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「百万の軍勢を率いさせたい」 天下人豊臣秀吉にそう言わしめた男、大谷刑部。 敦賀五万石の小領主は、なぜ天下分け目の大戦を起こせたのか。どんな思いで関ケ原の戦場に立ったのか。生い立ち、病との闘い、父なる主君、友との出会いと訣別、家臣・家族との絆、そして、最強の敵への挑戦。謎につつまれた名将の渾身の生き様を、新視点で描く。 これは運命から逃げず、命を燃やし尽くし伝説となった男の物語。
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Posted by ブクログ
初めて読む作家さん。豊臣秀吉に「100万の軍勢を率いさせたい」と言わしめた大谷刑部吉継の物語。大谷刑部吉継、初めて知る人物。天下分け目の戦い、関ヶ原の戦いを起こした。とても面白かった。 本書を読んで、改めて思ったのは歴史は勝者の視点から描かれる、ということ。この本を読むまでは、豊臣秀吉はどちらかと...続きを読むいうと嫌いで、大谷刑部吉継と深い友情で結ばれていた石田三成も嫌いだった。でも、この本の視点から読み取る彼らはその思いを覆した。どちらがどうだ、というのではないけれど、一方からの視点からのみの判断はしない。 学校の授業で「関ヶ原の戦い 1600年」と教えられるけれど、そこに至る背景などは語られない。時間もないから仕方ないのかもしれないけれど、知ることができたら、学びも深まるだろうな。
大谷吉継の話。 吉継の心情に丁寧に寄り添って書かれており、読みながら共に苦悩し、歓喜し、周りの人間たちに感謝の念を抱いた。 信繁に大学が刑部の手記を渡すという展開もとても良かった。 タイトルの「天に挑む」も、深みというか厚みがあって良かった。
光と影の関係のように石田三成と友に語られる大谷吉継。 なにかと振る舞いが派手な石田治部に対し大人な振る舞いの大谷刑部というイメージそのままに戦国末期の群像劇を描いた作品。 物語前半で冷静沈着な吉継のイメージを植え付けられ、その流れで秀吉没後の家康とのやりとりを読むことになるのではじめは「あれ?家康も...続きを読むしかしていい奴?」と感じ、そして読み進めるとこれでもかと狸親父っぷりを思い知らされる。 ある種、この本の大谷吉継は徳川家康の恍惚さをとてつもなく大きく築き上げるためのバイプレーヤーにさせられてる感すらあります。 もちろん、物語の芯は終始刑部にあるのですが、関ヶ原に向けての世の中の動きがこれほどうまく纏められたものはないなと思いました。 おまけ ここまで石田三成が空気になる関ヶ原も新鮮味があって面白いです!
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