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先の見えない時代、私たちはみなそれぞれの形で深い問いを抱えている―「どう生きたらよいのか」。そんないまこそ、哲学にできることがある!単に知識を得るだけではなく、一人ひとりが哲学するやり方とセンスを磨くことのできる、日常を生き抜くための哲学入門講義。
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Posted by ブクログ
前半はかなり分かりやすく、今の時代だからこそ哲学、哲学的な姿勢が求められるのだという著者の思いがヒシヒシと伝わってきた。価値観というか、感覚的なところも共感できるところが多く、読んでいて興奮した。
中盤以降、カントの話になったあたりから、雲行きが怪しくなってきた。難しい。
でもまた読み直してみたい、著者の他の本も読んでみたいと思える素敵な本だった。
印象に残った記述。
自然に関しても、心に関しても、観点抜きの客観的認識がある、と考える習慣を止めること。どんな論についても、それが起こってきた動機と観点を問題とすること。
共通な理解を深めていくためにとても大事な考え方。
Posted by ブクログ
西 研さんという哲学者の著書、集中講義 これが哲学!
「人生は何のためのものか」という~問いを問わずにおれないのは、
その人の生がどこかに苦しいものを抱え込んでいるからですね。
~生の物語がなかなか描けない。~将来的な展望がはっきりしない
~存在可能が明確でない~この種の不安や苦しさが究極的な
意味を求めさせる。ということが書いてあります。この部分にとても
共振してしまった私は、いったい・・・
最近、お世話になっている哲学者は、この西 研さんと竹田青嗣 さん、
この二人にかかると、難しい近代哲学も、私の人生に活かせる概念に
なってくれる。
私たちは、私たちなりに、私たちが生きている世界のルールについて
理解しなければ生きていけない。幼児の頃であれば家庭、子供の頃で
あれば家庭と学校、社会人になれば勤務先というように、私たちは
私たちが生きている世界を拡張して行くわけだが、世界が拡がれば
拡がるほどルールは複雑化し例外も増えて行く。
拡がった世界で生きて行かなければならない私たちにとって、
必要なのは、世界を観察し秩序化する能力だ。そのような能力を
私たちは、私たち自身で身につけたり、先人から学んだり、書物から
学んだりするわけである。
この「これが哲学!」は、私たちが世界を観察し秩序化するための
知恵を授けてくれる。
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