米澤穂信のレビュー一覧

  • 王とサーカス

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    ネパール王族殺害事件の発生時に、たまたまカトマンズに滞在していた日本人記者が、事件の取材を通じてある謎を解いていく物語です。
    読み進めていくと、衝撃的な真実が明らかになります。

    異国の戦争について報道されるのは、ミサイルや銃撃戦で破壊された地域や死傷者の人数です。

    戦争によって無関係な市民や子どもたちが巻き添えになっていたとしても、その報道を見た私は「大変なことが起きている」と一瞬思うだけで、関心はすぐに日常へ戻っていきます。

    最近は原油価格の変動が身近な生活にも影響を及ぼしていますが、それでも気にかけているのは自分のことばかりだと気づかされました。

    報道されている数は、ただの数ではな

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    2026年04月19日
  • 黒牢城

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    古典部シリーズの作者と思って読んだ。
    同じようにスッキリと謎解きがされて面白かった。
    史実のなかにフィクションを織り込んでおり、構成が大変だったのではと思う。

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    2026年04月19日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    自分でもよくわからないけど、登場人物の思いを美しいと感じてしまいました。人間の怖さとか傲慢さとかそういった感情が生々しく、苦しく、とても綺麗で、夢のような時間だと思いました。

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    2026年04月11日
  • 黒牢城

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    天正6年(1578年)、織田信長に謀反を起こした荒木村重を翻意させるため、黒田官兵衛が織田方の使者として有岡城を訪れる。
    村重は使者の官兵衛を有岡城の土牢に一年以上に亘って幽閉してしまう。
    官兵衛を幽閉している間、有岡城は信長の大軍団に囲まれていた。
    しかし不落の城と呼ばれていた有岡城は、籠城する村重の軍を守り続ける。
    その城内で、死に関わる不足の事件が3件起こる。
    城主の荒木村重は事件の解決を図るのだが、なかなか真相に辿り着けず、城内の武将たちは疑心暗鬼に襲われる。
    八方塞がりの村重は、土牢に幽閉している策士の黒田官兵衛に事件の概要を話し、解決の糸口を探ろうとするのだが、官兵衛は謎の言葉しか

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    2026年04月10日
  • 満願(新潮文庫)

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    ネタバレ

    どの話も面白かった!
    自分は夜警と万灯が特に良かったかな。
    柘榴は気持ち悪っ、て思ってイヤな気持ちが残った。

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    2026年04月10日
  • 栞と嘘の季節

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    若さ故の過ち、なのだろうか── 猛毒の栞に隠された思いは、必ずしや人に理解されるものではないはずだ。

    堀川と松倉の二人は、前作以上に分かり合えたのだろうか。
    続編、待ってます。

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    2026年04月07日
  • 犬はどこだ

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    インシテミルを読んで気になっていた米澤穂信さんの本。自分自身二冊目の本でした。犬はどこだ以前は学園ものがメインで、学園もの以外として初期に出た作品らしい。個人的にめっちゃ好きでした。2人の視点で物語が進みつつ、それに加えてネットや地理的な広がりがあり、読みいってしまった。自分の父親にお薦めしてみました。

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    2026年04月06日
  • 黒牢城

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    自分内ジャンルを歴史小説にするかミステリにするか迷った。歴史小説的文体に慣れてしまえば一気に読める。

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    2026年04月05日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    純粋で邪悪、現実で夢想に生きる彼女達に畏れと拍手を送りたい。
    「ティータイムに再読しよう」と思わせるサイコ(?)ミステリは初めて。ドキドキ感がたまらない本でした。

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    2026年04月05日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    『小市民シリーズ』の最終巻。これで彼らの物語が終わってしまうのが残念でならないほど、深く引き込まれる素晴らしい一冊でした。
    本作はミステリーとしての面白さもさることながら、最大の魅力はやはり小鳩くんと小佐内さん、二人の関係性にあります。単なる謎解き物語の枠を超え、これは紛れもなく二人の物語でした。

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    2026年04月05日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員シリーズ──松倉詩門と堀川次郎の二人が図書室に持ち込まれる謎に挑む短編集。

    「金曜に彼は何をしたのか」「昔話を聞かせておくれよ」が特に何度か読み直した。
    松倉詩門という人物が”不思議”でならない。

    松倉と堀川の二人は、同じ図書委員というだけでずいぶん仲がよい。お互いが皮肉屋だからなのか、気があっていて思わずほっこりしてしまう。
    一緒に美容室に行くぐらいで、パセリコーラや紅緑茶オレという飲み物の感想を求めたり、宝探しをしたり──松倉がそれだけ堀川に心を許しているんだな、と感じた。

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    2026年04月03日
  • 黒牢城

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    めちゃめちゃ面白かった!
    今、ちょうど、大河ドラマで「豊臣兄弟!」で戦国時代。
    はっきりいって、自分は歴史に疎いのですが、馴染みやすかった!

    荒木村重が主役なのですが、最後、黒田官兵衛の物語として飲み込むとスッキリします。

    恥ずかしながら、歴史を知らずに読んでますので、「いったい村重はどうなっちゃうの?有岡城は落城しない?黒田官兵衛は死んじゃうんだろうなー」とかって推測しながら楽しめました。

    時代が変われば、正解も変わる。
    歴史を学ぶのは奥が深い…と思いました。

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    2026年04月03日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    面白かった。
    ミステリー文学に詳しいと、より随所のネタが理解できて楽しめるのかも。
    あまり詳しくない自分は読後調べました。

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    2026年03月31日
  • ボトルネック

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    面白かったので早く読み終わりました。
    内容はパラレル物でそこに登場するキャラが明るくてドタバタコメディになるのかなって思ったら…。
    先が気になってスラスラ読める良い作品でした。

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    2026年03月30日
  • 黒牢城

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    読み切るのに1ヶ月近くかかった。
    各章のエピソードが長く、時代小説に出てくる名前やセリフを理解しながら読むのに時間がかかった。
    途中、夜寝る前に読みながら1、2ページで寝落ちする日も何度かあった。
    はい、時代小説×ミステリー小説ですね、とわかった気になり、各章で難事件発生し、主人公が官兵衛のヒントで解決的なストーリーかと思って少し退屈していた。しかし、終わりが近づくと、そんな薄っぺらい話では無く、全てが一つの大きな物語の必要な要素の一部で、自分はその一部だけを読んでわかった気になっていただけだと最後になってようやく気づいた。
    またもう一回読もうと思う素晴らしい作品でした。

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    2026年03月29日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    小市民シリーズを最後から読むことになってもまあいいか、と手にした。
    さすがは米澤穂信。面白かった、ほんとに。
    バディのそれぞれにちょっとクセがあって常識人でないところが上手く使われている。
    思わぬ結末に驚かされたが、それにしても今どきの中学生や高校生がこんなにクレバーだろうか。普通には使わない言葉が出るたびにそれを使う必然性があるのかなあと考えてしまった。
    春期限定から読んでみたい。

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    2026年03月28日
  • 黒牢城

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    進めば極楽、退かば地獄。

    本作の主人公である黒田官兵衛は、秀吉も恐れた策略家であり、単に事件を解く人物ではない。彼は人の心理や状況を読み切り、それを利用して現実そのものを動かしていた。その姿は恐ろしくもあり、同時に圧倒的な凄みを感じさせる。一方で、息子の存在によって人間としての一面も垣間見え、その点も大きな魅力である。

    また、荒木村重も魅力的な人物である。彼は黒田官兵衛の危険さを勘で理解していながらも、見栄や置かれた状況からその判断を貫くことができなかった。その姿は愚かとも言えるが、同時に非常に人間らしく、脆さも感じさせる魅力的な人物である。

    本作は史実そのものではないが、歴史に基づいた

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    2026年03月28日
  • 可燃物

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    うわぁ〜。そうくるかぁ〜!

    事件が解決するたびに、鳥肌が…!!

    感情を一切出さず、上司から疎まれても、部下から慕われなくても、事件の真実を突きとめる葛の思考が最後まで私のなかで掴むなくて悔しい!!
    (褒めてます!)
    かっこよすぎる

    葛警部の事件の書類をすべて自分のまわりに並べる習性、好き♡

    フォローされていただいている方が、よく読まれている作品なのも、納得!!

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    2026年03月26日
  • 氷菓 (17)

    匿名

    購入済み

    消化しきれませんでしたか。

    二人の距離の概算編、この巻では消化しきれませんでしたか。
    遠回りする雛編以降のコミカライズを時系列順に実施中の今作品、次は、ラーメン屋での話かな?
    年1回くらい出版されてるミステリー小説作家の活動報告集みたいなんで、原作者さんの動向をチェックしているのだけど、続編発表の気配はあるけど、春まだ遠し?

    #ドロドロ

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    2026年03月26日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    そこまで驚くような展開はあまりないのですが、全体的な雰囲気がよかったです。全体を通した設定とかも好きです。

    上記の感想を書いて何日も経って、なんだか忘れられない。凄く好きだったかも‥。あの雰囲気は他にないなーとじわじわと後から沁みて来ています。
    読んだ時はそんなにパンチ力があったわけじゃなかったのですが、こんなに毒みたいに後から効いて来るなんて。あまりない体験なので⭐︎を5に変えました。こんな小説をまた読みたいなぁ‥。

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    2026年03月25日