米澤穂信のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
マンマ・ミーア!(流行りものには乗る)
帰ってきました!
あの小市民シリーズが!
小鳩くんと小佐内さんが帰ってきました!
感涙にむせぶわい。゚(゚´Д`゚)゚。
だがしかーし!
泣いてばかりはいられない
なぜならそう!読むから
泣いてたら読めないから(正論)
そして帰ってきた小市民シリーズは、四本の短編集となっております
タイトルはお馴染み都市名プラススイーツ(その都市の名物のね)となっております
・桑港クッキーの謎
・羅馬ジェラートの…
ん?
待て!
待て待て!
「桑港」って書いて「サンフランシスコ」なの?
マジか!なんでそんなことなってんねん!謎や!こっちのが謎やないか!
この -
Posted by ブクログ
倫敦スコーンと間違えて買ってしまった。悔しい記録(笑)
初版が5年くらい前なので気づくべきでしたが、途中まで気づかず読み進めていました。
いえ、最初の表題作巴里マカロンの謎からおかしいなとは感じていたのですが、これは雑誌掲載作だったので雑誌の方もチェックしてたからだと勘違いしてました。
最後のフィレンツェシュークリームの謎の冒頭おしるこの美味しそうなシーンにも既視感があり、これは書き下ろしなのにおかしいと思い調べてみたら、という顛末。
珍しいマヌケな読書体験でした。
何度読んでも面白いので良いのですが次はちゃんと倫敦スコーンの謎を買います。 -
Posted by ブクログ
久しぶりの小鳩君と小山内さんの物語。
……にもかかわらず、帯には「シリーズ第二作品集」とある。
ちょっとまって。
シリーズ作品ってもっとたくさんあって、二人はたくさんの謎を解いてきたはず。
それなのに第二? と混乱し、そういえばと思い出した。
前作の巴里マカロンあたりで短編集っぽくなっていて、そこからカウントで二作品目になると。
いずれにせよ、二人に会えるのは喜ばしいことばかり。
最初から最後までワクワクしっぱなしだった。
独特な二人のテンポに魅了され、ザッハトルテが食べたくなり、スコーンも捨てがたいと身もだえする。
世界は謎に満ちているのだと、おいしいお菓子にも思いをはせたくなる作品だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレボトルネックは、私たちの想像力を試している。
この結末を読んだあとで、
私たちが「イチョウを思い出して」の意味を想像することで、
リョウが辿り着けなかった真実に辿り着いた時、
ようやくこの作品が完成します。
ノゾミの言った「死んじゃえ」とは、
フミカに対しての気持ちではないだろうか?
ラストシーン、
ノゾミはリョウを誘っていたのではなく、
助けを求めていたのではないだろうか。
リョウが諦めずに想像力を働かせていれば、
自分の存在意義を見つけることはできたのでは無いだろうか?
この物語は、絶望のラストを突きつけることで、
読者はそれでも希望を探せるか?という挑戦だと考えました。
諦めてし -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
久々「THEミステリ」な印象。真っ直ぐ「謎が起き、考察され、答えを披露する」の流れを描きながら、導入の語りに立ち返る、そして結末を迎える前にもう一度読み返したくなる、、、そんなエンドレスな構成が心地よいマラソン的感覚。
謎自体はポップでありながら、その裏にはものすごくドロリとしたものが流れていて、それでいて、時代の人や町や城や風景や、、、そういったものがきっちりと描かれていて。
さらには、この大筋のみ語り継がれる「実在した大昔の話」について、その裏で起きた出来事を推測、妄想、創作すること!これこそ二次創作好きにはたまらん要素で、歴史を全く詳しくない自分としては、この全く詳しくない -
Posted by ブクログ
うわわわ、面白い……!この世界観、たまりません。
このところ『黒牢城』映画化で露出が多いからか、〈米澤穂信欠乏症〉のワタクシ。米澤先生の書いたものならなんでも読みたすぎて、つい既読の『米澤屋書店』の文庫版もぽちってしまいましたし、なんなら先生のTwitterでもいいから出版してくれないかと考える始末。
本書『折れた竜骨』は、以前手に取ろうとしたものの二段組みの単行本にびびってしまい、さらに「魔術と剣と謎解き」の構成にもどうにも食指が伸びなかったんですけども、いやはや、やはり本には”読むべき時”があるのです。ゲーム『TES V:Skyrim』を通った私には、この中世ヨーロッパの物語がわかる、わ -
Posted by ブクログ
【桑港クッキーの謎】
事の始まりは新聞だ。最初が新聞で、次も新聞で、その次の次の、どうだろうか、その次ぐらいがクッキーだった。
「わたし、誰にでも公平でありたいと思ったことは、一度もない」
「…」
「古城さんは友達よ。好んでそうなったわけじゃないけど、結果的には、友達になった。わたしは、泣いている古城さんが助けてと言ったから、出来るだけのことをした。たとえ途中で古城さん自身が、もういいからやめてって言ってもね。でも、誰にでもそうするつもりはないの」
「小佐内さんは、ほかに知りたい点はないの?」
すると小佐内さんは首を傾げ、手ぶりでペンを要求する。その手にペンを渡すと、小佐内さんはマグカップ