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ことわざから読み解く天気予報 生活人新書セレクション
科学的天気予報が始まる前は、ことわざが天気予報だった天気予報の当たる確率は8割を超えるコンピュータ万能の時代。空を見上げずにデータだけを見つめる傾向にある。科学的な天気予報がなかった時代の「天気予報=ことわざ」はどんな確率だったのか。身近にあったさまざまなことわざ約200を科学的に検証する。 -
昭和下町人情ばなし 生活人新書セレクション
戦前の洋食屋、父自慢の厚焼き玉子、闇市の帰りに吸った生卵、正蔵師匠の牛スジ鍋、正楽師匠の菓子パンなど…「笑点」の名物男が語る、昭和の食べものと下町の人情。 -
登山不適格者 生活人新書セレクション
運動靴で富士登山、携帯電話で救助隊要請。こんな人は、『登山不適格者』と呼ばせていただきます。中高年の登山ブームで、山はかつてないにぎわいを見せている。その陰で無知や無鉄砲、甘え、過信による山の事故も増えている。本書を読んで気を引き締め、山を「安全に」楽しんでいただきたい。 -
掌の中の小鳥
たぶん僕は変わったのだ。四年前にはとてもできなかったことが,今の僕にはできる。――本書全体のプロローグといえる第一話「掌の中の小鳥」で真っ赤なワンピースの天使に出逢った主人公は,一緒に退屈なパーティを抜け出した。狂言誘拐の回想「桜月夜」で名前を教わり,御難続きのエピソード「自転車泥棒」や不思議な消失譚「できない相談」を通じて小さな事件に満ちた彼女の日常を知るにつれ,退屈と無縁になっていく自分に気づく。小粋なカクテルの店〈エッグ・スタンド〉を背景に描かれる,謎を湛えた物語の数々。巧みな伏線と登場人物の魅力に溢れたキュートなミステリ連作集。 -
魔法飛行
私も,物語を書いてみようかな――入江駒子のつぶやきは「じゃあ書いてごらんよ」の声にあっさりと迎え入れられた。幾つも名前を持っている不可解な女の子との遭遇,美容院で耳にした噂に端を発する幽霊の一件,学園祭で出逢った〈魔法の飛行〉のエピソード,クリスマス・イブを駆け抜けた大事件……近況報告をするように綴られていく駒子自身の物語は,日々の驚きや悲しみ,喜びや痛みを湛え,謎めいた雰囲気に満ちている。ややあって届く“感想文”には,駒子の首を傾げさせた出来事に対する絵解きが。第三回鮎川哲也賞を受賞した『ななつのこ』に続く,会心の連作長編ミステリ。 -
茶の湯の不思議 生活人新書セレクション
「なぜ?」がわかると、お茶はもっと美味しくなるなぜ茶碗を回すのか。どうして最初にお菓子が出されるのか。床の間や道具を拝見するのはなぜか。茶花と生け花はどう違うのか……。茶の湯の作法やしつらいにはすべて理由があり、日本人の知恵が凝縮されている。お茶を取り巻く数々のナゾを解き明かし、現代を心豊かに生きるヒントを紹介する。 -
花嫁の誓い
旅行でオランダを訪れていた看護婦のカロラインは、道に迷った末に事故で負傷し、近くの大きな屋敷へ運ばれた。幸い、屋敷の主人はラディンクという医師だった。ところが、使用人たちは手厚く看護してくれたものの、ラディンク自身はカロラインに対してひどくそっけない。やがて回復した彼女は、ラディンクに複雑な感情を抱きつつもイギリスに帰った。その数日後、突然、ラディンクがカロラインの働く病院に現れる。驚くカロラインに、彼は追い討ちをかけるように言った。「僕と結婚してくれないか」 -
赤ちゃんがいっぱい
アルバイト先の助産院をリストラされた陽奈は、急場を凌ぐために胎内育児を目的とする〈ハローベイビー研究所〉に就職したが、そこでまたしても奇妙な騒動に巻き込まれる。クリーニングの引換券やくずかごなど、価値のないものばかりが次々と盗まれ、さらに十八年前を再現したかのような赤ちゃん置き去り事件が起きるが、上層部はどうやら事件を警察に届けたくないらしく――いったい研究所内で何が進行しているのか?「伝説のカリスマ助産婦」にして安楽椅子探偵・明楽先生の推理が再び冴える。爽やかなユーモアと伏線の妙を楽しめる長編本格ミステリ、助産婦探偵シリーズ第二弾! -
愛の言葉は花言葉
新宿界隈を取り仕切るヤクザの若頭・桔梗。鋭い双眸に大人の色香を漂わせ、己の美貌と大輪の花に添えた花言葉で落とした女は数知れず。そんな節操なしに、ある誤解から無理やり身体を奪われてしまった花屋のバイト・桃原大輔。桔梗のズレまくった常識に面食らうも、持ち前の正義感から大輔は彼の更生を試みるが…。百戦錬磨のヤクザ相手に教職志望の大学生が挑む、教育的ラブ指導。 -
日本型サラリーマンは復活する NHKブックスセレクション
緩慢なデフレにより衰退に向かうサラリーマン社会。今、日本型雇用システムの構造改革が叫ばれている。しかし終身雇用・年功序列・企業内組合という三種の神器は、本当に悪なのか。成果主義の導入や雇用の流動化は、本当に必要なのか。サラリーマン社会の実相を歴史的に検証し、日本経済再生の処方箋を探る、気鋭による注目の論考。 -
激烈!帝国大戦(電子復刻版)
昭和二十年八月、連合艦隊司令長官・山本五十六は米本土上陸を決意、“〇一五作戦”を発動した。ミッドウェー海戦後、極秘裏に開発された新型戦闘機『烈風』と『橘』を擁した連合艦隊は、米海軍を日本近海で迎え撃ち、見事勝利をおさめる。一方、ソ連と電撃的和解を果たしたドイツも大反撃を開始。意気揚がる連合艦隊は米本土に上陸すべくハワイへと向かった! 大河戦争シミュレーション、待望の文庫化開始。 -
ギリシア式に愛して
勤め先のレストランを経営するミハエルの婚約者として、アビーは彼の家族がいるギリシアの島にやってきた。ミハエルが初めて女性を連れてきたことを喜び、家族はみなアビーを歓迎した。ただひとり、彼の兄で海運王国を支配するテオを除いて。「ずいぶんすばやい婚約だな」テオはアビーにささやき、あからさまに疑いの視線を向けてくる。でも、この婚約の事情を明かすことはできない。威圧的なテオの追及はますます厳しくなっていったが、アビーはだまって耐えるしかなかった。 -
夫に片思い
フローリストのホリーは、銀行の最高経営責任者であるリチャードと交際を始めた。平凡なだけの女になぜ興味があるのか疑問に思いつつも、彼の目に宿る情熱に賭けてみることにした。それでも、自分は本気の相手ではないと心のどこかで感じていた。リチャードは亡き妻を愛し続けていると聞いたこともあるし……。悪い予感は的中した。ある日、彼と訪れたパーティで、リチャードの友人の妻が教えてくれたのだ。彼は、結婚紹介所に登録して妻を探していると。やっぱりわたしは、遊び相手にすぎなかったの?★形だけの妻が欲しい三人のリッチな男性が、理想の花嫁を探しに結婚紹介所に登録します。さて、どんな出会いが待っているのでしょうか。★ -
愛なきウエディング
フライト・アテンダントのルーシーはマルディビノ公国のプリンス、グイドと交際していた。世界各地で気ままな逢瀬を重ねるようになってから一年ほどたったある日、初めてグイドのアパートメントに招かれ、マルディビノ公国でおこなわれる彼の甥の洗礼式に招待された。身分が違いすぎると、彼との将来を悲観していただけに、ルーシーの喜びはひとしおだった。もしかして、わたしは愛されているの?だが、彼女の期待とは裏腹に、グイドの誘いにはある企みがあった。★地中海に浮かぶ島国マルディビノ公国の三人の王子たちの恋を描く三部作〈地中海の王子たち〉。二作めのヒーローは、公国を出て気楽な独身生活を送る第二王子のグイドです。★ -
キスまでの距離
会社員のテイはロンドンの瀟洒なアパートに女友達と住んでいた。友達が出ていき、ルームメイト募集の告知を貼りだした直後にやって来たのは不機嫌で無口な背の高い男性、マグナスだった。異性は断るつもりだったけれど、応募者は結局彼ひとり。仕方なく共同生活を始めたが、マグナスは画家だと言うわりには仕立てのいいスーツを着ているし、一度も作品を見せてくれない。そしてテイのデートに冷ややかな態度で口をはさんでくる。「昨日はクームズ社の御曹司、今日はフレイザー社の若手社長か」ちがうわ、いつもの私はこうじゃない。あなたが私を動揺させるから!★イマージュの大人気作家、ジェシカ・スティールが純真なヒロインを生き生きと描きます。テイは楽しいけれどときめきのないデート相手と、無愛想なのに魅力的なルームメイトの狭間で戸惑います。そんななか家庭の問題が浮上して……。最後まで目が離せません!★ -
情熱のヴェネチア
ローラは久しぶりのバカンスでヴェネチアへ飛んだ。空港には、親友が手配してくれた出迎えが待っていた。ドメニコという名のヴェネチア育ちの男性だ。ロマンチストの彼は、この町の案内役にうってつけだった。陽光あふれる運河、迷路のような路地、歴史の香る町並み。一緒に観光名所をまわるうちに、ローラはいつのまにか恋に落ちていた。ドメニコも私に惹かれているのかしら。彼のことはまだなにも知らないけれど、このときめきを、はかないロマンスで終わらせたくない。★イマージュを代表する作家キャサリン・ジョージが、ヴェネチアの恋を美しく描きます。あのダイサート家の面々も久々に登場!★ -
ボスは独身主義
若き経営者にしてシカゴ財界の有力者ディーン・ローガン。それが、秘書ジョディが五年もの間仕えてきた人物だ。仕事中の彼は厳格で笑顔ひとつ見せたことがない。そのくせ、私生活では群がる美女たちと短い交際を繰り返し、しばしばジョディに後始末を押しつけている。わたしのことなんて便利な機械としか思っていないんだわ。彼女はなかばあきらめの境地に達していた。ところが、そんな彼に異変が起きた。目下の恋人にふられたのだ。呆然とする上司を見かねてバカンスをとるよう勧めたところ、ディーンは急に目を輝かせ、彼女にハワイへの同行を命じた。★シルエット・シリーズを代表する人気作家アネット・ブロードリックが登場。★ -
最後の夜に
愛に飢えた幼少期を過ごしたヘザーは、似た境遇のジャスティンと知り合って結婚した。だが妻の流産のショックに耐えきれず、彼は家を出ていった。実は別居の前夜にヘザーは子を授かっていたが、それが理由で夫を縛りつけたくなくて、彼には知らせなかった。一年後、突然ジャスティンが驚くべき提案をしてくる。彼が名門フォーチュン家の相続人だったことが判明したので、ヘザーも一緒に一族のもとへ行き、やり直すチャンスとして一カ月くれというのだ。まだ消えぬ夫への愛と秘密を抱えたまま、彼女は途方に暮れた。★『富豪一族:知られざる相続人』は、独力で財を築いたビジネスマンのジャスティンが主人公。★ -
さまよえるシンデレラ
エマは生まれてすぐに捨てられ、里親の家を転々としてきた。そのためか人との関係が長く続かず、いつも孤独だった。ある日、彼女が働く店にフリンという名の男性が現れて、彼女は実は大富豪フォーチュン家の相続人だと告げられる。なかば強引に事実を受け入れさせられ、違和感を覚えつつもエマは富豪一族の一員となった。親戚の集うパーティが開かれることになり、今までしたこともない口紅を引いてドレスに身を包んだ。しかし広い屋敷で道に迷い、情けなさに落ち込んでいると、聞き覚えのある低い声がした。「君をさがしていたんだ」すると目の前に、官能的な笑みを浮かべたフリンが立っていた。★『富豪一族:知られざる相続人』は、一年ぶりに登場のアイリーン・ウィルクスが執筆。大作家リンダ・ハワードに~私が読みたいと思うことを書いてくれる人~と言わしめた注目の作家です!★ -
恋は立入禁止
オーストリア・アルプスで雪崩が起き、妹のジュスティーンとその恋人キットが行方不明になった。生まれたばかりのかわいい娘を、キットの親戚に預けたままで。エレナはすぐさま、キットの兄ギデオンとともに現地へと向かった。だが妹たちの消息は一向にわからず、キットの遺産を狙う親戚が、赤ん坊を世話しているという事実を楯に権利を主張しはじめた。強欲な親戚から姪を取り戻すには、僕たちが結婚するしかない――ギデオンの驚くべき提案を、彼女は藁にもすがる思いで受け入れた。愛のない結婚がもたらす胸の疼きに、少しも気づかないふりをして。 -
愛は時空を越えて
6年前に最愛の夫と娘を事故で失って以来、メアリーは運命を呪い、まるで抜け殻のように生きてきた。そんなある日、ふと立ち寄ったアンティークショップで彼女は不思議と心ひかれるブルートパーズの指輪に出合う。何かに導かれるようにして指にはめると、突然世界が回りだし、意識が急速に遠のいていった……。気がつくと目の前には、事故に遭う直前の家族の姿があった。夢でも現実でもかまわない――夫と娘を救わなければ。わが身の危険も顧みず、とっさにメアリーは駆けだした。 -
シャンパンは恋の媚薬
★涙のあとのシャンパンは、ひと夏の恋を運んできた。★レベッカは走った。涙で目の前がかすむ。今日は義妹とジェイソンの結婚式。レベッカにとっては心底つらい一日だった。ジェイソンと婚約していたのはレベッカだったと、列席者全員が知っているのだから。なんとか笑顔を保っていたものの、義母の心ない中傷に緊張の糸が切れてしまった。レベッカは古いあずまやに逃げ込み、ひとり涙に暮れた。そのとき突然、ドアがきしむ音がした。見上げると、シャンパンを片手に見知らぬ男性が立っていた。■熱く情熱的な、ひと夏の恋物語です。悲しみのどん底にいたヒロインの前に突如現れた魅力的な男性。彼はヒロインに意外な提案を持ちかけて……。■ -
奇跡の再会
★どうしてあの人がここにいるの?彼を忘れたくて町を出たというのに。★友人の結婚式に花嫁付添人として出席したキャシーは、雰囲気に流され、花婿付添人のキールと情熱的なキスをした。彼はキャシーが勤めるラスベガスのホテルの支配人で、公爵夫人を母に持つ、オコンネル家の御曹司だ。心惹かれるけれど、住む世界が違うのよ。キャシーは新たな職を得て別の土地へと旅立つ決意をした。ところが、運命は皮肉な結末を用意していた。「君が新しい支配人だって? 信じられない」冗談でしょう? キールがここにいるなんて……。あのキスを忘れたくて、キールも新しい人生を歩もうとしていたのだ。 -
大晦日のシンデレラ
シンデレラのお話は好きじゃないし、王子様も望んでいない。それでも今年最後の夜を、ニコルは精いっぱい楽しもうと決めた。富豪の名士ばかりが集まる、社交クラブの大晦日パーティ。裕福な夫を見つけなさいと親戚夫妻が失業中の彼女を誘ったのだ。まもなく年が明けるころ、ニコルは一人の男性を紹介された。アンドルー・コルトン・タイラー三世。大企業の社長だという。見るからに洗練された彼は、社交辞令かニコルをダンスに誘う。やがてカウントダウンが始まった。3、2、1……歓声があがる。新年おめでとう――その言葉が、アンドルーの唇にかき消された。 -
一年だけの花嫁
妻を求む――その小さな新聞広告にレベッカは目を丸くした。広告主が、十代の頃に憧れたザック・ホワイトローなのだ。年上の彼を振り向かせたくて、必死で追いかけたのを思い出す。23歳のわたしになら、目を向けてくれるかしら?ほのかな期待とともに彼を訪ねると、話は予想と違っていた。「1年以内に君が妊娠しなかったら、離婚する」そう言い切る彼にとって、欲しいのは子供で、妻ではないそうだ。身ごもれるかはわからない。愛されるかなんてもっとわからない。それでも胸にくすぶる想いに後押しされ、レベッカは決断した。 -
愛を知る日まで
★スペインの家の、プールサイドでのキス。あの日からあなたを忘れたことなどなかった。★ゾーイは幼いころに両親を亡くし、祖母の手で育てられた。厳格で冷淡な祖母は、愛情を示してくれたことなどない。そして亡き父の共同経営者の息子であるハビエは、ゾーイの淡い恋心を無惨にも踏みにじった――彼に抱きついてキスをした私を拒絶して。だが十九歳になった今、私はちゃんと自立してみせる。手に入らないものを追いかけるのはやめて、男友達のオリバーのプロポーズを受け入れよう。決意を口にしたゾーイに、ハビエは意外な提案をした。「そんなに結婚したいなら、僕としよう」 -
白いベールは偽りの色
幼くして両親を亡くし、伯父夫婦に育てられたアリソンは、伯父の経営する銀行が経営難で存亡の危機にあると知らされた。ある日彼女は、牧場主のブルーを訪ねるよう伯父から命じられる。ブルーは貧しい生まれながら油田を当てて大富豪になった人物で、数回すれ違っただけだが、厳しい表情と青い瞳が印象的だった。その彼が、銀行を救う代償に彼女との結婚を申し入れたという。世間の信用を得たいからって、妻をお金で買おうとするなんて!そんな結婚は論外だが、伯父への恩を思うと簡単には断れない。なんとか話をつけようと、アリソンはブルーに会うことにした。 -
結婚はビジネス?
一族の会社で働くアヴィーナは、上司である二人の義兄とともに大企業ランカスター・グループの新社屋披露パーティーに赴いた。その席で、彼女が動揺するほどじっと見つめてきた黒髪の男――彼こそがグループの最高責任者、ナイル・ランカスターだった。そのナイルが義兄たちを通じ、彼女と知り合いたいと言ってきた。彼との取引を望む二人は、チャンスとばかりに驚喜している。私を生け贄にする気ね! アヴィーナは憤り、会場を逃げ出した。数日後、再びランカスター関連の小さな催しへの招待があった。トップが来るような会ではないと知り、安心して出席すると……。 -
ざくろの館
仕事で世界各地を旅しているジャナは、コート・ダジュールのホテルの庭に腰をおろしていた。近くの木陰で言い争う男女にふと気を引かれて見ていると、泣き伏した女を置き去りにして、美しい男が悠然と歩いてきた。「失礼、セニョリータ」男はジャナの前で立ち止まり、傲慢そうな黒い瞳で彼女の全身を眺めわたした。そのときのジャナには知るよしもなかった。この黒豹のように美しい砂漠の領主に連れ去られ、彼の祖国の宮殿で愛なき婚約劇を演じるはめになろうとは。 -
愛なき砂漠
22回めの誕生日プレゼントとして、クレアはロンドンの最高級ホテルに招待された。幼い弟を独りで育ててきた彼女を案ずる名付け親の好意だ。しかし、名付け親は急用で帰ってしまう。残されたクレアがおずおずとホテルの食堂に入ると、十数人のアラブの男たちが熱心に議論をしていた。側にはむずかる赤ん坊と、ゆうべ出会った緑色の瞳の男がいる。男の冷たく傲慢な視線に反発を感じながらもクレアが何気なく赤ん坊を抱きあげると、突然、銃声が轟いた。 -
晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ2
駅ビルの書店で働く杏子のもとに、かつての同僚・美保から一通の手紙が届いた。長野に戻り、地元の老舗書店に勤める彼女からの手紙には、勤務先の「まるう堂」こと宇津木堂書店に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機だということが書かれていた。ついては名探偵のアルバイト店員を連れて助けに来い、というのだ。気が進まぬながらも多絵を連れて、信州へ赴いた杏子だったが、そこで彼女たちを待ち構えていたのは、二十七年前に弟子の手によって殺されたという、老大作家の謎だった……!元書店員ならではの鋭くもあたたかい目線で描かれた、本格書店ミステリ。人気シリーズ番外編。 -
赤ちゃんをさがせ
妻と称する三人の妊婦が待っていた屋敷で繰り広げられる本妻捜し「お母さんをさがせ」。両親に黙って出産しようとする女子高生と、父親の名乗りをあげる三人の男性が引き起こす大騒動「お父さんをさがせ」。次々取り消される依頼と、新興宗教絡みの拉致事件「赤ちゃんをさがせ」――自宅出産専門の出張助産婦コンビが向かう先は、なぜか奇妙な謎を抱えた家庭ばかり。明晰な頭脳でそれらの謎を鮮やかに解き明かすのは(推定)七十歳、通称「伝説のカリスマ助産婦」明楽先生!見習い助産婦・陽奈の成長と安楽椅子探偵の冴え渡る推理を描く、爽やかなユーモアに満ちたシリーズ第一弾。 -
本当は怖い日本の風習としきたり
おばあちゃんが言ってたことは本当だったんだ!村のオキテを破った時、何かが起こる!201の妖しい伝承、驚きのタブー!1.本当は怖い 山の民の風習としきたり 2.本当は怖い 海の民の風習としきたり 3.本当は怖い 結婚と出産の風習としきたり 4.本当は怖い お葬式の風習としきたり 5.本当は怖い 47都道府県の風習としきたり 6.本当は怖い 年中行事の風習としきたり 7.身の毛もよだつ怖い風習としきたり 8.本当は怖い 日本のわらべ歌 9.日常に潜む怖い風習としきたり―この約束には理由(わけ)がある!― -
「鉄漫」関西ぶらり列車旅
京阪沿線で育った鉄ちゃんアナウンサー羽川英樹の鉄道漫遊記。昭和のオヤジたちのシアワセを求める関西列車旅。JR、関西大手5社、中小私鉄各路線の蘊蓄から、とっておきのB級グルメまで鉄道が楽しくなるガイド。安上がりでノスタルジックな列車の旅、温泉情報、旅館案内も万全。
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