米澤穂信のレビュー一覧
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軍師官兵衛のファン
私が一番好きな大河ドラマは軍師官兵衛です。なかでも好きな武将は荒木村重でした。
やっぱり戦国武将に纏わるエピソードというのは美化されることが多いなか、荒木村重は2度の謀反に加え、城から逃げ出し武士らしく自害もせずに生き恥を晒す始末。ここに人間らしさを感じずにはいられませんでした。
そんな私がこの作品に出会えたのは奇跡のような体験に思えました。あまり衝動買いする性格ではないのですが、これは迷わず即買いでした。
もともと軍師官兵衛を観ていたので官兵衛は岡田准一さん、村重は田中哲司さん、だし様は桐谷美玲さんで脳内再生されてました笑。
ようやく本の感想に入っていきますが、簡 -
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全6篇が収録されたミステリー短編集
数々の賞を受賞しているのもあり、とてもよかったです!全編通してヒトコワ、イヤミスな話が綺麗にまとめられていました。読後はぞわっといやぁなものでしたが面白かった!
米澤さんの文章は読みやすくてきれいでとても好みです!!伏線もさらりと軽く書かれていることで、あとの驚きが大きくていい!
「夜警」は柳岡が部下の川藤巡査の殉職についての真相を突き詰めていく話。美談かと思いきや…。
「死人宿」は恋人との復縁を望み主人公が恋人のいる宿を訪れ、ある頼まれごとをする話。結構お気に入りの話。ラストはまったく予想できませんでした!
「柘榴」は中学生姉妹の親権を巡る話。母の -
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星4.6
めっちゃくちゃに面白い。
ミステリとしての面白さもあるし、物語の落とし所が素晴らしい。大傑作。
米澤穂信さんなら、メディアミックスの観点からも「氷菓」が代表作と謳われがちだが、私は間違いなくこれこそ至高と思っている。
※新しめの作品は未読だが。
「氷菓」も、もちろん素晴らしい作品。
この「ボトルネック」は、大学生のときに読んで、とてつもない衝撃をもらった作品。
2016年一冊目の読書。
失敗は許されない、という謎の思い入れから、間違いないだろうと手にした作品。
大学生の頃、衝撃を受けたものだから大筋はわかっているし、衝撃はラストだからラストも記憶にあった。
それでも尚、ほ -
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タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。
ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。
でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。
クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい
私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷 -
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ついに小市民シリーズ最終章。
冒頭でいきなり小鳩くんが轢き逃げに…大学受験もふいになり、文字通り動けない入院生活を強いられることに。
もて余す時間を埋めるかのように、小鳩くんの意識は3年前へと向かう。
小山内さんとの“馴れ初め”であり、また自身の封印したい過去でもある事件と向き合う。
過去の追想と現在を行き来する形で、物理的には動けない小鳩くんが躍動する。
全4作のうち、一番本格的なミステリーの印象。
過去のトラウマと向き合ったことで、小鳩くんの内面的な成長が感じられるラストも感慨深い。
過去の出来事が語られたことで、ここから1作目の「春期限定〜」を再読するのもまた味わい深そう。