茶の湯ブンガク講座 近松・芭蕉から漱石・谷崎まで

茶の湯ブンガク講座 近松・芭蕉から漱石・谷崎まで

1,056円 (税込)

5pt

3.0

松尾芭蕉『笈の小文』や、狂言・歌舞伎・文楽、夏目漱石『草枕』など、近世から近代の文学作品には意外と茶の湯が登場します。文学に通じ、自身も茶道の稽古を積む著者が、軽妙な筆致でそうした茶の湯ブンガクの世界を案内。「江戸のサムライにとって茶の湯は出世のツールだった!?」「正岡子規が茶懐石の味噌汁を考察!?」など、思わぬ茶の湯のあり様や文学者の姿、そしてちょっと現代の茶の湯に通じる教訓も読み取れます。

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茶の湯ブンガク講座 近松・芭蕉から漱石・谷崎まで のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年07月20日

    とても面白かった。時にユーモラスな、時に批評的な、時にははっとする素晴らしい表現と共に、子規や漱石、谷崎などの文豪と茶の湯との関わりを楽しく紐解きながら読むことができた。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月24日

    純文学や江戸の浮世草子、俳句や古典芸能の中から直接および間接的に茶の湯が扱われている箇所を取り上げ、筆者が考察してゆく。
    必ずしも茶人ではない立場から描かれる茶の湯の姿は、おそらく茶の湯に傾倒する者が描くよりもより冷静で客観的なものとなろう。筆者も、茶人が描くものは茶の湯を賛称するものばかりであり、...続きを読む

    0

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