日本の方言
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日本の方言

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シアサッテは何日後──? 出身地によって意味がまるで異なる日本の方言。分布や由来、そしてマスメディア時代における変化まで、『日本方言大辞典』の編纂で知られる言語学者が奥深き世界を解き明かす。

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日本の方言 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    以前はこういう、事例の羅列だけで面白く読めていたはずなのに、ちょっと物足りなかった。
    それというのも、参考文献が、というか、そのおおもとの方言調査が古くて、既に共通語になってしまったと思われる事例が多くて、肝心の方言にピンとこなかったのが大きいと思う。

    例えば、ジャガイモ。
    近畿から東北地方にかけてはニドイモ(なるほど)、中国地方のキンカイモ(へぇ~)、福島を中心に見られるカンプライモ(どういう意味?)に続いて北海道全域に分布するゴショイモ。
    え?
    北海道では普通にジャガイモと言っていますが?
    と思ったけど、よ~くよ~く思い出してみると、なくなった祖母はゴショイモと言っていたような気も…。
    漢字で書くと御所芋ではなく、五升芋。
    たくさん取れるからね。
    でも、ことほどかように、事例に納得感がない。
    お手玉のこと「アヤ」なんて言ったことないもの。

    北海道弁の「したっけ」は、比較的新しい方言なんだとか。
    多分「そうしたら」という意味の方言が、「じゃあね」に転用されたのだと思うけど、それでも私が学生の頃にはあったような気がするなあ。

    面白かったのは、「明後日の次の日」。
    西日本の大部分は「シアサッテ」と言い、東日本は「ヤノアサッテ」というが、都区内は「シアサッテ」。
    「明後日の翌々日」は、西日本が「ゴアサッテ」(四(し)の次だから)、山形県の一部では「ココノアサッテ(八(や)の次だから)。
    これはうかつに「○○アサッテ」なんて言っていたら違う地域の人には通じないから、「何日」とはっきり言わねばなりませんな。

    あと、方言コスプレ。
    ”話し手自身が本来身につけている生まれ育った土地の方言とは関わりなく、日本語社会で生活する人々の頭の中にあるイメージとしての方言を演出することであり、関西人でもないのに「なんでやねん!」とつっこんだり…(以下略)”
    言われてみれば、私も無意識にやってるでごわすなあ。

    0
    2023年08月27日

    Posted by ブクログ

    「つらら」は○○地方では××、△△地方では□□と呼ばれています。
    的な単なる情報の羅列が延々と続いている。

    方言の歴史や社会的な立ち位置について知りたかったが、本の後ろの方で少し触れられているだけ。
    正直つまらない。

    0
    2026年09月04日

    Posted by ブクログ

    様々なジャンルの言葉について、各地域の方言の違いが述べられ、なぜその形になったのか等が説明されている。しかしながら、筆者も言及している通り近年は言葉が共通語化しており、自分の出身地域に関する記述に対して「そんな表現聞いたことないけど」と感じることがかなり多かった。

    0
    2025年08月20日

    Posted by ブクログ

    ・佐藤亮一「日本の方言」(角 川文庫)を読んだ。この佐藤氏、私は知らなかつたのだが、例の方言地図の編者の一 人であり、個人的には「日本方言大辞典」の編者の一人であるといふ点でなじみ深い人であつた。なじみ深いと言つたところで、必要があつて稀に見るといふ程度でしかない。それでありながら、いや、それだからこそであらう、編者の一人にこの佐藤氏がゐることに気づいてゐなかつた。そんな人が書いたのだから、本書は本文200頁ちよつとといふ軽い体裁でありながらも、しつかりした内容の 書である。
    ・序には「方言とは何か」といふ副題がついてゐる。その方言とは、「それぞれの地域の人々が話している言語である。」(9頁)ところが「現代では老いも若きも方言と共通語を使い分けて生活してゐる。」(同前)ここで共通語の定義が出てくる。「共通語とは、 地域を越えて広く使われる言語または方言のこと」(同前)とある。最後の「方言のこと」とあるのが意外であつたのは、要するに私が共通語を知らなかつたといふだけのこと、「現代では首都圏方言が共通語として機能しているとも言える。」のださうである。首都 圏方言などと一括りにする必要があるのかどうか。東京方言と言つてしまつても良ささうな気がするのだが、やはり東京方言では印象が限定されてしまふのであらうか。「昔は山の手と下町でかなりの違いがあった。」(同前)しかし、今はほとんど同じになつてゐるらしい。それでも落語等で聞く東京方言は、つまり所謂下町の方言である、私には共通語とは思へない。あれは結局東京方言であつ て、それ以外の何物でもない。それでも方言学の世界では、「首都圏方言が共通語として機能している」といふことになるらしい。ただし、これも微妙は言ひ方で、この後に「とも言える。」とつく。とも言へるといふことは、別に共通語になり得るものがあるといふことであらう。もしかしたらそれが標準語であらうかと思ふ。私はこの2つをたぶん混同してゐる。「共通語と標準語は同じ意味で使われることもあるが、厳密には区別すべき概念である。共通語は(スピーチをするときのような)あらたまった場面や、よその地方の人との会話などで現実に使われている話しことばである。」(10頁)かうなるとますます共通語が東京方言かと思ふ。少なくとも私は東京方言は普通の方言の一つだと思つてゐる。「標準語は、人々が規範として正しいと認識していることば(言語形式)であり、書 きことば的な性格が強い。」(同前)からである。要するに、テレビやラジオのニュースの言葉が標準語なのである。たぶん私は、東京方言は東京方言であるからといふ理由で、共通語=標準語と理解してゐるのである。ここで言ふ首都圏方言がいかなる方言であるの か、この説明がない。東京方言だけでなく、近隣の、神奈川、千葉、埼玉等の(東京に近い)方言もまたここに含まれてゐるのであら うか。首都圏とは「首都圏整備法の定める区域。東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県の全域で、東 京駅を中心に半径約150キロの区域とされる。」(デジタル大辞泉)これだけの広い地域で共通に使はれてゐる言葉があるのであらうか。それが首都圏方言なのであらうか。これが分からないと、私はいつまでも共通語=標準語と理解するしかなささうである。丁寧に話さうとすれば、誰でも話し言葉は書き言葉に近づいていく。方言を使ふ時、つまり日常的には丁寧に話してはゐないやうな気がする。本書がしつかりした内容であつても、かういふのが学問的でありすぎる、説明不足であると私は感じる。首都圏方言とは何か教え給へ。

    0
    2021年09月18日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  自然
    第2章  食物・料理・味
    第3章  人間・生活
    第4章  動植物
    第5章  遊戯
    第6章  文法的特徴
    第7章  方言の現在

    <内容>
    2015年刊の『滅びゆく日本の方言』の文庫版。さらりと読める。あまり詳しく考察してはいないが、概略的にわかる。京都を中心とした核の部分から、九州・東北へと行くほど、古層が残る。

    0
    2021年07月16日

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