向ける,人からのコンパッションに心を開いて受けとる,自分自身にコンパッションを向ける(セルフ・コンパッション)の,コンパッションの心を育てるときに大切な3つの「流れ」について説明します。 「セクションIII」では,さまざまなマインドフルネスの練習を通じて,注意と意識のスキルを高める方法を紹介し,「セクションIV」では,「コンパッションに満ちた自己」などのエクササイズについて学び,練習を重ねることで,自分なりのやりかたで苦痛をうまく乗り越えられるようになります。 「セクションV」では,セクションIVで学んだ3つのコンパッションを育て,その力を強化するための方法を,「セクションVI」ではコンパッション・マインドをどう表現し,どう向けていくのかを学びます。 「セクションVII」では,ふだんの生活のなかでコンパッション・マインドのスキルをどのよう活用し,身に着けたコンパッションをもち続ける方法について「セクションVIII」で学びます。

    試し読み

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  • リーディング・クライン
    5.0
    精神分析においてクラインの名前を聞いたことがない人はいないだろう。 本書は、クライン精神分析を歴史から今日的発展までを含め、豊饒な業績だけでなく、社会の動向や他学問領域との関連とも併せて紹介していく。 全体は2部構成となっており、Part 1では時系列に沿ってクラインの臨床的な発展を解説する。Part 2ではクラインの思想を倫理、社会・政治との関連で読み解き深い理解へと誘っていくが、それらはいままでのクライン関連書には見られなかった本書の特徴の一つとなっている。 クライン派精神分析を学び・読み解くための最適なテキスト。

    試し読み

    フォロー
  • 眠れなくなるほど怖い世界史
    値引きあり
    3.0
    人は誰でも「表の顔」と「裏の顔」を持っている。「今」につながる歴史の影に迫る33のエピソード!この「ボタンの掛け違い」で歴史は狂わされる◆無敵ナポレオンに立ちふさがった「感染症」の恐怖◆アメリカ大統領リンカーンを支配した超悪妻◆数学者ピタゴラスが率いた「狂気のカルト集団」◆ヴィクトリア女王の偏愛を受けた「嘘つきインド人」の正体◆作家ドストエフスキーが的中させた「自らの死期」世界の歴史は「表の顔」と「裏の顔」のせめぎ合いで作られてきました。本書に登場する人物や出来事は、一見、歴史の1ページに刻まれるにふさわしい名声に満ちているように見えるでしょう。しかし読んだ後には、知っているつもりだった歴史上の人物がその「裏の顔」の恐ろしさとともに生々しく感じられるはずです。累計13万部突破の「堀江宏樹・怖い歴史」シリーズ第5弾!

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  • 今日の心と言葉と行いを整える 日めくり 毎日一禅
    値引きあり
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 動画チャンネル登録者数33万人超の和尚が説く、禅の教え。 壁に掛けて、卓上に置いて、一日の始まりを禅語とともに。 誰もが健康でいたいと願います。けれども多くの人が病を発症します。 例えばがん、肥満、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、歯周病など。 これらはすべて生活習慣病と呼ばれます。 そう、病気はある日突然外からやって来るわけではなく、自分が積み重ねた生活習慣の結果なのです。 それと同じように、人生の幸不幸も、過去に自分が積み重ねてきた思考、行動の結果です。 仏教ではこの思考や行動の習慣を、身口意の三業(しんくいのさんごう)と呼んでいます。 身口意の三業とは、「日々心に思うこと、口で話すこと、身体で行うこと」。 その積み重ねが人生の状態を大きく左右します。 禅語には、ついなおざりにしてしまう日々の身口意に、ハッと気づかせ、心の迷いや人生の詰まりを解消してくれる力があります。 毎朝この日めくりを見て、心を整える、言葉を整える、行動を整える。その積み重ねが、あなたを護り、末広がりの幸せをもたらしてくれることでしょう。 福厳寺住職 大愚 元勝 【本書の内容】 ■この「日めくり」は、毎日、禅の言葉を目にすることで、あなたの心を整え、括りなおすことのできる、日々の指針となるものです。 ■1日から31日まであり、1カ月でひと回りする作りになっております。 ■一日ごとに、素敵なイラストとともに「ひとつの禅語」と「その解説」が掲載されております。 ■禅語は、短く鋭い言葉の中に、私たちの心眼を開かせ、迷いから悟り(気づき)へ導く力を秘めています。 行き詰まったとき、最後の救いになるのは、常に自分です。 「自分で気づくこと」こそが、あなたが最終的に苦しみを手放していく方法なのです。 いつも目につくところに飾って、日々、新しい自分を生きましょう!
  • 超入門「中国思想」
    4.0
    「はじめに」より 本書は、中国の思想を、多様な角度から紹介しますが、決してどれか一つを押しつけようなどとするものではありません。 アプローチは自由です。豊かな食材を提供し、読者の皆さんに、その中からお口に合うものを召し上がっていただければと思うのです。それによって、思考の引き出しが増えることを期待します。 人間が窮屈になっていくのは、たった一つの考えに凝り固まってしまうからです。 たとえば、会社の中で仕事をしていると、その空間が唯一の世界となり、その他の価値観を受け付けられなくなります。いわゆる会社人間になってしまうのです。しかし、どの組織もそうですが、自分がすべてだと思っている世界というのは、実は非常に小さく狭いものなのです。旅行や趣味が推奨されるのは、そうした価値観や空間から少し離れてみることができるからでしょう。 中国の古典は、私たちの視野狭窄を解き放ってくれます。 一つでも二つでも、思考の引き出しを増やし、柔軟な考え方ができるようになっていただきたいと思います。そうすれば、様々な困難や逆境に出会っても堪えしのぶことができ、より豊かな人生を歩むことができるでしょう。
  • NHK「100分de名著」ブックス 三木清 人生論ノート 孤独は知性である
    3.4
    ニヒリズムを超越する真の勇気は、孤独を知り、理想を手放さない知性にこそ宿る! 三木清(1897-1945)は、日本初の哲学者といわれる西田幾多郎と師弟関係を結んだ思索のひとである。また、孤独や貧窮を味わった在野の哲学者である。そんな彼が、日本が戦争へと突き進んでいくなか、「文學界」(1938~1941年)に寄稿した連載が「人生論ノート」だ。人生のなかで、誰もが一度は煩悶するであろう困難(「死」「虚栄」「孤独」「嫉妬」「偽善」「利己主義」など)への向き合い方や願望(「幸福」「理想」「成功」「希望」など)への道筋について、思索を深めた哲学エッセイである。その文章は、晦渋であるうえに、時局を踏まえ細心の注意が施された表現なため、難解で真意をつかみにくい側面がある。その難解かつ迂遠な表現の核心を、三木清を長年研究してきた岸見氏が懇切かつわかりやすく解説する。 岸見氏が注目するのは、三木が掲げた「理想主義」。それは、ひとが困難を乗り越えるために必要不可欠な態度であるのに、現代人に著しく欠けているセンスだと、氏はいう。「どうせ」や「いまさら」といったニヒリズムは現実を変える力を持たず、楽観的に見える理想主義こそが、ひとを幸福へと導く力だという三木。「人生は運命であるように、人生は希望である。運命的な存在である人間にとって生きていることは希望を持っていることである」。人間の負の側面を認めつつ、そこから一歩先へ進むための杖として、「希望」を失ってはいけないと説いたのだ。 また、真の勇気は「孤独」を恐れない、知的な姿勢にこそ宿るという。組織や集団の欠点・瑕疵を指摘するには、孤立を恐れない勇気が必要だ。社会のため、幸福のために孤独は重要な要素だと、三木はいうのだ。 1945年3月思想犯を匿ったかどで逮捕され、同年9月獄中で死を迎えた三木の、人生をかけた言葉の連なりは、閉塞した社会を生きる私たちを鼓舞し、勇気づける。哲学的な示唆とともに、人間の尊厳と幸福を希求したその人生もまた、読者を勇気づけるだろう。
  • デカルト入門講義
    4.8
    科学者であったルネ・デカルトは、自然科学の礎たりえる知識をもとめ、第一哲学=形而上学の再構築に乗り出す。なにひとつ信じられるものがない「懐疑」を出発点に、それでも絶対疑えない原理「我あり」へ、更に「神あり」「物体あり」へと証明をすすめる。本書はその哲学をまず『省察』『哲学の原理』など主著を追ってわかりやすく解説。ついで『世界論』『人間論』を通して、近代哲学の理解に不可欠な自然学的論理を説明する。スピノザ、ロック、バークリ、ライプニッツ、カント、フッサール等々、その後のすべての西洋哲学に強烈な影響力を持ち続けたのは何故か。
  • カラー版 一番よくわかる神社と神々
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●神社の参拝マナーや神様のエピソードなどなど、神社の基本を解説。 ●図版やイラストでわかりやすく説明 ●「手を叩く理由」や「鳥居の存在理由」など  言われてみれば知らなかった神社の疑問にフォーカス。 ●神道と仏教の「ちがい」や「つながり」をコラムで解説。  神と仏、両者を比較することでグッと理解が深まる! ●神様のお使いとされる動物たちや神話に書かれたおもしろエピソード、  偉業を達成したがゆえについには神様にまでなった実在の偉人たちの逸話、  さらには漫画『鬼滅の刃』にヒントを与えたとされる「鬼退治」の伝説まで、  神社に伝わる数々の伝説を「図鑑ページ」で写真とともに徹底解説! ●巻末には日本人ならぜひ参拝しておきたい厳選神社ガイド30を掲載。 【目次】 はじめに知っておきたい!神道のギモン7 知らなかった!八百万の神様たちの世界 ぜひ実践したい!神社の参拝マナー 思わず話したくなる!神職と神社のヒミツ 意外なところで発見!神道と日常生活のつながり 付録 ぜひ訪れたい!神様別日本の神社30 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • ロック入門講義 イギリス経験論の原点
    -
    「人間の知識の起源と確実性を探求し、あわせて信念や意見の根拠を探求することが私の目的である」。ジョン・ロックは、近代哲学の基盤というべき「認識論」において、最初のアプローチを試みた一人である。しかし、その仕事に対しては誤読が重ねられ、真意は充分に捉えられてこなかった。例えば、ロックは心の直接的対象を観念と設定したため世界へのアプローチを不可能にしてしまったという批判等だ。イギリス経験論の原点となったロックの思想の真意とはどのようなものだったのか?社会思想・政治哲学でも知られるロックの形而上学的真価に迫る。平明な筆致による、書下ろし学芸文庫オリジナル。
  • 終結 日本文明試論 来るべき世界基準の地平を拓く思想
    -
    日本の進むべき方向を示す画期的評論 「哲学の復権」「経済の刷新」「芸術の革新」を通して、西欧文明の限界を突破する 西欧の“形式知”による文明は行き詰まり、 “形式知”に基づく民主主義に対して “実践知”“暗黙知”のポピュリズムが台頭している。 世界は分断の様相を呈しているのだ。 いまこそ、本来の日本文明である“実践知”“暗黙知”の文明の復権が求められている。 「日本文明試論」「続・日本文明試論」「深耕・日本文明試論」と 3作にわたり絵画、建築、文学、経済と日本文明の基礎をなす各分野に切り込み、 独自の視点と解釈で縦横無尽に論じてきた著者が、ついに第4弾を上梓。 日本の進むべき方向を示す画期的評論。

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  • 「生きがい」と出会うために 神谷美恵子のいのちの哲学
    4.0
    喪失の時代、私たちを支える「他者」との邂逅 古今東西の哲学者、宗教家、詩人、作家、そして無名の人々の言葉を引用し、「生きがい」とは何かを論じた神谷美恵子の『生きがいについて』。刊行から50年以上読み継がれるこの一冊は、神谷美恵子の生涯や他の作品に照らすとき、作家自身の精神的自叙伝としての姿を現す。誰かのために、何かのために必要とされることこそが「生きがい」であると考えた神谷は、一度は見失った「生きがい」をいかにしてふたたび見いだしたのか――。東日本大震災という「大きな喪失」を経験し、新型コロナウイルス禍という試練のなかにあって、わたしたちが「生きがい」を回復する方法について考える。
  • 『往生要集』入門 ――人間の悲惨と絶望を超える道
    -
    「地獄」と「極楽」を描き出した『往生要集』は、現代の宇宙論の常識をはるかに超えた無限の時空間において、人間の悲惨と絶望を超える道を見いだした。著者源信は、人間の心底を流れる真実を求める強い願いを明らかにしようとしたのだ。法然と親鸞が揺るぎなきものとした浄土仏教の源流となる世界観を、やわらかに案内する。不条理や問題に直面し、それを解決、納得しようともがきながら生きている私たちにとって示唆に富む決定版入門書である。
  • 詩集 私のパンセ
    4.5
    苦しい時、疲れた時、 忍耐の時、決断の時―― 心に寄り添い、 光を与えてくれる言葉。 それは、宗教家として立つ 1~2年前の「心の軌跡」。 そして、美しく繊細な 言魂で綴った「悟りの原点」。 大いなる使命を告げられた 若き日の著者は、何を思い、 何を感じ、何に悩み、そして、 何を乗りこえてきたのか……。 天上界からのインスピレーションを得て、 紡ぎだされた瞑想の断片集。 【大悟40周年、立宗35周年、宗教法人設立30周年に 秘蔵の詩編を特別発刊】 目次 コラム ただ一人、悟りへの道を歩む 孤独の中で紡がれた詩篇集
  • 発達障害支援につなげる包括的アセスメント
    -
    幅広い発達障害特性を把握し、支援するためのアプローチ。アセスメントの丁寧な解説と具体的な事例で深く学ぶ。支援職必読の待望書。
  • 昭和精神史 戦後編
    -
    「菊」と「刀」の聯関は断ち切られて、毒にも薬にもならぬ文化主義は、占領がをはつた後も大衆の意識に瀰漫し、浸透した。 敗戦後の占領下での生活、東京裁判、共産主義勢力の伸長、安保闘争、三島由紀夫の自決、昭和天皇崩御ーー 激動の時代に日本人は何を考え、いかに生きたか。 超克の軌跡を描く名著、復刊! <解説「:昭和の精神」への挽歌 新保祐司(文芸評論家)> 平成も終わり、今、我々日本人は、令和のはじめに生きている。それも、新型コロナウイルス禍という苦難の中で、生きているのである。このウイルス禍の影響は、長く続くに違いない。そして、コロナ以前の世界に戻ることは、もうない。やがて、このコロナ禍が収束したとしても、その後の世界は、社会の在り方や人間の生活が大きく変わることになるであろう。もう「昭和」は、はるかに遠くなっていくに違いない。こういう文明史的な激変の中にいて、本書を二十年ぶりに読み返してみると、その中に鳴り響いている「昭和の精神」への「挽歌」が一層心に沁みて来るようである。――解説より 【目次】 第 一 章 占領下二年目 第 二 章 市ケ谷台の晩春初夏 第 三 章 憲法とかなづかひ 第 四 章 戦後文学と敗戦文学(上) 第 五 章 戦後文学と敗戦文学(下) 第 六 章 東条英機と広田弘毅(上) 第 七 章 東条英機と広田弘毅(下) 第 八 章 占領後半期の精神状況 第 九 章 コミンフォルム・日本共産党・朝鮮戦争 第 十 章 占領終る 第十一章 「近代の超克」論 第十二章 戦後と三島由紀夫 第十一章 六〇年反安保闘争 第十二章 高度経済成長下の文学 第十三章 記憶の復活 第十四章 三島由紀夫の死 第十五章 昭和天皇
  • せん妄の緩和ケア
    -
    終末期の患者の9割以上にせん妄状態が見られるなか、その治療も主として抗精神病薬や鎮静薬などの薬物療法が中心となっている。しかし、緩和ケア病棟にて長年にわたり診療を続けている内科医である著者は、心理的側面への配慮は、身体的な要因で生じるせん妄でも必要と訴える。 多くの事例を取り上げつつ、臨床現場で飛び交う病名や薬名も紹介しながら、医療関係者以外の方々にも、臨床場面が目に浮かぶように工夫している。
  • トラウマと共に生きる
    -
    子ども時代の性暴力被害サバイバー達の赤裸々な証言と、トラウマと共に生きる豊かな知恵と躍動するいのち。この問題に先駆的に取り組み続けてきた著者が、世界の最前線の視点と支援の具体的方法を提示する待望の書。
  • 公認心理師ベーシック講座 健康・医療心理学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公認心理師課程向けの教科書。オールカラー。 ・豊富な図解とイラストで、初学者でも基礎からよくわかる ・生物心理社会モデルをベースに、ストレス、依存症、認知症、ひきこもり、職場復帰支援、災害時対応など現代の心理職に必須の内容を網羅 ・国家試験の出題基準(ブループリント)をおさえつつ、「楽しく・興味深く学ぶことができる」にこだわったつくり ・本文カラー、豊富なイラストと図表で理解しやすい 〈 目 次 〉  序章 健康・医療心理学とは 第1部 ストレスと心身の健康  第1章 ストレス  第2章 ストレスと心身の疾病  第3章 生活習慣と疾病の予防 第2部 医療現場における心理  第4章 がん  第5章 後天性免疫不全症候群  第6章 心臓血管系疾患  第7章 脳血管疾患  第8章 チーム医療と多職種連携  第9章 遺伝カウンセリング 第3部 保健活動における心理的支援  第10章 自殺対策と職場復帰支援  第11章 依存症(嗜癖性障害)  第12章 認知症  第13章 ひきこもり 第4部 災害時における心理的支援  第14章 心理的応急処置と心のケア ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 密教とはなにか 宇宙と人間
    5.0
    密教学界の最高権威が、インド密教から曼荼羅への変遷と展開、真言密教の原理、弘法大師の知恵、密教神話から、密教の発展、思想と実践について平易な言葉で説き明かす。科学、政治、経済などあらゆる面で混迷する不安な時代を生き抜くためのヒントを密教から見出そう。
  • コラールの故郷をたずねて
    -
    戦争やペスト、対立や無理解など、人間的苦悩のただ中から歌い上げられた神への信頼と賛美。宗教改革期から18世紀にかけてドイツ・コラールを育んだ時代と信仰を、賛美歌作家たちが生きた地を訪れて図版や写真と共に綴る。美しい響きがいっそう深く心に迫る。2007年7月25日発行の初版を底本に電子化。【目次】はじめに/1 神はわが砦 マルティン・ルター/2 フスの継承者たち──ミヒャエル・ヴァイセとボヘミア兄弟団/3 ヨーロッパの十字路─ストラスブールとグライター/4 鉱山の子どもたちの友 ニコラウス・ヘルマン/5 コラールの女王、コラールの王 フィリップ・ニコライ/6 シュレジアのヨブ ヨハン・ヘールマン/7 私の頼りはただキリストにのみある! マルティン・リンカルト/8 あなたの道を主に委ねよ パウル・ゲルハルト/9 新しい慰めの歌 ヨハン・クリューガー/10 ネアンダーの谷 ヨアヒム・ネアンダー/11 ハレ出身の賛美歌作家たち アウグスト・ヘルマン・フランケ他/12 こころを一つに──ヘルンフートへの道 N・L・ツィンツェンドルフ/13 ヴァンツベックの使者 マティアス・クラウディウス/コラール関連年表/あとがき
  • 万葉集の基礎知識
    -
    日本最古の歌集『万葉集』。そのすべてを1冊で見渡す! 山部赤人・柿本人麻呂・大伴旅人・大伴家持など著名な歌人たちの事績、歌のかたちや施されたくふう、代表的な写本や歌に使われた漢字、時代別の読まれ方の変遷、注釈書の歴史など、楽しみながら学べる知識が満載。代表的な歌の鑑賞方法、知っておきたい用語小事典、最新研究を反映した万葉関連地図も収録。42名の第一線で活躍する研究者による、最高の『万葉集』入門書。
  • 全体論と一元論
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 認識論と存在論はどのように関係するのか、哲学と科学はどのように関わるべきか、心と身体はどのように関わるのか。これらの現代哲学の諸問題についてヘーゲル哲学を解決の糸口に考察する。
  • どんなことが起こってもこれだけは本当だ、ということ。 幕末・戦後・現在
    4.0
    犬も歩けば、棒にあたる――一度何もかもを手放し、徒手空拳の犬になる。すると、何かにぶつかる。コツンと乾いた音がして周囲が一瞬明るくなり、そこから次の展開が生まれてくる。それが「開かれたかたちで、考える」ということの指標だ。幕末から戦後、そして現在を貫いて、紋切り型の「正しさ」を内側から覆す、新しい思考の流儀。

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  • 生の短さについて 他二篇
    4.2
    生は浪費すれば短いが,活用すれば十分に長いと説く『生の短さについて』.心の平静を得るためにはどうすればよいかを説く『心の平静について』.快楽ではなく徳こそが善であり,幸福のための必要十分条件だと説く『幸福な生について』.実践を重んじるセネカ(前4頃―後65)の倫理学の特徴が最もよく出ている代表作3篇を収録.(新訳)

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  • まったくゼロからの論理学
    4.0
    「本気で伝えたい」「分かってほしい」――この本を貫くのは,教師が学生に論理学の魅力を届けたいと願ったその思いである.第Ⅰ部では記号を使わずに,日常の言葉の中で論理学の話題を取り上げる.そして第Ⅱ部では,記号を使ってそれを武器にしながら,現代論理学の基本的な体系である述語論理までを一望する.生活や仕事で論理的になりたいと思う人にもかならず役立つ一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • HSPとグレーゾーンな人たち 「私、HSPかもしれない」と思ったら読む本
    3.4
    敏感なゆえに不安になったり落ち込んだりしやすいのがHSP(過敏性症候群)の人たち。 一方に、うつなどの気分障害や不安障害に悩む人も多いが、その境界線は分かりづらく多くの人が「グレーゾーン」と言われる状態にある。実はHSPは発達障害、不安障害、気分障害などの症状が「うつりやすい」という特徴もある。 いずれにせよHSPやグレーゾーンの人たちが抱える「つらさ・生きづらさ・落ち込みやすさ」を克服する対処法が大切で、本書はその方法を指南する。

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  • 渡部昇一の昭和史 正 新装版
    -
    「反日」に勝つための「昭和史の常識」 さらば、「東京裁判史観」に呪縛されたフェイクな歴史観よ! 半藤一利氏の『昭和史』だけを読んでいては、間違った歴史認識を持ってしまう。 「渡部史観」よ、永遠なれ! これが「歴史認識」のスタンダードだ! 渡部昇一先生のラストメッセージ! 「私は半藤氏をよく存じ上げている。彼が『文藝春秋』の編集長を務めていた頃、企画などよく頼まれた。半藤氏の『昭和史』に書かれていることは面白い。しかし、終始、いわゆる『東京裁判史観』に立っておられる。つまり東京裁判が日本人に示した(押し付けようとした)歴史観の矩(のり)を一切踰(こ)えていない。ある意味で危険とも言える。マッカーサー元帥ですら、その後、先の大戦を『自衛のための戦争』と証言しているのだ! 」
  • チクチク・いやみ・理不尽と感じる「ほんのひと言」に傷つかなくなる本
    4.0
    大人気カウンセラー最新刊! 職場でいきなりの無茶なお願い、苦手な人のささいな一言が頭から離れない…他人からの攻撃で固まってしまう人がみるみる変わる本!
  • 『鬼滅の刃』で哲学する 人生の見方が変わるヒント
    3.5
    ロングセラー『ジブリアニメで哲学する』に続く、シリーズ待望の第二弾! 刀、鬼、呼吸、藤の花、カラス……。本書は、『鬼滅の刃』に登場する主要なモチーフを題材に、それぞれを哲学していくものです。「なぜ呼吸法によって強くなれるのか?」「人間の方が、鬼より上回っている点は?」「心は機械のように作れるのか?」「神楽を舞うと何が起こるのか?」など、国民的大ヒット作品を舞台に、息苦しい時代を生き抜くヒントを探る! 「本書は決して『鬼滅の刃』を哲学するものではなく、むしろ『鬼滅の刃』で哲学するものなのです。いわば、作品はあくまで思考のための題材にすぎません。ぜひ皆さん自身が、「全集中の呼吸」で考えていただいて、自分の納得のいく答えを見出していただけることを期待しています。そうしてこの息苦しい時代の中にあっても、人生の見方を変え、より強く、より善く生き抜いていただければと思います」(本書「はじめに」より抜粋)文庫書き下ろし。
  • 新世紀のコミュニズムへ 資本主義の内からの脱出
    3.4
    資本主義を超える。それはいかにして可能なのか? 持続可能な未来に向けた真の課題とは? 気候変動や経済的不平等をもたらす資本主義を超えて、「コミュニズム」へと至る。それは、いかにして可能なのか? コモンズ(私的所有を超えた共有物)を中核に据えた、生き生きとした社会を築く方途とは何か? 未来を生きる将来世代に持続可能な形で地球を残すことを、いかなる思想的構えで現在の不自由に優先させるか? マルクスからヘーゲル、経済学から宗教学までの多様な知見を縦横に駆使し、パンデミック後の思想的課題に鋭く迫る。「未来の他者との連帯」というアクロバティックな課題の考察にまで及ぶスリリングな展開。資本主義をめぐる積年の考察がここに結実! 大澤社会学、至高の到達点。 第1章 人新世のコロナ禍 第2章 普遍的連帯の(不)可能性  1 簡単に理解できることなのに……  2 倫理的な洗練の極と野蛮の極  3 イエスの墓の前で  4 動物としての人間の生  5 禁欲の資本主義  6 もうひとつの時間 第3章 惨事便乗型アンチ資本主義  1 ソフィーの選択のように  2 ベーシック・インカムは可能か  3 現代貨幣理論の盲点  4 惨事便乗型アンチ資本主義  5 脱・私的所有 第4章 脱成長のための絶対知  1 人新世の危機に抗するために  2 悪い報せとよい報せ  3 交換価値か、使用価値か  4 科学知の運動  5 絶対知の逆説 第5章 新世紀のコミュニズムへ  1 知と無知  2 新世紀のコミュニズムのために  3 資本主義に内在するコミュニズム
  • 老子の読み方 五千言に秘められた「きらめき」をどう拾い上げるか
    -
    近年静かなブームの老子。しかしこの老子という人物が確実に存在していたかはいまだ不明であり、『老子』五千言についても謎は多い。また有力な説である、弱者集団の発想、古代人の万物根源としての女性崇拝という視点で読むと納得できるところは多く、その魅力はつきることがない。ただ確実にいえることは、この五千言には「自由人がぱっと閃いた瞬間に走る稲妻」のような、いわば「きらめくような鋭さ」が随所に秘められていることである。そしてこの古典的名著に現代の碩学二人が挑んだのが本書である。まずは「老子」を読むうえで最上のテキストとは何かから始まり、訓詁注釈の姿勢で読まず、秘められた「きらめき」を拾い上げるように、絶妙の対話を重ねながら読み解いていく。日本人のなかで、長い時間をかけて血肉化されたこの一大思想には他の古典のように教師として高い場所から教え諭すような気配はない。老子を読むための最良のテキストが本書である。
  • あなたの世界の終わり―「目覚め」とその“あと”のプロセス
    3.0
    「定着しない目覚め」から「定着する目覚め」へ 25歳で「目覚め」の体験をし、32歳で悟った著者が、「目覚め」後のさまざまな、誤解、落とし穴、間違った思い込みについて説く! カリフォルニアでスピリチュアル教師として活躍するアジャシャンティの著書、日本初紹介! スピリチュアルな目覚めを経験して、そのプロセスがどう続き、展開するのかを理解したい人にとってのガイドとなる一冊! 「エゴの消滅には時間がかかります。目覚めの一瞥は瞬間的ですが、その一方、そのあとに展開する夢の状態の重力を超えるというプロセスがあるのです。」 (本文より)
  • 死んだらどうなるのか?――死生観をめぐる6つの哲学
    3.7
    あなたはどの「死後」を望みますか? だれもが悩む問題「死後はどうなる?」を宗教・哲学、AIについての議論を横断しながら対話形式で探究する。 宗教と哲学の知見を駆使して古今東西の6つの死生観を検討した先に、答えはみつかるか。 【本書で検討する6つの死生観】 1 他の人間や動物に生まれ変わる。 2 別の世界で永遠に生き続ける。 3 すぐそばで子孫を見守る。 4 子孫の命の中に生き続ける。 5 自然の中に還る。 6 完全に消滅する。
  • あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから
    4.4
    ここは東北にある、とある精神科クリニック。 一見、町中にあるごく普通の病院です。 ところがこのクリニックには連日、 行列をなすほど救いを求める人が押しかけます。 一体、他の病院と何が違うか。 その理由は、この先生が患者さんに語りかける言葉にあります。 なんと「死にたい」と訴える患者に対して、 「死んでもいいよ」と投げかけるのです。 ただ、これはもちろん決して本心ではありません。 「押すな、押すな」と言われると、 人は押したくなります。 それと同様に、「死ぬな、死ぬな」と言われると、 「死にたい気持ち」がますます大きくなってしまう、 というのがこの先生の考え。 また、 「日常生活で否定され、 心がボロボロになっているからこそ病院にきている。 それなのに、病院に来てもなお否定されたら 患者さんの心はますます傷ついてしまうじゃないですか。 だから、まずは死にたい気持ちを受け止めてあげるのが、 僕の最初の役目だと思っています」とも、先生はおっしゃいます。 実際、この治療を施して自殺を選んでしまう方はゼロ。 今回、初めての本を執筆していただくにあたり、 実際にクリニックで患者さんに対して実践している、 「自分を好きになる方法」や「自信の持ち方」、 「世界観が広がるものの見方」、「罪悪感との付き合い方」などを、 一冊にギュギュっと詰め込んでいただきました。
  • 口下手・弱気・内向型のあなたのための 弱みが強みに変わる逆転の心理学
    -
    敏感なので目立たないように生きていきたい… 口下手で、コミュニケーションが苦手… 強気な人の言いなりになってしまう… 口下手で、弱気、内向的なあなたは、自分が弱くて、損していると考えているかもしれません。でもそれが、実はあなたの魅力でもあるんです。 弱みは「強み=長所」に変えることができるんです。 心理術で、心のフレームを変えれば、「弱み」が「強み」になる! 無理して自分を変えなくていい! (※本書は2018/1/23に発売し、2021/4/15に電子化をいたしました)
  • 古典について
    3.5
    日本書紀の時代から、この国の基盤には大陸から摂取した文明の影響がありました。営々と築き上げられてきた日本の漢学文化は、中国古典の碩学、吉川幸次郎(1904-80年)の目にどのように映じていたのでしょうか。  ふとしたことで手にした本居宣長『うひの山ぶみ』によって、宣長の「信徒」となったと告白する著者は、江戸時代に日本の漢学の全盛を見ます。伊藤仁斎や荻生徂徠を生んだ元禄・享保期の儒学と、戴震や段玉裁、王念孫ら清朝の儒学に共通性を見出して、それを「近世の覚醒」と名付け、日本における覚醒が実は100年近くも大陸に先んじていたことを指摘します。  江戸時代に頂点を極めた漢学が、明治になって文化そのものが根本から変容していくことを万葉集の偏重に象徴的に見る第1部「古典について」、古代から江戸末期にいたる日本の漢学受容という類のない通史をコンパクトに描いた第2部「受容の歴史」、そして著者が愛してやまない儒者たちを素描した第3部「江戸の学者たち」。日本思想の基層をなす漢学という視座から、この国の学問的伝統を再発見する極上の教養書です! 【目次】 1 古典について 古典について――あるいは明治について 一 明治の記憶/二 明治への距離/三 明治の得失/四 万葉と古今/五 詩における理知/六 学術の文章/七 美と真の共存/八 注釈の学/九 辞典の学/一〇 日本書紀/一一 書紀学の変遷/一二 東洋史学/一三 太平 2 受容の歴史 受容の歴史――日本漢学小史 一 日本における外国文明の受容/二 そのインドその他との対比/三 文学および文学教育における受容/四 学問一般における受容/五 外国文明受容の心情/六 外国文明受容の歴史/七 受容の歴史のはじめ/八 空海その他/九 菅原道真/一〇 受容の中だるみ/一一 中国新文明の受容/一二 五山の禅僧/一三 江戸時代における受容の教育/一四 江戸時代における外国書の輸入と覆刻/一五 家康の政策/一六 藤原惺窩/一七 林羅山/一八 朱舜水その他/一九 伊藤仁斎 その一/二○ 伊藤仁斎 その二/二一 荻生徂徠 その一/二二 荻生徂徠 その二/二三 荻生徂徠 その三/二四 荻生徂徠その四/二五 江戸末期における受容/二六 むすびと希望 3 江戸の学者たち 仁斎と徂徠――論語古義と論語徴 伊藤仁斎 古義堂文庫 仁斎と小説 古義堂 二つの伊藤仁斎論――スパアとツアトロフスキ 伊藤東涯 安積澹泊 本居宣長――世界的日本人 一冊の本――本居宣長『うひ山ふみ』 学問のかたち 中京の二学者――河村秀根と岡田挺之と 息軒先生遺文続編の序 解 説(小島 毅)
  • 夢と虹の存在論 身体・時間・現実を生きる
    -
    『なぜ世界は存在しないのか』でその名を轟かせたマルクス・ガブリエルをはじめ、「哲学」が注目を浴びることが多くなっています。出版界を眺めれば、古典や現代哲学の日本語訳、初心者向けの入門書、専門家の研究書などなど、幾多の書籍であふれかえり、何を手にすればいいのか、本当に「哲学する」ことを教えてくれるのはどの本なのか、すぐには分からないのが現状だと言わざるをえません。本書は、実力者として知られる著者が、入門書から一歩でも二歩でも先に進み、自分自身で「哲学する」ことを求める人に向けて、そのために役立つモデルを提供するものです。 哲学を始めるには、まず過去のさまざまな哲学者たちの議論を知ろうとすることでしょう。そのための入門書や解説書はたくさんありますが、そこで展開される思考が、今ここで生きている自分と、あるいは自分が生きているこの現実と、どのように切り結ぶものなのかは、誰も教えてくれません。本書でも、デカルト、スピノザ、ライプニッツといった17世紀に生きた哲学者たちを取り上げますが、目的は彼らの思想を手軽に知ることではなく、それを自分の問いにするとはどういうことのなのかを示すことにあります。 本書が表題に掲げる「夢」と「虹」は、いずれも、存在しているのか、存在していないのかを明確には言うことのできない、曖昧なものです。「夢」については、第I章で取り上げられる『千一夜物語』の「目覚めて眠る男」が恰好の題材になります。それは、バグダードを舞台にして、ハサンという男がカリフ(イスラームの最高指導者)のアル・ラシードに騙される物語です。酩酊から醒めたとき、ハサンはカリフとして丁重な扱いを受けます。これはアル・ラシードが悪戯で命令したからなのですが、はじめは困惑していたハサンも徐々にその気になり、自分は本当にカリフなのだと思うようになるのです――さて、ハサンが体験したのは「現実」なのでしょうか、それとも「夢」なのでしょうか。ここには、まさに「哲学する」ための最高の問いがあります。 本書は、このように「夢」と「虹」という題材から始め、さらには「身体」と「時間」という私たちとは切っても切れないものに進んで、最終的には「存在」を取り上げ、マルクス・ガブリエルの議論と対決します。各章の末尾には、みなさんが「哲学する」ための練習問題を設けることで、さらなる一歩にいざなってくれるでしょう。中には難しいところもあるかもしれません。でも、本書を手ががかりにして根気よく思考していったとき、そこには見たこともない光景が広がっていることでしょう。 [本書の内容] 第I章 夢――デカルトとライプニッツから始める 第II章 虹――現象と幻想の存在論的距離 第III章 私の身体――因果と表象の二重性 第IV章 時 間 第V章 現実の存在論
  • IT技術者が病まない会社をつくる メンタルヘルス管理マニュアル
    値引きあり
    4.0
    IT事業について、現場・人事・経営者の3つの視点を兼ね備えたカウンセラーとして高評価を得ている著者が、キャリア・メンタル双方の側面から、組織づくり・管理法を提案する。
  • 不機嫌のトリセツ
    3.9
    コロナ禍でギスギス、家族間のイライラ、職場でモヤモヤ、男女間のムカムカ……。史上最悪の不機嫌の時代、到来! この世のお悩み即解決、著者集大成の「不機嫌退散レシピ」!
  • イラスト版13歳からのメンタルケア 心と体がらくになる46のセルフマネジメント
    3.0
    怒りや不安、焦り、無力感、孤独感…。 これまで経験したことのない感情や体の不調に戸惑う10代のあなたへ。 不調をケアし、心の切り替え(コーピング)ができるとっておきのストレス対応法をイラストで解説。 自分ですぐできるケアで、心身の不調を整えよう。

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  • アンコンシャス・バイアス—無意識の偏見— とは何か
    -
    「オーケストラには男性演奏者が多い」「女性管理職が増えていかない」——これにはアンコンシャス・バイアスが影響していた! アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)とは、自分自身が気づかずにもつ偏った見方や考え方のこと。グーグルが社員教育に導入したことから広く知られるようになったが、この影響は組織に限ったことではない。個人の「キャリア」「収入」「成果」「人間関係」にまで影響してしまうのだ。本書では、数々の事例と調査結果とともに、バイアス(偏見)の真実、生じる理由、その影響と対策までを徹底解説する。個人が「本来もっている能力」を発揮したい/させたい人、必読。
  • 原因と結果の法則を超えて
    4.0
    人は何かネガティブな出来事があると、 「何がこれを引き寄せてしまったのだろう?」、 あるいは「過去の出来事や過去世のつぐないでは?」というように、 つい過去の因果に想いをはせがちです。 すると、日々の暮らしがカルマの清算や、 今までの行いの罪滅ぼしのためだけに生きるようになってしまいます。 でも、それだけで生きるのはあまりにもったいない! これからは「カルマ」に怯えることなく、 「過去生」に逃げることなく、 「罪悪感」に悩まされることのない人生を選びませんか。 (著者より) 2013年の初秋に刊行された『カルマからの卒業――あなたを縛る カルマ・プログラムを作動させない方法』(ヒカルランド刊)が、 3年の時を経て、装いも新たに『原因と結果の法則を超えて』というタイトルで、 再び刊行されることになりました。 この本では、心の「爽やかで清々しい状態」を創り出すための、 顕在意識と潜在意識のクリーニングの方法を書きました。 とりわけ、カルマと呼ばれるもの…今まで、おどろおどろしく語られることが多く、 誤解の多かったテーマにあえてフォーカスすることで、 カルマプログラム(原因と結果の法則)のしくみと、 解除の方法を、平易な言葉で解説しています。 このことが腑に落ちると、おそらく、「なーんだ、そんなことだったのか」とか、 「それほど気にする必要はなかったんだ! 」や、問題が問題ではなくなる等、 気持ちがスーッと楽になっていくのを体感されると思います。 本書の刊行が、あなたの中にある無限の可能性を後押しし、 喜びと自信をもって、パワフルに生きていくための一助となれますことを願っています。 Life is beautiful.―生きるは美しい旅。 あなたという贈りものを、まるごと楽しみ味わいましょう!

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  • あの世飛行士 未来への心躍るデスサーフィン
    3.3
    立花隆『証言・臨死体験』でおなじみ、木内鶴彦の臨死世界を物理学者・保江邦夫がその威信にかけて徹底検証! 東京神楽坂ヒカルランドパークで大好評を博した白熱セッションがそのまま本になった! あの世で知った、この世の変え方が満載。時空の枠を超えて、過去も未来もひとっ飛び! 肉体を脱ぎ去って意識だけになると、時空を超えて、未来にも過去にも旅ができる。 「物理学・脳科学・天文学の知識に照らし合わせても、木内さんの臨死体験談には一切矛盾がない! 《あの世飛行士》の木内さんの話を、学問や産業に活かすべき。初対面でこんなに楽しいのは初めて。木内さんから、感動の輪が広がっています」 (保江邦夫) 「死ぬのは、すでに保証されている(笑)。だから死を恐れる必要はない。誰しもこの地球で役割があるから、肉体があるうちぞんぶんにこの世を楽しみましょう」 (木内鶴彦) ・エジプトのピラミッドはどう作っていたのか? 生命はどうやって誕生したのか? ・病になるのも、病を消すのも、意識の持ち方ひとつ。自分の肉体の特性を活かすためには、まず褒めること。言葉ひとつで、この肉体は意識の命ずるままに機能する。 ・人間は、生態系の循環のためにパシリをやっているようなもの。菌を活用すれば、放射能が除去できるだけでなく、電気エネルギーとしても活用できる。 ・北斗七星の形で、臨死体験中の過去の年代を測定できる。

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  • 女性のためのエネルギー護身術
    -
    大切な人と《相思相愛のエネルギー・フィールド》を作りだす最強のツール! うまくいかなくなった《大切な人》と向き合うための必修マントラ付き ENERGY SELF‐DEFENSE ・なんだかうまくいっていないパートナーとの関係をどのように変えていくべき? ・そもそも愛とは何か? ・彼と歩んでいるいまの自分は本当に幸せなの? その敏感さゆえに悩み多き女性のみなさん! 新時代の常識『エネルギー護身術』を率先して取り入れてみませんか? あなたが本当に築きたいパートナーとの関係、ベストな答えが、 エネルギーの壁を作り、誰からも奪われない〈本来の自分〉を完全に取り戻すことで見えてくる。 ぜったい味方につけたい、あなたのエネルギーをポジティヴに転換してくれるパワフルな色彩《聖なる浄化の白・防御の青・宇宙最強パワーの愛のピンク・禊の紫》も本書でチェック! 自身のエネルギー・バランスを整える方法を学びたいすべての女性、 超カンタンで効果的な防御魔法を身につけたいHSP・超敏感な方、 愛する女性を護りたいすべての男性も必見!

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  • 誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門
    3.8
    超高齢化が急速に進むわが国では、「終活」の名のもとに、多くの人が死への準備をしているように見えます。しかし、人間は死を“予行演習”することはできません。ソクラテスが「哲学とは死のレッスンである」と述べたように、哲学こそが最強の「終活」なのかもしれません。 本書では「哲学者」の枠にとらわれず、釈迦、ソクラテス、プラトン、キリスト、空海、源信から、キルケゴール、ニーチェ、フッサール、ハイデガー、ヴィトゲンシュタイン、サルトル、セーガン、手塚治虫まで、「死」について考え抜いた偉人たちを取り上げ、そんな先哲たちの死生観と、彼ら自身が一人の人間として「死」にどう立ち向かったかをたどります。また、先哲たちの著作だけでなく、アニメ、ゲーム、映画、ドラマなども引き合いに出し、現代の死とさまざまなブームにも目を配っています。 難解な哲学書、聖書、仏典などをわかりやすく読み解き、死をキーワードに、哲学とキリスト教、仏教などの本丸に乗り込みます。 著者・内藤理恵子氏は、葬送文化のフィールドワーク、ペットの葬儀などの研究にも携わり、さまざまなメディアに登場する気鋭の哲学者・宗教学者。また、似顔絵師として生計を立てていたという異色のキャリアを持ち、その腕は本書でも活かされています。 誰でも一度だけ経験する「死」。重くなりがちなテーマですが、どこか笑える哲人たちの生きざまも軽妙に描かれ、読んで楽しい哲学入門です。
  • ムーとアトランティス ~Last Chance~
    -
    人々よ、思い出すのだ! あのときムーの王家とアトランティスの王家は同族だった その同族の骨肉の争い(スーパーテクノロジー)から 沈没へと向かったその過程を! --不二阿祖山太神宮復興のカタ写しの役割はここまで遡っていた 大陸は沈没する運命にさしかかった。 しかし、沈没を回避できるチャンスが与えられた。          チャンスとはなにか? その最後のチャンスを、民は掴むことができるのか? 不二山の東北の麓には、巨石神殿がそびえ立つ。 神殿の一角にはピラミッドがあった。 神殿では神事が行われようとしていた。 宇宙船が神殿を襲撃している。 神殿もピラミッドも崩壊し、参列者の血が流れると、 不二山の上で輝いていた光は、徐々に弱まり、 ついに消えてしまった。 少し時がたって、崩壊した神殿を、 大地から生えてきた草や苔が覆った。 とある人の手によって、 ピラミッドがあった場所に石碑が祀られた。 そこを訪れる人々は、石碑の意味を知ってか、知らずか 石碑に手を合わせていた。 そのうち神殿は完全に緑に覆われ、 ただの山にしか見えなくなった。 神殿があったことも忘れ去られるほど時は過ぎたが、 石碑だけはポツンと残っていた。 その石碑は、なんと現代に至るまで、残り続けた。

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  • この世界の悲しみとの向き合い方
    -
    願いを叶える本はたくさん出ているけど、叶わないときはどうしたらいいの? 願いが叶わないのはなぜなの? 世にあふれる悲しみ、苦しみ、疑問を辛口女神が一刀両断! 地に足ついたスピリチュアルをお探しの「迷える子羊」救済の書の誕生です。 第1章 私たちは、なぜこの世界に生まれてきたのか 悲しみ苦しみは何のためにあるのか 第2章 願いが叶わないときの向き合い方 第3章 病気の悲しみとの向き合い方 第4章 老いとの向き合い方 第5章 失う悲しみとの向き合い方 第6章 この世界の悲しみとの向き合い方 女神こと曽我朋代とスピリチュアル漫画家のうーさんが語り合う、この世のしくみ・あの世のしくみ。 二人があーだこーだ言いながら、あなたの悲しみ・苦しみを紐解き、人生を切り開く智慧に転化していきます! 女神プロジェクトリーダー・曽我朋代、待望のデビュー作。 うーさんの描き下ろし漫画も多数掲載です。 DVD「この世界の悲しみとの向き合い方」も同時発売。 書籍で語り切れなかった部分を動画で補完します!

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  • 宇宙の最終形態「神聖幾何学」のすべて1[一の流れ]
    -
    1~3巻2,200~2,420円 (税込)
    日月神示が述べる「複々立体」とは何でしょう。 日月神示をヒントに フラワーオブライフの完璧な「複々立体モデル」を作り上げてしまった 著者・トッチ氏が、日月神示に新たな光を投げかけ読み解いていくシリーズ第1弾。 ・日月神示は、永遠不変なる真理への地図 ・ソマチッドと神聖幾何学、ひふみの関係 ・「アホになれ」が真理へのカギ ・立体の世界から見ると、すべてが違ってくる ・真実はすべて、フラワーオブライフに ・すべてはパーツとわかれば見えてくる ・3は4ー立体で考えるクセをつける ・女性は「水」ではなく「土」だった ・目の中のケイ素にある祈り ・本当の意味で、太陽を拝するカタチ ・富士と鳴門、そして日月神示はエネルギーの仕組み ・日月神示を立体的に読むヒント いま、超最先端のサイエンスでは原子の先は波でも粒子でもなく 神聖幾何学の模様と言われています。 フリーエネルギーも、タイムトラベルも、瞬間移動も みな、このカタチが表しています。 生命の創造 物質の創造 宇宙最後 宇宙最大の、神秘の解き明かし。 だましのない、岩戸開きの始まりです。 いま世界のどこにもない あなたの次元をアップグレードするハナシ。 すべては古神道として、 日本に連綿と隠され伝えられてきた―― そのことを受け止めた 古神道の探究・実践者 礒正仁氏が特別参加。 宇宙は、地球は、日本は あなたの覚醒にかかっています。 ぜひ、受け取ってください。

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