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Posted by ブクログ
叔父の死について調べる中で、かつて家庭教師として教えた従弟と、彼の周囲に見え隠れする青年との謎めいた繋がりを知る主人公
事件は更なる展開を見せ、同時に2人の過去が暴かれていく…という筋立て
かつて少年だった『彼ら』のミステリアスな外見描写が大変美しい
また片方の青年を徹底して登場させず、他者の伝聞という御簾の向こうに起き続けたことが、彼の魅力を守っている
と同時に、ミステリとしては筋が少々ご都合主義的というか、すべてが彼の神格化のために用意された粗筋と感じられ、若干冷めてしまう向きもある
それでも、ラストの歌のくだりは美しかった 良くも悪くも、あの数ページのための物語だったのだと思う
Posted by ブクログ
おーいい本を読んだ。
なんかすごい透明で静謐というか、独特な世界観だった。
志史に対する祖父母や母親の態度ひどすぎる。
本当に暴力だけが虐待ではないのだなと悲しくなった。
悠紀の詮索も高子からもう調べなくて良いと言われてるのに、自分の気持ちだけでどんどんと暴いていく過程もこのボンボンが!と良い気分ではなかったし、何もしないでほしいと願ってしまった。
志史と理都の辛い境遇を理解したのなら、どうかこのまま何もせずにと思ってしまった。
これで2人が自首とか自殺とかしたら最悪だなと思っていたら、ラスト物語は予想外の方向へ。
そして完全に逆恨でびっくりした。
理都の生死がわからないまま物語は終わってしまうのが残念だけど、余韻が残りこれはこれでよい終わり方なんだろうな。
Posted by ブクログ
友情と初恋のもの語り。中心人物の二人はあまりに繊細で周りの大人は分かりやすくクズばかり。
探偵役を務める人物はなんというか、実際にも精神的にも良くも悪くもお坊っちゃんという欠陥品だと思う。過去にも誰も救えなかったし、寄り添ったところで多分今後も救えない人なんだろうなと思う。結局理都くんには会えてもいない。最初に青春ミステリかと軽い気持ちで読んだので心が重くなる内容で読後なんともいえない気持ちだった。
結局、最後生きるか死ぬか多分死ぬと思うけど結末は読者まかせか。どんな結末でもすっきりさせて欲しい病なのでモヤモヤする読後だった。
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