小説作品一覧
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4.0俳句が好きなすべての方へ、上達の極意をわかりやすく解説 季語を生かす方法、感情表現、余韻の残し方、人と差がつくテクニックなど、俳句上達のための極意を紹介。 「NHK俳句」テキストで取り上げた豊富な添削例のほか、芭蕉や一茶、高浜虚子など著名な俳人の添削例で極意を具体的に学ぶことができる。 推敲力を身につけたい、自分らしい俳句を読みたい、もっと上達したい、という方への道標となる1冊。 表紙画は絵本作家・五味太郎。 「この本を手にとってくださったみなさんは、それぞれ、理想とする俳句があると思います。そこにたどりつくために、孤独である必要はありません。過去の偉大な先人たちが、みなさんの手を取り、俳句の極意へ至る道を、ともに歩んでくれるはずです」(「はじめに」より) 【内容】 第一章 基礎をおそろかにしない 五七五という俳句の型/助詞の選び方/切れを大切に/説明をしない 添削例(久保田万太郎、飯田蛇笏、石田波郷、高浜虚子、飴山實) 第二章 感情を「もの」に託す 思いの表し方 添削例(加藤楸邨) 第三章 季語を最大限に生かす 季語の工夫 添削例(松尾芭蕉) 第四章 個性を出す 何を詠むか/凡人的発想を避ける/取り合わせに挑戦する/ふさわしい語順 添削例(松尾芭蕉、池田澄子、中村草田男) 第五章 瞬間を切り取る 一瞬の映像を詠む 添削例(芥川龍之介) 第六章 余韻を残す 自分を主役に/手離す言葉/想像を広げる引き算 添削例(小林一茶、久保田万太郎、高浜虚子、松尾芭蕉、西東三鬼、与謝蕪村) 第七章 表現力に磨きをかける 表現のテクニック/声に出して読む 添削例(正岡子規、向井去来、松尾芭蕉) 添削なし!佳句 特別編 旧かな文語活用一覧表
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4.4現役医師として命と向き合い続けた著者が到達した、「人の幸せ」とは。 380万部のベストセラー『神様のカルテ』を凌駕する、新たな傑作の誕生! その医師は、最期に希望の灯りをともす。 【あらすじ】雄町哲郎は京都の町中の地域病院で働く内科医である。三十代の後半に差し掛かった時、最愛の妹が若くしてこの世を去り、 一人残された甥の龍之介と暮らすためにその職を得たが、かつては大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望された凄腕医師だった。 哲郎の医師としての力量に惚れ込んでいた大学准教授の花垣は、愛弟子の南茉莉を研修と称して哲郎のもとに送り込むが……。 ●著者より 読者の皆さまへメッセージ 医師になって二十年が過ぎました。 その間ずっと見つめてきた人の命の在り方を、私なりに改めて丁寧に描いたのが本作です。 医療が題材ですが「奇跡」は起きません。 腹黒い教授たちの権力闘争もないし、医者が「帰ってこい!」と絶叫しながら心臓マッサージをすることもない。 しかし、奇跡や陰謀や絶叫よりもはるかに大切なことを、書ける限り書き記しました。 今は、先の見えない苦しい時代です。 けれど苦しいからといって、怒声を上げ、拳を振り回せば道が開けるというものでもないでしょう。 少なくとも私の心に残る患者たちは、そして現場を支える心ある医師たちは、困難に対してそういう戦い方を選びませんでした。 彼らの選んだ方法はもっとシンプルなものです。 すなわち、勇気と誇りと優しさを持つこと、そして、どんな時にも希望を忘れないこと。 本書を通じて、そんな人々の姿が少しでも伝われば、これに勝る喜びはありません。 (夏川草介) ●著者プロフィール 夏川草介(なつかわ・そうすけ) 一九七八年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。⻑野県にて地域医療に従事。二〇〇九年『神様のカルテ』で第十回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同書は二〇一〇年本屋大賞第二位となり、映画化された。他の著書に、世界数十カ国で翻訳された『本を守ろうとする猫の話』、『始まりの木』、コロナ禍の最前線に立つ現役医師である著者が自らの経験をもとに綴り大きな話題となったドキュメント小説『臨床の砦』など。
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3.9「あたしのシットはあたしが決める」 ベビーシッター、場の夜間作業員にホステス、社食のまかない、HIV病棟のボランティア等。「底辺託児所」の保育士となるまでに経た数々の「他者のケアをする仕事」を軸に描く、著者初の自伝的小説にして労働文学の新境地。 「自分を愛するってことは、絶えざる闘いなんだよ」 シット・ジョブ(くそみたいに報われない仕事)。店員、作業員、配達員にケアワーカーなどの「当事者」が自分たちの仕事を自虐的に指す言葉だ。 他者のケアを担う者ほど低く扱われる現代社会。自分自身が人間として低い者になっていく感覚があると、人は自分が愛せなくなってしまう。人はパンだけで生きるものではない。だが、薔薇よりもパンで生きている。 数多のシット・ジョブを経験してきた著者が、ソウルを時に燃やし、時に傷つけ、時に再生させた「私労働」の日々、魂の階級闘争を圧巻の筆力で綴った連作短編集。 ■声を出さずに泣く階級の子どもがいる。 ■水商売では年齢と美醜で判断されて、失礼な言葉や態度を許容することでお金を貰う。失礼を売り、失礼を買う。失礼は金になるのだ。 ■何かを感じたり、ムカついたりする主体性のある存在として認識しない者は、相手の賃金だけでなく、人間としての主体性さえ搾取している。 ■革命とは転覆ではなく、これまでとは逆方向に回転させることなのかもしれない。 【目次】 第一話 一九八五年の夏、あたしたちはハタチだった 第二話 ぼったくられブルース 第三話 売って、洗って、回す 第四話 スタッフ・ルーム 第五話 ソウルによくない仕事 第六話 パンとケアと薔薇 あとがき ※本書は「小説 野性時代」2021年4月号、22年1月・5月・9月号、23年1月・5月号に掲載された作品を書籍化したものです
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3.7念願だった映画の宣伝会社に転職した弥生。そんななか、夫から切り出された「ある提案」を受け入れられず、忙しさにかまけて決意を先延ばしにしていた。だが、その日は確実に迫っていて……(「あなたのママじゃない」)。 優良メーカーに内定が決まった大学生の健生。サークルで知り合った恋人未満の彼女から同棲を仄めかされるが、うやむやにしていた。そんなある日、アパートに帰宅すると、かつて池袋で暮らしていた美空が現れ――(「BE MY BABY」)。 初対面なのに物怖じせず、屈託のない転校生の美月を前に、副担任の杏子の心は騒めいた。懸念されることの一つは、クラスの中心的人物で問題児である莉愛の虐めの標的になることだったが……(「まだあの場所にいる」)。ほか全5話。 閉塞的な現実を背負う人たちの、さまざまな葛藤の中で現れた「気づき」とは。
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-漱石は留学先のロンドンで本場の世紀末思潮に深く影響を受けた.漱石文学と世紀末美学との関りに光をあて,周到な調査に大胆な推論を重ねて描き出した,刺激的な漱石像.漱石愛読者・研究者必読の傑作.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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4.6【ゴンクール賞受賞作】 なぜ人間は、作家は、“書く”のか。根源ともいえる欲望の迷宮を恐ろしいほどの気迫で綴る、衝撃の傑作小説! セネガル出身、パリに暮らす駆け出しの作家ジェガーヌには、気になる同郷の作家がいた。 1938年、デビュー作『人でなしの迷宮』でセンセーションを巻き起こし、「黒いランボー」とまで呼ばれた作家T・C・エリマン。しかしその直後、作品は回収騒ぎとなり、版元の出版社も廃業、ほぼ忘れ去られた存在となっていた。 そんなある日『人でなしの迷宮』を奇跡的に手に入れ、内容に感銘を受けたジェガーヌは、エリマン自身について調べはじめる。 様々な人の口から導き出されるエリマンの姿とは。時代の潮流に翻弄される黒人作家の懊悩、そして作家にとって “書く”という宿命は一体何なのか。 フランスで60万部を突破、40か国で版権が取得された、2021年ゴンクール賞受賞の傑作。
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3.0「あなたの元奥さんが死にました」――フランスから突然入った元妻の訃報。5年ぶりに再会した、11歳の娘アヤと暮らすことになった朝霞昇の日常は一変する。 輸入食品の有名バイヤーとして世界を飛び回っていた昇が、毎日必ず定時で退社。家事をこなし、馴れ親しんだフランスとの文化の違いに戸惑う娘を心配し頭を悩ませる日々……。 まだ距離のあるぎこちない父娘の関係は、昇が心を込めて作る毎日の料理と食卓を通して、やがてかけがえのないものに変わっていく。 食卓で話そう。わけあり父娘の幸せのレシピ。 ●登場人物紹介● 朝霞昇(41) 輸入食品の卸会社で商品企画を担当する凄腕バイヤー。仕事に没頭するあまり、フランス人の妻から離婚される。5年ぶりに再び娘と暮らせることになるが……。 朝霞アヤ(11) 幼い頃に両親が離婚し、母の故郷フランスで暮らしていた。母の死後、父・昇に引き取られるが、日本とフランスの文化の違いに馴染めないでいる。
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4.5時を繰り返す世界で、僕はもう一度君に恋をした。でも―― 「一番幸せな時のまま、終わらせたいと思うのは、いけないことかな」 12月14日。高校2年生の雪は、自分が何度も同じ一日を繰り返していることに気が付いた。だが、今まで孤独に生 きてきた雪にとってその世界は望ましいものだった。 しかしある日、変化が起こる。今まで登場しなかった女の子に出会ったのだ。ループ世界の中で起こった異変。逃 げ出す彼女を追いかけて話をすると、彼女もまたこの世界をループしていると言い――。 そこから次々と判明する驚愕の事実。ループする世界で二人が導き出した答えとは、一体。 これは、痛みを抱えた少年と少女の、「生」と「死」の物語。
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3.8どこにでもある日常が、どうしてこんなに愛おしいんだろう。かけがえのない「今日」を描く、芥川賞・大江賞作家の最新作。 夫婦と5歳の息子が暮らす築50年の大型マンションに、今日もささやかな事件が降りかかる――。日本に「住む」すべての人へ、エールを送るマンション小説! 「しゅっ」「ぱーつ!」――5歳の息子コースケと僕たち夫婦は、今日も小さな冒険の旅に出る。子育てのため、郊外にある大規模マンション「Rグランハイツ」に引っ越してきた美春と恵示。管理組合の理事になった妻とリモートワークの夫は、築50年のマンションに集まり住む住人たちとともに、どこにでもあるけれど、かけがえのない日々を重ねていく。
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4.0アウシュヴィッツ強制収容所を生き抜いたアルジェリア系フランス人の水泳選手、アルフレッド・ナカッシュの伝記物語。 主人公のアルフレッドは、トップアスリートとして素晴らしい成績を残し、さらにはアウシュヴィッツに収容される壮絶な経験をしたあとにも世界新記録を出すという偉業を成し遂げているが、フランスにおいても現在の人々の記憶にしっかりと残っているわけではなかった。本作はそんなアル フレッドに光を当てた作品となっている。 極限状態にあっても、他者を思いやり分かち合おうとするアルフレッドの姿は、打ちのめされた人たちの気持ちを救い勇気を与え、自身も、そうすることによって癒され慰められていく。 「泳ぐこと」を生きる希望として収容所を生き抜いたアルフレッド・ナカッシュ。 この物語が描いているのは、ナチズムの闇に埋もれた知られざる英雄の真の姿である。
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-神隠し――それは突如として人を消し去る恐るべき怪異。 学園には関わった者を消し去る少女の噂が広がっていた。 魔王陛下と呼ばれる高校生、空目恭一は自らこの少女に関わり、姿を消してしまう。 空目に対して恋心、憧れ、殺意――様々な思いを抱えた者達が彼を取り戻すため動き出す。 複雑に絡み合う彼らに待ち受けるおぞましき結末とは? そして、自ら神隠しに巻き込まれた空目の真の目的とは? 鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作が装いを新たに全13巻の合本版で登場! ※本作品は『新装版Missing』シリーズ全13巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
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3.0クスッと笑えてほろりと泣ける、ときめき満載のホラーな(!?)お仕事物語! 魔法のiらんど大賞2022 小説大賞 《文芸総合部門》部門賞 受賞作。 霊を寄せやすい霊感体質のせいで、入社一年そこそこで会社を辞めることになってしまった藤間みなみは、絶賛就職活動中。 だが、やはりその体質のために面接で失敗し、公園でたそがれていたところ、超美形の青年・水城春斗(みずき・はると)からいきなり声を掛けられ、ある仕事を頼まれる。 水城は心霊関係の仕事を生業としており、みなみの強い力を見込んで、霊寄せ役として心霊調査の現場に同行すること、そしてもう一つ、水城の家にある「浄霊の部屋」の管理をして欲しいという。 その部屋は不思議な力に満ちた居心地の良い空間で、様々な理由でこの世を彷徨ってしまっている善良な霊が、心穏やかに浄化されるのを待つための場所。 霊に憑かれやすいみなみにも、うってつけの環境だという。 みなみは突然の怪しい勧誘に警戒しつつも、水城の優しい人柄とあまりのイケメンぶりに絆され、ついお試しで手伝うことを了承してしまう。 だがその矢先、彼は突然、口も態度もめっぽう悪い別人のような性格に豹変! それというのも、水城は訳あって青年の霊・一ノ瀬悠(いちのせ・ゆう)と身体を共有し、定期的に入れ替わっているのだという。 みなみは紳士的なイケメン(ただし致命的な○○音痴)の水城と、ガサツでマイペースな悠に翻弄されながら、それぞれの事情を抱えた幽霊たちと向き合っていくことになって……?
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3.7底辺女子が人生逆転!? 不遇な家庭に育った17才のユキが、子供を持ちたい人々と貧困女性を救う〝代理母ビジネス〟の賭けに出る。 義父の策略で、違法な代理母出産をさせられた16才のユキ。命がけで出産したにもかかわらず、報酬はすべて義父の手に。再び代理母をさせ稼ごうとする義父の手から逃げだしたユキは、自らの経験を逆手に取り、自分のような貧しい女性を救う大胆な〈代理母ビジネス〉を思いつく。ユキを支えるのは医師の静子&芽衣子のタッグと、ゲイのミチオ&一路。さまざまな事情を抱えた「子どもを持ちたい」人々が、最後の砦としてユキたちを頼ってやってくるが……日本の生殖医療の闇、貧困層の増大、妊娠・出産をめぐる負担など、現代日本が放置した社会問題を明るみにしながら、「代理母」ビジネスのタブーに切り込んだ話題作。
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4.1『東京バンドワゴン』シリーズの著者が贈る 住むと幸せになれる不思議な〈場所〉? 30年居つく教授、空手の有段者、DV夫から逃げたシングルマザー。 ワケあり住人と強面の管理人で繰り広げられる心温まる人間ドラマ! 小説家になった羽見晃が入居を決めたのは、墨田区鐘ヶ渕にある築60年、 2階建ての〈マンション フォンティーヌ〉だった。 真っ白いアーチの入口、中庭には噴水と少女像、花壇もあって、フランスにありそうな建物。 管理人の嶌谷さんの腕には本物の入れ墨があったり、大家のリア―ヌさんは78歳のフランス人だったり色々変わっている。 30年もいる教授や生まれた国を追われたハーフの男性とかワケありの人が多く住んでいるけれど、みんな優しくて仲がいい。 ガーデンパーティ中、3号室の三科さんが元DV夫から追われていることを知り、 住人たちで役割分担して守ることに。 でも同時に、思わぬ人物がマンションを訪れていて……。
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4.4一枚の不思議な「絵」の謎を追い、令和から昭和、大正へ。 日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲。 戦争が引き起こした家族の亀裂は、現代を生きる人びとにも影を落としていた。 ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員・守谷京斗(もりや・きょうと)は、異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)から、祖母に譲り受けた作者不明の不思議な絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと相談を受ける。しかし、絵の裏には「ISAMU INOMATA」と署名があるだけで画家の素性は一切わからない。二人が謎の画家の正体を探り始めると、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた業に繋がっていた。 1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。 芸術が招いた、意図しない悲劇。 暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。 長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。 戦争、家族、仕事、芸術……すべてを詰め込んだ作家・加藤シゲアキ「第二章」のスタートを彩る集大成的作品。 「死んだら、なにかの熱になれる。すべての生き物のなれのはてだ」
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3.9北欧、華文、韓国の次は……今もっとも熱い「インド・ミステリー」の傑作 手段を選ばず、お子さんを志望校に入れる。それが僕の仕事です―― 貧困の中からのしあがった青年ラメッシュがニューデリーで営むのは「教育コンサルタント」。依頼人を希望の大学に押し込むのが仕事だ。 今回の依頼は富裕な建設業者からで、息子ルディをインドの一流大学に入れてくれという。ルディはバカなドラ息子であり、手段は替え玉受験しかなかった。 受験は無事に終了するも、予想外の結末が待っていた。ラメッシュは全国トップの成績をあげてしまったのだ。インド最高の天才少年現る!とメディアは群がり、ラメッシュはマネージャーの地位に収まってカネを稼ぐが……。
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-エンタテインメントの先駆者が伝える、本当に面白い小説の書き方と読み方とは? ミステリイ、SF、怪談、ショート・ショート、時代伝奇……様々なジャンルの実作者・実験者として活躍し続けた著者ならではの、「これから書きたい人」へのアドバイスを網羅。定評ある名著に初書籍化となるエッセイ・対談を大幅増補した決定版。これぞまさに「エンタテインメントの書き方」という名のエンタテインメント! 没後二十年記念刊行。(解説・佐々木敦) 【目次】 1 エンタテインメント小説の書き方を伝授しよう ※ 2 都筑道夫の小説指南 3 わが小説術 ※ 4 対話篇 ほんとうに怖い話が好きだ!(対談/高橋克彦) 現代ミステリーの問題点(対談/佐野洋)※ 都筑道夫に教えてもらったこと(対談/鏡明)※ ポオさん、お顔を見せて見せてください!(架空対談/エドガー・アラン・ポオ) (※は書籍[ほぼ]初収録)
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4.3母親を殺害したのは怪異かそれとも人間か――人気和風ファンタジー『神様の用心棒』外伝、ついに開幕! 時は明治――銀座にある『ダイアモンド探偵事務所』は今日も閑古鳥が鳴いている。 ある日、千里眼の実験の催しの看板を見つけたダイアは使用人の十和を引き連れ会場へ向かうことに――。 怪奇が引き起こす事件を少年探偵とその使用人が解決する明治怪奇譚 探偵前夜 第一話 少年探偵と超能力少女 第二話 隠れん坊の幽霊 第三話 黄昏の馬車 ■著者 霜月りつ(しもつき・りつ) 富山県生まれ。駒澤大学卒業後、編集者、ライターを経て作家デビュー。 著書に『神様の子守はじめました。』(コスミック出版)、『あやかし斬り』(小学館)、『百華後宮鬼譚』(ポプラ社)など多数。 ■イラストレーター アオジマイコ
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-十八年前の幼女誘拐殺人事件で死刑判決を受けた山村敦子の刑の執行が決定した。死刑立ち会いを命じられ、青葉台拘置所へ派遣された女医・若宮冴子だったが、拘置所長・村田から、山村に関して、当時事件の捜査にあたった元刑事から再審請求の動きが出ているということと、山村の服役態度や人柄が殺人犯のそれではないということを聞かされる。「事件の裏に何かがある」そう直感した冴子は自ら調査に乗り出すのだが、刑の執行までは、わずかに二日を残すのみだった。果たして冤罪を証明できるのか……。 美貌の女医・若宮冴子が謎を解き明かすミステリ小説、「監獄女医」シリーズ第2弾。 ●二条 睦(にじょう・むつみ) 1966年、広島基町高校卒業、法政大学法学部中退。法務省法務事務官・刑務官を経て小説家デビュー。ヒューマン・プリズンミステリーのパイオニア。
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-富士見ケ丘刑務所で囚人・久保光男が医務課長の前田医師を殺害する事件が発生した。前田の後任として赴任した女医・若宮冴子は、一般社会とはかけはなれた、医療体制や刑務所内の人間関係に当惑するが、徐々に自らの信念を所内に、そして囚人たちの間に浸透させていく。ある日、懲罰房である地下牢に入っている久保の健康診断にあたった冴子は、前田医師殺害の裏に、刑務所ぐるみの不正を嗅ぎつける。公正な裁判を求めて調査を開始した冴子だったが……。 美貌の女医・若宮冴子が謎を解き明かすミステリ小説、「監獄女医」シリーズ第1弾。 ●二条 睦(にじょう・むつみ) 1966年、広島基町高校卒業、法政大学法学部中退。法務省法務事務官・刑務官を経て小説家デビュー。ヒューマン・プリズンミステリーのパイオニア。
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4.0【電子版巻末にはセカイメグル先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】 「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて生きてきた立花颯太(たちばな・そうた)。 20歳になった彼がついに出会った運命の相手・宝生(ほうしょう)まゆらは、 少し変わった「予知能力」を持つ少女だった。 「私は絶対にあなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらは、颯太にある提案をするのだが――。 能力を持ったためにずっと苦しんできたまゆらは、運命が「絶対」ではないことを証明しようとし、 運命を信じてきた颯太は、好きな相手の思いも尊重したくて思い悩む。 いつ破綻してもおかしくないこの関係の行く末は――?
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4.0新興家電メーカーBEATECHの西郷武彦は、創業者・島津彬光から薫陶を受け、営業本部長として類稀なリーダーシップを発揮していた。その後新社長である島津敏光に疎まれ子会社に出向したのだが、やがて本社に復帰し、人事部長として様々な難問に取り組むこととなった――。物語を通して疑似的に「経験学習」を行うことで、人望についての深い理解が生まれる一冊。ベストセラー『もしも徳川家康が総理大臣になったら』の著者が「迫真のドラマ&理論」で解説! ●1on1よりも、明確な指示を ●人望がある人とは、組織の価値観を体現している人 ●組織の矛盾は中間管理職へ…… ●言葉だけではモチベーションは上がらない ●「具体と抽象」で価値を発見する ●アンコンシャスバイアスの罠 ●器とは視座である ●島津久光はなぜ西郷隆盛に屈服したのか ●歴史は繰り返す ●「人望」は、時に暴走する ●人望がある人とは、希望を与えられる人
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3.7コンビニなのに薄暗い。 そんなコンビニに、なにげなく入った少年イズミ。 イズミは、霊感が強く、幽霊や妖怪が見える。 そのコンビニは、幽霊や妖怪専用のコンビニだった。 イズミは、この店でバイトをすることになる。ある日、死んだばかりの美少年の幽霊が入ってきた。 美少年の名は、タカジュン。アイドル志望でダンスが得意だった。 タカジュンは、生きる希望をなくした少女と一緒にパフォーマンスを演じ、店は大変盛り上がる。そんな中、タカジュンの葬儀が行われることになり、イズミも出席することになる。 タカジュンは、自分の葬儀をながめていたところ、重大なことに気がついた … …。 面白く読めて、読者に様々な生きるヒントを感じさせる物語。
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4.4定時制高校の教室に「火星」を作り出す――胸が熱くなる青春科学小説 東京・新宿にある都立高校の定時制。 そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。 負のスパイラルから抜け出せない二十一歳の岳人。 子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。 起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。 中学を出てすぐ東京で集団就職した七十代の長嶺。 「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、 理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、 学会で発表することを目標に、 「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。 『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、 今年一番熱い青春科学小説!
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3.6離婚届を置いて失踪した妻、発見された銃弾、28年前の未解決事件。 平穏な生活が一変する秘密と嘘。 東京都北区十条で楽器店を営む青井圭一。 雑誌記者の妻・沙月とは取材がきっかけで知り合った。 ある夜、妻の沙月が圭一に差し出したのは離婚届だった。 明日から一週間取材に行くから、帰るまでに答えを出してほしい――。 確かに、圭一の友人のミュージシャンの不倫スキャンダルを 沙月がスクープしたことで、最近夫婦関係はぎくしゃくしていた。 しかしそれが離婚の原因になるとは思えない。 そして一週間後、電話口で「このまま家に帰ったら、許してくれる?」という言葉を残して沙月は消息を断つ。 ほぼ時を同じくして、亡くなった圭一の叔父の遺品の中から 銃弾が発見される。叔父の友康はこの楽器店の先代で、 幼い頃に両親を亡くした圭一の育ての親でもある。 平穏な人生を送っていた叔父と銃弾が結びつかず混乱する圭一。 追い打ちをかけるように、その銃弾が28年前に起こった 警察庁長官狙撃事件に使われたものと同じ型という可能性も浮上する。 警察庁長官狙撃事件は未解決のまま公訴時効を迎えていた。 そして、沙月がこの未解決事件を追っていたことも明らかになる。 叔父と長官狙撃事件の間に何らかの関係があるのか。 もしあるとしたら叔父はどう関わっていたのか。 今回の沙月の失踪はその未解決事件の取材と関係しているのか。 この世界が今日も明日もこのまま続くだろう、そう思っていた人間が、 期せずして社会の深淵を覗くサスペンスミステリー。
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4.1都市伝説が実体を持ち、人に危害を加えるようになった“新種の怪異”。 その存在は政府によって極秘として取り扱われ、“偽の月”を見ることができるごく一部の人間たちだけが認知できる。 国内の被害者が急速に増加する中、怪異に立ち向かう方法はたったひとつ――物理攻撃だった。 怪異駆除の専門業者・唐木田探偵社新入社員の〈ネズミ〉は、入社早々、同僚たちからあらゆる戦闘方法を叩き込まれ、実戦に駆り出される。 最前線の戦闘班は10年生存率25%といわれ、生き残っている現メンバーたちも、特殊な事情を抱えた問題児だらけだった。 ルール無用に襲いくる怪異に命からがら立ち向かううち、同僚たちとの間にも不思議な絆が芽生えるが、依然として怪異の被害者は指数関数的に増えるばかり。 果たしてネズミたち探偵社の面々は、怪異急増の原因を突き止められるのか――。
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4.1「私は彼を9回も殺した。いつも違うやり方で!」 〈チョン・セラン〉ワールド全開! 笑いに満ちあふれながらも、ちょっぴり背中が凍りつくロマンチック・スリラー。 --------- かつての恋人たちを夢中にさせた八重歯の持ち主「ジェファ」。 エンタメ作家の彼女は、執筆中の短編集の中で元カレのヨンギを殺した。しかも9回も。 すると作品を発表するたびに、ヨンギの体にはジェファの文章がタトゥーのように浮き出るという不思議な現象が! そんな時、ジェファの背後にストーカーの影が忍び寄り……。 --------- 宝石のようだった八重歯。ときどき、あの八重歯が恋しくなった。ジェファが恋しくなったわけではない。ただあの八重歯だけが……。 --------- 【目次】 ■ジェファ……時空の龍と十五人の恋人たち ■ヨンギ………バニラとピスタチオ ■ジェファ……オオカミの森に腕を忘れてきた ■ヨンギ………八重歯だけがリアルだった ■ジェファ……ハッピー・マリリン ■ヨンギ………ガス銃を触ってみてもいいですか ■ジェファ……ラブ・オブ・ツンドラ ■ヨンギ………ファッキュー・ファッキュー・ファッキュー ■ジェファ……鶏もみじは窓辺にて ■ヨンギ………巨大なさつまいもの夢を見た ■ジェファ……魚王子の伝説 ■ヨンギ………五発入りのロシアン・ルーレットのように ■ジェファ……航海士、船長になる ■ヨンギ………地球が記憶するラブストーリー ■ジェファ……私と勝負してみる? ■ヨンギ………誰も死なない話を書いたら? ■ジェファ……最後のキスを更新すべきだった ■ヨンギ………切断面がきれいじゃないとくっつけられないんだよ ■ジェファ……三分二十六秒前だった ■ヨンギ………勇気ある者がジェファを得る ■あとがき ■訳者あとがき
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4.7東京駅を作った人!―― 唐津藩の下級武士・辰野金吾は上京し、英国に留学。日本銀行や東京駅を手がけて、近代日本の魂をも作った! 見事な人間讃歌、書下ろし特別作品。 ● わが国近代建築のなかで、東京駅はおそらく最も多く小説に取り上げられてきたものであろう。とくに私の記憶に残っているのが、江戸川乱歩『怪人二十面相』である。 怪盗が帝都に跳梁する状況下、待ちに待った名探偵明智小五郎が帰朝し、颯爽と東京駅に降り立つ。この名探偵を外務省の役人に変装した二十面相がプラットホームで出迎え、二人はステーションホテルの一室で対決する。 「この駅はあたかも光線を放射する太陽のようなものだ。あらゆるものの中心となって、ここから光を四方八方に放ってほしい」と、開業の祝賀式で時の首相大隈重信が述べた言葉は、まさに以後の東京駅と近代日本の行く末を言い当てることになった。――(あとがき)
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4.9※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界で一番有名な日記、「アンネの日記」の「グラフィック版」です。 コミック感覚で大変読みやすく仕上がっています。 隠れ家での2年間の雑居生活、異常な環境で思春期を迎えた13歳のアンネ。 芸術家のような感受性で周囲をとらえ、それを少女とは思えない的確な自己認識で咀嚼し繊細な文章で書かれた世界的名著です。
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3.0百貨店の催事で古書展覧会が行なわれるようになった昭和42年春。詩集のコレクターである大沢から、古書収集の極意は「殺意」と聞かされた喜多は、彼が本を借りてはそのまま私物化しているという噂を耳にする。その後大沢が居合わせた展覧会で、稀覯書が忽然と消え失せた……本を手に入れるためなら手段は選ばない収集家の闇を描く「展覧会の客」、古書オークション開催者に翻弄される喜多が最後に意外な真相に辿り着く「『憂鬱な愛人』事件」、古書店で起きた盗難事件と、図書館での司書強殺。「電網恢々事件」の三編を収録する。/【目次】第一話 展覧会の客/第二話 『憂鬱な愛人』事件/第三話 電網恢々事件/あとがき/文庫版刊行にあたって/解説=北原尚彦
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3.9ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジ。カレッジの学寮付き保健師(カレッジ・ナース)イモージェン・クワイの家に下宿する学生フランが、ある数学者の伝記を執筆することになった。今は亡きその数学者は立派な人物ではあったものの、生涯であげた目覚ましい業績はただひとつだけ。しかも、フランは伝記を手掛ける初めての人物ではなかった。伝記の執筆がこれまで途切れてきた原因は、数学者の経歴でどうしても詳細が不明な1978年の夏の数日間にありそうで……。好評『ウィンダム図書館の奇妙な事件』に続く、実力派作家によるシリーズ第2弾登場!/解説=古山裕樹
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3.7著者の新境地! 競馬愛にあふれるラブ・コメディー 競馬はロマンだ! 競馬を愛してやまない著者が贈る夢の物語。 亡き兄が遺した競馬バーを営む倉本葵。ある日、大井競馬場で芦毛の9歳の牡馬・ウララペツを見かけるなり一目惚れする。ウララペツは名馬として名高いメジロマックイーンの最後の産駒だった。 だがほどなく、戦績の振るわないウララペツは引退することに。このままでは、ウララペツは食肉にされる……。葵はウララペツを買い取って馬主となり、種牡馬にしようと決意する。ところが次から次へと難題が――。 葵、メジロマックイーンの血筋を残したいと熱望する常連客やウララペツの元馬主など、馬をこよなく愛する男女が奮闘しつつ、恋のさや当てにも興ずるラブコメディー。
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3.5元始、男性は種馬であった。 そして、女性は、 その相手をする肌馬であった。 声高に叫ばれるモラルや常識の陰で、 ひっそりと漂う“現代の吐息”を描き出す、至芸の作品集。 「あたしは、肌馬そのものだったねえ」。自らを繁殖牝馬になぞらえた呟きをきっかけにこぼれ出す、母娘三代の密やかな本音を綴った表題作「肌馬の系譜」。 数々の言葉を禁句にし、男女のベッドの中にまで持ちこまれるPC(ポリティカル・コレクトネス)に女流作家・山川英々が憤慨する「F××K PC」。 歌舞伎町に流れ着いたホストと立ちんぼ、身元不明の匿名カップルの破滅的な青春を描いた「ジョン&ジェーン」。 ……など、バラエティに富んだ珠玉の13篇を収録!! 現代最高峰の短篇小説の名手が贈る、超贅沢傑作作品集!!
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3.7スコットランドヤード警視総監への道を歩む刑事ウォーウィックが豪華客船の死体と未解決殺人の謎に迫る! 巨匠アーチャーが放つ、英国警察小説。 〈ウィリアム・ウォーウィック〉シリーズ第4話。 「著者インタヴュー」と「ウィリアム・ウォーウィックの極秘ファイル」を特別収録! ロンドン警視庁のウィリアム・ウォーウィックは警部昇任後、豪華客船に乗り、束の間の休暇を妻と過ごしていた。 だが一族を引き連れた老大富豪が後継者争いの最中に死亡。 ウィリアムは真相究明に乗り出す。 一方、彼の留守を預かる同僚たちは5件の未解決殺人の再捜査を開始。 まもなくウィリアムも合流し、敵対する犯罪組織の報復殺人事件を追うが――。 巨匠が放つ、至高の英国警察小説!
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3.7ただ、江戸を守りたい。非力であろうと、臆病であろうと——。 二百六十年以上にわたる長き泰平の世で、江戸が初めて戦場になった日。 彰義隊は強大なる新政府軍に挑み、儚く散った。 名もなき彼らの葛藤と非業の運命を描く、号泣必至の傑作! 慶応四年。鳥羽伏見の戦いで幕府軍を破った新政府軍が江戸に迫る。多くの町人も交えて結成された彰義隊は上野寛永寺に立て篭もるが、わずか半日で最新兵器を駆使する官軍に敗北——。なぜ、名もなき彼らは、無謀な戦いの場に身を投じたのか。臆病者の旗本次男・小山勝美ら、若き彰義隊隊士の葛藤と非業の運命を情感豊かな筆致で描き出す、号泣必至の傑作!
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4.2●あらすじ 児童養護施設で育った元不良の翔太は先輩の誘いで「カタラ」という会員制バーの従業員になる。ここは言葉巧みに女性を騙し惚れさせ、金を使わせて借金まみれにしたのち、風俗に落とすことが目的の半グレが経営する店だった。〈マニュアル〉に沿って女たちを騙していく翔太に有名私大に通いながら〈学び〉のためにカタラで働く海斗が声をかける。「俺たち一緒にやらないか……」。二人の若者を通した日本社会の歪み、そして「本当の悪とは」を描く社会派小説。 ●担当者より 本作の主人公は二人の青年です。一方は施設育ちで貧困の連鎖の中にいます。いくら努力しても、彼の出自、彼の過去が彼自身を縛りつけていきます。もう一人は何不自由なく育ち、それでも上を目指して日々〈学び〉を怠らないよう努力をしています。努力をしている、という点は二人とも共通ですが、この二人を「日本社会」という入れ物に入れたとき、理不尽な現実が襲い掛かってきます。同じ半グレのもとで出会った二人がどんな人生を歩んでいくのか――著者である月村了衛さんが脱稿後「格別の手ごたえがあります」とおっしゃった力作、ぜひご一読ください。
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4.2花実母娘のルーツとなる祖母の壮絶な人生譚。 花実は中学三年生となった。進路を考える年頃。そして、ほんのり初恋の気配も。そんなある日、花実の母・真千子がひったくりの被害に遭う。その事件から、花実は「金」に対しての意識がより強くなり、よりシビアな中三となる。事件の犯人が判明するが、それは予想外のほろ苦い結果に。 そんなある日、見知らぬ女性から祖母タツヨの訃報が届く。以前「太陽はいつもひとりぼっちだ」と言い放ち去って行った祖母。そして、その女性からタツヨの日記を渡される。そこには、暗く辛い昭和を生き抜いてきたタツヨの長い長い凄惨な人生が刻まれていた。それを読んだ花実は・・・・・・。 前半と後半ではまったく違う世界を味わえる作品。本当に二十歳の著者が書いたのだろうか、と驚く展開、描写。著者のまったく新しい一面を見ることが出来る渾身の長編小説です。
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3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第35弾は、文豪・ポー×イラストレーター・まくらくらまのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 私は狂っているわけではないし、よもや夢を見ているわけでもない。どのみち、明日になれば私は死ぬ。 動物好きで、賢い黒猫を飼う男。ある晩の行いから、少しずつ彼の人生が崩れていく。 ポーの名作が、アンティークのような不思議な魅力を放つイラストで話題の大人気イラストレーターで、本シリーズでは中原中也『詩集『山羊の歌』より』を担当するまくらくらまによって描かれる。 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。
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-飛行機がまだ無かった時代。世界を一周することは大事業だった、ましてや80日間では不可能と思われていた。1872年ロンドン。紳士で資産家のフィリヤス・フォッグは革新クラブとのメンバーたちと80日間で世界一周ができるかどうかの賭けをする。立証するために下男のパスパルトゥーとともに出発するのであった。何度もピンチに陥りながらも奇想天外なアイデアで乗り切っていく。迫るタイムリミット……果たして間に合うのか。ラストは痛快などんでん返し。ワクワクどきどきの冒険物語。映画化されアカデミー賞作品賞受賞。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
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-SNSで話題の“超”短編小説、待望の2巻! 恐怖、笑い、感動、涙、そしてドンデン返し―― わずか140字で展開される圧巻のドラマに、大人も子供もハマること間違いなし! X(旧Twitter)で発表された人気作から厳選した作品に加え、書き下ろし140字小説も収録しています。 ※小学校高学年以上から読めるように、小学5年以上の学習漢字と読み方にふりがなを振っています。 【著者プロフィール】 方丈海(ほうじょう・かい) 作家。 X(旧Twitter)を中心としたSNSに、140字以内で完結する超短編小説を投稿している。 2020年7月から活動を始め、X(旧Twitter)のフォロワー数は11万人を超える(2023年9月現在)。 140字という短い中で、意外なオチを展開するスタイルが特徴。 ジャンルはミステリー、怖い話、感動する話、笑える話やパロディまで多岐にわたり注目を集めている。 著書に、『#140字小説 - 「1話30秒」の意味が分かるとゾクッとする話 -』(小社刊)、『いずれ死ぬ君のために』(KADOKAWA)がある。 X(旧Twitter) @HOJO_Kai Instagram @hojo_kai TikTok @hojo_kai note https://note.com/hojo_kai/
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4.5そうだ。 不思議が起こるべきなのだ。 光る息子の指。人語を話す猿。人の形をした心残り。 不条理な世界で「俺」は、優しさを発揮しなければならない。 唯一無二の“奇譚”語り。舞城ワールド最新作! 「ママの体に光入った」幼い息子がそう告げたあと、半年以上触れていなかった妻の妊娠が発覚。一体何が!? 表題作「畏れ入谷の彼女の柘榴」に加え、人語を話す猿に導かれ行方不明者を捜す「裏山の凄い猿」、特別な家で育ったきょ うだいの気付きを描く「うちの玄関に座るため息」の全三篇を収めた奇譚小説集。 『私はあなたの瞳の林檎』『されど私の可愛い檸檬』に連なる、シリーズ最新短篇集がついに文庫化!
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-「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」 約30年ぶりの復刊がリバイバルヒット、そしてまさかの実現をはたした実写映画は興行収入37.6億円の大ヒット、 その勢いのまま第43回日本アカデミー賞最多12部門を受賞した、魔夜峰央原作の「翔んで埼玉」がついに小説化! 映画の脚本を手掛け、本作で第43回アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した徳永友一氏による完全書き下ろし小説です。 サイタマラリアにおかされた百美の闘病生活、埼玉県内の序列など、知られざる裏設定や、映画にはなかった幻のシーンが今、小説で明かされる……! 巻末には、原作者・魔夜峰央による描き下ろしマンガ付き! ――埼玉の皆様、小説までつくってゴメンなさい。
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4.2※本作品は、2021年発売の単行本版『スモールワールズ』を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。 2022年本屋大賞第3位 第43回吉川英治文学新人賞受賞! 共感と絶賛の声をあつめた宝物のような1冊。 夫婦、親子、姉弟、先輩と後輩、知り合うはずのなかった他人ーー書下ろし掌編を加えた、七つの「小さな世界」。生きてゆくなかで抱える小さな喜び、もどかしさ、苛立ち、諦めや希望を丹念に掬い集めて紡がれた物語が、読む者の心の揺らぎにも静かに寄り添ってゆく。吉川英治文学新人賞受賞、珠玉の短編集。 ままならない、けれど愛おしい 「小さな世界」たち。
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-「月刊群雛」は、独立系作家の作品をパッケージにして提供する有料の電子雑誌です。NPO法人日本独立作家同盟(現・HON.jp)が編集・発行し、電子書店やオンデマンド印刷版で配信されています。毎号、一般公募で掲載作品をジャンル不問で、巧拙問わず、早い者勝ちという編集方針で募集して掲載し、新しいプラットフォームとしても一部で注目されていました。2014年1月28日に創刊し、多くの自主出版系作家が執筆してきましたが、発展的に新たなステージに向かうために2016年08月号をもって、惜しまれながら休刊することとなりました。 この「リバイバル群雛」はその当時の執筆陣を中心としながらその未来を担うと思われたNovelJam系の作家などで群雛OBOG有志を結成し、HON.jp公認の下、責任編集・米田淳一によって群雛本誌をリバイバルする特別号です。 「群雛」が10年の時を経て、発展的にステージアップした姿をぜひお手にとってご覧いただければ幸いです。 ・掲載作品 マスカレード・マインド/神楽坂らせん 堕天使/竹島八百富 ゲーム・オーバー/きうり 人類滅亡想定原因保護管理研究所/白色黒蛇 舞姫裁判/萬歳淳一 NovelJam殺人事件/米田淳一 総天然色ひなまつり/折羽ル子 言葉よりも先に歌があった/王木亡一朗 440Hz-Wandering Wolves-/澤俊之 百年後のあなたへ/小桜店子 有楽町で笑いましょう/和良拓馬 リバイバル群雛日記/米田淳一 他、元月刊群雛編集長/HON.jp理事長 鷹野凌のコメントを収録。
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