米澤穂信のレビュー一覧
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ネタバレどっしり重いのにどこか軽妙。
ずっと気になっていたが、あらすじの重さ、表紙の圧迫感(笑)から読み時をうかがい続けていたが、映画化と聞いてもはやこれまでと手に取った。
米澤穂信の文章はとても気持ちがいい。文学してるぜぇーって気持ちになれる。声に出したい日本語が山ほどある。
荒木村重の苦悩、同じ才覚を持つ「城の地の下にいる者」、黒田官兵衛。二人の認め合う関係性が堪らない。
そして何よりも千代保が美しすぎる。「いつわりの奇瑞が人を救うのもまた、この世の習いではございますまいか」からの辞世の句までの美しさ。見事だ。
家を存続させるために、誉れ高く生きる。
宗門の教えを胸に極楽浄土を目指して生きる。 -
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ネタバレ小市民シリーズ6作目となる短編小説。
生徒が教師の思惑に気づき謎を明かすストーリー展開は、同作者の著作古典部シリーズの「連峰は晴れているか」を想起させた。
しかし本作で最も重大なシーンは、美術教師甲村と小鳩君の解答パートだろう。先ほど挙げた"連峰"は想像上の話として教師と主人公の生徒が会話することはなかった。対して、本作は全ての顛末が明らかになり甲村の処罰が下されたとき、主人公は真っ先に黒幕かもしれない美術教師に会いにいっている。
これは小市民シリーズと古典部シリーズの主人公の謎に対するスタンスの違いだと私は感じた。
古典部シリーズの折木は本人が自称するように省エネ主義を -
Posted by ブクログ
ネタバレ米澤穂信先生の著書はすべて読んでいるけれど、その中でもやはり小市民シリーズがダントツに面白い
完結した矢先に番外編の出版
嬉しい 嬉しすぎる
折良くゆっくり本を読める機会があったので一気に読んだ
期待を裏切らないおもしろさだった
以下ネタバレが含まれるかも
短編集と言いつつ各編に散りばめられた要素が最終話で回収される展開はお見事としか言いようがない
ひとつめのフォーチューンクッキーの話で美術の先生の陰をちらりと出しつつ、みっつめの倫敦スコーンの話で件の女の子が意中の相手のために美味しいスコーンを焼きたかったんだろうなとうっすら匂わせ、最終話?のザッハトルテで回収してくる
そうなるとふたつめの -
Posted by ブクログ
小鳩くんと小山内さんの推理もの第二弾。小鳩くんも小山内さんも、細かくて神経質。小説としては面白いけど、現実にいたら気が合わなさそう。
第1話 高校の先輩の縞大我氏が海外美術展で賞を取った。縞氏の作品が校内に残っていたが、それは他の作者の模写だった。だが額縁を外してみたら、模写だと書いてあった。
第2話 前回小山内さんに謎を解く手を借りたので、ジェラートを奢ることになった。テスト最終日だ。ジェラートに手をつけようとしない、スーツの人を発見する。
第3話 小山内さんの家庭科実習のスコーンが生焼けだった。水分量でもオーブン温度や時間設定でもない。
第4話 縞大我が講演にやってくるのに先立って -
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プロローグ
あんちゃん、背中が透けてるよ
“ロン”
タン、ピン、イーペイ、ドラ1
“満貫!!!”
親満なので12,000点いただくよー
マンガン!?
満願…(_ _;)!?
本章
『満願』万感の★5
ゾッとする短編集
ザッとあらすじを
『夜警』
正当防衛で犯人を射殺した新人警察官の川藤
全部で5発発砲している
犯人には、4発撃ったが5発目の行方は如何に!?
『死人宿』
3人の宿泊者
残された遺書から、自殺願望の宿泊者を探し出せたのも束の間、違う宿泊者も…
何が間違っていたのか否か!?
『柘榴』
恵まれた容姿に生まれ育ったさおり
意中の相手を射止めて結婚し、子供も女の子2人を