米澤穂信のレビュー一覧

  • さよなら妖精

    Posted by ブクログ

    古典部3作目に予定されていたとは思えないほど異国の政治情勢に踏み込んでいる作品。元は古典部シリーズということで一応キャラクターを(個人的に)当てはめてみるなら、守屋≒折木、福原≒文原といったところだろうか?千反田の要素は分散しており太刀洗万智とマーヤに少しづつあると思う。マーヤの「それは哲学的意味ですか?」は千反田の「私気になります」であるだろうし、太刀洗の方が高身長かつ大人びた雰囲気をしているものの、彼女の容姿は千反田に近いと思う。白河いずるが当てはまりそうな人は居ないが、強いて言うなら千反田だろうか。伊原要素もまた、あまり感じることは無かったが、頑固で面倒くさい所は文原と共通していると感じ

    0
    2025年07月07日
  • さよなら妖精

    Posted by ブクログ

    とある地方都市で暮らす四人の高校生と、異国から来日した少女・マーヤとの交流を描いた物語。

    好奇心旺盛なマーヤが、日本で生活する中で感じた様々な疑問とそれに対する答えが、日本の文化を再認識させるようで面白いですね。

    ミステリとしては物足りなさを感じるかもしれませんが、穏やかな雰囲気の中に高校生の無力感と悲しみが込められていて、それが強く印象に残りました。

    短編が追加された新装版もあるとのことなので、近いうちにそちらも読んでみたいです。

    0
    2025年07月02日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    え!
    2人とも恋人作るの?!
    やっぱりいつもの2人がいいな〜
    でもブラック小山内さんもいい...
    健吾部長頼もしいかっこいい

    0
    2025年06月25日
  • 追想五断章

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    米澤さんの作品ははじめて
    この作品自体もリドルストーリーと言っていいのだろうな
    読み終わってからの余韻というか、今後の登場人物についてもやもや考えています

    0
    2025年06月11日
  • 妖し

    Posted by ブクログ

    怪異をテーマに10人の作家が描く短編アンソロジー。

    豪華な顔ぶれです!
    怪異がテーマだけあって、ちょっと怖い話や不気味な話が多め。

    亡くなったお母さんの幽霊が現れる、窪美澄さんの「真珠星スピカ」
    室町時代が舞台の武川祐さんの「細川相模守清氏討死ノ事」
    の二作が好きでした。

    0
    2025年06月11日
  • 折れた竜骨 上

    Posted by ブクログ

    ファンタジーで、今まで自分が読んできた米澤作品とはちょっと毛色が違う。面白いがなんかふわっとしてるという印象。
    ただ後半になってからお、お、おー?と引き込まれていったので、下巻でどうなるのか楽しみ

    0
    2025年06月09日
  • 禁断の罠

    Posted by ブクログ

    個人的に好きなのは『大代行時代』と『ハングマン─雛鵜─』のふたつ。
    ハングマンはとても設定が好きなのでせっかくならこの短編よりも長尺で読んでみたいと思った。大代行時代はまとまりが綺麗で満足感がある。
    1人の作家目当てで購入した本だが、どの話もそれぞれの面白さがあった!

    0
    2025年06月04日
  • リカーシブル

    Posted by ブクログ

    米澤穂信も時折意味深で何かが分かりそうで分からない作品を書く。
    本作はホラーかと思いつつも何とかミステリに踏みとどまっている。地方都市の不気味さ、少年少女の切なさや不安がよく描かれている。
    あえて狙ったように日常と不穏の合間にあるような空気を描くのが見事だ。個人的に雲を掴むような話なのでもう少しあやふやな輪郭をはっきりさせてもいいのではと思えた。

    0
    2025年06月04日
  • あなたも名探偵

    Posted by ブクログ

    市川憂人の「赤鉛筆は要らない」は、以前短編集で読んでいたので再読になりますが、他の5作品も含めてそれぞれの良さがギュッと凝集されている感じ。
    バリエーションが多くて楽しめました。

    0
    2025年06月02日
  • いまさら翼といわれても

    Posted by ブクログ

    古典部シリーズの完結なのだろうか

    オーディブルで聴きました

    再度、氷菓から聴き直してみると
    やっぱりこれは恋愛推理小説なのですね

    リアルな高校生ならもっといろんな事をするんだろうけど、ファンタジーとしての古典部シリーズなんですね

    アニメの2期もむずかしいんだろうな

    0
    2025年05月26日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

    Posted by ブクログ

    小市民シリーズ三作目の上巻。
    前作からまたガラッと雰囲気が変わった印象でした。
    小鳩との距離ができたせいか小佐内のキャラクターが少し違って見えて
    前作からさらにダークさが増したように感じました。
    それだけで物語全体の雰囲気が違ってくるのも凄いです。

    最後の終わり方も読者をしっかり惹きつけていて
    上下巻になっているから出来る構成だなあ、と感激。

    あまりにも気になる物語構成だったので
    読み終わってすぐ下巻を取りに行きました。

    相も変わらず読みやすい文章構成と物語に
    米澤穂信さんへの絶大なる信頼と安心感を感じました。

    0
    2025年05月22日
  • 追想五断章

    Posted by ブクログ

    大学休学中の男子大学生が住み込みで働いている古本屋で死んだ父親のリドルストーリー(結末がない物語)を探してほしいと依頼を受ける。
    話を集めているうちに「アントワープの銃声」という
    事件に著者は容疑者だったと知る。

    虚しさの残るラストとなりながらも、ミステリとして切れ味がある。それぞれのリドルストーリーの結末を知るとなんとも言えない残念感が味わいがある気もする。

    主人公の虚しさのもかなり後を引く。
    希望していたことはなにも叶わずに推理結果だけはうまくいき、感謝される。
    どこに向けていいのわからないやるせなさがある。

    10年ほど前に読んで再読。

    0
    2025年05月14日
  • Iの悲劇

    Posted by ブクログ

    米澤さんの作品の割には、展開が読めるし、全体的に平凡な感じがした。最後の章にもっと驚く捻りが欲しかった。

    0
    2025年05月14日
  • 米澤屋書店

    Posted by ブクログ

    米澤穂信さんの好きなミステリーの本や話の紹介と、ちょっとしたエッセイ。
    この著者の本、特に古典部シリーズが好きなので読んでみたけれど、どっぷりミステリーの話が多くて自分には向いていなかったかも。
    紹介されていた本をいくつか読んでみようと思う

    0
    2025年05月13日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    これが最後の仕事になる、の共通センテンスからスタートするショートアンソロジー。
    ショートで色んな作家さんがかく中でインパクトを、となるとどうしてもドキッとするような内容に寄る。
    そのなかで違う角度で楽しませてくれたのは

    ・半分では足りない/呉勝浩
    →うぉぉーーー読み直したよ!
    ・闇バイト/柿原朋哉
    →タイトルと違ってちょっとほっこり
    ・天岩戸の真実/高田崇史
    →この作者さんテイスト満載

    あとストーリー好きだったのは
    ・悪魔との契約/須藤古都離
    →オチ!良き!
    ・魔法少女ミラクルミルキー/一穂ミチ
    →ヒーローも魔法少女も辛い仕事。。。
    ・時効/米澤穂信
    →この長さで収まる起承転結具合が秀逸!

    0
    2025年05月11日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

    Posted by ブクログ

    それぞれ別のパートナー出来るんだ!?やっぱり小市民同士が合うようなと思いつつ読んでて。伏線だらけで、答えが出てないから下巻でどう答えを出して来るのか楽しみ。そして、小市民同士元に戻って欲しい。

    0
    2025年05月11日
  • Iの悲劇

    Posted by ブクログ

    ラストまで読んで初めて悲劇の意味がわかる。
    それまでは身近な揉め事を解決する話なのでミステリー要素はあまりない。
    登場人物の会話は全て論理的でよく考えられている。
    政治家という人種をよく表現していると思った。

    0
    2025年05月10日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    今回は初めて読む作家さんが多かった。
    裏稼業寄りとはいえ思ったよりテイストばらけていてよかった。
    印象に残ったのは断トツでハイリスク・ハイリターン。謎解き面白かった。

    あとペットショップの告発話は空陸が元ネタだなぁと思いながら読んで残酷な描写に胸糞だったけど、終盤まできてネタが割れるとなんかシュールで溜飲下がった笑

    0
    2025年05月09日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    2025/5/13

    事故をつくる男 / 白井智之 •••当たり屋
    流星 / 献鹿狸太朗 •••ネット上の誹謗中傷
    声 / 岸田奈美•••お客様の声返答係
    闇バイト / 柿原朋哉•••墓地からお菓子を回収する仕事
    まだ間に合うよ / 金子玲介•••離婚届を出しにきた二人
    あの人は誰 / 麻見和史•••ホールヘルパー
    時効 / 米澤穂信•••駐在さんの時効

    0
    2025年05月08日
  • Iの悲劇

    Posted by ブクログ

     課長は早く帰ることに情熱を燃やし、仕事を部下に丸投げするタイプ。昼行燈を思わせるが実は切れ者。私的には、この小説のたまらなく魅力的なところでした。
     山間集落の蓑石で起こる事件は恐ろしい事件ではないが、加害者に蓑石から出て行ってもらう事で事件が解決していく。これが課長の目的だったとはさすが切れ者でした。
     美しい無人集落の救済とは何なのか?自治体のリソースは有限であり、日本全国には同様の限界集落が多数あると思います。回答が見えないところにこの問題の深さを感じます。

    0
    2025年05月05日