米澤穂信のレビュー一覧

  • 満願(新潮文庫)

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    audible 。米澤穂信といえば「本と鍵の季節」を思い浮かべる。短編も上手い人だ。本作もそれぞれに味のある物語で、読み手をミステリーの世界に引き摺り込む。いやあ、引き摺り込まれたわ。

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    2026年01月19日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員の堀川次郎と松倉詩門が日常に舞い込む謎を解明していく短編集

    ビターな青春ミステリー
    どれも余韻のあるラストでさすが米澤さん、とっても好みでした!!
    驚くものから考えさせるような短編もあり、物語の切り口も様々だったので読んでいて飽きなかったです

    913
    ロックオンロッカー
    金曜に彼は何をしたのか
    ない本
    昔話を聞かせておくれよ
    友よ知るなかれ

    伏線がさらっとしているので気が付かないことも多かったのですが、その分気がついた時の驚きも大きいのでとってもよかったです☺︎

    シリーズ化しているので次も楽しみ!

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    2026年01月15日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    他の作品にはない、静寂な恐怖を味わえました。
    読みやすく、ついつい先が気になるストーリー展開です。
    おすすめしたい1冊です!

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    2026年01月15日
  • 本と鍵の季節

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    日常と地続きかと思いきや、予想外に非日常な展開があり驚き。
    普段ミステリはあまり読まないので、こういう感じなのかと面白さを感じつつ、主人公たちの勘が鋭すぎてパッパと本質を見抜いていくものだから、時々置いてかれそうになった。
    「どんな環境で育てば、こんなに達観した高校生になるんだ…?」という疑問が拭えなくて、でもまぁ別にいいか!と受け入れようとしたところで、最後に少し松倉の過去に触れられ、いい意味で裏切られた気持ち。
    堀川と松倉の関係性は興味深い。続編があるとのことで、そちらも楽しみ。

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    2026年01月13日
  • ボトルネック

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    面白かった〜!1人の人間の生き方を考えさせられるような。毎日が劣等感と見えないところからの周りへの蔑みで自己を保っているぼくと重なる所が多かった…人間らしさが表れて、でもそれを突きつけられる現実があって本当に考えさせられる1冊でした。

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    2026年01月12日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    ボトルネックは自分自身。
    自分がいなかったら・違う人だったら、もっとうまくいっていたという世界を見た時は本当に苦しかったと思う。
    自分が悪いわけではないのに、あたかもすべての原因が自分にあるような感覚になってしまう。
    最後のシーンは、すべてを受け入れて前に進んで欲しいと思った。

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    2026年01月11日
  • 本と鍵の季節

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    高校の図書委員の2人が、事件を解決していく。ラストは2人ね関係が大きく変わりそう。
    栞と嘘の季節も読まなくちゃ。

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    2026年01月10日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ずっと積読してたのを後悔するほど面白かった。
    丁寧で美しい言葉で綴られているから作品の残酷さや愚かさをゾッと感じさせられてその塩梅も好みだった。

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    2026年01月08日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    読み始めたら一気だったな。例によってアニメで見てたので結末は知ってたんですけど、栗きんとんとマロングラッセの違いが深い。
    あと、最後の最後で頑張る時の小鳩くんの心情が良い。最善じゃなくても共に在れる存在の尊さを。
    いやーやっぱり面白かった!!

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    2026年01月05日
  • ボトルネック

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    星4.6

    めっちゃくちゃに面白い。
    ミステリとしての面白さもあるし、物語の落とし所が素晴らしい。大傑作。

    米澤穂信さんなら、メディアミックスの観点からも「氷菓」が代表作と謳われがちだが、私は間違いなくこれこそ至高と思っている。
    ※新しめの作品は未読だが。

    「氷菓」も、もちろん素晴らしい作品。

    この「ボトルネック」は、大学生のときに読んで、とてつもない衝撃をもらった作品。

    2016年一冊目の読書。
    失敗は許されない、という謎の思い入れから、間違いないだろうと手にした作品。

    大学生の頃、衝撃を受けたものだから大筋はわかっているし、衝撃はラストだからラストも記憶にあった。
    それでも尚、ほ

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    2026年01月03日
  • リカーシブル

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    民俗学ミステリというジャンル?
    土着信仰もので面白かった。じわじわと街の奇妙な部分を主人公の目線で知っていく。

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    2026年01月03日
  • 巴里マカロンの謎

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    面白かった。サクサク読めるのにトリックが秀逸。一番好きなのは「花府シュークリームの謎」。小山内さんのスイーツ講義も満載で楽しかったな。小鳩くんのツッコミが厳しくてよい。

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    2026年01月02日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 栞と嘘の季節

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    『本と鍵の季節』から結構待った気がする。いや、手には入れていたが、読む時間がなかった。
    幾つもの嘘が重なり、どこで誰が何を隠しているのか、堀川視点の観察で追っていくのが楽しかった。松倉が前作での『お守り』的なものをどうしたのか、口では語られないが、話の流れでわかった所も良かった。
    瀬野の、最初は破天荒とも言える行動も、読後に考えると彼女らしいとも思えてくる。
    このシリーズ、まだ続いてほしい作品である。

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    2026年01月02日
  • インシテミル

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    映画を観たのをキッカケに一度読んだきりだったので再読。映画は合わなかったけど原作の面白さすごいなー!ミステリー読んでたら当たり前に通じるものが通じない人たちも新鮮だし、空間の作り方が気味悪くてハラハラした。
    どこまでも重さが残ってる感じがする。
    クローズドサークル系好きなのでぞわぞわワクワクしながら読めた一冊。個人的にはかなり好きの部類。

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    2025年12月31日
  • 満願(新潮文庫)

    購入済み

    万灯が傑作

    心を掴まれるミステリ全6短編。特に「万灯」は傑作。仕事で若さを費やし、その仕事への情熱の余り、中年となって道を踏み外した男の物語は、とても他人事とは思えなかった。🪔なお、東野圭吾は事実関係に照らして「万灯」はミステリとして不成立という旨の批判をしているが、この批判に疑問を呈し、米澤はギリギリのところでミステリを成立させている旨の反論もある。🪔東野は精緻なトリックが得意で、米澤はトリックを通じて叙情豊かに人間を描くことが得意だ。東野は作風の異なる米澤に狭量過ぎないか。渡辺淳一と同じ轍を踏んでどうするのだ(笑)🪔

    #感動する

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    2025年12月26日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    ついに小市民シリーズ最終章。
    冒頭でいきなり小鳩くんが轢き逃げに…大学受験もふいになり、文字通り動けない入院生活を強いられることに。
    もて余す時間を埋めるかのように、小鳩くんの意識は3年前へと向かう。
    小山内さんとの“馴れ初め”であり、また自身の封印したい過去でもある事件と向き合う。
    過去の追想と現在を行き来する形で、物理的には動けない小鳩くんが躍動する。

    全4作のうち、一番本格的なミステリーの印象。
    過去のトラウマと向き合ったことで、小鳩くんの内面的な成長が感じられるラストも感慨深い。
    過去の出来事が語られたことで、ここから1作目の「春期限定〜」を再読するのもまた味わい深そう。

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    2025年12月25日
  • 禁断の罠

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    米澤穂信の供米のために読んだ文庫本。
    米澤穂信以外の作家の著作は読んだことがなく、それもまた新鮮で面白く読むことができた。

    新川帆立 ヤツデの一家
    これを女性作家が書いているのが見事と言うかなんというか。私には理解できない世界だが、短編として素晴らしいドンデン返し。

    大代行時代 結城真一郎
    短い中にも貼られた伏線は丁寧だが、先の展開が簡単に読めるところが残念。
    人には得意不得意があるのは仕方ないが、注意されたら片付けよう。

    妻貝朋希を誰も知らない 斜線堂有紀
    この短編は少し不快だったので長いです。
    治安の悪い、物事を知らない人達ばかりの地域は確実に存在するし、地方で新しい人が入ってこない

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    2025年12月23日
  • 犬はどこだ

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    とても好きで何度も読み返している作品。
    仕事で一度精神的にまいってしまった男が探偵業をするという話。
    平穏を望んでいる主人公が受けた依頼をこなしてい作業を、作者お得意の読者を序盤ミスリードさせて、のちにひっくり返すという手法で描いていく。
    主人公と妹の掛け合いなどいい感じで読み続けていたいと思える内容だった。
    続編を読みたいが続編がないのでがっくり。

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    2025年12月21日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    小市民シリーズは小佐内さんがどうしても好きになれなかったけど、今作はシリーズ集大成な内容で大満足でした。2人が小市民であろうとするきっかけが描かれていてたり、ラストの展開は緊張感があり、結局最後まで小市民であろうとしている2人がよかった。

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    2025年12月21日