エッセイ作品一覧

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  • 日本人の知らない 日本一の国語辞典(小学館新書)
    3.0
    日本には、『日本国語大辞典』が、ある。  成人した大人が理解できる言葉の数はおよそ5万語といわれている。その10倍以上の言葉を収録した日本で唯一の大辞典が『日本国語大辞典』。  この、世界に誇る国語辞典の完成を支えたのは、著者を含む3代にわたる辞書編集者一族だった。  そんな辞書編集者一族の物語、日国誕生から完成までの秘話に加えて、「声に出して読めない日本語」「カンカンゴゴ~混乱する日本語」「百年の誤読が生き残る日本語」「全然OKな日本語」などなど…日本語にまつわるエピソードも満載。  辞書編集の第一人者である著者が軽妙洒脱に綴る「日本語の来し方行く末」。
  • 子どもの涙 ある在日朝鮮人の読書遍歴(小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「徐兄弟事件」で知られる元韓国政治犯徐俊植の弟の、本を唯一の友にした幼きころから青春時代にかけての「読書遍歴」。心にひびく在日韓国人の自己形成史「日本エッセイスト・クラブ賞」受賞。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 貧乏は正しい! ぼくらの最終戦争(小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 阪神大震災・オウム真理教・いじめ……ニッポンの抱える問題が一気に噴出した1995年。その正体を橋本治が鮮やかに解き明かしてみせる。話題の社会批評シリーズ文庫化第2弾。これを読めば新しい生き方が見える。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 貧乏は正しい! ぼくらの東京物語(小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ハシモト式人生の教科書第3弾。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 貧乏は正しい! ぼくらの未来計画(小学館文庫)
    3.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「貧乏は正しい!」シリーズは、若者が世紀の変わり目を生き抜くためのバイブルだ。もしかしたらバブルがはじけた後の日本を生き抜こうともがいているオトウサンたちのバイブルであるかもしれない(実はこのシリーズの正体は21世紀を見透かす「誰にでもわかる新・資本論」なのだ)。シリーズ完結編『ぼくらの未来計画』では、日本の資本主義が終わりつつあることを検証し、ぼくらの新しい生き方を模索する。人生を変えるのは今だ!(1999年発表作品) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 年収300万円の残念な働き方 1万人に会って分かった年収の壁を打ち破る方法
    3.0
    あなたの努力は間違っている 年収が上がらない理由 教えます 「私の年収、低すぎ…」と悩んでいるあなた、もしかしたら「残念な働き方」をしていませんか?年収180万円、年収300万円、年収500万円……と、年収のステージ毎に取り組むべき課題は違うし、「儲からない業界」で「将来性のないスキル」を身に付けても年収は上がりません。 元・リクルートキャリアのキャリアコンサルタントで、現在は転職Barの店主として1万人以上の人生相談にのってきた著者が、「ダメな働き方」とそこから抜け出すための実践的かつ堅実な方法を教えます! ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • 女の背ぼね
    3.0
    どうも女は目的を立てるとムキになる。ムキになると完璧さを求め、余裕をなくす。もしも私が男だったら「適当に賢く、適当に抜けていて、いざという時に気丈に頑張る妻」が理想である――男女の役割も人生の目的も曖昧なこの時代。豊富すぎる人生経験からくり出される至言、女が人間的魅力を湛えて気持ち良く生きるための名言が満載! 笑って元気になる、爽快エッセイ集。
  • 漱石俳句探偵帖
    3.0
    子規と競った松山・熊本時代、学生に幻滅した東大教師時代、小説家となってからも折々に、漱石は生涯2500余もの俳句を詠んだ。一流のユーモア、理想と孤独。漱石の最も自由な気持が満ちた17文字からは、時代の空気、あの名作の意外な背景が見えてくる。楽しいエピソードと新事実、知的興奮が満載の傑作歴史エッセイ集! ちなみに漱石の句の中で、著者一番のお気に入りは、漱石が痔の手術のため入院した日に記された、「秋風や屠られに行く牛の尻」……。
  • 聖俗 世界巡礼×銀座クラブ時代に得た自由自在∞(無限大)の私!
    3.0
    1巻924円 (税込)
    ねじれをほどいて、のびのび生きよう! あなたもそろそろ「聖」と「俗」それぞれの意味、そして宇宙や神さまを始めとするこの世の中の仕組みを知って、あなたの内側やその毎日に取り入れてみませんか? 銀座クラブ勤めで超「俗」のテクニックと、伊勢・エルサレムをはじめとする世界聖地巡礼を通して得た「聖」のテクニックを女子の毎日に活かせるよう、図解入りで解説します☆
  • イスタンブールでなまず釣り。(「椎名誠 旅する文学館」シリーズ)
    3.0
    なまず博士とともにイスタンブールで大なまず釣りに挑んだり、ドイツでとことんビールを飲んだり、八丈島に大きな波を見に行ったりといった愉快な旅エッセイ9篇を収録。 本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。 <目次> イスタンブールでなまず釣り 西ドイツビールガブのみ血笑旅 あやしい探検隊突如としてダンゴ屋を攻める 突然的帝都縦断一〇一キロ一五二〇円の旅 八丈島のどっかん波を見に行く ナラタケモドキを掘りに行く 我々は雪の夷隅川をいかにして心やさしく下っていったか ヒマ人カイボリ団はドジョウ男に惨敗した 東京湾でキスを釣りながらサカナの痛みについて考える あとがき 文庫版のためのあとがき 対談 椎名誠×目黒考二 電子書籍版あとがき 椎名誠の人生年表

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  • 私から愛したい。
    3.0
    「必死にならざるをえないときは、どんな人生にもある。私もまた同じそれをくぐってきたにすぎない」。恋、仕事、そしてひとりの時間。積極的に、自分から愛してゆくことで女の人生は大きく変わる。「恋愛運をまねくポイント」「男の見方」「寂しさからの脱却」を核に、“愛する者がゆえの幸せ”を追求する、エッセイ36編。
  • 随筆集 下駄の音
    3.0
    師の風貌に欠かせぬ下駄の音。白夜の旅に想うさまざまな感慨――移りゆく四季の実感、生まれ育った故郷のこと、旅のこと、家族のこと、文学への想い……日常の一齣に、芳醇な文学の香りをそえて、人生への深く、暖かい視線で綴る、三浦哲郎の名随筆。随筆集『下駄の音』『一尾の鮎』より達意の名文66編を精選収録。(講談社文庫)
  • 吉行あぐり102歳のことば
    3.0
    「人間は、生まれたときから死ぬ日が決まっているんだろうと思います」「頭の体操をし、終着駅まで自分の力で歩いていけるようにと、日々心がけています」「身老未心老、身は老いても心は老いず。このことば、素敵でしょ」「ものすごく不器用な人間です。だからこそ、美容師の仕事もここまでつづけてこられたのだと思います」「子どもたちの職業も生き方も自由。こうしなさいなど、ひとこともいいませんでした」あぐりさんから伝えたいことば。吉行あぐりさんの文章から、現代に生きる女性たちに知らせたい「ことば」を抜き出し、背景とともに伝える。困難な状況にも立ち向かう姿、長男淳之介、長女和子、次女理恵へのユニークな子育て、長寿の秘訣など、吉行あぐりさんの魅力のすべてを集大成した一冊。「私はたくさんのことを母・あぐりから学びました。102歳の母に感謝。ありがとう、あぐりさん! その母のことばを、やさしく伝えてくれたのが、この本です。(吉行和子)

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  • フランス夢見ごこち
    3.0
    とっておきの美しい夢、素敵なフランスをあなたに贈ります。20年以上もファッション誌のパリ支局長として活躍した著者が、選びに選んだ自分だけのお気に入りのフランス。最先端のファッション、カルチャーから文化人たちがたむろした素敵なカルチェまで情報満載。
  • AV黄金列伝
    3.0
    ワタシは、なぜあの場所にいたのだろう。なぜ裸になったんだろう。アンダーグラウンドな現場で、必死にモノを創り続けた女たち男たち。彼女、彼らは何を失い、何を得たのか。エロスの向こうにどんな風景を見たのか。林由美香、森下くるみ、小室友里、秋元ともみ、速水健二、太賀麻郎、ヘンリー塚本……。 その黎明期から今日まで、伝説と呼ばれた20人を、四半世紀業界を見続けてきたライターが、哀切ともに描いたドキュメンタリー・ノンフィクション。
  • テレビの中で光るもの+
    3.0
    すごい人、おもしろい人、変な人、嫌な人、素敵な人が渦を巻く、妖精や妖怪も飛び交うテレビの森は奥深く、その流れは速い。速いものほど目で追っちゃうけど、遅いものにもいつか気づくね。いろんな楽しみ方があります(あとがきより)。ドラマ、お笑いからドキュメンタリーまで、テレビの中で光っている人たちについての、鋭く深い洞察エッセイ。
  • 大好きなニッポン、恥ずかしいニッポン
    3.0
    ニッポンって・・・「被災しても冷静さを失わず、パニックにならない」「サービスの質にこだわる」「日本語ほど論理的ですばらしい言語はない」だから大好き!   でも・・・「『和』を大切にするあまり、自分の意見や好みを隠す」「すぐにグループを作り、グループ同士で交流しない」「計画やルールがあると思考停止になり、それ以上何もしようとしない」こんなところは大嫌い!  長く日本に滞在している15人の外国人が語るニッポン再発見論! Chapter1 すごいぞニッポン Chapter2 大好きなニッポン Chapter3 こんなに違うぞ母国とニッポン Chapter4 恥ずかしいニッポン Chapter5 縮むニッポン Chapter6 私たちがソーリなら
  • 女の旅じまん
    3.0
    財力、人数、そして持ち前の自己中心性にものを言わせ、世界各地の重要拠点を破竹の勢いで次々と制覇しているOLたち。言葉の通じない国でもオドオドすることなく、「だって日本人なんだもーん!」とばかりに郷に入っても郷に従わずマイペースで行動し、体当たりのボディランゲージでコミュニケーションをとってしまう…。成田出発から税関での攻防、旅先での友情決裂、土産話の苦痛まで、“緊張しない”“躊躇しない”“遠慮しない”と海外で快進撃を続けるOLたちの旅姿を詳細にレポートした爆笑エッセイ!
  • 頭は帽子のためじゃない
    3.0
    脳細胞っていう奴は、元来怠け者なんです。少しでも暇があると、すぐ休もうとするんです。それでなければ、「頭は使えば使うほど、よくなる」と言われる訳がありません。とくに最近は、面白い頭の使い方をする人が少なくなってきました。それでこの本のタイトルの登場です。独自の発想と着想をする著者が、頭の使い方を考えてみました。御一読を!!
  • 丸の内の空腹 OLお食事物語
    3.0
    外食・ストレス・おつき合い…ダイエットの敵と共存するには?中華料理の円卓におけるベスト・ポジション。彼の家でご馳走になる夜、「親の顔が見たいわ」と言われないために。コンビニ・リフレッシュの快楽。ご馳走してくれる上司の「可愛がりたい欲」を満足させる秘訣。――おいしいものを、幸せに食べるための努力は尽きない…。OLの〈食〉をめぐる生態を鋭く描いたコラム24編+書き下ろし。
  • さかさま博物誌 青蛾館
    3.0
    奇人、奇声、奇癖、奇書珍書、珍品、そして少年の日の憧憬、想い出など、詩人の想像力で蒐集した、ありとあらゆる「私有財産」を、物語というオブラートにくるんで披露する。寺山ファン待望の、不思議に謎めいてバラエティに富んだ幻想博物誌。好評“さかさま”シリーズ、第4弾!
  • 会社員で行こう!
    3.0
    ダサくて、いつも疲れた顔で、たいてい酔っ払っている会社員。外からは、そんな風に見えるけど、実際会社に入ってみると、彼らが最も格好いいのは、会社にいるときの姿だった!もてる名刺、もてない名刺。キャリアと美意識のせめぎ合い、会社員ファッション。挨拶の微妙な距離感。会議必修用語集。〈噂〉の流通ルート…など。全ての女性部下を持つ上司と、若きビジネスマン、そして男社会に働くOLに捧げる会社生活必勝エッセイ。
  • お年頃 乙女の開花前線
    3.0
    問題は、自意識!――男の子に好い印象を与えたか? 友達は、本当は私の事をどう思っているのだろう? ひと一倍それに悩んでいた私は、はたと気づいたのです。みんな思っていることは同じなんだって。おしゃれや雑貨にこだわるのも、男の子に恋するのも自意識があるからこそ。 せっかく女の子に生まれたんだから、楽しまなくては損ってものだわ。肩の力を抜いて、平凡さに胸をはりましょ。人気上昇中、女の子たちの代弁者、酒井順子が放つ、新感覚エッセイ。
  • 花より結婚きびダンゴ
    3.0
    人が生きるということは、大変なわずらわしさと汚濁に満ちている。しかし、そういうものを味わわない限り、もう一方で用意されている喜びや幸せの味もまた理解することはできない。結婚だって同じこと。こぎつけるまでの苦労が大きければ大きいほど、幸福だって大きくなる。結婚にはなにしろ女たちの人生がかかっているのだ。アルトマン・システムに入会するのもいいし、見合いだって見直そう。あの手、この手を使って目指す男を果敢にアタック。とにかく、みんな結婚しようよ! そもそも若い女が結婚に憧れなくて一体なにに憧れるんじゃ。抱腹絶倒の中から浮かび上がる、せつなく甘い「結婚」の真実――。
  • 子供あっての親 -息子たちと私-
    3.0
    長男は自民党の重責を担う政治家。次男は気象予報士でもある人気タレント。三男はエリート銀行員から転身した衆議院議員。四男はその才能で注目を浴びる画家。それぞれに魅力的な兄弟は、父と何を語らい、何をともにしてきたのか――。弟・裕次郎や両親との心温まるエピソードも交え、解き明かされる素顔の家族像。石原家、感動の子育ての軌跡。
  • 人間の浅知恵
    3.0
    独裁者の私利私欲は時に人間くさく、庶民の振りかざす正義は時に傍迷惑なものとなる。歴史に深慮があったとしても、人間の浅知恵はそれを損なわずにはいられない。ベトナムの戦野を駆け、現代史を彩る指導者たちと渡り合ってきたジャーナリストにして希代の名文家が、透徹した視線で世界を見つめる。偽善の衣をまとっていても、著名な役者と名も無き衆生が織りなす歴史のタペストリーは鮮やかで美しい。
  • 風穴をあける
    3.0
    「詩は地球上のさまざまな言語の違いさえ超えて、私たちの意識に風穴をあけてくれるものだと思う。そこに吹く風はこの世とあの世を結ぶ風かもしれない」こう語る谷川俊太郎にとっての詩とは、言葉の力とは、そして友の記憶とは。さまざまな文章について語った「読む・書く」。河合隼雄や寺山修司ら友人について綴った「人」。そして大切な思い出「武満徹」。3部構成から成る、宝石箱のような珠玉のエッセイ集。
  • ルンルン症候群
    3.0
    はじめてのエッセイ集「ルンルンを買っておうちへ帰ろう」が大ベストセラーになってから1年半。一躍マスコミ界のスターとなり、エッセイ連載、テレビルポ、さらに長編小説執筆などなど大活躍して多才ぶりを発揮。すっかり有名にもなり、お金持ちにもなれた彼女が、もうひとつ手にしたいほんとうの「愛」はいずこに……。夢見る真理子の本音エッセイ決定版。
  • とっても、愛ブーム
    値引きあり
    3.0
    〈マイ・ブーム〉の中でもとくにミーハーな愛を捧げるものを〈愛ブーム〉と呼ぶ。ミスター・ビーンも草ガメも大好き、三大好物はスピッツ、ウルフルズ、筒井道隆。タイタニックはもちろん、宝塚に昼ドラまで精通する恋愛の巨匠・柴門ふみの原動力であるミーハーな好奇心をパワフルに発揮した「愛」あふれるエッセイ。めくるめく〈愛ブーム〉な世界へようこそ!
  • 身辺怪記
    3.0
    恐怖小説を執筆中に身の周りで頻発する怪現象、現代日本人の心の奥底に見え隠れする土俗神への信仰心、古都から漂うミステリアスな魔力、異国の地での神秘あふれる体験やそこで人々をとらえてやまぬ神話や伝説…。各地に伝わる風習や民俗をモチーフに数多くの小説を執筆し続けてきた著者が、その原点となる精神世界や自らの体験を解き明かしてゆく。現代人の心の底に眠る、人智をはるかに超えた存在への畏怖や感動を浮かび上がらせる、異色エッセイ。
  • 死言状
    3.0
    古今東西の有名人は死に際してどんな最後の言葉を残しているだろうか。ゲーテは「もっと光を!」。勝海舟は「コレデオシマイ」。近松門左衛門「口にまかせ筆に走らせ一生さえずりちらし、いまはの際に言うべく思うべき真の大事は一字半言もなき当惑」。そして、風太郎の死言状は? 本書は、天才にして鬼才である菊池寛賞受賞の著者が、折々に書き綴ったアフォリズムあふれる現代の徒然草。
  • 恋のすれちがい 韓国人と日本人──それぞれの愛のかたち
    3.0
    韓国人の強固な処女信奉、男から女への執拗な口説き攻撃、日本人の「カカア天下」と「亭主関白」の不思議な両立……。韓国は李朝の時代から、日本は室町時代から同じ中国渡りの父権制社会の波をかぶってきたというのに、なぜ現代の両国の恋愛事情は大きくすれ違うのか。27歳の時から留学生として来日し、在日14年をこえる韓国人の著者が、その違いを通して、背景にある両国の文化、社会、伝統の異なる素顔を見事に浮き彫りにしてゆく。新世代韓国女性による、異色恋愛エッセイ!
  • 四十路越え! 戦術篇
    3.0
    遊び、友情、結婚、社交、お金、教養。四十歳を超えたら、必要なのは「豊かな贅肉」だ。パーティでは「客を緊張させる仕掛け」を。贈り物で自己ブランディング。具体的アドバイスに充ちた、眼からウロコのエッセイ!
  • 西荻窪キネマ銀光座
    3.0
    ちっぽけな町の古びた映画館。私は逃亡するみたいに座席のシートに潜り込んで、大きなスクリーンに映し出される物語に夢中になる――名作映画に寄せた想いを三好銀の漫画とともに綴る極上映画エッセイ!
  • 苺とアリスとピストルと
    完結
    3.0
    全1巻1,430円 (税込)
    nina'sの人気連載が1冊に! 千秋の子育て法が分かる! 子育てがラクになる17の魔法。パパとママの悩みにお答え! 小島慶子さん、冨永愛さんとのスペシャル子育て対談も収録。小学3年生の娘にQ&A! “欲しい物を買ってあげるのは誕生日とクリスマスだけ”“子どもの「やりたい!」を見逃さない”“ママ友は気が合うほうが珍しい。ハードルは低く”“「まあ、いいや」で乗り切る”“子育てだって出産方法だって、十人十色でいい”etc…
  • 女の学校
    3.0
    道理が引っ込めば無理が通る。流れに竿さす者、これまた皆無――理不尽、無邪気、無節操が横行するこの世を慨嘆した愛子学長が、叱咤、教導する好エッセイ集。なお、対女性問題に援用する際、反面教師ともなり得るため、本学は女子専門校にあらず、共学なり。多数の男生徒の受講も歓迎す。
  • 漂う 古い土地 新しい場所
    3.0
    老境に入ったベテラン作家が、自身ゆかりの土地を訪ねながら来し方をふり返り、自らの人生と対話する。 懐かしさと希望に充ちた珠玉のエッセー。 <目次> プロローグ 記憶の光景と目の前の眺め 大久保通り 身の奥から浮かぶバス通り 国分寺街道 門だけが残っていた 丸の内 商店街にいるような 新宿 環状線の内と外 井ノ頭通り 玉蜀黍畑に飛びこんだ日 日比谷公園 ある年、ある時間の熱 都心の夜景 色彩のドラマの底に 箱根・精進ケ池 最高地点から少し下って 京都市学校歴史博物館 ひんやりした冷気とともに 下田 忙しい港町 目白 開かれなかった卒業式 大阪・通天閣  地面から持ち上げる力 横浜 遠藤さんと祖父に会いに 小渕沢 緑の中のポップアート 小樽 鴎と鴉が飛ぶ 御宿 旅の駱駝がはるばると 多摩川 手元に残る「入漁證」 長野・上林温泉 疎開児、地獄谷を行く 長野 六十年ぶりの「帰省」 前橋 ただ川だけが流れる 熱海 凋落の影の中に 静岡 変らぬものは何もなく 名古屋・東山動植物園 ライオンが跳んだ日 新潟 古い煉瓦塀と光の海 高尾山 昭和生まれの猿 隅田川 西瓜ばかり食べていた 羽田空港 国際便、ふたたび 川越 遠くにある隣家 仙台 モノクロームの海辺 神戸 急な長い坂道の先に 高松 未知なる故郷へ 広島 歴史に屹立するドーム 長崎 暮色を背にして 有田 焼物の世界の近くに立つ 東京駅 人と時間が戻る場所 あとがき
  • 丁寧に暮らすために。 my favorites A to Z
    3.0
    気持ちの良いスタイル、お気に入りの手料理、ご自慢の手土産、行きつけの店、休暇の過ごし方から、ひそかに集めるコレクションまで……。大の読書家でもある女優・鈴木京香が、自分にとっての「好き」を集めて、ユニークな視点で綴り、写真に収めた人・コト・モノ辞典。女優生活25年に記した初エッセイ。知られざる鈴木京香の毎日がこの1冊に!
  • じろじろ日記
    3.0
    赤瀬川さんはどこでもじろじろしている。いつでもじろじろしている。すると、カラスはなぜ黒いのか、とか、函館の建物はなぜモスグリーンにぬられていたのか、とか、ニッサン・パオはなぜ「どことなく」違うのか、という大テーマがわいてきて、きっとこういうことなんだ、という答えまでわいてきてしまうのです。ヒトのこともモノのことも、今のことも昔のことも、目に飛び込んでくるものにはみんないわれがある。見ることの面白さ・楽しさを存分に味わえる極上の観察エッセイ。
  • ごちそう探検隊
    3.0
    九州に住んでいた少年時代、納豆は幻の食べ物だった。甘納豆から甘を取った納豆ってなんだろう? 機内食はどうしても飛行機に乗らなければ食べられないのか? 究極のグルメは、やっぱり点滴だと思う――。三井物産へ行って、ふかふかの絨毯に驚いたり、回転寿司を食べながらスケールの大きなことを考えたり、ヤクザの人に追いかけられた末に、牡蠣鍋を食べたりと、好奇心と食欲のおもむくままに綴ったエッセイ。赤瀬川流グルメワールドが、多数のイラストを添えての大展開。
  • 競馬の国のアリス
    3.0
    とある日曜日、源一郎さんがおもしろいところへ連れて行ってあげようと言い出した。「どこどこ?」「ケイバジョウ」ふむ、そいつはおもしろそう。(本文より) 明るいコース、すらりと美しい脚をした馬、ぴかぴか光る鮮やかなサテンの勝負服の騎手……。「競馬の国」へ一歩足を踏み入れたとたん、その魅力の虜となった。カシマウィングの成長に驚き、美しいホクトヘリオスに惚れ、オグリキャップの引退レースに涙する。馬券のあたりはずれにこだわらず、愛する馬を応援し、レースをまるごと楽しむ競馬エッセイ。
  • 文士の友情―吉行淳之介の事など―
    3.0
    2013年1月に逝去した文豪が晩年に振り返った、類稀な友人たちとの人生の時間。吉行淳之介の恋愛中の態度に驚き、遠藤周作にキリスト教受洗の代父を頼み、島尾敏雄の戦後の苦闘に思いを馳せ、小林秀雄に文士の心得を訊く。かくも豊かな友情がありえた時代の香りと響きを伝える名品集。「悪い仲間」で出発した安岡文学の芳醇なる帰着。
  • 笑える話 お局 VS OL3人組
    3.0
    テレビでも紹介された壮絶バトルブログがついに電子書籍化! OL3人組 ぴちょん・マリー・トロがおくる超個性的な「お局様の生体記録」!!
  • 支店長の曲り角
    3.0
    「詩を書かぬ時期こそあったが、詩を読まぬ時期はなかった。詩はわたしに新鮮な衝撃を、あるいはやすらぎを与え続けてくれた。詩のない生活は考えられなかった……」。学生の頃から詩を書き続けてきた著者が、人生の折々に読んだ作品の数々。戦争体験、喜び、苦しみ、悲しみを綴った、城山三郎初めての人生詩集。(講談社文庫)
  • 十年ゴム消し
    3.0
    「しかし、あの頃はほんとに、ヒマだったんだな。こんなにたくさん字を書くなんて、ほんとにやる事が無かったんだと思うよ。/でも、それも今じゃみんなチョー消しさ。十年や二十年なんて、ゴム消しさ。」永遠のブルース・マンが贈る詩と日記による私小説。時代を超えて語りかけるみずみずしい言葉の数々。自筆オリジナル・イラスト多数収録。

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  • 阿川佐和子のこの人に会いたい9
    3.0
    まさにこれこそ、150万部突破のベストセラー『聞く力』の実践編! 2013年末、ついに1000回を迎える週刊文春の看板連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」。2年に一度刊行されてきた総集編が、初めて電子書籍で登場です。収録ゲストは糸井重里、稲盛和夫、佐々木則夫、三浦友和、田中慎弥、米長邦雄、瞳みのる、内田裕也、山本富士子、小沢昭一、伊集院静、李登輝、やなせたかしの各氏をはじめとする、まさに多士済々の24人! ときにゲストと一緒に笑い、泣き、怒り、そして震災被災地に思いを馳せるアガワ。ゲストの魅力と、それを引き出すアガワの魅力が詰まった一冊です。
  • 老後は銀座で
    3.0
    老後は静かに田舎で暮らしたい……。それもいいだろう。しかし、「暮らし」は一時的な「滞在」ではない。まして老後の住処は、そこでの「永住」を意味する。ならば、交通機関や医療施設をはじめ、高齢者に必要なものを完備した、銀座に代表される「都市」こそ、老後を楽しむにふさわしい場所といってもよい。本書では、現在70歳、実際に住居を都心に構えて充実した生活を送っている著者が、余生の過ごし方についての考えを詳しく開陳。物質面でも精神面でも「身軽」で「上質」な、都会での老後の生活を強く提案する。「人はドラマを求める」「冥途へのみやげは不要」「質に対して貪欲に」「ひいきの店をつくる」「観劇は二度味わう」「車や人の動きを見る」など。心身ともに無理が利きにくくなる老後の慎ましさの中にも、人々の賑わいと温もり、食事や趣味の楽しみ、芸術・観劇鑑賞などの「ドラマ」がある毎日――身も心も軽やかに過ごす後半生のすすめ。

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  • 昭和遣唐使3000人の旅
    3.0
    1巻2,090円 (税込)
    中島梓氏ら青年作家たちが描く中国見聞録。1984年9月24日~10月8日に行なわれた日中青年有好交流に参加した青年作家たちの中国見聞録。エッセイ、写真、座談会、漫画などで綴るバラエティ・ブック。
  • おとなの道草 : これから!女の自由時間
    3.0
    もっとワクワク生きるためのヒントが見つかる! 『「ひとり時間」のススメ』など、時間の使い方の名手である著者が、「50代は時間の使い方も シフトチェンジのときです。」と語ります。そこで、どう自分の自由時間をたのしむか。 誰でも、いつでも、どこでもできる「道草」に刺激的なヒントが秘められています。 吉沢久子さん推薦「人まねではない人生をどうぞ、といっている本ですね。すてきです」
  • 上を向いて歩こう年をとると面白い : 人は歌と生きている!
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    人は歌と生きている! 悲しい時、うれしい時、淋しい時、人はいつも歌ってきた。 歌い継がれてきた名曲と自らの思いを込めた日本の歌と人の物語! パーキンソン病、前立腺がん、相次ぐ骨折……病や怪我にもめげず、 前向きに戦う永六輔さんの姿に大注目! 永さんいわく、「人も歌も、年をとると面白い!」 「才人・永さんをあらためて感じた。そして私は読みながら口ずさんでいた」(黒柳徹子さん) 「笑いながら、うなずいている本。永六輔は天才だが、面白い天才だ!」(大橋巨泉さん)
  • 民藝とくらしき
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大原孫三郎・総一郎親子をはじめ、「倉敷の民藝」を支えた人たちの果たした役割や人となりを、分かりやすく愛情いっぱいに描いた一冊。
  • 会社じゃ言えない SEのホンネ話
    3.0
    僕らは非常識の中で生きている――カンヅメ状態が当たり前、連日徹夜は日常茶飯事、やれどもやれども終わらぬ仕事。働きすぎて金を使う暇もない。それなのに……あらフシギ、小金が貯まる気配もない!? 理由は本書の中にある。決して会社じゃ言えないけれど、これが社会の現実だ! 最先端技術を駆使した肉体労働者(=SE)の、過激すぎる胸の内。
  • わしのためのわしによるわしだけのわしの新聞
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 絵日記や壁新聞の形式で独特の世界を築く、ユーモアとペーソスあふれるエッセイ集。 「地方中年都市」に住む一人の男のもろくも美しい愛と苦悩とぼやきの日々が、ヘタウマ風の絵ととぼけた味の文章で描かれる。  熱狂的ファンに支えられ連載された『松山百点』の「わしの新聞」、『子規新報』の「俳句絵日記」、名作「駄犬物語」「従兄弟と空気銃」などの話題作を満載、神山ワールドが堪能できる本。「本の雑誌」が選ぶ1998年度ベスト10に輝く。
  • バーのカウンターから見た素顔の中国 広州夜話
    3.0
    広州にある日本人向けカウンターバー「羊城(ヤンチャン)」。単身赴任中の筆者は毎夜バーを訪れ、そこで働く中国娘・李利と軽妙な会話を楽しむ。話題は、現在でもなお中国で愛されている漢詩の世界や、食文化、暮らしぶり、考え方など多岐にわたる。そこから見えてくるのは、ごく一般的な中国人たちの、健気で逞しく心豊かな姿だ。主人公は中国への理解を深めていくうちに、聡明で真直ぐな李利にも惹かれはじめ……。中国にまつわる薀蓄をストーリー仕立てで楽しく学べるオムニバス。 [内容一例] ◎広州の春は蚊の季節。孟浩然の有名な詩が現地では、 「春眠不覚暁(春眠あかつきを覚えず)  処処蚊子咬(あちこち蚊に食われる)」  の替え歌で流布。 ◎中国式食べ合わせでは、ほうれん草と豆腐を一緒にとると食あたりを起こす ◎餃子は別離のときに食べるもの、歓迎会では食べてはいけない ◎親指を立てるポーズは「大便をする」の意 ◎「東洋」という言葉は日本の蔑称……ほか

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  • 破顔
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フランス留学時代の思い出、日常の中から浮かぶ記憶の断片、今は亡き父母への追想、新人の頃、支えとなった名脇役へのオマージュ…。稀代の知性派俳優の傑作コラム集。
  • お礼まいり
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 三島由紀夫から託された遺言、あたたかな交流のあった山本夏彦や久世光彦との別れ…。喪失感を抱えながらも、生きることの意味を問う。生と死の深淵を見つめた珠玉の随筆。悪性リンパ腫を克服、奇跡の完治を果たした著者の復帰第一作エッセイ集。
  • 愛、理性及び勇気 現代日本のエッセイ
    3.0
    女性の自覚、人間性の重視を基に現実を見据え、女性・教育・時事ほか多岐にわたる問題に鋭い批判を展開。「婦人と自尊」「女子と高等教育」「婦人より観たる日本の政治」「女子理性の恢復」「婦人の実行的勇気」など"近代女性史"の始祖的存在ともいえる『みだれ髪』の作者与謝野晶子の、体験を踏まえ内外の見聞に立つ諸論81篇を収録するエッセイ集。
  • 幸福という名の武器
    3.0
    「20歳の時以来、私は不幸というものと同居しているような歳月を生きたが、同居はしているが自分を不幸だと思ったことはなかった……」会社の倒産、莫大な借金、二度の離婚と、波乱と苦闘の人生を前向きに乗り越えてきた愛子センセが最近の世相、親子の気持ち、世代のこと、親しい友人のことなどをざっくばらんに語る辛口エッセイ。
  • 憤怒のぬかるみ さんざんな男たち女たち
    3.0
    「うぬっ! なぜ怒らぬ! この新人類め!」憤怒の本格派、アイコ先生の怒りを浴びても今どきの若者にはどこ吹く風。顔色も変えず、抗弁もせず、ケロッとしている。怒りの看板を出して30年、えらそうに怒った私の面目はどうなる、とアイコ先生のマジメな憤慨はいや増すばかり。無感動、無関心ばかりが横行する世の中をきっちり叱りたおす痛快、愉快、爽快なエッセイ集。「さんざんな男たち女たち」改題。
  • 不運は面白い 幸福は退屈だ
    3.0
    「男にとって、人妻との『友達関係』なんてありっこない。猫は鼠と友達になろうとして追いかけるわけではない。猫は鼠を捕らえたくて追うのである」(本文より)――波瀾万丈の日々を体験したことで得た、人間の面白さを、厖大な著書の中から抽出。人生や男女の愛の真実等々、ズパッと描いた人生哲学のエキスを満載。これぞ著者の真骨頂!
  • これが佐藤愛子だ 1
    3.0
    人それぞれ、年それぞれ、教育それぞれ、今はいろんな経験、価値観が存在している。同感の人も不同意の人も怒りの人も軽蔑の人も、まあひとつ、「歴史を読む」といった気分で読んでいただきましょう――全エッセイ2万枚より精選した昭和40年代の、驚きと怒りにみちた日本人の姿、時代の変遷。傑作痛快エッセイ第1弾。
  • いつでも今がいちばん。
    3.0
    明るい老後を送りたいあなたへ。御歳90歳で、人気芸者の浅草ゆう子姐さん。どうしたら、ステキに歳を重ねられるのか、その生き方から、日常生活のすごし方まで、伝授していただきます。ドラマチックな半生も。写真も多数掲載。
  • 金魚のひらひら
    3.0
    その時、感情はフリーズし、私は一匹のダンゴ虫のようになっていた―。 3月11日東日本大震災。 歴史に残る1年となった2011年を振り返る、年末恒例「サンデー毎日」連載エッセー。
  • 熱血ポンちゃんから騒ぎ
    3.0
    ニューヨークのグランマの思い出、東日本大震災に思うこと、涙袋メイクって!? 巣鴨のじいちゃんばあちゃんに癒される――音楽、読書、映画、恋愛、本当に大切なもの……。素敵なことには興味津々、筋の通らぬことには怒り炸裂! 人生の達人熱血ポンちゃんは、今日も元気にから騒ぐ!
  • 指からわかる男の能力と病
    3.0
    ● 男の指とペニスサイズ● 男の指とカラオケセンス● 男の指とアスリート力● 男の指とビジネススキル● 力士の指比 最新研究「日本男児の指」● イケメンは薬指が長い● 男の指と精子の数● 男の指と「心の病」● 男の指と前立腺がん
  • カバチ流人生指南 弱者はゴネて、あがいて、生き残れ!
    3.0
    1巻1,265円 (税込)
    大人気コミック『カバチ!!』の原作者が明かす、衝撃の過去──。親の借金、DV、一家離散、生活保護、中卒で自立……社会の底辺で、不当な差別に直面しながらも、法律を武器に人生を逆転。同じような貧困と奈落の生活にあえぐ若者や子供たちに贈る、自分だけの武器を見つけて、人生をあきらめずに生き直すための極意とエール。格差社会、身分制社会化が進む今、必読の一冊!
  • 字幕の花園
    3.0
    心を揺さぶる名台詞は、生きた英語を学ぶのに最高のテキスト。「ハリー・ポッター」シリーズなどのメガヒットをはじめ、ここ10年の話題作90作品から選りすぐりの会話をピックアップ。他にも秘蔵写真とともにハリウッド・セレブの素顔を紹介する「スターと私のナイショ話」や、字幕のルールづくりに貢献したのは芸者さん(!?)など、業界ウラ話も満載。映画の魅力にあふれたファン必携の一冊。
  • 育爺。
    3.0
    壮絶な不妊治療の末に授かった愛娘。さらにはなんと双子の男児も誕生。女を口説くためのバラードは、いまや子どもをあやすための子守歌に……なんてしゃれたことを言っている場合ではない! あっちで暴れたと思いきやこっちで大泣き。老体に鞭打って!? 50歳を超えたイクメンならぬイクジイ、ダイアモンド☆ユカイの笑って泣ける子育て奮闘記。
  • 不祥事続発!怒れるガバナンス 世の中、壊れてしもたやないか!
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ、不祥事が続くのか!?企業の「品格」を問い「偽」が蔓延する社会に江上剛の怒りが炸裂!!時事トップ・コンフィデンシャル連載の好評辛口エッセーが単行本化。

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  • 日本語えとせとら ことばっておもしろい
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文壇の重鎮・阿刀田高が綴る日本語にまつわるエッセー。著者の日本語への深い愛着が感じられる一冊!

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  • これからの幸福論
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もっと〈私〉を知るために。恋愛、心残り、死、手紙、友情―。だれもが出会うできごとから、ゆれうごく〈心〉のありようを哲学する。これからの幸福について、じっくりと考えたい人のための24章。

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  • 家づくり必勝法
    3.0
    欠陥住宅をめぐるトラブルが後を絶たないだけに、絶対に後悔しない、納得、満足のいく家を建てるために知っておきたいノウハウを、豊富な具体的事例に則して平易に紹介。あなただけのマイホームづくりに欠かせない一冊。

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  • いで湯暮らし
    3.0
    棚作りに一カ月かける職人、地道に変わらぬ味を出す食堂。下町風情のある東京“谷根千”を拠点に著者は、昔ながらの流儀を続け、地元に誇りをもって生きる人々と触れ合うために各地へ。大正時代の本館が残る青森の蔦温泉、山形の湯治場はしご、本を読んで会いたくなった漁師を能登に訪ね、さらには喜界島、台湾、マレーシアへも。歩いて食べて、そこにしかない暮らしを肌で学ぶ、貪欲な旅エッセイ。
  • まいにちは、クリスタル!
    3.0
    1巻990円 (税込)
    すっきり、かわいく、透明に! 著者初のフォト・メッセージ集+書き下ろしエッセイ! 女子のカリスマ・蝶々さんの女子のココロをすっきり、可愛く、透明になれるような言葉と「未来ちゃん」で有名な川島小鳥さん撮影の「伊勢神宮」や本人の旅写真を組み合わせた、クリスタルのような本です。 写真メッセージだけでなく、エッセイも充実しています。 川島小鳥の撮り下ろし作品や本人の秘蔵フォト全171点! ※【ご注意】この作品にはカラー写真が多数含まれております。また、お使いの端末によっては文字が読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立読みファイルをご確認いただくことをお勧めいたします。
  • 米朝快談
    3.0
    「門外漢」と侮るなかれ。幼少より寄席に通い、米朝大全集と著作に長年親しみ、いまや小説家の血肉となっている! 十五の演目をネタに自身の貧窮と独り身を笑い飛ばし、人間国宝とAKB48を同列に論じ、島田紳助の凋落と立川談志の芸風を嘆き惜しむ。新作落語にも挑む最強の落語本にして、最新の野ばらワールド全開。
  • 女の旅じたく
    3.0
    重い旅行鞄を持ち歩くのは嫌だけど、仕事道具も身だしなみも省けない……。そんな女性ならではの葛藤や工夫がたっぷり詰まった旅と旅じたくの超実用的エッセイ。あなたの鞄も軽くしませんか?
  • おひとりさまのはつらつ人生手帖
    3.0
    体、食、保険、お金、住、モノ、情報、人間関係――。人気エッセイストが、はつらつと人生を楽しむためにしておきたいことを綴る、しなやか生活提案エッセイ! がんばりすぎない生活のヒントがきっと見つかります。
  • 人生について
    3.0
    「山本日本学」をうち立て、戦後思想史に大きな一石を投じた著者。その独特な視点はどこから生まれたのか。本書は、幼年期を送った昭和初期の世相や、何事も「控え目」を心がけた父母の教え、九死に一生を得たフィリピンでの軍隊体験など著者の原点が描かれている。変革の時代にあって「静かなる視座」を持ち、十年一日のごとく平々坦々と生きる大切さを教えてくれる珠玉のエッセイ集。

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  • 勝負をこえた生き方
    3.0
    世界の第一線で戦うには、技術だけではなく、人間力を高めることが必要だったという著者が、現役時代から現在にかけて実践している自分磨きの方法を紹介。「夢」「精神力」「人間関係力」「コンディショニング」「人生設計」といった自分磨きの5つのキーワードと、「大事な場面で力を発揮する方法」、「スランプ克服法」といった自分磨きの23のメッセージで構成。仕事や恋愛など、日常生活に役立ち、満足できる人生を送るためのヒントに!!
  • 三浦綾子 電子全集 人間の原点―苦難を希望に変える言葉
    3.0
    生きる指針、愛の指針となる230編の箴言集。 「何度も手をかけることだ。そこに愛情が生まれるのだよ。ほうっておいてはいけない。人でも物でも、ほうっておいては、持っていた愛情も消えてしまう」(「続 氷点」)。著作の中から、生きること、愛すること、希望とは、病とは、信仰とはなど、人生のあらゆる局面に寄り添った名言名句集。 「三浦綾子電子全集」付録として、夫・光世氏のエッセイ「貧しい生い立ちと幸い」を収録!
  • 考える力を育てる親子の雑学
    3.0
    「ホタルの光で本は読めるか?」「魚の耳はどこにある?」「春分の日と秋分の日は、ほんとに昼と夜の長さが同じ?」「レタスはどうして、カシャカシャしたフィルムに包まれている?」親子で一緒に学びを楽しむ1冊。
  • マラソン・ウーマン
    3.0
    ケガ&手術からのスタートで、1年後にフルマラソンを走る無謀な計画。目指したのは、世界最大の市民レースといわれるロンドンマラソン。美食とファッションを追いかけてきた生活を一変させ、ストイックな練習を始めると、心にも体にも大きな変化が現れた。アラフォーのランニング初心者が42.195キロを走り抜けた感動のストーリー!
  • 谷中、花と墓地
    3.0
    「どの国においても、墓地は美しい。東京の墓地も例に漏れない。しかし、私の見た限りでは、ほかの国では見られない特色がいくつかある。第一は、花の季節になると町中でもっとも賑やかな場所となることである。まるで盛り場。死者と生者が交流して花を楽しんでいるといった感じである。日本人ではないから、これは神道の影響であるといった差し出がましいことは言えないのであるが、なにかそういう関連があるような気がする。アメリカの開拓時代にも、亡くなった者を裏庭に埋葬する習慣があった。幾分似ているような気がする。とにかく桜の花の満開の時は、賑やかな谷中墓地は独り歩きに理想的な場所であった。…………町を散歩するとき、昔から金のたっぷりある界隈よりあまり裕福でない所の方が好きである。谷中の墓地の中でもっとも惨めな墓は、高橋お伝のものであろう。墓地の端っこの公衆便所のそばで今にも滑ってなくなりそうな感じである。私はここが大好きで、側に立ってお伝の顔を想像して、ご苦労さまと言いたくなる」東京は湯島に住みなして、三社祭の見世物化を憂い、四季の桜・藤・朝顔を愛でながら、浮世を眺め暮らす。古今の日本文化を味得したアメリカ生まれの文人による極上の随筆34篇。

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  • みずいろメガネ
    3.0
    尖閣諸島、生活保護費問題。ロンドンオリンピック。年末恒例「サンデー毎日」掲載の切れ味鋭いコラムで今年を総括!
  • 非選抜だった私を救った48のことば
    3.0
    「頑張っていれば、いつか必ずチャンスは訪れる」―― その言葉を信じ、非選抜組として努力を続け、2012年の選抜総選挙でついに「ネクストガールズ」入りを果たした仲谷明香。 そんな彼女が2013年3月、「声優になる」という大きな夢に向かってAKBを卒業した。 本書は、非選抜組だった仲谷が、「メンバー」「ファン」「家族」等から勇気をもらったエピソードを、 くさらず、諦めず、前に進めた理由を、飾ることなく素直な筆致で綴っている。 仕事や人生に悩んだとき、迷ったときに、心の支えとなる一冊。
  • UNDER EXPOSURE JOURNAL
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 メンズファッション&カルチャー誌『ワープ・マガジンジャパン』にて、連載する「UNDER EXPOSURE JOURNAL」をコンパイルしたフォト・エッセイ集。ニューヨークのブルックリンバンクに集まるスケーター、ジャマイカの奥地に在るラスタファリアンのコミューン、インドの小さな町で写真屋を営むおじさん…。これまでに出会ったさまざまな人間や場所、そこで生まれたエピソードが写真と言葉で綴られている。
  • er-ネット歴12年のぼくがブロガー⇒ライターになったワケ
    値引きあり
    3.0
    「今のように誰もがネットを使う時代ではなかったころ、ネットの中はそれはそれは個性的な個人サイトであふれかえっていたのでした――。」  ニコ生主もこなす大人気レビューサイト「カフェオレ・ライター」の管理人:マルコ氏が、ネット歴12年を振り返りながら綴る、懐かしくてちょっぴり笑えるブログヒストリーエッセイがついに電子書籍化!  日本のインターネットの歴史が花開いてから10年以上。ネットとともに歩んだ青春時代から、個人サイト開設、BLにはじめて出会ったいきさつプラスなぜレビューまですることになったのか……など、ブロガーからライターへ転身を遂げた自らのネット&ブログ半生を当時の思い出とともにおもしろおかしく振り返ります!
  • ハダカの美奈子
    3.0
    大人気番組のもう一人の主役による衝撃の告白。ビッグダディとの別居、離婚の真相はもちろん、父親からのDV、15歳で妊娠、元夫からの執拗なDV、2度の離婚、殺された元カレ、番組では隠さざるを得なかった2つのタトゥー、そして番組放映中にミイラ化して孤独死していた父親……。18歳年下の妻として一緒に過ごしたダディとの2年間、そして30年の壮絶人生を振り返る――。
  • 原作屋稼業 お前はもう死んでいる?
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    オレ、ヨシザワ。29歳、独身、♂、「やっぱり菅野美穂が好き」ってタイプ。某IT会社に勤めていたが、仕事も恋もうまくいかず、人生に絶望した瞬間、なぜかマンガ原作者・武論尊に弟子入りを直訴、それまでまったく創作の世界とは無縁だったオレが、初めて本気で挑む修行の日々。奇人変人でなければ面白いものなど作れるワケがないマンガ界で、いったいオレは何をしたいの? どうやって生きていけばいいの?
  • 天命
    3.0
    死の恐怖を抱きながら日々を生きることは難しい。だから私たちはそれを忘れる。あるいは見ないですますという知恵をはたらかせてやりすごす。そのために見るべきものを見ず、感じるべきものを感じないで、大きな欠落を抱えたまま日々生き続けているのかもしれない……。五木寛之が、やがて迎える死というものに真正面から向き合い、赤裸々に綴った衝撃の死生観。語られなかった人生の真実が、いま明らかに!
  • 元気
    3.0
    「元気」とは単に人の活気ある姿、いきいきとした動作などをいうだけの言葉ではない。天地万物を生みだし、それを生かしているエネルギーの根元を「元気」という。人間の命を一滴の水にたとえた『大河の一滴』の著者が、古代中国の文献や最新科学の情報などをふまえて取りくんだ、新たなる生命論。「『死』を思えば元気になる」「すべての健康法は気やすめである」などの中身の濃い元気法や、人の命の流れつく先をイメージした「海」の物語は、生の根源に迫る大作となった。著者が長年大切にしてきたテーマを総括したトーク・エッセイ「暗愁のゆくえ」も収録。
  • 幸福論 人生は甘くはないが、そうひどくもない
    3.0
    同じ一生なら、楽しくのびのびと暮らしたい。人気漫画家フーミンが、「いつか必ず巡ってくる幸運」を切り口に、恋愛と結婚の真実から、母親論、映画論、アイドル論、快適生活術まで、オモシロ鋭く語ります。「すべての人はプラスマイナスゼロの人生を送る」「恋のプリミティブなパワーはすべて勝つ」「恥ずかしいことが、つまり青春そのもの」など、読めば元気の出る本音エッセイ満載。

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  • あたまの目――人生の見かた
    3.0
    遠いひとより身近なひとのほうがよくわかると、われわれは思っているが、はたしてそうか? 召使いが天才を、親が子を、赤の他人よりも理解しているだろうか? また昭和は江戸時代よりも鮮明だろうか? ひとの日常はまことにパラドックスにみちていて、一筋縄ではいかない。人生にはよく見えない死角があるのだ。本書は、ちょっと知的な心の目で、人間生活の核心をとらえた、役に立つ人生へのヒントである。

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  • 待つ力
    値引きあり
    3.0
    例えば仕事において、困難な事態に出くわしたとき、結果を「待つ」ことはしばしば怠惰で消極的な態度とみなされる。果してそうか? 異能の精神科医が「待つ」の本質を考える。

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  • 謙信びいき
    3.0
    群雄が割拠した戦国時代において、手段を選ばず他人を蹴落として利をむさぼることをよしとせず、独自の「義」の思想を掲げ、己の道を貫いた異色の戦国武将・上杉謙信。その思いは、多くの若きサムライたちに受け継がれ、やがて歴史を動かす大きなエネルギーとなってゆく。本書は、NHK大河ドラマ『天地人』の原作者が、「義と愛」に生きた直江兼続をはじめ、信長の影の参謀である沢彦宗恩、秀吉の侍医にして政策参謀である施薬院全宗など、歴史の表舞台の陰で、己にしかできない仕事をしっかりとやり遂げた異才たちの魅力を描き出す。華やかな脚光を浴びなかったからといって、彼らの人生がつまらないということは決してない。むしろ挫折や苦悩の中から何かをつかみとる姿は、現代人に生きる勇気と指針を与えてくれる。『天地人』執筆にまつわるエピソードや、旅先で出会った旬の味なども盛り込んだ、歴史と旅の醍醐味を味わえる著者初のエッセイ集。

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  • 上海 大陸精神と海洋精神の融合炉
    3.0
    90年代に急成長した上海。そこは古来、漢民族が定住しシルクロードへと続く中央の大陸世界と、貿易が盛んな南方の海洋世界とを繋ぐ、文明の交差点だった。本書の第1部では、上海の歴史をひも解く。国内と海外の市場を結び、東アジア経済の中心をなす地勢の形成。そして時の政権や中国特有の自然の作用などによる発展と停滞。こうした変遷から、上海という街の本質に迫る。第2部では、筆者の留学体験や、政治・経済・社会・思想・文化の動向などをまじえながら、人材や資本が流入する街と人の魅力を探る。ホームレスの身から巨万の富を築いた浙江(せっこう)商人。企業の生産拠点を移しつつある台湾人。身一つで出稼ぎにくる安徽(あんき)人。租界(そかい)時代さながらに進出する外国資本…。様々な人間によってもたらされる多様な外来文化を取り入れ、ボーダレスなネットワークを築く上海人。その開け放たれた可能性を気鋭の中国研究者が読み解く。

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  • 三浦綾子 電子全集 聖書に見る人間の罪―暗黒に光を求めて
    3.0
    聖書の中に示される罪深い人間の姿を記しながら、その意味を探る聖書の入門書。 「神の前に露わにされた人間の罪の姿に注目して書きすすめた。聖書に現われたスキャンダル、もしくは人間の底に流れるどすぐろい姿を記した。なぜなら、人間の罪深い姿を知ることは、神の高い清い愛を知ることでもあるからである」(「まえがき」)。人間の暗部から読み解いた聖書の入門書でもある。 「三浦綾子電子全集」付録として、朝日新聞夕刊(1982年7月27日)に載せた転機についてのエッセイを収録!

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  • 数学力は国語力
    3.0
    論理力に悩むすべての人へ。小学校、中学、高校で何年間も学んできたはずなのに、算数・数学に苦手意識を持つ人は多い。しかし、誰もが知っている算数・数学の簡単な知識を掘り起こすだけで、論理力は鍛えられる! ベン図や食塩水問題など、数学的発想を活用すれば、話し方・考え方をスッキリ組み立てられて、日常生活にも役立つ。さぁ、「数学力」を使って論理トレーニングを始めましょう。
  • 三浦綾子 電子全集 藍色の便箋―悩めるあなたへの手紙
    3.0
    夫婦や親子の悩みを共に考える愛のエッセイ集。 ひとは、あなたは、どのような悩みを抱き、それにどのように対処しているのか。日々、生きてゆくなかで、決して離れることのないさまざまな「悩み」―。 悩みとは何か。誰もが自己中心に生きて行きがちな病める現代への警告をこめ、手紙の形式を借りて綴ったエッセイ集。夫婦や親子の愛のあり方、あるいは真実に生きることの大切さについて、心に迫るいくつもの挿話を織り込んだ、珠玉の一冊。 「三浦綾子電子全集」付録として、旭川市長を務めた五十嵐広三氏とのあたたかい交流が垣間見えるエッセイを収録!

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  • 熱い砂 パリ~ダカール11000キロ
    3.0
    花の都パリからアフリカ大陸最西端のダカールまで、11000キロに及ぶ世界一過酷といわれるクルマの大レース。その間に展開する参加者たちの闘い、行く先々の現地人たちの生活、美しくも厳しい大自然の姿など、プレスマンとして参加した作家の目を通してつぶさに描いた、清新なパリダカ体験記。二人の写真も掲載されている。実は岡嶋解散の直前に旅立っていて、後から読むと興味深い。1991年刊行。(講談社文庫)

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