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亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した……はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。世界のすべてと折り合えず、自分に対して臆病。そんな「若さ」の影を描き切る、青春ミステリの金字塔。
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Posted by ブクログ
つらい 他の米澤作品と比べて、主人公は特に推理力や洞察力に優れている訳ではなく、また行動力や想像力もあまりない。しかし実際の人間なんてそんなものだろう。その点で主人公に強く感情移入してしまい後半の展開はとにかくつらかった。だけれど今まで読んだ中で一番印象に残ったし、心から大好きだと言える。
これを中学生の時に読んでいなくてよかった 完全に性格がひん曲がったと思う ある程度人格が形成された大学生だからセーフ 青い、とても青い小説 まだ若いうちだから楽しめたのかも… 大人になって読んだらイタいって思うのかな 暗いラストが好きな人にオススメ!
かなり読みやすかった。ミステリは添えられているだけで,タイトルを回収するための作品だった。 米澤さんは,はじめにこの作品の構想があって,古典部シリーズなどで作文力を付けてから書いたらしく,昔から作品に込めたかったメッセージというものは強く感じた。 高2くらいの時に読みたかった。
意外に皆さんあまり良い感想ではないように見受けられますが、私が読んだのが思春期のときだったからでしょうか、私はこのラストが好きです。ズンとはくるものの、嫌な感じはしないという後味でした。バットエンドとも少し違うような…。 思春期、特に中学生にオススメしたいと、個人的に思う作品です。
面白かったので早く読み終わりました。 内容はパラレル物でそこに登場するキャラが明るくてドタバタコメディになるのかなって思ったら…。 先が気になってスラスラ読める良い作品でした。
好きです。こういう終わり方。
4.0 悪くない。壮大な話ではないが、SFが入った人生を考えるストーリーとして、面白かった。『違っていることは、それだけでは価値を生まない。』というセリフには考えさせられた。
金沢や東尋坊という、表紙の印象とは少し違う土地が舞台の物語。読みながら「これはどういう意味だろう」と思っていたのですが、読み終えてカバーを外し、改めて表紙を見たときにようやく腑に落ちました。 主人公の選択は、最良とは言い切れないものもあるけれど、その時の自分を守るためには必要だったのかもしれません...続きを読む。結末は重たく、読後はしばらく気持ちの整理が追いつかないような感覚が残りました。 「考えることをやめたら、自分の存在がぼやけてしまうかもしれない」。そんなメッセージを静かに受け取った気がします。 良くも悪くも、自分で選ぶことから逃げないようにしたい──そんな気持ちになる一冊でした。
自分の代わりの人が周りを幸せにしてるのって知りたくないなぁと思った。 部署異動の時とかに似てるかもなぁ。 前任者の方が良かったと思われてるんじゃないかとか、後任が優秀だったらやだなぁとか。そんな感覚。
随所で繋がる伏線回収は見事だった。 パラレルワールドからサスペンス要素への移行がスムーズで読んでいてかなり引き込まれた。
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米澤穂信
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