ガブリエル・タルド 贈与とアソシアシオンの体制へ

ガブリエル・タルド 贈与とアソシアシオンの体制へ

2,475円 (税込)

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ガブリエル・タルドの「欲望と信念にもとづく富の理論」を丁寧に読み解く。「社交性の花を咲かせよ!」

労働の喜びとは何か? それは、共にあり、共に作業すること、社交性が花を咲かせることである。そのためには、余暇の増大と、無数のアソシアシオンの群生が不可欠なのである。ガブリエル・タルドの主著『経済心理学』を、「欲望と信念にもとづく富の理論=統治術」というタルドのテーマにそって、丁寧に読み解いていく。「社交性の花を咲かせよ!」——その現代的な意味が、本書を読むことで明らかになるであろう。

【目次】
序 章 本書の目的
第1章 夢見る個人と社会の法則
第2章 政治経済学を裏返す
第3章 信念と欲望の経済的役割
第4章 労働と余暇の循環
第5章 貨幣と資本の循環
第6章 心理的対立と価格
第7章 闘争、競争、律動
第8章 発明と所有——経済的適応
第9章 交換の体制からアソシアシオンの体制へ
終 章 タルドの社会学と経済心理学

【著者】
中倉智徳
1980年生。専門は社会学、社会思想史。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了(博士・学術)。現在、千葉商科大学人間社会学部教員。論文に、「発明の力能——ポストフォーディズムにおけるガブリエル・タルド」(現代思想2007年7月号所収、青土社)など。翻訳に、マウリツィオ・ラッツァラート著『出来事のポリティクス——知‐政治と新たな協働』(村澤真保呂との共訳、2008年、洛北出版)など。

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