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Posted by ブクログ
西研さんということもあり、哲学を平易に教えてくれている。
本書でなるほどと思った箇所を引用する。ヘーゲルの事そのものは、プラトンのイデアとは異なり、人間にも識別可能なものを指すらしい。
>誰もが 認めるであろう価値あること、つまり「事そのもの」を実現しようとするとき、そこには自分なりの行動の柱、自分の軸 ができます。この自分の軸ができたとき、人は初めて自由になれる、とヘーゲルは考えるのです。なぜなら、自分の軸ができると「事そのもの」をめざすことに誇りが生まれ、もし他者がすぐに認めてくれないとしても、他者からの承認を期待しながら、「自分はしぶとく頑張るぞ」と、突き進むことができるからです。
Posted by ブクログ
西研さんのやさしくて素朴な語り口が、一見難解な哲学者のことばを高校生や中学生でも分かる「しあわせ」への入口に変えてくれる。言ってしまえば陳腐なようでも、これを体現できる力と信頼感が、誰にでも薦めたいと思わせるほどの一冊。
「したい・できる」を問い直すこと、自由とその承認、対話の中での「よさ」の確認。いろんな哲学者のことばの点が、しあわせを考える点で繫がっていき、哲学者に触れるきっかけも作ってくれる。
この考え方を通して、自分自身を見つめ直すもよし、頭に思い描く誰かを見つめ直すもよし。人一人のしあわせという点では育児にまで応用が利きそうな広い懐。
帯の通り2時間でスッと身に染みる考え方が素敵でした。
Posted by ブクログ
母親にすすめられて読んだ本!
ものすごく短く簡単に書かれているからなんだろうけど、さらっと呆気なく書かれすぎていて、「え、それって本当にそうなの?」と思う箇所が多くあった。それでも立ち止まらずに読んでしまったけど。もう少し自分なりに噛み砕いて読みたいな。すごーく整理されてまとめられてる入門の教科書という印象。
4章だかで触れられていた対話に関する議論に触れて、最近読んだ「プロカウンセラーの聞く技術」との対比?に気づいた。これまであまり意識していなかったけど、対話と聞くことは違うことなんだなあと(いや、もちろん似通った部分もあるんだろうけど)。2冊それぞれを読んだ現時点では、対話は相互理解を深めるもの、聞くことは相手が相手自身を理解する場になること、みたいな理解だな〜
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