米澤穂信のレビュー一覧

  • 巴里マカロンの謎

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    スイーツ(と復讐)が大好きな子佐内さんに最高のご褒美を!

    今回は番外編ということで、陰で暗躍する子佐内さんはお休みでした。
    代わりに子佐内さんのかわいい様子を一冊丸々楽しめました。

    謎解きが少し物足りない気もするのは、子佐内さんに飼いならされているかもね。

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    2026年02月16日
  • 真実の10メートル手前

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    短編としての完成度が素晴らしい一冊
    そして太刀洗万智というキャラがわたしの好みど真ん中なので☆5にしました♡

    表題作の「真実の10メートル手前」のみ太刀洗万智の一人称で残り5編は太刀洗と行動を共にした人物からの事件、太刀洗の行動、手腕が語られます。

    ちょっと違和感を感じましたが米澤さんのあとがきで納得♪

    太刀洗の初出である「さよなら妖精」
    そして土瓶さんが高評価笑笑「王とサーカス」
    この二作品は絶対読まなければ!!

    久しぶりの米澤穂信だったけどこの方やっぱ上手いなぁ…

    偉そうにいいました( ̄▽ ̄)笑


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    2026年02月14日
  • 王とサーカス

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    ミステリーとしてはイマイチ納得と理解が伴わなかったが、ジャーナリズムに対して日々感じている違和感や欺瞞といったものが描かれていて、単純に物語やメッセージとして興味深かった。

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    2026年02月12日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    皮肉の利いた会話を楽しむなら、やはりこの二人が一番。

    放火事件の犯人は予想していた通りだった。
    しかし今回も子佐内さんが何枚も上手...というか、やり方が狡猾だと思ったけど
    最後の一文で笑ってしまった、そうだ、彼女も女の子だったと。

    これに気付かないのは、私も小鳩君側の人間だったのかもしれない。

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    2026年02月11日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    ネタバレ

    気付けば掌の上で転がされていた。所々に伏線が張り巡らされていてもっと丁寧に読めば良かったなと思った。前作の春期と異なり、長編ミステリになっており全てが繋がった時に各章を読み直してしまうほど面白かった。

    小山内さんは自分が拉致され連れていかれる場所を予め知っていたのだろうか。予測していたのだろうか。
    そうでないのにあのメールを小鳩君に送っていたのなら天才すぎる。

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    2026年02月09日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    登場人物の操る糸が、幾重にも折り重なった蜘蛛の巣のような上巻だった。
    探偵役の小鳩君がどのように紐解いていくのか非常に楽しみである。

    もちろん幾重にも罠を張って、獲物が引っかかるのを待つのは彼女だろう。
    ただもがけばもがくほど、蜘蛛の糸は絡まるもの。
    彼女の忠告が下巻でどのように絡めとるのか、展開を考えている時間が楽しい。

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    群馬県を舞台にした短編集です。

    群馬県警察本部の刑事部捜査第一課、葛(かつら)
    警部が主人公であり、難事件というよりも、捜査
    による「このセンで犯人逮捕」というシナリオを
    180度ひっくり返して解決すします。

    「どんでん返し」という言葉が陳腐に聞こえてしまう
    ほど、本当に最後の数ページで世界が反転する
    最高のカタルシスを味わえる一冊です。

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    2026年02月04日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    連続放火事件の犯人を探す新聞部に対して、小鳩君と小佐内さんがどう関わるのか、読み進める手が止まらなかった。暗躍と復讐が凄い。

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    2026年02月02日
  • Iの悲劇

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    Iターン推進によるある地域の再興のお話。西野課長や観山への違和感がラストで一気に繋がり、ひっくり返される。すごく引き込まれた一作でした。

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    2026年02月01日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    すっごく面白かったー!
    人がバンバン死ぬのに全然悲しくない系本格館ミステリ。意外と一人一人キャラは立ってたので、割と覚えてる。主人公がゆるくて優秀。でも優秀なだけじゃ犯人にしたてあげられちゃうのも人狼的ゲームの定石。牢獄に送られてからミステリ研二人で足掻くシーンが熱かった。場違いお嬢の正体と目論見が予想外で良かったな。

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    2026年01月31日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    今回も日常の皮を被った物語だった。
    ひと癖もふた癖もある主人公たちが面白い。

    解決編でやはりそうかと思って読んでたら
    まだ相手の方が一枚上手だったようで脱帽。
    やつはとんでもない獣だった。

    相変わらずやられた を楽しめるのは良いことだ。




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    2026年01月30日
  • 可燃物

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    群馬県警捜査一課が舞台の短編集。非常にロジカルでかつきめ細かい描写でリアリティも高く、読み応えもアリ。続編に期待。

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    2026年01月25日
  • 本と鍵の季節

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    学校の図書室を舞台にした小説はいくつか読んだのですが、女の子が主人公のことが多いので、男子コンビは新鮮でした。日常のちょっとしたトラブルの解決とかではなく、犯罪や死者が出ているような事件が題材なので、青春のキラキラした感じはないけれど、図書委員コンビの掛け合いのテンポがいいので重すぎず読めます。
    最後は来るのか来ないのか五分五分な感じで、話の雰囲気的には来なくても不思議ではないかなと個人的には思うけど、明るい描写だったのできっと来るのだろうと思わせるいいラストでした。続編もあるようなので早く読みたいです。

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    2026年01月23日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員の堀川次郎と松倉詩門が日常に舞い込む謎を解明していく短編集

    ビターな青春ミステリー
    どれも余韻のあるラストでさすが米澤さん、とっても好みでした!!
    驚くものから考えさせるような短編もあり、物語の切り口も様々だったので読んでいて飽きなかったです

    913
    ロックオンロッカー
    金曜に彼は何をしたのか
    ない本
    昔話を聞かせておくれよ
    友よ知るなかれ

    伏線がさらっとしているので気が付かないことも多かったのですが、その分気がついた時の驚きも大きいのでとってもよかったです☺︎

    シリーズ化しているので次も楽しみ!

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    2026年01月15日
  • 本と鍵の季節

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    日常と地続きかと思いきや、予想外に非日常な展開があり驚き。
    普段ミステリはあまり読まないので、こういう感じなのかと面白さを感じつつ、主人公たちの勘が鋭すぎてパッパと本質を見抜いていくものだから、時々置いてかれそうになった。
    「どんな環境で育てば、こんなに達観した高校生になるんだ…?」という疑問が拭えなくて、でもまぁ別にいいか!と受け入れようとしたところで、最後に少し松倉の過去に触れられ、いい意味で裏切られた気持ち。
    堀川と松倉の関係性は興味深い。続編があるとのことで、そちらも楽しみ。

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    2026年01月13日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    読み始めたら一気だったな。例によってアニメで見てたので結末は知ってたんですけど、栗きんとんとマロングラッセの違いが深い。
    あと、最後の最後で頑張る時の小鳩くんの心情が良い。最善じゃなくても共に在れる存在の尊さを。
    いやーやっぱり面白かった!!

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    2026年01月05日
  • リカーシブル

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    民俗学ミステリというジャンル?
    土着信仰もので面白かった。じわじわと街の奇妙な部分を主人公の目線で知っていく。

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    2026年01月03日
  • 巴里マカロンの謎

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    面白かった。サクサク読めるのにトリックが秀逸。一番好きなのは「花府シュークリームの謎」。小山内さんのスイーツ講義も満載で楽しかったな。小鳩くんのツッコミが厳しくてよい。

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    2026年01月02日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 栞と嘘の季節

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    『本と鍵の季節』から結構待った気がする。いや、手には入れていたが、読む時間がなかった。
    幾つもの嘘が重なり、どこで誰が何を隠しているのか、堀川視点の観察で追っていくのが楽しかった。松倉が前作での『お守り』的なものをどうしたのか、口では語られないが、話の流れでわかった所も良かった。
    瀬野の、最初は破天荒とも言える行動も、読後に考えると彼女らしいとも思えてくる。
    このシリーズ、まだ続いてほしい作品である。

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    2026年01月02日