米澤穂信のレビュー一覧

  • プレゼント(新潮文庫)

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    本当に全部面白かった!!!!
    題名の通り、読み終わったあとは大好きな作家さんたちから心暖かくなるようなプレゼントを貰ったような気持ちになった!

    特に伊坂幸太郎と町田その子の話が好きすぎた!!!!

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    2026年06月30日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    大好きな作家さんもしくはいずれ読みたいと思っていたのより作家さんばかりで、発売を楽しみにしていた本!全部良かったぁ…!どなたも安定しすぎている!!特に宮部さんと梨木さんと恩田さんのがお気に入りです。宮部さんのはキレッキレ!梨木さんのは心の奥が温まるというか、火がつくというか、そんな感じ。恩田さんは、恩田さんの世界!!好き!まさにプレゼントな本でした。感謝。

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    2026年06月29日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    豪華だった!
    『コンビニ兄弟』のスピンオフや『六番目の小夜子』の前日譚!
    一番好きだったのは梨木香歩さんの作品かな。ずっとその場所にいた松の奇跡、というと大袈裟だけど、ずっとその場所で家族のこと、子ども達の事を見守ってくれていた。まつぼっくりがくれた踏み出す勇気がよかった。

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    2026年06月28日
  • ボトルネック

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    思春期ならではの過剰すぎる自己認識が、彼にとって最悪の世界へ導いてしまう。
    自分だけが違う世界において彼の周りは180°好転してしまっている。

    もしそんな世界を見てしまってもどう自分を保ちどう生きていくべきか。
    ラストがオープンエンドではなく決定論的に自分には見えてしまったのが残念だったが、自分とは何か、変わるけど変わらない世界で自分はどう向き合っていくのか改めて考えさせられる小説だった。

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    2026年06月28日
  • 可燃物

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    短編5つのの警察による推理短編小説。
    色々な状況証拠か証言から、ピースが一つ一つ埋まって最後の結末に導かれるのが爽快で美しい。
    小説は5編あるが、個人的には可燃物も面白かったが、ねむけ が面白かった。
    この作者の作品は、どれも好き。

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    2026年06月27日
  • 倫敦スコーンの謎

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    マンマ・ミーア!(流行りものには乗る)

    帰ってきました!
    あの小市民シリーズが!
    小鳩くんと小佐内さんが帰ってきました!

    感涙にむせぶわい。゚(゚´Д`゚)゚。

    だがしかーし!
    泣いてばかりはいられない
    なぜならそう!読むから
    泣いてたら読めないから(正論)

    そして帰ってきた小市民シリーズは、四本の短編集となっております
    タイトルはお馴染み都市名プラススイーツ(その都市の名物のね)となっております

    ・桑港クッキーの謎
    ・羅馬ジェラートの…

    ん?
    待て!
    待て待て!
    「桑港」って書いて「サンフランシスコ」なの?
    マジか!なんでそんなことなってんねん!謎や!こっちのが謎やないか!
    この

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    2026年06月27日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    短編の謎一つ一つに際立った爽快さがあるわけではなかったので、孤立する有岡城を一つの密室と仕立て、謎に包まれた黒田官兵衛の幽閉を脚色するアイデアが評価されたのかと思い読み進めていたら、なんてことはない。本番は四章からではないか

    千代保のお気持ち表明と官兵衛の内省。
    こんなに深い"犯人"の動機と顛末、初めてくらいにみたぞ。
    特に千代保の告白。これくらいの深みがあってこそお気持ち表明としてほしい。

    いつわりの奇瑞が人を救う。
    今の世も然りですよね。

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    2026年06月27日
  • 巴里マカロンの謎

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    倫敦スコーンと間違えて買ってしまった。悔しい記録(笑)

    初版が5年くらい前なので気づくべきでしたが、途中まで気づかず読み進めていました。
    いえ、最初の表題作巴里マカロンの謎からおかしいなとは感じていたのですが、これは雑誌掲載作だったので雑誌の方もチェックしてたからだと勘違いしてました。
    最後のフィレンツェシュークリームの謎の冒頭おしるこの美味しそうなシーンにも既視感があり、これは書き下ろしなのにおかしいと思い調べてみたら、という顛末。
    珍しいマヌケな読書体験でした。

    何度読んでも面白いので良いのですが次はちゃんと倫敦スコーンの謎を買います。

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    2026年06月27日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

    特殊設定ミステリって読むまでどうかと思っていた。走狗(ミニオン)の設定とか、それってアリなの?って。犯人もその設定からメタ的にあたりがついてしまったし。しかし犯人の告発と対決シーンは今までの設定と歴史的背景を踏まえた説得力があり、モヤモヤがすべて吹っ飛ぶ美しさ。その後二人が語り合うラストシーンは清々しくも少し寂しい。

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    2026年06月27日
  • 倫敦スコーンの謎

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    久しぶりの小鳩君と小山内さんの物語。
    ……にもかかわらず、帯には「シリーズ第二作品集」とある。
    ちょっとまって。
    シリーズ作品ってもっとたくさんあって、二人はたくさんの謎を解いてきたはず。
    それなのに第二? と混乱し、そういえばと思い出した。
    前作の巴里マカロンあたりで短編集っぽくなっていて、そこからカウントで二作品目になると。
    いずれにせよ、二人に会えるのは喜ばしいことばかり。
    最初から最後までワクワクしっぱなしだった。
    独特な二人のテンポに魅了され、ザッハトルテが食べたくなり、スコーンも捨てがたいと身もだえする。
    世界は謎に満ちているのだと、おいしいお菓子にも思いをはせたくなる作品だった。

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    2026年06月26日
  • 本と鍵の季節

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    殺人事件みたいな大きな出来事は起きないけど高校生2人が謎を解いていく。和やかだけどどこか不穏でビターな感じが良かった。

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    2026年06月26日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    ボトルネックは、私たちの想像力を試している。
    この結末を読んだあとで、
    私たちが「イチョウを思い出して」の意味を想像することで、
    リョウが辿り着けなかった真実に辿り着いた時、
    ようやくこの作品が完成します。

    ノゾミの言った「死んじゃえ」とは、
    フミカに対しての気持ちではないだろうか?

    ラストシーン、
    ノゾミはリョウを誘っていたのではなく、
    助けを求めていたのではないだろうか。

    リョウが諦めずに想像力を働かせていれば、
    自分の存在意義を見つけることはできたのでは無いだろうか?

    この物語は、絶望のラストを突きつけることで、
    読者はそれでも希望を探せるか?という挑戦だと考えました。
    諦めてし

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    2026年06月25日
  • 折れた竜骨 下

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    これはいいファンタジー。
    これはいいミステリー。

    読んでて楽しかった。
    上巻ではあんまり解決することないけど必要な登場人物の認識や問題はあるからそこを乗り越えれるなら楽しいかな。
    個人的には文体が合う作家なのでスラスラ楽しく読めた。

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    2026年06月23日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    面白かった。
    久々「THEミステリ」な印象。真っ直ぐ「謎が起き、考察され、答えを披露する」の流れを描きながら、導入の語りに立ち返る、そして結末を迎える前にもう一度読み返したくなる、、、そんなエンドレスな構成が心地よいマラソン的感覚。
    謎自体はポップでありながら、その裏にはものすごくドロリとしたものが流れていて、それでいて、時代の人や町や城や風景や、、、そういったものがきっちりと描かれていて。
    さらには、この大筋のみ語り継がれる「実在した大昔の話」について、その裏で起きた出来事を推測、妄想、創作すること!これこそ二次創作好きにはたまらん要素で、歴史を全く詳しくない自分としては、この全く詳しくない

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    2026年06月22日
  • 折れた竜骨 上

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    うわわわ、面白い……!この世界観、たまりません。

    このところ『黒牢城』映画化で露出が多いからか、〈米澤穂信欠乏症〉のワタクシ。米澤先生の書いたものならなんでも読みたすぎて、つい既読の『米澤屋書店』の文庫版もぽちってしまいましたし、なんなら先生のTwitterでもいいから出版してくれないかと考える始末。
    本書『折れた竜骨』は、以前手に取ろうとしたものの二段組みの単行本にびびってしまい、さらに「魔術と剣と謎解き」の構成にもどうにも食指が伸びなかったんですけども、いやはや、やはり本には”読むべき時”があるのです。ゲーム『TES V:Skyrim』を通った私には、この中世ヨーロッパの物語がわかる、わ

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    2026年06月21日
  • 倫敦スコーンの謎

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    【桑港クッキーの謎】
    事の始まりは新聞だ。最初が新聞で、次も新聞で、その次の次の、どうだろうか、その次ぐらいがクッキーだった。

    「わたし、誰にでも公平でありたいと思ったことは、一度もない」
    「…」
    「古城さんは友達よ。好んでそうなったわけじゃないけど、結果的には、友達になった。わたしは、泣いている古城さんが助けてと言ったから、出来るだけのことをした。たとえ途中で古城さん自身が、もういいからやめてって言ってもね。でも、誰にでもそうするつもりはないの」

    「小佐内さんは、ほかに知りたい点はないの?」
    すると小佐内さんは首を傾げ、手ぶりでペンを要求する。その手にペンを渡すと、小佐内さんはマグカップ

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    2026年06月19日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    とても面白く、一気読みした。個人的には犯人(ミステリにおける探偵役と対になる犯人役)がとても良かった。とはいえ、ラストが一番気に入った。
    歴史を知らなくとも、読める。歴史を知っていると、ニヤリとする。
    そして、仏教を学んでいるとさらにニヤリとする。
    そんな小説でした。

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    2026年06月18日
  • ボトルネック

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    読者をそっと誘導しつつ、肝心な部分は読者の解釈に委ねるというスタンスが魅力的だと思った。淡々としていながら、主人公や登場人物の苦しみも伝わってくる文章が印象的だった。すっきりとした読み心地の中に、鈍い痛みとずっしりとした重みが心にしがみついてくるような感覚は初めて経験した。ミステリを読んだ経験が少ない私でも読みやすく、考察がとても楽しい1冊だった。

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    2026年06月17日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    曇り空の様な締めくくりであるのに、何故かモヤモヤを感じさせない不思議な収まりの良さを感じる。それは恐らく、広げられた風呂敷が主人公の絶望一点に向かって綺麗に折り畳まれていくような、何とも言えぬ満足感があったから。

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    2026年06月14日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    積読していたが、映画化されると聞いて手に取る。歴史小説は苦手意識があったが、読み始めると短編になっていたのと、米澤穂信さんの読みやすい文章で思っていたよりスルスルと読めた。映画の公式ホームページの相関図を見ながら読めたのもあって、イメージが湧きやすかった。歴史ならではのミステリーになっていて、全体を通してじわじわと感じる違和感みたいなものに急かされて一気に読み終えた。

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    2026年06月13日