米澤穂信のレビュー一覧

  • 黒牢城

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    戦国時代の籠城する城で起こった様々な事件のミステリ
    史実を元に、明確になっていない部分を創作で補完したお話

    時代小説、ミステリ、軍略、宗教、哲学など、様々な要素を含む

    石山本願寺と織田信長の戦いの中、毛利が援軍に来ると見込んで有岡城にて信長に反旗を翻した荒木村重
    謀反を辞めるように説得しにやって来た小寺官兵衛(後の黒田官兵衛)
    使者はそのまま帰すか、斬り捨ててしまうのが戦国の習わしだが、村重は官兵衛を捕らえ、地下の土牢に監禁する
    いざ籠城が始まり、季節ごとに起きた4つの架空の事件
    まずは自分で考えた村重も答えを出しかね、牢の中の黒田官兵衛に話をしに行き、事件のヒントらしきものを仄めかされる

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    群馬県を舞台にした短編集です。

    群馬県警察本部の刑事部捜査第一課、葛(かつら)
    警部が主人公であり、難事件というよりも、捜査
    による「このセンで犯人逮捕」というシナリオを
    180度ひっくり返して解決すします。

    「どんでん返し」という言葉が陳腐に聞こえてしまう
    ほど、本当に最後の数ページで世界が反転する
    最高のカタルシスを味わえる一冊です。

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    2026年02月04日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    連続放火事件の犯人を探す新聞部に対して、小鳩君と小佐内さんがどう関わるのか、読み進める手が止まらなかった。暗躍と復讐が凄い。

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    2026年02月02日
  • 満願(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、
    静かに刑に服したが。。。

    鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、
    恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、
    美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、
    ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、
    「夜警」「関守」の全六篇を収録。

    史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。
    山本周五郎賞受賞。

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    短篇集。
    どれも読みやすくて面白かった。

    最初の「夜警」。
    事件とかは普通やねん。
    旦那

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    2026年02月01日
  • Iの悲劇

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    Iターン推進によるある地域の再興のお話。西野課長や観山への違和感がラストで一気に繋がり、ひっくり返される。すごく引き込まれた一作でした。

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    2026年02月01日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    すっごく面白かったー!
    人がバンバン死ぬのに全然悲しくない系本格館ミステリ。意外と一人一人キャラは立ってたので、割と覚えてる。主人公がゆるくて優秀。でも優秀なだけじゃ犯人にしたてあげられちゃうのも人狼的ゲームの定石。牢獄に送られてからミステリ研二人で足掻くシーンが熱かった。場違いお嬢の正体と目論見が予想外で良かったな。

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    2026年01月31日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    今回も日常の皮を被った物語だった。
    ひと癖もふた癖もある主人公たちが面白い。

    解決編でやはりそうかと思って読んでたら
    まだ相手の方が一枚上手だったようで脱帽。
    やつはとんでもない獣だった。

    相変わらずやられた を楽しめるのは良いことだ。




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    2026年01月30日
  • 可燃物

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    群馬県警捜査一課が舞台の短編集。非常にロジカルでかつきめ細かい描写でリアリティも高く、読み応えもアリ。続編に期待。

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    2026年01月25日
  • 満願(新潮文庫)

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    同著者にとって、「""ミステリー""は表現技法のひとつという位置づけ」と読む度に感じます。

    ミステリーがミステリーに終始するのではなく、物語には別の軸があって、その奥深さの演出としてミステリーが効果的に用いられている。それがゆえに読み味も良い。

    今作も素晴らしかったです!

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    2026年01月23日
  • 本と鍵の季節

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    学校の図書室を舞台にした小説はいくつか読んだのですが、女の子が主人公のことが多いので、男子コンビは新鮮でした。日常のちょっとしたトラブルの解決とかではなく、犯罪や死者が出ているような事件が題材なので、青春のキラキラした感じはないけれど、図書委員コンビの掛け合いのテンポがいいので重すぎず読めます。
    最後は来るのか来ないのか五分五分な感じで、話の雰囲気的には来なくても不思議ではないかなと個人的には思うけど、明るい描写だったのできっと来るのだろうと思わせるいいラストでした。続編もあるようなので早く読みたいです。

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    2026年01月23日
  • 満願(新潮文庫)

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    audible 。米澤穂信といえば「本と鍵の季節」を思い浮かべる。短編も上手い人だ。本作もそれぞれに味のある物語で、読み手をミステリーの世界に引き摺り込む。いやあ、引き摺り込まれたわ。

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    2026年01月19日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員の堀川次郎と松倉詩門が日常に舞い込む謎を解明していく短編集

    ビターな青春ミステリー
    どれも余韻のあるラストでさすが米澤さん、とっても好みでした!!
    驚くものから考えさせるような短編もあり、物語の切り口も様々だったので読んでいて飽きなかったです

    913
    ロックオンロッカー
    金曜に彼は何をしたのか
    ない本
    昔話を聞かせておくれよ
    友よ知るなかれ

    伏線がさらっとしているので気が付かないことも多かったのですが、その分気がついた時の驚きも大きいのでとってもよかったです☺︎

    シリーズ化しているので次も楽しみ!

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    2026年01月15日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    他の作品にはない、静寂な恐怖を味わえました。
    読みやすく、ついつい先が気になるストーリー展開です。
    おすすめしたい1冊です!

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    2026年01月15日
  • 本と鍵の季節

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    日常と地続きかと思いきや、予想外に非日常な展開があり驚き。
    普段ミステリはあまり読まないので、こういう感じなのかと面白さを感じつつ、主人公たちの勘が鋭すぎてパッパと本質を見抜いていくものだから、時々置いてかれそうになった。
    「どんな環境で育てば、こんなに達観した高校生になるんだ…?」という疑問が拭えなくて、でもまぁ別にいいか!と受け入れようとしたところで、最後に少し松倉の過去に触れられ、いい意味で裏切られた気持ち。
    堀川と松倉の関係性は興味深い。続編があるとのことで、そちらも楽しみ。

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    2026年01月13日
  • ボトルネック

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    面白かった〜!1人の人間の生き方を考えさせられるような。毎日が劣等感と見えないところからの周りへの蔑みで自己を保っているぼくと重なる所が多かった…人間らしさが表れて、でもそれを突きつけられる現実があって本当に考えさせられる1冊でした。

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    2026年01月12日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    ボトルネックは自分自身。
    自分がいなかったら・違う人だったら、もっとうまくいっていたという世界を見た時は本当に苦しかったと思う。
    自分が悪いわけではないのに、あたかもすべての原因が自分にあるような感覚になってしまう。
    最後のシーンは、すべてを受け入れて前に進んで欲しいと思った。

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    2026年01月11日
  • 本と鍵の季節

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    高校の図書委員の2人が、事件を解決していく。ラストは2人ね関係が大きく変わりそう。
    栞と嘘の季節も読まなくちゃ。

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    2026年01月10日
  • 黒牢城

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    軍師官兵衛のファン

    私の一番好きな大河ドラマは軍師官兵衛です。なかでも好きな武将は荒木村重でした。
    やっぱり戦国武将に纏わるエピソードというのは美化されることが多いなか、荒木村重は2度の謀反に加え、城から逃げ出し武士らしく自害もせずに生き恥を晒す始末。ここに人間らしさを感じずにはいられませんでした。

    そんな私がこの作品に出会えたのは奇跡のような体験に思えました。あまり衝動買いする性格ではないのですが、これは迷わず即買いでした。

    もともと軍師官兵衛を観ていたので官兵衛は岡田准一さん、村重は田中哲司さん、だし様は桐谷美玲さんで脳内再生されてました笑。

    ようやく本の感想に入っていきますが、簡

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    2026年01月09日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ずっと積読してたのを後悔するほど面白かった。
    丁寧で美しい言葉で綴られているから作品の残酷さや愚かさをゾッと感じさせられてその塩梅も好みだった。

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    2026年01月08日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    読み始めたら一気だったな。例によってアニメで見てたので結末は知ってたんですけど、栗きんとんとマロングラッセの違いが深い。
    あと、最後の最後で頑張る時の小鳩くんの心情が良い。最善じゃなくても共に在れる存在の尊さを。
    いやーやっぱり面白かった!!

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    2026年01月05日