小説の検索結果

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  • 新装版 毒殺魔の教室

    新装版 毒殺魔の教室

    小説・文芸
    3.1
    1巻950円 (税込)
    累計25万部突破「薬剤師・毒島花織の名推理」シリーズ著者の原点! 第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作。 小学6年生の男子生徒がクラスメイトを毒殺した。男子生徒は、同じ毒で服毒自殺を遂げ、犯行動機がはっきりしないまま事件は幕を閉じる。30年後、ある人物が当時の関係者たちを訪ね歩くと、思いも寄らぬ事実と驚愕の真実が明らかに――!
  • 冷たい恋と雪の密室
    値引きあり

    冷たい恋と雪の密室

    小説・文芸
    3.3
    1巻962円 (税込)
    2018年1月、新潟県三条市でJR信越線が大雪で立ち往生。電車に閉じこめられ、15時間“密室”となった車内で、熱い恋が動き出す……! センター試験を2日後に控えた高校生たちが乗った大混雑の電車内で、地元の友人、静時と再会した博人は、彼が博人の思いを寄せる幼馴染・千春からメッセージを受け取るのを見てしまい――? 実際の事件を基に、ラストのどんでん返しまで鮮やかに描き切る、著者待望の恋愛ミステリ。
  • 対になる人

    対になる人

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,221円 (税込)
    はじめて彼女を殺したのは母親だった。小学2年生の彼女を絶望的にまで殺し尽くしたのは教諭である鈴木による性的虐待だった。鈴木先生は6人の彼女を生みだすきっかけとなった。17歳のときに彼女を犯し、完全に殺したのは水原君と10人の仲間たちだった。そのとき新たに2人、あるいはさらに多数の彼女が生まれた…。札幌に引っ越した小説家の菱沼は、クラブで心に50の人格を宿す解離性同一性障害の紫織と出会う。DV被害にあう女に手を差し伸べた男は、信じられないほど壮絶な彼女の過去を知ることに……。圧倒的な生々しさで描かれる迫真のサイコスリラー。
  • 天国の囚人

    天国の囚人

    1957年、バルセロナ。父の書店で働く青年ダニエルは、結婚間近の親友フェルミンの様子がおかしい事に気づく。彼宛に不可解なメッセージを残す謎の男の来店もあり、友人を問い詰めると、フェルミンは自らの過去を語り始めた…。彼は1939年、フランコ政権の動乱時に監獄に収容された。そこで出会った作家マルティンはフェルミンに脱獄をすすめ、計画を立てる。戸惑うフェルミンにマルティンが出した、その手助けの条件とは……? 『風の影』『天使のゲーム』につづく、世界的ベストセラー「忘れられた本の墓場」シリーズ第3弾!
  • 天使のゲーム(上)

    天使のゲーム

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻1,221~1,320円 (税込)
    魂を売った作家を翻弄する数奇で哀しい運命――1917年、バルセロナ。17歳のダビッドは、雑用係を務めていた新聞社から、短篇を書くチャンスを与えられた。1年後、独立したダビッドは、旧市街の“塔の館”に移り住み、執筆活動を続ける。ある日、謎の編集人から、1年間彼のために執筆するかわりに、高額の報酬と“望むもの”を与えるというオファーを受けるが……。世界的ベストセラー『風の影』に続いて“忘れられた本の墓場”が登場する第2弾!
  • エイリアス・エマ

    エイリアス・エマ

    英情報機関の新人スパイ“エマ”に初の重大な指令が下る。亡命したロシア人科学者夫妻の一人息子、医師のマイケルを単独で保護せよ。だが現在、ロンドンの監視カメラ・ネットワークはロシアの諜報員にハッキングされている。二人はカメラを避け、電話もテクノロジーも使わずに敵の拉致・暗殺チームの追跡をかわしながら市街地を縦断し、自力でMI6本部にたどりつかねばならない…。孤立無縁、実行不可能にも見える重大任務の行く方は? 英国推理作家協会賞スチール・ダガー最終候補。
  • ナチュラルボーンチキン

    ナチュラルボーンチキン

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です――金原ひとみ。45歳一人暮らし、労務課勤務のルーティン女・浜野文乃と、ホスクラ通いのイレギュラー編集者・平木直理。新たな代表作。
  • 生殖記

    生殖記

    小説・文芸
    4.2
    1巻1,683円 (税込)
    『正欲』から3年半ぶりとなる最新長篇。 とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。 体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。 この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。
  • もひとつ、がんばっていきまっしょい

    もひとつ、がんばっていきまっしょい

    小説・文芸
    4.0
    1巻627円 (税込)
    「一人前になるまで、帰らんけん!」高校を卒業し、カメラマンを目指して上京した悦子。あれから十年あまりが経って、挫折を抱えた悦子は、初めて松山に帰省する――。悦子をはじめとする女子ボート部五人の「あれから」を描く、切なくも元気が出る長編小説。映画化、ドラマ化に続き、2024年アニメ映画化された傑作青春小説『がんばっていきまっしょい』続編。
  • その怪異はまだ読まれていません
    値引きあり

    その怪異はまだ読まれていません

    小説・文芸
    3.6
    1巻797円 (税込)
    わたしはこの本を書くために、3名の人物に取材をおこないました。 彼らの身の回りでは不気味な出来事が起きているそうです。 「ワニみたいな生き物」がいるという通報、見えない何者かに付け回され噛まれている女性、放課後の理科準備室で発見したつきのうらがわのほん、コックリさんが流行ったとある学校…… みなさんも彼らの話を一緒に聞いてあげてください。 【目次】 #1 マヨイガ人間 #2 下水道に棲む白い…… #3 皮膚の下のかみおとこ #4 つきのうらがわのほん #5 いたかもしれない弟 #6 やとのさたことくぬし #7 うしのくびとわたし
  • 梔子姫は鬼の末裔と番う 七つ屋若月堂と勿忘の質物

    梔子姫は鬼の末裔と番う

    小説・文芸
    -
    1巻814円 (税込)
    十年前、梔子の咲き乱れる洋館が火事になり、果琳は帝都を離れたが、親友・黎の訃報に接し、弔いのため再び帝都に赴く。そこで黎と共に幼馴染で、初恋相手でもある有希也と再会。七つ屋《若月堂》を営む彼は黎の最期を知っていると告げ、黎の遺した質物を譲ると言って果琳を住み込みのお手伝いさんにし、ふたりは様々な事件に巻き込まれていく。金目の物ではなく、暗い情念の籠った質物を扱う有希也が張り巡らす周到な罠とは……?
  • 僕が溺愛したのは、余命八ヶ月の眠り姫だった

    僕が溺愛したのは、余命八ヶ月の眠り姫だった

    小説・文芸
    5.0
    1巻814円 (税込)
    父との確執から夢を見失った高一の凱人は、あるとき事故で昏睡状態に陥り、余命八カ月となったクラスメイトの未沙乃と出会う。その寝顔に一目惚れしてしまった凱人だが、ひょんなことから“ある方法”で彼女に”会える”ことに気づく。仲を深めていくふたりだが、未沙乃は衰弱し、生きることを諦めていた。絶望的な状況の中、凱人は未沙乃のために傷つきながらも奮闘する。それを目の当たりにした未沙乃にある奇跡が起きて……?
  • ルームメイトと謎解きを

    ルームメイトと謎解きを

    小説・文芸
    3.9
    1巻858円 (税込)
    全寮制男子校である霧森学院の旧寮「あすなろ館」は、昨年起きた“ある事件”のせいでほとんどの生徒が新寮に移ってしまい、今はたった6人の生徒しか入居していない。 そのうちの一人・兎川雛太の部屋に新たな入居者がやってきた。転校生の鷹宮絵愛。頭脳明晰だが動物にしか心を開かない変人だ。 ある日、校内で生徒会長の湖城龍一郎が何者かに殺害される。現場の状況から犯行が可能なのはあすなろ館の住人だけだった――。
  • 小説 ドキドキ!プリキュア

    小説 ドキドキ!プリキュア

    小説・文芸
    4.7
    1巻990円 (税込)
    プリキュアシリーズ10作目。いまも根強いファンの多い「ドキドキ!プリキュア」。 TVシリーズのその後を描いた完全新作小説。 またあの6人に会える! 【あらすじ】 最後の戦いから1年。マナ、六花、真琴、ありすの4人はすっかり日常を取り戻していた。マナと六花の中学校に入学してきたレジーナがお騒がせなのは変わらないけれど、亜久里も一緒に楽しく過ごす平穏な日々。そんなある日、あの決戦で葬ったはずのジコチューが突然現れて……! マナたちの中学校生活最後の夏は、再び決戦に。 胸のキュンキュンは、まだまだ止まらない! 【注目ポイント1】 小説は50話スタート。つまり、アニメ本編の最終話である49話の続きという設定。誰もが知りたかった、ドキプリメンバーたちのその後、残された謎、すべてが解き明かされる、スペシャルな1冊。 【注目ポイント2】 小説の語り手は、キュアダイヤモンドこと菱川六花。六花目線でのドキプリメンバーたちの素顔が新鮮で楽しい! 秘められた六花の熱い思いにグッとくる場面も。 【注目ポイント3】 この小説だけの、オリジナルプリキュアが登場。 このプリキュアの正体は?名乗りは?? 小説を読んだあなただけが、体感できる!
  • 飽くなき地景

    飽くなき地景

    小説・文芸
    3.6
    1巻2,145円 (税込)
    土地開発と不動産事業で成り上がった昭和の旧華族、烏丸家。その嫡男として生まれた治道は、多数のビルを建て、東京の景観を変えていく家業に興味が持てず、祖父の誠一郎が所有する宝刀、一族の守り神でもある粟田口久国の「無銘」の美しさに幼いころから魅せられていた。家に伝わる宝を守り、文化に関わる仕事をしたいと志す治道だったが、祖父の死後、事業を推し進める父・道隆により、「無銘」が渋谷を根城にする愚連隊の手に渡ってしまう。治道は刀を取り戻すため、ある無謀な計画を実行に移すのだが……。やがて、オリンピック、高度経済成長と時代が進み、東京の景色が変貌するなか、その裏側で「無銘」にまつわる事件が巻き起こる。刀に隠された一族の秘密と愛憎を描く美と血のノワール。
  • さかさ星

    さかさ星

    小説・文芸
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    戦国時代から続く名家・福森家の屋敷で起きた一家惨殺事件。死体はいずれも人間離れした凄惨な手口で破壊されており、屋敷には何かの儀式を行ったかのような痕跡が残されていた。福森家と親戚関係の中村亮太は、ある理由から霊能者の賀茂禮子と共に屋敷を訪れ、事件の調査を行うことになる。賀茂によれば、福森家が収集した名宝・名品の数々が実は恐るべき呪物であり、そのいずれか一つが事件を引き起こしたという。賀茂の話を信じきれない亮太だったが、呪物が巻き起こす超常的な事象を目にしたことで危機を感じ始める。さらに一家の生き残りの子供たちにも呪いの魔の手が……。一家を襲った真の呪物は? そして誰が何のために呪物を仕掛けたのか? 数百年続く「呪い」の恐怖を描く特級長編ホラー。
  • NHK「100分de名著」ブックス マーガレット・ミッチェル 風と共に去りぬ 世紀の大ベストセラーの誤解をとく

    NHK「100分de名著」ブックス マーガレット・ミッチェル 風と共に去りぬ 世紀の大ベストセラーの誤解をとく

    小説・文芸
    4.5
    1巻1,210円 (税込)
    「世紀のロマンス小説」ではない? 20世紀のロマンス小説として知られる大長編『風と共に去りぬ』。しかし、原文を精緻に読むと、その本質が「恋愛」ではないことがわかるという。「ヒロインは二人いる」「実は戦争小説である」「ディストピア小説としても読める」「養護と扶養という視点で読むと面白い」――。翻訳を手がけた著者だからこそたどり着いた、実に多様な読み方を味わう。Eテレ「100分de名著」テキストに、特別章・ブックガイドなどを大幅加筆のうえ、書籍化。
  • 吉祥寺の真里亞 無党派全共闘幻想史

    吉祥寺の真里亞 無党派全共闘幻想史

    小説・文芸
    -
    1巻1,485円 (税込)
    ぼくらは誰のために、何のために闘っていたのか。そして、この国は何処へ行くのだろう──。「かつてのように正義を振り翳して闘う社会よりも、電波空間のなかでの独善に溺れ、現実世界が波風の立たないことを歓迎していた。それが平和な社会なのだろうか。黎の観念が『それは違う』と憤っている。」(本文抜粋)。混乱する1960年代末、〈闘争〉に憂き身をやつした男の独白小説。
  • 立春大吉

    立春大吉

    小説・文芸
    4.5
    1巻2,750円 (税込)
    過疎の町を揺るがす町立病院の入院ベッド全廃計画に、町と病院への強い思いを抱えて抗う、主義主張も家庭事情も様々な住民たち。新米の日本共産党町議・友川あさひは力を合わせてたたかい抜けるか。歴史が刻まれた登場人物たちの人生、若い世代の苦悩とたたかいなど深みある描写が大反響を呼んだ赤旗の連載小説が単行本に! 目次 第一章 女たちは暗闇から這い出す 第二章 勇気を奮って戸を開ける 第三章 傍聴席から愛を込めて 第四章 歴史をになう者たち 第五章 老いも若きも手をつないで 第六章 コップの中の嵐は竜巻へ 第七章 カルテには書けないこと 第八章 燎原の火 第九章 百年目
  • ホームズ連盟の事件簿
    値引きあり

    ホームズ連盟

    小説・文芸
    4.0
    1~2巻330~363円 (税込)
    「ホームズへ最上質のオマージュ」――本格ミステリ作家・有栖川有栖さん もう“名探偵"なんていらない!? 相棒ワトスンが、ホームズを手玉に取ったアイリーンが、快刀乱麻の大活躍! ワトスンは憂鬱だった。原因はホームズが死んだこと。妻の病気。メイドは役立たず。配管の不調で、鉛管工を呼ぶが、なかなか直らない。しかも、どうやら家に誰かが侵入しているらしいのだ。 もしや、これまでの事件記録を盗もうというのか? 過去を消したい人物は多いだろうが……(「ケンジントン診療所の怪」)。 あの名探偵の脇役たちが大活躍! 夢のミステリー・ファイル!!
  • スパイダー スクロール

    スパイダー スクロール

    小説・文芸
    -
    1巻462円 (税込)
    なんにでも挑戦してみることは/よいことである/さまざまな世界が君を待っているのだ/誰もそれを止めることはできない/誰もそれを拒否することはできない/この自由社会で/チャレンジボーイこそ/未来を背負って立つ代表なのだ──「チャレンジボーイ」たとえ書かれてあった文字が宇宙語だったとしても、心は通じるものだ。感性が光る言葉で、独自の世界を創りだす詩集。
  • 正座記

    正座記

    小説・文芸
    -
    1巻462円 (税込)
    仏像鑑賞に奈良へ来た大学の先生と学生の二人。ある日百済観音像が何者かにいたずらされるという事件が起き、直後にその女子学生が拉致されてしまう。国際的な美術品窃盗グループの真の目的は何か? これは未来に発生する事件の序章にすぎないのか? 謎の多い法隆寺百済観音。空虚な顔立ちに隠された過去の秘密をたどる歴史ミステリーツアー。
  • 菜の花畑の向こうには

    菜の花畑の向こうには

    小説・文芸
    -
    1巻539円 (税込)
    「お前はダメだ」と言われ続け、コンプレックスの塊だった少女が、さまざまな出会いを通して「愛」と「優しさ」を知り、少しずつ大人に成長していく物語。戦後、人々がやっと夢を見ることができるようになった時代。「自分で歩く道は光で満ち溢れている」「悩みながら人は育つ」「苦しみながら得た幸せは、より深い」……。時代を超えたメッセージが、ここにあります。
  • ポトスライムの舟

    ポトスライムの舟

    小説・文芸
    3.8
    1巻605円 (税込)
    芥川賞受賞作 29歳、社会人8年目、手取り年収163万円。 こんな生き方、働き方もある。新しい“脱力系”勤労小説 29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが――。ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。
  • 消えたい人へ

    消えたい人へ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    あなたを愛する周りの人は/あなたのいない悲しみに/あなたが苦しんだ時間より/もっともっと 長い時間/一生 という時間/悲しみ続けるのだということを/どうか 気付いて下さい/ひっそり死んでいかないで/あなたの為に泣く人は/必ず いるのですから(本文より)──かつて苦しんでいた著者が、今苦しんでいる人たちに向けて力になりたいと一心に願うことでできた詩集。
  • みよみよのハチャメチャアイドル物語

    みよみよのハチャメチャアイドル物語

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    25歳の美代子は店のナンバーワンでモデル。生い立ちは波瀾万丈で、病気と闘いながら仕事をしている。体の相性抜群の彼と付き合っているが、お客のみよじに恋してしまったのが悲劇の始まり。そこへ10年ぶりにパパが帰ってきた。男性恐怖症でセックス依存症の美代子が三人の男との関係のなかで見つけたものとは……。ブログでの「実話」をもとに、美代子の愛と性の日々を綴った小説。
  • ネコの福音 ***ある保護猫活動家とテレパシーで会話するネコの物語***

    ネコの福音 ***ある保護猫活動家とテレパシーで会話するネコの物語***

    小説・文芸
    -
    1巻777円 (税込)
    人間中心主義の世界を破壊する人(ヒト)と猫(ネコ)による文学的爆弾投下!! 自分のことしか考えない「ジミン」、無償の愛をもってイエネコに福音を届けようとする〝シン〟、そして全存在に独自の地位を与えるために戦う《シト》。 9匹の猫を保護する8050問題を抱える坂本家。民間保護猫団体の代表であり日本最強の武術家の娘、高原心。自分自身の生き方を猫を守ることに見出した若者、石田徹。 猫を助けられなかったことを悔いる元ウクライナ義勇兵、中川純也……。 他者の命と自由、尊厳を守るため、邪悪な存在「ジミン」に立ち向かう、心優しき人(ヒト)とテレパシーで会話する猫(ネコ)の史上空前の戦いの物語がはじまる!!

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  • 捨て童子・松平忠輝(上)(新潮文庫)
    完結

    捨て童子・松平忠輝(新潮文庫)

    小説・文芸
    5.0
    全3巻781~880円 (税込)
    「色はあくまで黒く、目は逆しまに裂け、腕にはお魚の鱗がおありになる……」道々の者の末裔を母に持ち、徳川家康の第六子として生まれた松平忠輝だが、その異形と途方もないエネルギーを家康に恐れられ、捨てられてしまう。帰る場所のない忠輝は、謀略を企む秀忠と執拗に命を狙う柳生と対峙するが……。弱き者、そして愛する者を守るべく、虚々実々の乱世を“鬼っ子さま”が駆け抜ける!
  • とんちき 蔦重青春譜(新潮文庫)

    とんちき 蔦重青春譜(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.8
    1巻781円 (税込)
    蔦屋重三郎の店「耕書堂」に集う男たち。のちに十返舎一九に曲亭馬琴、東洲斎写楽、葛飾北斎となる彼らだが、今はまだ才能の開花を待つ、何者でもない若者たちだった。金はないけど、夢はある。元気もある。お上ににらまれているけれど怖いものなし! だが、偶然発見した「死体」から一波乱が巻き起こる。創作者たちの熱い魂が胸をすく痛快青春出版物語。『とんちき 耕書堂青春譜』改題。(解説・細谷正充)
  • 禍いの因果 現代奇譚集

    禍いの因果 現代奇譚集

    小説・文芸
    -
    1巻836円 (税込)
    人々の歴史と怪異が交差する怪談集 「この家はあるじ夫妻の死と共に滅びる」 井戸を埋めた家に起きた災禍 ――「ある家の祟りの記録」より 怪異体験を克明に炙り出す川奈怪談! 6000件を超える怪談取材を行ってきた川奈まり子が、人間の業と情念、因果応報の物語を体験者視点の語りという新たな読み味で綴る。 ・毎夜夢の中で赤黒い何者かに責めさいなまれる――やがてわかる悲しい事実「おはぎちゃん」 ・黄昏時に誰もいない自宅にひっそりと佇む見知らぬ男女、その壮絶な理由「逢魔が時の家」 ・遠方に住む伯父が遺産を寄越せと言い出して…相続争いが生んだ怪異「帰 るところ」 ・客のいない明け方のカウンターに置かれる酒の入ったグラスとは「バーの指定席」 ・旧家の古い井戸を改修するとともに始まった不幸の連鎖の顛末「ある家の祟りの記録」 ――など40編を収録。
  • 学校の怖い話

    学校の怖い話

    小説・文芸
    5.0
    1巻924円 (税込)
    「学校」にまつわる超厳選怪談集! 「女子生徒が教室で突然悲鳴を張り上げた 机のなかから誰かは覗いている!」 ――「棲みつかれる」郷内心瞳より 怪談に初めて触れたのは学校だという人は多いのではないだろうか。学び舎に蠢くあちら側のモノたちは幼いころからずっと身近なものだったに違いない――。 ・授業参観の時に、ある生徒の横に立つ恐ろしい人影「母が来る」(つくね乱蔵) ・高校生時代の日記帳に記された奇妙な記述を読んで蘇る悍ましい記憶「筆まめ」(郷内心瞳) ・音楽室に飾られた作曲家たちの中にある不可思議な肖像画「すぶつぉめ」(黒木あるじ) ・保健室には出ると言われ、たまに妙な歌が聞こえてくると噂があり…「保健室」(神沼三平太) ――など、6人の作家による書き下ろし26編を含む選りすぐりの怖い話全55話を収録。
  • 灯台へ(新潮文庫)

    灯台へ(新潮文庫)

    小説・文芸
    4.0
    1巻935円 (税込)
    「いいですとも。あした、晴れるようならね」スコットランドの小島の別荘で、哲学者ラムジー氏の妻は末息子に約束した。少年はあの夢の塔に行けると胸を躍らせる。そして十年の時が過ぎ、第一次大戦を経て一家は母と子二人を失い、再び別荘に集うのだった――。二日間のできごとを綴ることによって愛の力を描き出し、文学史を永遠に塗り替え、女性作家の地歩をも確立したイギリス文学の傑作。(解説・津村記久子)
  • 怪談罪人録

    怪談罪人録

    小説・文芸
    4.0
    1巻998円 (税込)
    その怪は因果応報――。 コンプラ崩壊、悪魔の宴、全員が罪人。 怪談師が取材した《罪人たち》の怪奇譚! 善悪の境界が崩壊した現代に発生する様々な怪奇事件。 自分が正しいと信じている人々に降りかかる怪異は果たして不運なだけの凶事か、それとも……。 ・虫を殺すのをやめられない男が夢で受けた警告…「継続の罪」 ・不倫相手と寝ていると聞こえるうめき声の正体…「恋の罪」 ・赤ん坊が店に来ると怯えるコンビニ店長の狂気と真相…「妄想の罪」 ・地上げ屋の男に告げられた死の予言…「運命の罪」 ・殺人事件の片棒を担がされた女の枕元に立つ霊…「共犯の罪」 ・窃盗の犯人とその心の内まで言い当てる声…「青い罪」 ・隣でお昼寝する園児に悪魔の如き囁きを繰り返す子どもとその母の恐ろしき連話…「邪悪な罪」 他、糸柳寿昭が取材した醜くも美しい恐怖、62例の罪と怪!
  • ワン ハンド エア ベイビー

    ワン ハンド エア ベイビー

    小説・文芸
    -
    1巻1,001円 (税込)
    「頭の中をその時、花火みたいにフラッシュバックしたもの、それは、あの日ソロバトルで凛がきめたワンハンドエアベイビーだった」本書は、ダンス大会を目前に、深夜のショッピングモールのショーウインドーに、自分の姿を映しながら、ストリートダンスの練習に励む若者たち。友情、仲間の死、ライバルグループとの競合など、ダンスに青春の全てを賭ける若者たちの生きざまを描く。
  • 花と茨―七代目市川團十郎―(新潮文庫)

    花と茨―七代目市川團十郎―(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻1,045円 (税込)
    〈七代目〉ほど破天荒な人生を送った役者がいただろうか――。天才肌で色男、江戸に團十郎ありと名を上げて「歌舞伎十八番」を制定する一方、その豪奢な生活を御上に睨まれ財産没収、江戸追放に。やがて奈落の底から見事復活をとげるが、思いもよらない悲劇が襲った……。大名跡の重責を背負い、たとえ茨の道でも、最後まで粋を貫いた名優を初めて描く感動作。『咲かせて三升の團十郎』改題。(解説・市村萬次郎)
  • Good Morning The World

    Good Morning The World

    小説・文芸
    -
    1巻1,078円 (税込)
    世の中、順風満帆な人だけじゃない。傷を負った人々だから見えてくる人生の襞、厚み、深さ──。過去を背負った様々な人間たち。その出会いと淡い別れを1960代の東京を舞台に物語る。様々な人間たちが出合う人間の交叉点、そこで見えるそれぞれの人生の陰翳。人生は未来に向かって明るく、大きく展開するのか、再生はあるのか……。それとも……。苦汁と希望が交差する大人の物語。
  • 三方の海 母の愛は恩讐を越えて

    三方の海 母の愛は恩讐を越えて

    小説・文芸
    -
    1巻1,078円 (税込)
    福井県三方を舞台に明治、大正、昭和の激しい世の移り変わりの中で、愛と信念を貫いた強靭な女・久の波瀾万丈の一代記。運命に翻弄されながらも、幾多の苦難を乗り越え、自らの人生を切り開いていく姿は、人生が日々の積み重ねであることに思いを至らせる。かけ違えてしまったボタンをようやく元に戻すことができた、その時間の長さに、人生という普遍的な命題を鋭く深く問う珠玉の大作。
  • 荒地/文化の定義のための覚書

    荒地/文化の定義のための覚書

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    「四月はいちばん無情な月」で始まる長篇詩「荒地」と代表的な文化論の定評ある名訳を一冊にし、巻末に深瀬基寛の評論「エリオットの人と思想」を収めた充実の決定版。 《古典名訳再発見》第5弾。解説・阿部公彦 【目次】    荒 地 Ⅰ 死者の埋葬  Ⅱ チェス遊び  Ⅲ 劫火の説教  Ⅳ 水死  Ⅴ 雷の曰く 「荒地」自註  文化の定義のための覚書 第1章 「カルチュア」の三つの意味 第2章 階級と「エリット」 第3章 統一性と多様性:地域 第4章 統一性と多様性:宗派と祭式 第5章 文化と政治についての一つの覚書 第6章 教育と文化についての覚書一束及び結語 附 録 ヨーロッパ文化の統一性  エリオットの人と思想(深瀬基寛)
  • 人妻キデ

    人妻キデ

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    48歳人妻、セフレ募集中 2度結婚して、夫が二人ともED。欲望がおさまらず、出会い系サイトの登録を思いつき……。好みのメンズを探して奔走する、メイクラブを通じた女性の成長物語。

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  • 青空にコントレイル

    青空にコントレイル

    小説・文芸
    -
    1巻1,320円 (税込)
    学園に隠された秘宝、ライバル校との学園祭闘争、そして天真爛漫な柚子の恋の行方は――!? 名門富檣高校に通う松本柚子は、実行委員長として姉妹校・貴檣高校を打ち負かす学園祭を企画することに。敵情視察に行った先で、柘植くん率いる相手校のメンバーたちと対峙した。いけ好かない彼と通学電車が同じだった柚子は、なにかと世話を焼かれてしまう。 ある時、仲間の一人が持ち込んだ噂話から幻の「平蜘蛛の茶釜」の存在を知り、真相を解き明かすために柘植くんと協力することに! 段々と距離を縮めていく二人だが、柘植ファンクラブの女子たちやかつての親友、柚子の幼馴染の思いなど様々な壁が立ちはだかる。 最後に二人が見る景色とはいったい……。

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  • 山の王(上)

    山の王

    新たなスウェーデン警察小説界の異才、ここに登場!  レオ・アスカーはスウェーデン・マルメ警察署重大犯罪課の女性警部だ。  彼女は、資産家の娘スミラ・ホルストと元恋人のマリクの失踪事件について捜査を進めようとするが、ホルスト家の顧問弁護士で自身の母親でもあるイザベルの差し金で、国家作戦局から派遣された元上司のヨナス・ヘルマンに捜査権を横取りされたうえ、突然事件の担当からも外され、署の地下にある「リソース・ユニット」へと異動させられる。  そこは得体の知れない曲者たちの集う「迷宮入り事件」専門の謎の部署だった……。
  • 13.Feb チョコレーション

    13.Feb チョコレーション

    小説・文芸
    -
    1巻1,567円 (税込)
    極上の物語を召し上がれ キュンキュンするようなヴァレンタインストーリー、遠い未来を舞台としたAI料理人のお話、こだわりぬいたスープのレシピの秘密…etc. よりどりみどりの食べ物にまつわるグルメな8つの短編小説集。

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  • 因果

    因果

    小説・文芸
    -
    1巻1,672円 (税込)
    心霊、オカルト、SF、サイコ、ミステリー あらゆる恐怖が押し寄せる! 心当たりがない、とは言わせない—— 大ヒット『意味怖』シリーズの著者・藤白圭率いる愉怪屋主催のコンテスト「愉怪屋杯」。 第五回のテーマは「因果」、指定ジャンルはホラー&サスペンス。 数多の力作の中から選ばれた受賞作にくわえ、審査員の書下ろしも収録。 計18人の著者が贈る、傑作ぞろいの最恐ホラー短編集。

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  • 愛に羽ばたく看護師

    愛に羽ばたく看護師

    小説・文芸
    -
    1巻1,881円 (税込)
    再会してはいけない二人が再び出会った時、運命の歯車が動き出す――。 仕事に恋愛に大忙しな主人公・林谷由利香。 許されざる恋に身を投じた彼女の行く末はいかに。 一人の女性の波乱万丈な半生と深い欲望を描いた、禁断の愛の物語。 林谷由利香は、看護学生時代のある夏、一人の男性に恋をした。一時恋仲になるも失恋し、未練を残したまま夢への決意を新たにする由利香。卒業後、看護教員になるため看護師として奮闘する彼女は、同級生を介して知り合った相手と結婚し、充実した日々を送っていた。しかしある日、元恋人と17年ぶりの再会を果たしてしまい……。

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  • 捨て童子・松平忠輝(上中下)合本版(新潮文庫)

    捨て童子・松平忠輝(上中下)合本版(新潮文庫)

    小説・文芸
    -
    1巻2,486円 (税込)
    「色はあくまで黒く、目は逆しまに裂け、腕にはお魚の鱗がおありになる……」道々の者の末裔を母に持ち、徳川家康の第六子として生まれた松平忠輝だが、その異形と途方もないエネルギーを家康に恐れられ、捨てられてしまう。帰る場所のない忠輝は、謀略を企む秀忠と執拗に命を狙う柳生と対峙するが……。弱き者、そして愛する者を守るべく、虚々実々の乱世を“鬼っ子さま”が駆け抜ける! ※当電子版は新潮文庫版『捨て童子・松平忠輝』上中下巻をまとめた合本版です。
  • 或る過去

    或る過去

    小説・文芸
    -
    1巻594円 (税込)
    「……僕は、社会から逃げて逃げて逃げ回り、ついに病院に捕まる。病院、つまり医者が僕に迫ってくる。自然科学が、僕らの神聖な秘密を暴こうとする。僕はついに、医者に僕の秘密をばらしてしまう……。おお、助けてくれ。僕は、秘密を守りきる自信がないのだ……」──これは誰かが本当に体験したこと……? 青年の凶兆におびえる日々がリアルに描かれた小説。
  • 俺、もしかして洗脳されているかもしれない

    俺、もしかして洗脳されているかもしれない

    小説・文芸
    -
    1巻594円 (税込)
    「だからおめえは能無しなんだよ!」上司にどやされ、なにもかもうまくいかなかった俺。会社の帰り道、本屋で何気なく手に取った「ダイナミックス」が洗脳の入り口だった。30年間の洗脳体験で俺が最後に見つけたものは……。現代人が陥りやすい心の闇を描いた衝撃の暗黒小説。引きこもり、カルト、バラバラ死体、不倫、マッチングアプリetc.……。人は洗脳から逃れられない。
  • 人魚の恋

    人魚の恋

    小説・文芸
    -
    1巻594円 (税込)
    感情が見えるセラピスト・大島きみ。ある日、彼女の元に現れたのは、人魚と名乗る美少女と、その姉の檸檬。彼女たちのカウンセリングを通して、きみは自分の感情や過去を見つめ直し、癒やされていく。やがて、姉妹の抱える秘密が明らかになり、きみ自身の人生にも影響を与える事件が起こる。人間の感情の深さと脆さ、そして優しさを描いた感動の小説。最後に感動のクライマックスが待つ。
  • ユウキとだるまのおじさん

    ユウキとだるまのおじさん

    小説・文芸
    -
    1巻792円 (税込)
    ユウキは運動が苦手な小学生の男の子。ある年の初詣でお父さんにだるまを買ってもらいます。それは、顔の線が曲がっていたり、左右が対称でなかったり、色がはみ出していたり……ちょっと不格好な福だるまでした。でも、ユウキにとっては特別なだるま。そのだるまに見守られ、教えを受けとって、挫折を乗り越えて不思議な友情を育んでいく姿を描いた物語です。
  • 無垢なる花たちのためのユートピア

    無垢なる花たちのためのユートピア

    小説・文芸
    4.1
    1巻950円 (税込)
    純粋無垢な七十七人の少年たちと七人の大人たちは、空をゆく船に乗り、はるか彼方にあるらしい楽園を目指して旅をしていた。ある時、ひとりの少年が船から墜落する。不幸な事故と思われたが、親友の矢車菊には気がかりなことがあった(「無垢なる花たちのためのユートピア」)。人間が人形へと変化する病が流行した村で、ひとり人間の姿で救出された少女は、司祭のもとで看病される。しかし怪我が癒えた少女はだんだんと人形に近づいていくようだった(「人形街」)。歌人、小説家、評論家として活躍する幻想文学の新旗手・川野芽生の初作品集。/【目次】無垢なる花たちのためのユートピア/白昼夢通信/人形街/最果ての実り/いつか明ける夜を/卒業の終わり/解説=石井千湖
  • 人類は地球の皮膚ガンか

    人類は地球の皮膚ガンか

    小説・文芸
    -
    1巻990円 (税込)
    世界の平和のことを外野席から眺めようとするトランプ氏が次期大統領選で有力視されている。なぜこんなことになるのか。それは民主党の中にバイデン大統領の後に続く人物が出ないからです。なぜこんなことになるのか。それはケネディ大統領を暗殺した真犯人を追いかけているオリバー・ストーン監督に聞いてください。真の世界平和を目指す大統領は後ろから銃で撃たれる恐れがあるからです。
  • ある行者の回顧録

    ある行者の回顧録

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    「『無』の境地にはなかなかなれぬ苛立ちから、ある日を境に真言密教の本に移ったのでした。すると今まで読んだ仏教とは大きく違い、素直に私の心に溶け込むように入ってきて、自分でも驚くほど理解することができたのです」(本文より)。ある本との出合いが、波乱万丈で喜怒哀楽を誰よりも味わった男の人生に大きな変化をもたらし、価値観を変えた。
  • 自衛官だった私、少し変でありますか?

    自衛官だった私、少し変でありますか?

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    笑顔ごときでこんなに苦労するはずがないと一般の人は思うかもしれない。「口はヘの字に締め白い歯を見せるな」「目力で相手を睨めつけるぐらいの気迫をもて」「にやにやするな」と叩き込まれてきた自衛隊の中でも私は優しい顔の部類に属しており問題なしと安心しきっていた。それが甘すぎた。しっかり眉間にしわが刻み込まれ口はヘの字で、口を閉じれば自然に怖い顔になってしまうのだ。
  • 赤いふんどしの秘密

    赤いふんどしの秘密

    小説・文芸
    -
    1巻1,089円 (税込)
    性のめざめ。それは誰しも通る道。物語として、自伝的要素をもとり入れて編まれた作品群。内容:◎短編集「赤いふんどしの秘密」(赤いふんどしの秘密/しょんべんとばし/消えた脱脂綿/出逢い/学校たんけん/だいだい色の満月の夜/青い浮き輪/海にむかって放たれた小便/ぼくの「赤飯」/ひげ?そり/海の輝き/亀岩の女の子)◎「海へ行く」
  • 写楽百面相

    写楽百面相

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,100円 (税込)
    時は寛政の改革の頃。川柳句集の板元の若旦那・花屋二三(はなやにさ)は、馴染みの芸者・卯兵衛との逢引の折に見た、謎の絵師が描いた強烈な役者絵に魅入られる。二三は絵に残された落款を頼りに、その絵師・写楽の正体を探っていくと、卯兵衛の失踪など身辺で次々と奇怪な出来事が起きてしまう。二三はそれらの謎も追う中で、蔦屋重三郎、十返舎一九、葛飾北斎、松平定信たち有名人と関わっていく。やがて、幕府と禁裏を揺るがす大事件に巻き込まれることに……。浮世絵、川柳、黄表紙、芝居、手妻、からくりなど江戸の文化や粋に彩られた、傑作長編ミステリ。/解説=澤田瞳子
  • がんばっている、あなた達へ

    がんばっている、あなた達へ

    小説・文芸
    -
    1巻1,188円 (税込)
    もうがんばっている人も、これからがんばる人も──みんなにエールを! だいじょうぶ、きっとあなたにも仲間がいるよ。人との“つながり”を通した、発見や成長を描いた5編の物語。──この本を読んで下さったあなたにとって、この一冊との「出逢い」が、何かをスタートする「時」の、些細な「きっかけ」と「出逢い」になることを心から願っております。
  • 議会の正義

    議会の正義

    小説・文芸
    -
    1巻1,386円 (税込)
    すべての国民から責任のある仕事を負託された象徴である「議員バッジ」。しかし、人々のために無心で仕事をする覚悟のない議員は、果たしてバッジをつける資格があるのだろうか。元地方議員が赤裸々に語る、選挙、政治を巡って繰り広げられる衝撃の問題作。「正義を重んじる地方議会が、日本国中に伝染すればいい」と、よりよき政治を目指そうとする地方議員がどれほどいるのだろうか。
  • ミゼレーレ 上

    ミゼレーレ

    採譜が禁じられていた、システィーナ礼拝堂だけのための聖歌『ミゼレーレ』。少年モーツァルトが聴き覚えて楽譜を起こし世に広まった、喩えようもなく美しい聖歌と、パリのアルメニア使徒教会で起きた聖歌隊指揮者の謎に満ちた殺害事件にはいかなる関わりがあるのか? 遺体は両耳の鼓膜が突き破られていた。凶器は? 遺体のそばには子供の足跡……定年退職した元警部と、優秀だが薬物依存で休職治療中の青少年保護課の若い刑事が、それぞれのこだわりのもと、バディを組んで事件に挑む。『クリムゾン・リバー』の著者による圧巻のミステリ!
  • きみとの明日を消したい理由

    きみとの明日を消したい理由

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,485円 (税込)
    「これからずっと、死ぬために生きるつもりなの?」 高校2年の祈里は、体調が優れず伯父が働くクリニックに行くと、あと数年しか生きられない病気だとわかる。 これまでの友人関係も、将来のために頑張っていた勉強も無駄になると絶望し、心の拠り所だったより江さんの家に向かう。 すると、なぜか去年同じクラスだった春日井くんがいて、より江さんは祖母であること、さらに亡くなったことを知らされる。 遺品整理を手伝ううち、どんどん彼に惹かれていくが、このまま好きでいていいのか、悩みは募るばかりで―。 『交換ウソ日記』、「世界は「」で」シリーズの著者が描く、号泣必至の青春恋愛小説。
  • 青い世界の中で、きみが隣にいてくれた

    青い世界の中で、きみが隣にいてくれた

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,485円 (税込)
    自分にないものを、たくさん持っている人たちが眩しかった。 高校1年生の海実は奥二重がコンプレックス。アプリで加工をしているとクラスの男子にからかわれてしまう。ショックのあまり、自分の顔がおかしく見える「思春期の風邪」に罹ってしまった。マスクで顔を隠して学校に通うが、次第に家から出るのもつらくなっていった。そんなとき、よくない噂の多いクラスメイトの久米くんに「俺の息抜きに付き合って」と声をかけられ、授業をサボることになって――。 ひとつの出会いが私の世界を変えてくれる。 共感度抜群!この物語はあなたの宝物になる――。 『青春ゲシュタルト崩壊』の著者が贈る、恋と勇気の青春物語。
  • 弟、去りし日に

    弟、去りし日に

    小説・文芸
    4.2
    1巻1,599円 (税込)
    弟の訃報が届いたのは朝食後すぐのことだった。車で何度も轢かれて殺されたのだという。保安官のヴィクターは、弟とは憎しみ合った末に疎遠になり、12年近く会っておらず、悲しみは湧かなかった。だが唯一の肉親となった弟の10歳の娘から、真相を調べてほしいと頼まれる。ヴィクターは捜査中の少女殺人事件に取り組みながら、弟の死の謎へも踏み込んでいくが……。まっすぐで聡明な姪との交流と真実を追う旅路が、孤独な日常を送るヴィクターの灰色の人生を、切なくも鮮やかに彩っていく。実力派作家が贈る、一人の男の再生を描くミステリ。/解説=三橋曉
  • 責任

    責任

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    雪の深夜の当直中、刑事の松野徹は不審車両に遭遇し職務質問する。運転手の藤池光彦は急発進、徹は追跡するが車は交差点に突っ込み、光彦と通りかかった車の家族四人が死亡する大惨事となる。警察への批判が強まりかけたとき、光彦が事故直前に強盗致傷事件を起こしていたと判明、非難は遺族に集中した。冤罪を疑う光彦の両親から再捜査を嘆願された徹は、自責の念に誘われるように引き受けてしまう。新事実など出てきようがない、はずだったが――。
  • みずもかえでも

    みずもかえでも

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,925円 (税込)
    第15回 小説 野性時代 新人賞 受賞作! 落語好きの父に連れられ寄席に通うなか「演芸写真家」という仕事を知った宮本繭生は、真嶋光一に弟子入りを願い出る。真嶋は「遅刻をしないこと」「演者の許可なく写真を撮らないこと」を条件に聞き入れるが、ある日、繭生は高まる衝動を抑えきれず、落語家・楓家みず帆の高座中にシャッターを切ってしまう。繭生は規則を犯したことを隠したまま演芸写真家の道を諦める。あれから4年。ウエディングフォトスタジオに勤務する繭生のもとに現れたのは、あのみず帆だった……。
  • ロブスター【電子版特典付き】

    ロブスター【電子版特典付き】

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    【電子版特典】として、創作の源泉に触れる「あとがきミニエッセイ」を巻末に収録 === おちこぼれの女性ジャーナリストが異国の砂漠の地で掴んだ、 自分しかできない仕事、そして、人間のほんとうの幸せとは フリージャーナリストとしての活躍の道が拓けずくすぶっていた寿美佳(すみか)は、摂氏六十度を軽く超える砂漠の地で、鉱石を運ぶトラックに乗っていた。 ここはオーストラリアでも「デッドエンド」と呼ばれる地帯。この先の鉱山で、元引きこもりの日本人労働者や、海外の政治犯が強制労働に従事させられているという疑惑を聞きつけて、記事を書いて一山当てようと潜入取材に乗り込んだのだ。金がない寿美佳のスポンサーとなったのは、夫の研究者・クセナキス博士がここに閉じ込められていると訴える博士の夫人だった。 博士を救い出すという任務も帯びながら、命からがら苛酷な砂漠を越え現地にたどり着いた寿美佳だったが、そこで出会った博士をはじめとする3人の労働者が語ったのは、寿美佳が全く思いもよらない背景だった……。 ここは見捨てられた場所、そして、途方もなく自由な土地―― 「他の場所では生きられなくても」、今、自分の身体が、能力が、拡張していく。 人生の本質や、生と死の尊厳を、外から判断できるのか。 ほんとうの幸せとは何かに迫る著者の真骨頂。
  • 彼女が探偵でなければ

    彼女が探偵でなければ

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    森田みどりは、高校時代に探偵の真似事をして以来、人の〈本性〉を暴くことに執着して生きてきた。気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。〈子どもたち〉をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。謎解きが生んだ犠牲に光は差すのか。痛切で美しい全5編。
  • リスボンのブック・スパイ

    リスボンのブック・スパイ

    小説・文芸
    3.8
    1巻2,750円 (税込)
    1942年、第二次世界大戦下。ニューヨーク公共図書館で働く司書のマリアは、大統領令に基づく任務を帯び、ポルトガルのリスボンに旅立つことになった。その任務とは、身分を偽り、戦略分析のため枢軸国の刊行物を収集すること。報道写真家の母をスペイン内乱で亡くしたマリアは、危険を冒してでも戦争を終わらせたいという強い想いを抱いていたのだ。同時期、リスボン。書店を営む青年ティアゴは、書類偽造の天才である書店員ローザとともに、迫害から逃れようとするユダヤ人避難民を命懸けで援助していた。マリアは街で本や新聞を集めるうちにふたりと出会い、戦争を終わらせるためのさらなる任務に臨むことに――。戦時のヨーロッパで活躍した実在の図書館司書に材をとり、本を愛する者たちの闘いを描き上げた、心揺さぶる傑作長編!
  • 森にあかりが灯るとき

    森にあかりが灯るとき

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,699円 (税込)
    介護の現場に、光の種を撒く努力をしたい。お笑い芸人の夢に挫折し、特別養護老人ホーム「森あかり」で介護士として働くことになった星矢は、初めての夜勤の日に、利用者の鼻に酸素を投与するためのチューブが人為的に切断されているという医療事故に遭遇。さらにその原因が星矢にあるのではないかと施設長から疑われてしまう。介護士としての将来に自信を失くし、仕事へのやりがいも感じられないまま過ごしていた星矢は、ある日、施設で厄介者扱いされている医師・葉山彩子を街で見かけて、意外な場所に連れていかれる。お笑い芸人になる夢に破れた新人介護士、自分の信念が周囲に理解されない医者、過去に利用者の遺族から訴えられた施設長――。それでも彼らがここで働く理由とは。吉川英治文学新人賞受賞の著者が贈る、感動長編。
  • ジャーロ dash No. 96【無料版】
    無料あり

    ジャーロ dash No. 96【無料版】

    小説・文芸
    4.0
    1巻0円 (税込)
    「ジャーロ dash」はミステリー誌「ジャーロ」の無料試し読み版です。ミステリーを掘り下げるエッセイ、評論、マンガなどの企画ページを無料で読むことができます。また、長編連載、連作短編、読み切り短編の小説も、冒頭部分を試し読みOK! 96号は近藤史恵〈元警察犬シャルロット〉の新シリーズが開幕! おぎぬまX、織守きょうやの読み切りもお見逃しなく。浅倉秋成『家族解散まで千キロメートル』のインタビューも掲載。
  • 幕はおりたのだろうか
    値引きあり

    幕はおりたのだろうか

    小説・文芸
    3.0
    1巻256円 (税込)
    華やかなライトを浴びるテレビ局――。難関を突破し、ニュースキャスターをめざす荻野夏美と他局から引き抜かれた倉田恵子。対照的な二人を軸に、同期入社のディレクター・杉田哲文らを交え、理想と挫折、愛と別離の青春群像を等身大に描く意欲的長編。彼らの舞台はまだ幕があがったばかりなのかもしれない!!
  • 女のことわざ辞典

    女のことわざ辞典

    小説・文芸
    3.4
    1巻473円 (税込)
    出る杭は打たれる社会に雄々しく立ちむかうOLも、油断大敵、恋は盲目、一寸先は闇というのは結婚のことだったのね、なんてことだってあるけれど、恋愛・結婚・人生という永遠のテーマが、ちゃんとことわざの中には隠されている。元気いっぱいの女の子たちにマリコさんが贈る今の時代のエチケット辞典です。
  • ジャーロ No. 96

    ジャーロ No. 96

    小説・文芸
    -
    1巻550円 (税込)
    ●新連載:近藤史恵〈元警察犬シャルロット〉待望の新シリーズが開幕!●読み切り短編:おぎぬまX「悪夢と偽薬」、織守きょうや「五人目の呪術師」●好調連載陣:赤川次郎、石持浅海、岩井圭也、岡崎琢磨、折原 一、恩田 陸、笠井 潔、城山真一、竹本健治、薬丸 岳●アフタートーク 浅倉秋成『家族解散まで千キロメートル』
  • 死者の威嚇

    死者の威嚇

    小説・文芸
    -
    1巻555円 (税込)
    愛と哀しみの人間ドラマ。社会派推理長編。関東大震災直後の朝鮮人虐殺事件が六十数年を経て、突然浮上した! 過去と現在が交錯する二重、三重の深い謎と、若い女性の恋愛心理を描く長編ミステリー傑作。
  • 容疑者

    容疑者

    小説・文芸
    -
    1巻701円 (税込)
    殺人現場に残されたのは、赤いマジックで書かれた数字の「1」。艶福家の弁護士殺害事件は怨恨か、それとも痴情のもつれか? 難航する捜査をあざ笑うかのように、新たな殺人が発生する。女性被害者の上には赤い「2」が残されていた。下谷中央署の二人の刑事が謎を追う。実力派が放つ長編警察ミステリー。
  • 影の核心

    影の核心

    小説・文芸
    3.0
    1巻705円 (税込)
    情報オンラインシステムの秘密をめぐって、不可解な自殺事件が続き、ソフトウェア技術者の桂木の周囲にも怪しい人物が現れる。巨大な陰謀とえん罪事件の真実は・・・! コンピュ-タ会社を舞台にした社会派本格推理。
  • 裁きの扉

    裁きの扉

    小説・文芸
    -
    1巻748円 (税込)
    土地利権に渦巻く悪の構図を描く社会派ミステリー。幼稚園廃園の代理人として、存続運動を続ける父母や教師たちに対峙する弁護士の前に立ちはだかったのは、かつての恋人だった。運命の糸にからめとられるかのように、別れた二人にとって偶然の再会は、捨ててきた過去を呼び覚ます切なくて哀しい戦いの始まりだった。
  • 失跡

    失跡

    小説・文芸
    3.0
    1巻806円 (税込)
    この事件は単なる誘拐ではない。「官僚、医師、企業の癒着を暴露せよ」。奇抜な要求に隠された驚愕の真実――医療業界誌発行人・倉沢の娘が誘拐された。犯人の要求は、倉沢も加担している厚生省と医師、製薬会社との癒着を公表することだった。一方で自ら警察に事件を通報した犯人の真の狙いとは? 10年前に失踪した倉沢の元恋人は、この誘拐にいかなる影を落とすのか? 複雑に絡まる謎を解きほぐす傑作長編推理。
  • パリの日照雨

    パリの日照雨

    小説・文芸
    -
    1巻1,100円 (税込)
    ◆第一歌集 日照雨ふる初夏のパリかたはらを革ジャンパーの幾人か過ぐ 湿度の低く爽快な夏、雨にも傘をささない日照雨のパリを想い、 集の名といたしました。 (あとがき) ◆自選五首 秋彼岸大桟橋に日を浴めば海までひびくサンダルの音 ほそき道すれ違ふ人傘かしげ花ゑむごとき礼のこしゆく 真実はまこと不器用おとなひの時も気紛れアマリリス咲く 哀しみは何処行くらん留めおくしがらみひとつなくて永訣 海の夜の闇に聳ゆるマリア像ゆゑなく過ぎる巌窟王(ダンテス)の恋
  • 初舞台・彼岸花 里見弴作品選

    初舞台・彼岸花 里見弴作品選

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    娘の自立していく姿に思い悩む、旧制高校同窓の男達の友情を追った表題作「彼岸花」、女主人の嘘が許せず自らの片腕を切り落とす「銀二郎の片腕」、上官の夫人を伴った戦地からの引揚げの悲惨な旅の中で育つ奇妙な愛情を描く「みごとな醜聞」等、初期から戦後作まで8篇を精選。巧みな会話運びで人情の機微をとらえ、「名人芸」と声価の高い、里見弴の人間観察の妙趣を味わう名作集。
  • 恋ごころ 里見弴短篇集

    恋ごころ 里見弴短篇集

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,265円 (税込)
    14歳の夏休みに、養家の盛岡を訪れ、そこで知った親戚の少女に淡い恋心を抱いた思い出を語る表題作。家を出て、大阪での芸者との恋愛・結婚の経緯を清新に描いた「妻を買う経験」等、自伝とフィクションを綯い交ぜに、流暢な文体と精妙な会話で、人の心の機微を巧みに描いた名作5篇を収録。明治、大正、昭和の文芸界を悠々と生き抜いた「馬鹿正直」で「一徹」で「涙脆い」、白樺派最後の文士・里見弴の真骨頂。 人の生の営みの機微を描いた心温まる短篇集――“最後の文士”里見は、94歳の最期まで現役作家として活躍した。抒情的で穏やかな、哀愁を帯びた感動を与える私小説の世界。読売文学賞受賞の表題作他6篇。
  • 形容詞・形容動詞の短歌 コレクション1000

    形容詞・形容動詞の短歌 コレクション1000

    小説・文芸
    -
    1巻1,430円 (税込)
    形容詞・形容動詞の使い方が優れている、短歌作品1000を選歌しました。 作歌において最も重要となる形容詞・形容動詞の使い方が優れている、古典から現代に至る短歌作品1000を、現在活躍中の歌人6名が選歌。文法の習得、作歌に役立つだけでなく鑑賞も楽しい作品集となりました。 【目次】 はじめに 本書の読み方 色彩 状態 性質 感情 感覚 印象 さくいん 【著者】 日本短歌総研 梓 志乃・石川 幸雄・川田 茂・水門 房子・武田 素晴・依田 仁美
  • 終末社会学用語辞典

    終末社会学用語辞典

    小説・文芸
    -
    1巻1,485円 (税込)
    この本は、支配勢力にとっては脅威である。しかし、我々にとっては武器である。 平成版『悪魔の辞典』である。現代日本という問題を736語を40文字前後の珠玉の言葉で端的に表現する。その切れ味の鋭さは奥深い小気味よさを感じさせる。 【目次】 あ行~わ行 【著者】 響堂雪乃 響堂/雪乃 コラージスト(言葉と情報と思想を紡ぐ創作家)。ブログ・マガジン「独りファシズムVer.0.3」を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている。 飯山一郎 1946年栃木県真岡市出身。立教大学卒業。元上海鉄道大学教授。日本グルンバ総合研究所代表。乳酸菌・発酵菌の大量培養法を確立。ブログを通して数多くの日本人を救済している。
  • 銭湯

    銭湯

    小説・文芸
    -
    1巻1,650円 (税込)
    第4回ことばと新人賞受賞作! 読む/書くを通して、人は自由にどこにでも行かれる。 言葉にはこんなことができるのだし、言葉にしかこんなことはできない。見事な文章体力の、風通しのいいチャーミングな小説。(江國香織(小説家)) 呆れ返ること必至! 笑っちゃうこと不可避!! なのにグッときちゃうこの不思議!!! 新人はヘンテコなくらいがちょうどいい。 人間は少しダメなくらいがちょうどいい。 生き方はゆるいくらいがちょうどいい。 だから福田節郎の小説は、すごくいい。(豊﨑由美(書評家)) 【あらすじ】 知り合いから頼まれて顔も知らない人と待ち合わせをする羽目になった俺(水上)。この人と思ったキザキさんは別の男と去ってゆき、代わりに現れたサカナさんに誘われるままに不思議な居酒屋で飲み明かし、まさに迷宮にはまり込んでゆく、心理的ロードムービーのような作品。ほかに書き下ろし「Maxとき」も収録。 【目次】 銭湯 Maxとき 【著者】 福田節郎 1981年神奈川県生まれ。「銭湯」で第4回ことばと新人賞受賞。
  • 探偵はパシられる

    探偵はパシられる

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,699円 (税込)
    「パシリ」によって培われた、知識と経験で謎を解け! 発売前から話題騒然! 現役書店員芸人であり、「アメトーーク!」で読書芸人として話題のカモシダせぶん氏、まさかの小説デビュー作。 物語史上最弱主人公爆誕。中学時代、カツアゲにあった、あの頃の俺に贈りたい本。――山里亮太さん(南海キャンディーズ・芸人) 令和のパシリと番長は一味違う! 新しいのにどこか懐かしい一冊です。――宮島未奈さん(小説家) 芸人で書店員のカモシダくんがとうとう小説まで書いちゃった!? これは事件です!!――東村アキコさん(漫画家) 〈STORY〉神奈川県立N高校の番長・丸木のパシリである岡部太朗は、「お使い先」で数々の事件に巻き込まれる。丸木のもとに早く戻らなければならない太朗は、最速で事件を解決する!? N高への転校早々、舐められないようにカツアゲをすることにした原田は、岡部太朗という生徒から金を巻き上げることに成功する。しかし太朗から、逆にカツアゲの不手際を指摘されてしまい……(「ファーストカツアゲ」) 仕事前にあんパンを買うことを日課にしている木梨は、残りひとつしかないあんパンを巡り、太朗と取り合いに。番長のために絶対にあんパンを買うと言い張る太朗に対し、木梨にも譲れない理由があり……(「最後のあんパン」) ――など、爆笑と衝撃の全9編を収録。
  • アーセナルにおいでよ

    アーセナルにおいでよ

    小説・文芸
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    スタートアップ企業を立ち上げようと奮闘する4人の訳アリな若者たち。 『バッテリー』『NO.6』から連なる、著者4年ぶりの現代青春小説! 若者たちに、生きていく武器をちゃんと身につけてもらいたい。 そういう思いを込めて書きました。――あさのあつこ 今、注目の起業家たちからも、絶賛のコメントが寄せられました! 「社会を変えるのは常にはみ出しものたちだ。生きづらさを武器に戦う若者たちの、起業物語」 ――家入一真(株式会社CAMPFIRE 代表取締役) 「僕も、自分たちで生み出した、眩いばかりの閃光に人生を変えられた一人。これは初期衝動からしか生まれない奇跡の軌跡!」  ――片石貴展(株式会社yutori代表取締役) 「高校生が挑む、自分たちの居場所革命! 正解のない時代に、生きる希望をくれる一冊」 ――福田恵里(SHE株式会社代表取締役/CEO・CCO) 【あらすじ】 「おれ、今度、起業するんだ」 幼馴染で初恋の相手・甲斐から突然呼び出された高校3年生の千香は、その文章力と思索力を見込まれ、スタートアップのメンバーとしてスカウトされた。会社の名前は「アーセナル」。“武器庫”を意味するという。容姿にコンプレックスを持つ千香。中学生で不登校になった甲斐。詐欺に巻き込まれて逮捕歴のある陽太。バツイチのコトリ。それぞれの痛みを抱えたメンバーたちは、起業という一つの目標に向かい、生きる「武器」を手に入れていく。 ネットの中傷、不登校、詐欺など学校や社会に馴染めずドロップアウトした4人の若者たち、彼らが起業という一つの目標に向かい、奮闘し、生きる「武器」を手に入れていく、まさに現代に求められる、青春小説の新たなる傑作です。 【著者プロフィール】あさの・あつこ 岡山県生まれ、在住。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991年『ほたる館物語』で作家デビュー。97年『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、99年『バッテリーII』で第39回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリーI~VI』で第54回小学館児童出版文化賞、11年『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に『NO.6』『ランナー』『火群のごとく』『透き通った風が吹いて』『野火、奔る』など多数。児童文学から時代小説まで様々なジャンルの書き手として、幅広い世代に親しまれている。
  • 私の彼女と女友達

    私の彼女と女友達

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    どこにいても、必ず自分を守って。 それが私たちを守ることになるから。 クィア・労働・女性問題など、今を生きる女性たちをときにリアルに、ときにさわやかな余韻で描き出すチョ・ウリ初の短編集。 表題作「私の彼女と女友達」など八編を収録。初邦訳。 <あらすじ> 「私の彼女と女友達」 五年間同棲している私の彼女、ジョンユンには四人の大親友がいる。ミンジ、ジヘ、ジヨン、スジン。「ジョンユンの彼女なら、私たちの友達も同然でしょ」彼女たちはみんな私に会いたがるけど、私はその誰にも会ったことがない。ジョンユンに誘われても、誰の結婚式にも行かない。 ついにジョンユンの親友たちに会ってみることを決めた日、かつて私が憧れを抱くも苦い決別を迎えたひとりの女性から手紙が届く。 「非婚式にご招待します」 【目次】 【もくじ】 私たちがハンドルをつかむとき 11番出口 ミッション 私の彼女と女友達 ねじ 物々交換 ブラック・ゼロ 犬五匹の夜 著者あとがき 訳者あとがき 【著者】 チョ・ウリ 2011年、短編小説「犬五匹の夜」で大山大学文学賞を受賞し作家デビュー。 女性、クィア、労働に関心を寄せて執筆している。 著書に短編集『リレー』『チームプレイ』、 長編『ラスト・ラブ』などがある。 カン・バンファ 岡山県倉敷市生まれ。岡山商科大学法律学科、梨花女子大学通訳翻訳大学院卒、高麗大学文芸創作科博士課程修了。梨花女子大学通訳翻訳大学院、漢陽女子大学日本語通翻訳科、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー日本語科、同院アトリエ日本語科などで教える。韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞。訳書にペク・スリン『夏のヴィラ』、チョン・ユジョン『七年の夜』、ピョン・ヘヨン『ホール』、ハ・ジウン『氷の木の森』など。韓訳書に柳美里『JR上野駅公園口』、児童書多数。著書に『일본어 번역 스킬(日本語翻訳スキル)』がある。
  • 小さな町

    小さな町

    小説・文芸
    -
    1巻1,870円 (税込)
    過去をすべて消しても生きていけるだろうか? 私だけが知らなかった、私のもう一つの物語 幼い頃の記憶。火事に見舞われた小さな町で、亡くなった悲しみに犬を飼う人々。死んだ兄。森の中に隠れて暮らす女性。いなくなった父。母の秘密。夫のスクラップブックと、消えた女優。現在と過去が交錯し、思わぬ真実が立ち上がってくる。 <あらすじ> 病床の母から繰り返し聞かされた、幼少期をすごしたあの小さな町の記憶。そこでは火事で多くの人が亡くなり、私の兄もそのとき死んだのだという。ある日、家出してたどり着いた森の中の家には、女性が隠れ住んでいた。それを機に母と親しくしはじめた彼女が起こした騒動をきっかけに、私の家族は壊れてしまう。 最期まで語られなかった母の秘密。記憶をたどる中、父との再会で告げられた思いもよらない真実とは……。 【目次】 一 反作用 二 至上命令 三 無神論者 四 交換 五 また別の女 六 ステキなしきもの 七 僕たちは失敗したんだ 八 死人に口なし 訳者あとがき 【著者】 ソン・ボミ 1980年生まれ。2009年に21世紀文学新人賞を受賞、2011年に東亜日報の新春文藝に短編小説「毛布」が当選する。短編集に『彼らにリンディ・ホップを』『優雅な夜と猫たち』『愛の夢』、長編小説に『ディア・ラルフ・ローレン』『小さな町』『消えた森の子どもたち』などがある。若い作家賞、大山文学賞、李箱文学賞などを受賞。 橋本智保 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、鄭智我(チョンジア)『歳月』(新幹社)、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、チョン・イヒョン『きみは知らない』(同)、ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』(同)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(同)、ハン・ジョンウォン『詩と散策』(同)など多数。
  • さやかの寿司

    さやかの寿司

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    母の納骨を終えた作田まひろ(22)は、「別れ」を受け入れるため、幼い日に母と一度だけ訪れた寿司店にやってきた。海辺の町の鄙びた商店街の「江戸前夕凪寿司」という小さなお店。意を決して暖簾をくぐるも、ランチ営業はちょうど終わったところだった。がっかりしたまひろだったが「ちょっと、お客さぁん」と若い女性の綿飴みたいな声に呼び止められ、まかないの海鮮丼をいただくことに。「さやかさん」と呼ばれる声の主は、ふんわりした見た目とは裏腹に、丁寧な「仕事」をする凄腕の寿司職人で――。
  • 浅草寺子屋よろず暦

    浅草寺子屋よろず暦

    小説・文芸
    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    「本屋が選ぶ時代小説大賞」など数々の賞を受賞し、直木賞候補にもなった『高瀬庄左衛門御留書』から3年。スリリングかつ心震える新たな傑作時代小説が誕生。世の中には決して見過ごせないことがある。浅草の寺子屋を舞台に、師弟、親子、兄弟、幼なじみ……明日にむかい、ともに懸命に生きる。人間の縁と心の機微を濃やかに深く描く感動作。大滝信吾は、ゆえあって旗本である兄の紹介で、浅草寺の境内にある正顕院で寺子屋を開いている。源吉や三太、おさよなど大半は町人の子だ。穏やかな春の日、子どもたちと縁側で握り飯をほおばっていたとき、源吉の姉が駆け込んできた――大切な人を守るため、信吾は江戸の闇と真っ向から闘う。浅草の四季を背景に、家族や友人、下町の人情に支えられながら、信吾が天命を見つけ、成長するさまを圧倒的な筆力で描く。
  • やっぱり好き! 京極夏彦サーガ

    やっぱり好き! 京極夏彦サーガ

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 デビュー30周年を記念した京極夏彦のファンブック。『このミス』やキャラクター文化を通じて振り返る百鬼夜行シリーズの徹底解説、ホラーの新鋭・梨も魅了する「談」シリーズなどの京極作品の紹介に加え、綾辻行人×京極夏彦、水木しげる×京極夏彦といった超貴重な対談資料も再録! ファン必携の一冊です!
  • アサシン クリード フラグメント 会津の刃

    アサシン クリード フラグメント 会津の刃

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    「アサシン クリード」に新たな歴史を刻む 幕末日本を舞台にした完全オリジナル小説 〈あらすじ〉  一六歳の司馬篤湖は会津藩士の父を持ち、侍として将来を嘱望される兄に憧れている。嫁いでいてもおかしくない年頃の篤湖だが、侍を夢見て刀を振り、稽古に明け暮れる毎日を過ごしてきた。かつて女侍は存在していたが、篤湖にとっては雲の上の出来事。その夢は決して叶わぬはずだった。  1867年11月9日、江戸幕府第15代将軍、徳川慶喜が大政奉還を表明。続く王政復古の大号令によって、1603年から続く江戸幕府はその幕を閉じた。しかし、慶喜の処遇に不満を募らせた旧幕府勢力と新政府が京都で激突。日本史上最大の内戦とされる戊辰戦争が勃発する。  やがて父に、そして兄にも徴集がかかる。戦場に赴くふたりに家を託された篤湖だったが、大人しくふたりの帰りを待てるはずもない。己の刀の才を証明する好機とばかり、自らの意思で戦いの場に身を投じる。  だが、篤湖を待ち受けていたのは、黒き思惑が錯綜する陰謀だった。国内情勢が急速に悪化していくその背後で、天皇に与するテンプル騎士団と幕府を支持するアサシン教団が鎬を削っていたのだ。国を蝕む野望を眼前にした篤湖は、己の天命を理解した。  家族を、そしてこの国を守る。決意を胸に篤湖は立ち上がる。手にした刀、勇気、そして兄妹の絆を武器に--。
  • T/S

    T/S

    小説・文芸
    5.0
    1巻2,134円 (税込)
    演劇で世界は変えられるか? 未来は変えられるか? そもそも世界が演劇なのか? 未来は夢なのか? そしてぼく/わたしは何者なのか―。『cocoon』『∧∧∧かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと―』『BOAT』『equal』…「マームとジプシー」を率いる演劇界の若きトップランナーが自身の演劇論と半生を率直に、かつプレイフルに綴る未曾有の自伝的フィクション!!
  • 人殺しは夕方やってきた

    人殺しは夕方やってきた

    小説・文芸
    -
    1巻2,200円 (税込)
    山の中で一人、壮絶なサバイバル闘争を繰り広げる女性を描いた長篇小説『壁』で世界を震撼させたマルレーン・ハウスホーファー。多くのフェミニスト、作家たちに影響を与えた彼女の、短篇小説名作集がついに邦訳! 山の中でたった一人、壮絶なサバイバル闘争を繰り広げる女性を描いた長篇小説『壁』で、世界を震撼させたマルレーン・ハウスホーファー。 多くのフェミニスト、作家たちに影響を与えた彼女の、知られざる短篇小説名作集がついに邦訳! 西崎憲さん(作家・翻訳家・音楽家・「惑星と口笛」主宰)賞賛!! ここが抒情の終着点 先はない なんというみずみずしさ。本からこぼれだすのは、少女や友達、家や風景、おもしろい夢をみる女性や人を殺してしまった男性たち。永遠は子供の形で現れ、細部は不可知を囁く。マルレーン・ハウスホーファーはドイツ語園で最良最高の抒情を達成した。 収録作はオーストリアの村で生まれ育ったマルレーン・ハウスホーファーの少女時代を彷彿させる。共に暮らした人々や動物たち……そして、平和な暮らしを一変させる戦争の影。 文学ムック「たべるのがおそい」vol.4収録の「さくらんぼ」「雌牛事件」「フォン・ガイエン氏の夜の出逢い」ほか、かなしみにユーモアをまぶした切なく心あたたまる作品集。 【目次】 1 少女時代の思い出 美しきメルジーネ ぞっとするような話 雌牛事件 さくらんぼ 初めてのキス おばあちゃんが死ぬ ドラゴン 懺悔 2 大人の生活 小さな幸せ 人殺しは夕方やってきた 日曜日の散歩 おもしろい夢を見る女性 ミルテの木、もしくは軽率なマティルデ フォン・ガイエン氏の夜の出逢い お話 とりわけ奇妙な愛の物語 人喰い 3 戦争の影 クワガタムシ 司令官の死 一九四五年の春 国家の反逆者 間借り人たちのクリスマス 恐るべき忠節 ウィロー夫妻 変身 もろびと声あげ(イン・ドゥルチ・ジュビロ) 訳者あとがき 【著者】 マルレーン・ハウスホーファー 1920年生まれのオーストリアの作家。ウィーンとグラーツの大学でドイツ文学を学び、夫と二人の子どもとともにシュタイヤーで暮らし、1970年に亡くなった。オーストリア文学史における非常に重要な女性作家の一人とされる。シュニッツラー賞やオーストリア国家賞(文学部門奨励賞)を受賞している。没後、代表作『壁』が世界的に有名になった。 松永美穂 翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社)の翻訳で2000年に毎日出版文化賞特別賞受賞。カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で2015年日本絵本大賞翻訳絵本賞受賞。そのほかヘルマン・ヘッセ『車輪の下で』(光文社古典新訳文庫)やインゲボルク・バッハマン『三十歳』(岩波文庫)など。
  • 精神の生活

    精神の生活

    小説・文芸
    -
    1巻2,200円 (税込)
    この痛みを何と呼んだらいいのか? 「流産」というテーマを克明かつ赤裸々に描いた傑作小説。 このままならない身体とのつきあい方を、誰も教えてくれない。トイレの個室で不安をひとり抱きしめているひとがいる。そこで何が起こっているか、あなたは本当に知っているだろうか。────────永井玲衣(哲学研究者/『水中の哲学者たち』) この痛みを何と呼んだらいいのか? 「流産」というテーマを克明かつ赤裸々に描いた傑作小説。 不安定な地位にある大学非常勤講師のドロシーは、図書館のトイレで出血を確認する。流産したことを親友にも母親にも打ち明けることはできない。大学で講義し、セラピーに通い、産婦人科を訪れるが、どこにいても何をしていても世界から認めてもらえない気がしてしまう。3月の終わりからの1ヶ月半、予測不能なキャリアのなかで、自分の身体に起きた「流産」という不可解な出来事と知性によってなんとか折り合いをつけていく。 「TIME」年間トップテン・フィクション(2021年)選出! 【目次】 三月の終わり その翌日 五日後 数週間後 翌週の土曜の夜 十日後 日本の読者への手紙 訳者解説 【著者】 クリスティン・スモールウッド 2014年にコロンビア大学で英文学の博士号を取得し、これまで5本の短編小説をThe Paris Review、n+1、Vice などの文芸誌で発表している。また数多くの書評やエッセイをThe New Yorker、Bookforum、The New York Times Magazine、Harper’s Magazine 等に寄稿する批評家でもある。現在、ブルックリンに夫と二人の息子と住んでいる。 佐藤直子 東京都内の大学で非常勤講師として英語を教えている。現代アメリカ小説における「偶然性」のテーマに関心がある。
  • 青姫

    青姫

    小説・文芸
    4.1
    1巻2,200円 (税込)
    屈するか 逃げるか 農と自由と民の物語。 武士と悶着を起こして村を出奔した 若者・杜宇が迷い込んだのは、不思議な地。 自由経済で成り立ち、誰の支配も受けない 「青姫」の郷だった。 頭領・満姫のもと、生死を分つ選択さえも 籤で決められる。それが天意だからだが、 満姫はとんでもない気まま娘、 口も意地も悪い。 杜宇は命拾いするも米作りを命じられ、 田を墾くことから始めねばならなくなった。 生きるために「農」の芸を磨き、 民にも馴染んでゆくが、 郷には秘密の井戸がある。 そしてある日、若い武士が現れた―― 「米を作れ! わらわは姫飯が食べたい」 【著者からのコメント】  連載時はちょうどコロナ禍でした。 むしょうに土に触れたくて、田植えの匂いや 稲刈りの景色が慕わしく、それで主人公に 米作りをさせることにしました。 舞台は、「青姫の郷」という秘境です。 とはいえすべてが幻想(ファンタジー)ではなく、 まだ幕府の支配体制が固まっていない 江戸時代初期の様相を背景にしています。  青姫の郷は中央政権の支配がまだ及んでいない、 いわば自由都市。民による自治が行なわれ、ですが 人々がなにより重んじるのは「天意」です。 主人公の杜宇はその天意によって生かされ、 といおうか振り回されるのです。 郷の人々は姫をはじめ、クセが強い曲者揃い。 どの人物も書くのが楽しく、 今も愛着のある人々です。 ですが郷は、ある危機を迎えます。  土地は、領土は、いったい誰のものか。 攻め込まれたとき、屈するのか逃げるのか、 それとも? −−自らに問いながら書きました。 自分ならどうするか、と。連載終了後まもなく、 ウクライナ侵攻が始まりました。 この小説のラストは、 かの侵攻を予見できていない頃に書いた、 一つの願いでした。  このちょっと不思議な物語、 どうぞお楽しみください。            朝井まかて 一  玉結び 二  農の芸 三  田神祀り 四  赤影 五  旱(ひでり) 六  蝶 七  姫飯(ひめいい) 八  上々 九  月 十  籤(くじ) 十一 心願成就 十二 燃ゆる水 十三 杜宇
  • とるに足りない細部

    とるに足りない細部

    小説・文芸
    3.8
    1巻2,200円 (税込)
    1949年8月、ナクバ(大災厄)渦中のパレスチナ/イスラエルで起きたレイプ殺人と、現代でその痕跡を辿るパレスチナ人女性。二つの時代における極限状況下の〈日常〉を抉る傑作中篇。 この作品の「細部」に宿っているものは、私の精神世界を激しく揺さぶり、皮膚の内側を震えさせる。この本の中の言葉の粒子に引き摺り込まれ、永遠に忘れられない体験になり今も私を切り刻んでいる。 ——村田沙耶香氏(作家) かき消された声、かき消された瞬間と共にあるために、この小説は血を流している。 ——西加奈子氏(作家) *2023年、本作はドイツの文学賞であるリベラトゥール賞を受賞。しかし同年10月、イスラエルによるガザへの攻撃が激化するなか、フランクフルト・ブックフェアで開催予定だった授賞式は同賞の主催団体リトプロムによって中止され、ブックフェアは「イスラエル側に完全に連帯する」との声明を出した。この決定に対しては、作家や出版関係者を中心に、世界中から抗議の声が上がっている。
  • 未整理な人類

    未整理な人類

    小説・文芸
    -
    1巻2,310円 (税込)
    なぜ人は理屈でわりきれない事に熱中するのか?鋭い視点と笑いで人間社会の本質を斬るノンフィクション。 世界は「意味不明」でできている!? 路上の怪文書から不幸の手紙まで。なぜ人は理屈でわりきれない事に熱中するのか。鋭い観察眼とブラックな笑いで社会を斬る異色ノンフィクション。 「人間は一番のブラックボックスで、未整理なことだらけだ。となると、『止めたくても止められないもの』『なぜか分からないけど、そうなってしまったもの』『体が勝手に動いたもの』にこそ、人間の本質が現れるのではないか。 本書は、そんな人類の未整理な行動を突っついて、綺麗にまとめることもなく、放り投げてみようという試みである」(本文) 【目次】 まえがき 第1章 “不幸の手紙”コレクション 第2章 地蔵は服を着る 第3章 「欲しいもの」を持っているのは誰か 第4章 鉄柱詩に見る、芸術と犯罪と症状 第5章 破壊に吸い寄せられる 第6章 「チットGPTみたいなことを言うな!」 第7章 バーチャルに侵略される 第8章 脳内物質を求めて右往左往 第9章 孤独と犯罪に相関関係はあるのか? 第10章 寝顔の発見 第11章 「水槽学」的考 第12章 必ず逆を教える病気 第13章 それぞれの「生きのびる」問題 第14章 価値観の謎 第15章 人が姿を消すとき 第16章 猫で一攫千金 第17章 したたかなキョン 第18章 本物を凌駕する偽物 第19章 何者かになるための準備 あとがき 【著者】 インベカヲリ☆ 1980年生まれ。写真家、ノンフィクション作家。短大卒業後、独学で写真を始める。2018年伊奈信男賞、2019年日本写真協会新人賞を受賞。写真集に『やっぱ月帰るわ、私。』、『理想の猫じゃない』ほか。著書に『なぜ名前に☆があるのか?』、『家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像』、『「死刑になりたくて、他人を殺しました」無差別殺傷犯の論理』、『私の顔は誰も知らない』、『伴走者は落ち着けない 精神科医斎藤学と治っても通いたい患者たち』ほか。
  • ブルーノの問題

    ブルーノの問題

    小説・文芸
    -
    1巻2,420円 (税込)
    現代アメリカ文学を代表する作家のひとり、アレクサンダル・ヘモンの最初期短編集 故郷喪失者は言語の中でのみ生きることができる たとえどこにいようが故郷には決していないのだから 原書が刊行されてから二十数年が経過し、サラエヴォ包囲自体は過去の出来事になったかもしれないが、むろん優れた小説はこの程度の時間で古びるものではないし、そもそもユーゴスラヴィアの惨事と消滅そのものは過去の話であっても、同じような事態が日々世界で生じていることは言を俟(ま)たない。(柴田元幸) ヘモンがナボコフとのあいだに感じる親近感は語彙という面からくるものではなく、故郷を喪失した作家が共通して抱える「埋め合わせてくれるものは言語だけ」という感覚だという。(秋草俊一郎) A・ヘモンによる『島』は、彼が英語で書いたもっとも初期の作品のひとつである。ヘモン氏はボスニア人であり、一九九二年にアメリカを旅行中、ボスニアでの戦争により帰国の道を絶たれてアメリカに移住した。『島』 を書いたのは一九九五年の春、もはや母語で小説を書くこともできず英語でもまだ書けなかった三年間を耐えた末のことだった。 スチュアート・ダイベック(『プラウシェアーズ』 1998年春号) 【目次】 島 アルフォンス・カウダースの生涯と作品 ゾルゲ諜報団 アコーディオン 心地よい言葉のやりとり コイン ブラインド・ヨゼフ・プロネク&死せる魂たち 人生の模倣 訳者あとがき 【著者】 アレクサンダル・ヘモン 1964年、旧ユーゴスラヴィアの構成国だったボスニア・ヘルツェゴビナ社会主義共和国の首都サラエヴォで生まれる。1992年渡米後、サラエヴォがセルビア人勢力によって包囲されたことで帰国不能になりアメリカに留まる。母語ではない英語で作品を発表するようになり『ノーホエア・マン』で高く評価。代表作に『世界とそれがかかえるすべて』など。映画『マトリックス レザレクションズ』ではラナ・ウォシャウスキー、デイヴィッド・ミッチェルと脚本の共同執筆も務めた。 柴田元幸 1954年生まれ。東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベックなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『アメリカン・ナルシス』、訳書にジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒けん』、エリック・マコーマック『雲』など。講談社エッセイ賞、サントリー学芸賞、日本翻訳文化賞、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』日本語版責任編集、英語版編集。 秋草俊一郎 1979年生まれ。日本大学准教授。専門は比較文学・翻訳研究など。著書に『アメリカのナボコフ―塗りかえられた自画像』、『「世界文学」はつくられる 1827-2020』、訳書にドミトリイ・バーキン『出身国』、ウラジーミル・ナボコフ『ナボコフの塊 エッセイ集1921-1975』、アレクサンダル・ヘモン『私の人生の本』、ホイト・ロング『数の値打ち―グローバル情報化時代に日本文学を読む』(共訳)など。
  • フィネガンズ・ウェイク Ⅰ・Ⅱ

    フィネガンズ・ウェイク

    小説・文芸
    5.0
    1~2巻5,390~6,930円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ユリシーズ』に続いて死の間際まで書き継がれ、20世紀最大の文学的事件とされる奇書の画期的全訳。ダブリン西郊の居酒屋を営む一家と、現実・歴史・神話が絡みあう重層的物語。
  • ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人

    ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人

    小説・文芸
    4.3
    1~8巻605~715円 (税込)
    3年弱務めたパン屋さんをやむなく離職したパン職人(ブーランジェール)の紗良。その腕を見込まれ、横浜・山手にある「ホテル猫番館」に再就職したけれど、ホテルにはいろいろと「事情」を抱えたお客様がお泊まりのようで……!? 人なつっこいコンシェルジュの要、気むずかしい料理長の隼介ら個性的な面々に囲まれて、宿泊客においしいパンを提供する紗良の毎日が始まる――!
  • ミヒャエル・コールハース チリの地震 他一篇

    ミヒャエル・コールハース チリの地震 他一篇

    小説・文芸
    4.6
    1巻1,001円 (税込)
    領主の不正により飼い馬と妻を失った馬商人が,正義の回復を求め帝国をも巻き込む戦いを起こす「ミヒャエル・コールハース」など,日常の崩壊とそこで露わになる人間の本性が悲劇的運命へとなだれ込む三作品を収録.カフカをはじめ多くの作家を魅了したクライストの,言葉と世界の多層性を包摂する文体に挑んだ意欲的新訳.

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