あらすじ
小市民を志す小鳩君はある日轢き逃げに遭い、病院に搬送された。目を覚ました彼は、朦朧としながら自分が右足の骨を折っていることを聞かされる。翌日、手術後に警察の聴取を受け、昏々と眠る小鳩君の枕元には、同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。小佐内さんは、どうやら犯人捜しをしているらしい……。冬の巻ついに刊行。/解説=松浦正人
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『小市民シリーズ』の最終巻。これで彼らの物語が終わってしまうのが残念でならないほど、深く引き込まれる素晴らしい一冊でした。
本作はミステリーとしての面白さもさることながら、最大の魅力はやはり小鳩くんと小佐内さん、二人の関係性にあります。単なる謎解き物語の枠を超え、これは紛れもなく二人の物語でした。
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小市民シリーズを最後から読むことになってもまあいいか、と手にした。
さすがは米澤穂信。面白かった、ほんとに。
バディのそれぞれにちょっとクセがあって常識人でないところが上手く使われている。
思わぬ結末に驚かされたが、それにしても今どきの中学生や高校生がこんなにクレバーだろうか。普通には使わない言葉が出るたびにそれを使う必然性があるのかなあと考えてしまった。
春期限定から読んでみたい。
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米澤穂信の文体はするする読める。高校卒業後もふたりの関係がきっと続いていく感じ、素敵だなあ。最初の頃の殺伐とした感じとはずいぶん違うよね。感情がある。
そしてどんどん事件が大きくなってきたけど、これはもう続編てないのかな。ここで終わりなのかな。さみしいけど、きれいな終わり方かなとも思ったり。
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小市民シリーズ
本当に最高だった
キラキラした青春というより綺麗なセピア色になりそうな雰囲気
アニメから入って、原作を読み始めた。
春夏秋と来て冬を今日、やっと読み終わった
アニメも面白かったけれども原作の雰囲気がやはり素敵でコーヒー片手にカフェで読んでいるような小粋さを感じる
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日常系ミステリーと思って、侮っていた自分にビンタをしたい。
解決編に入った伏線回収速度と、過去と現在を絡めた構成に鳥肌が立ちました。
本当に米澤作品は、このスピード感があるからたまらない。
読み始めはエピソードゼロと侮っていましたが、そんなことはなかった。
至る所に叙述トリックが仕掛けられていて、見事に騙されました。
個人的には本作が色々と考えさせられる内容で好きだな。
なぜ小鳩君は小市民を志したのか、これが腑に落ちた。
また本書あとがきで、ぼんやり思っていたことを言語化されていて満足。
続編が4月に出るようなので、これまた楽しみが増えました。
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ついに小市民シリーズ最終章。
冒頭でいきなり小鳩くんが轢き逃げに…大学受験もふいになり、文字通り動けない入院生活を強いられることに。
もて余す時間を埋めるかのように、小鳩くんの意識は3年前へと向かう。
小山内さんとの“馴れ初め”であり、また自身の封印したい過去でもある事件と向き合う。
過去の追想と現在を行き来する形で、物理的には動けない小鳩くんが躍動する。
全4作のうち、一番本格的なミステリーの印象。
過去のトラウマと向き合ったことで、小鳩くんの内面的な成長が感じられるラストも感慨深い。
過去の出来事が語られたことで、ここから1作目の「春期限定〜」を再読するのもまた味わい深そう。
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小市民シリーズは小佐内さんがどうしても好きになれなかったけど、今作はシリーズ集大成な内容で大満足でした。2人が小市民であろうとするきっかけが描かれていてたり、ラストの展開は緊張感があり、結局最後まで小市民であろうとしている2人がよかった。
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高校三年間、探り合い騙し合ってきた二人に最後にこんな爽やかな気持ちにさせられるとは。。 それでもって喪失感。
でも京都の街には美味しいスイーツがたくさんありそうだし、京都スイーツセレクションでもつくって歩きまわる二人が浮かびます。
小鳩くん、小佐内さん京都でも仲良くね。
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小市民シリーズ第4巻。
小鳩くんが交通事故に遭い、入院生活を送ることに。実は似たようなひき逃げ事件が中学3年生の時に起こっていて…小鳩くんと小佐内さんが3年越しのひき逃げ事件の真相を探す話。
小鳩くんと小佐内さんの中学生の時の初めての出会いも知れて、長い2人の関係性をなんだか羨ましく思った。
これからも続いてほしいシリーズ!
目次が親切
紙の本と比べて電子書籍の不便なところの一つが、イラストのページを見返したいときに、ページをパラパラとめくってイラストページを探すことができないことだ。しかし、本書は、章のタイトルだけでなく、事件「現場周辺図」などの図版(イラスト)を、目次の中に含めてくれている。これはとても便利なので、是非他の本も見習ってもらいたい。
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これ、アニメ化が決まったときはまだ影も形もなかったってすごくないですか。そこからこの前日譚を書き起こして、小鳩-小佐内コンビがなぜ小市民をめざすに至ったのか、小鳩くんがなぜ謎解きをするとき、いつも軽い自己嫌悪を感じるような振る舞いをするのか、とても納得のいく事件を設定する……。
それだけでなく、秋期限定では復讐の女神ネメシスなのかという、底知れぬこわさを感じさせた小佐内さんに、グッと来るせりふを言わせ。米澤穂信さん天才ですか。
わたしは「春季限定」だけ発売当時に読んで、あとはアニメをぜんぶ見終えてから順に読んでいったのだけど、ほんとにすばらしいシリーズだなと思う。「日常の謎」というのは、かならず、探偵じゃない者が人の秘密に首を突っこんであれこれさぐるという作業につながるわけで、そこに生じる忸怩たる気持ちを深堀りすることで、人間の功名心とか承認欲求とかを描きつつ、さらにそこを超えて純粋に謎やロジックを愛する心も描いているのかなと思う。
そんな複雑な心性を持つ小鳩-小佐内コンビ、もう会えないのかな。大人になったふたりにひょっこり再会できる日を夢見つつ、ありがとう。
Posted by ブクログ
2025/07/04
p.239
車椅子のタイヤの固定が甘かったのだろうか。ぼくが座ろうとした瞬間、車椅子はわずかに後ろに下がった。
椅子に座るつもりで腰を下ろし、寸前で椅子を引かれれば、誰でもろくに受身も取れずに倒れ込む。声にならない悲鳴が、喉の奥でくぐもる。心拍数が跳ねあがる。
瞬間的な恐怖という尺度で言えば、車にはねられた時よりも怖かったかもしれない。けれど幸い、車椅子が動いたのはほんの少しだった。看護師さんがハンドルを握り、車椅子は止まって、ぼくは無事に座面に腰を下ろす。
2025/07/21
p.231
見つめていてもサンデーが復活したりはしないという現実を受け入れたのか、小佐内さんはサンデーグラスを少しテーブルの端に寄せる。
ここまでの話をまとめると、日坂くんは交際相手の岡橋さんではない誰かからお守りをもらった可能性が高い。
そして、自分が車に轢かれたとき一緒に歩いていた人のことを、隠そうとしている……。
考えられるパターンは、ざっと7つぐらいはある。そのうちのどれが真実なのか知るために今日できることは、もうなさそうだ。
初夏の日は長く、外はまだ夕暮れの気配さえもない。今日はいろいろあった。防犯カメラの映像を見て、堤防道路を歩き、学校まで戻ってきて牛尾くんの協力を取り付けた。
ぼくがいま思っているのと同じことを、小佐内さんが呟いた。
「あとは明日。今日は、おしまい」
2025/11/18
p.416
「小鳩くんは、どこの大学に行くつもりだったの?」
「名古屋だった、近いし。でも、志望校も練り直さないと」
「わたし、京都がいいと思う」
藪から棒だ。びっくりして、ほんの少しだけ眠気が引っ込んだ。
「なんで?」
「わたしが京都の大学を受けるから」
なんだ。ぼくはちょっと息をつく。
「そう。受かったら教えてよ。お祝いのメッセージぐらいは送るから」
「教えない」
ベッドの端に、小佐内さんの手が置かれる。
「小鳩くんはさっき、わたしをとんでもない陰謀家みたいに言ったでしょう。わたし、心が傷ついたの」
「……それはどうも」
「それに、なかなか意識が戻らなくて、わたしをとっても不安にさせた。だからその報いがいると思う。来年小鳩くんが来るまでの間に、京都に迷路を作ってあげる」
静かな夜に、小佐内さんはくすくすと笑う。ぼくはまぶたを開けているだけで精いっぱいだ。
「おししいお店も探しておく。だからきっと、わたしを捜してね。そうしたら……最後の一粒をあげるから」
小佐内さんがぼくの枕元から、最後に残されたボンボンショコラの一粒を取って口に運ぶ。ぼくはまた、抗いがたい眠気にとらわれる。薬のせいではない、自然な睡魔に。
「おやすみ小鳩くん。わたしの次善。あなたが生きていてよかった。お大事にね。そうしてどうぞ、よいお年を」
ぼくの目は閉じていく。
――夜の底から、鐘の音が聞こえてくる。
小市民シリーズ完結 残念です
今回は甘味成分がボンボンショコラだけで、他の話と比べるとスイーツ度が少ないけれど、密室の謎あり最後に犯人との対決ありと、このシリーズでは一番推理小説らしくて面白かった。これでシリーズ完結らしいけど、米澤作品のヒロインでは小山内ゆきチャンが一番好きなので、ちょっと残念です。京都を舞台に大学生編も読んでみたい気もするけど、蛇足かな?でも、マカロンみたいにこれまでの事件の間に起こった事を短編で出して欲しい気もします。
Posted by ブクログ
待望の! 鯛焼きが食べたくなりました。
ついに小市民シリーズ最終章なんだ…さみしい、でも楽しみ、と読み始めたら、最終章の間にエピソードゼロも挟まってるじゃないか!なんてにくい演出!
小鳩くんたちがなんで大々的に活動しなくなったか、ちょいちょい後悔してたっぽい記述はあったけど中学時代にこういうことがあったらそりゃね。
小市民シリーズ、完結
ショッキングな事件、小鳩君と小佐内さんの馴れ初め、緊張感のあるラストと、シリーズ完結作として文句ない出来。
アニメも盛り上がって最後までやってもらえたら、そして他のシリーズもこれくらい綺麗に完結してもらえるといいなぁと思います。
Posted by ブクログ
あれなぜか登録されていない?いつ読んだかな。事件のエピソードよりも何よりも、さようなら私の次善。というのがなぜだか心に残っている。
と、今読み返したらさようならじゃなくておやすみ小鳩くんだった。このあたりの覚え違いに心に残っている理由があるんだろう。青春の残り香よ。
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小市民シリーズの完結。
大好きなシリーズだったため完結は寂しいが、シリーズものを最後まで読むことがなかったので感慨深いものがある。
主人公が小市民を志すきっかけとなった事も明らかになったので、また春から読み直してみても面白いかと思った。
Posted by ブクログ
小市民シリーズ第4弾です。
途中、番外編的な本があるので小市民シリーズとして5作目です。
この作品で春夏秋冬と揃います。
そしてこちらは、2025年このミステリーがすごいの10位になります。
これを読むために、前の4作品を読みました(笑)
その甲斐があって、面白かったし、ちゃんとミステリーでした!
小鳩くんと小山内さんが下校中に轢逃げ事故に遭って、小鳩くんが大怪我を負って入院した。
事故にあった場所が3年前、同級生が轢逃げにあった場所で、小鳩くんと小山内さんはその事故を通して互恵関係を結んだ。
その回想と小鳩くんの今回の事故、入院生活が綴られていき‥。
まぁ、偶然が過ぎると言えばそうなんですが、でも個人的には四季の中で1番冬が面白かったと思います。
最後に京都に見つけに来てと小山内さんに言われてるので、京都の美味しいスィーツと小鳩くんと小山内さんの話しを読みたいです!
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解説に15年ぶりの小市民シリーズ、とあって、
うっそー!と思ったけど、
周期限定栗きんとん事件が2009年、
本作が2024年、ほんまやー。
こちらも発売直後に読んでる訳じゃなし、
しかも途中、古典部やら嘘やら栞やら、
あちこちつまみ食いもしてるので、
そんなに空いてるとは感じなかった。
一気読み。
小山内さん、怖いよ。
Posted by ブクログ
春期限定から20年、小鳩くんに降りかかる不幸から始まるミステリでした。シリーズで一番好きだと感じた。二人が小市民を目指すきっかけとなった中学生時代の事件も描写されて、シリーズファンには見逃せない(見逃さないか)。道路と逃げ去った自動車の謎を追ってゆく様は密室トリックみたいで興味深かった。小山内さん、牙が抜けたかな?と思わせてからの静かで確かな狂気も大満足でした。
Posted by ブクログ
<目次>
略
<内容>
とりあえず小市民シリーズの最終巻。そして小鳩くんと小佐内さんのなれそめも語られる。小鳩くんは命のピンチ…。けっこう第10章でどんでん返しも…。
Posted by ブクログ
小市民シリーズ、読破しました。
もうこの二人の物語の続きに触れることができないのは寂しい限りです。
ミステリーにおいても、その読みやすさにおいても、米澤穂信らしさ(かぶりを振る、のことではなく)を多分に感じられて、古典部シリーズが好きな私としては読んでいてとても満足度が高いお話でした。
各作品に感想はありますが、これは冬季限定の評価感想欄なので、それにだけ触れるとするならば
小鳩くんが置かれた特殊な状況を、特殊であるからこそ推理の穴とする手法は、感心させられました。
評価はシリーズを通してということで、星4とさせていただきます。
Posted by ブクログ
小市民シリーズの最終巻。
今回は主人公の小鳩君が車に轢かれて入院するところから始まり、回想によって過去二人が小市民を目指すきっかけになった事件が語られます。
過去の失敗、そして現在の入院生活の物語なので過去のシリーズに比べると全体的に暗いです。これまでは全体を通しての事件や謎がありつつも日常の謎を解いていましたが、そういった軽い謎解きのようなものがなく雰囲気がだいぶ違います。
ただ、過去の2人が出会い小市民を目指すきっかけになった事件が語られ、その事件が現在の事件に関わってくるというシリーズの締めにふさわしい内容だったと思います。
Posted by ブクログ
ひき逃げにあった小鳩くんの経過と並行して、これまでの2人の何かあったなと思わせることがここでわかっていく。人には事情があって、良かれと思ってしたことでもかえって迷惑なこともある。生きててそういうことたくさんありますよね。小鳩くん、本当に危うい立場にいたものです。無事でいてくれてよかったです。小山内さんさすがだなあ。早く良くなって二人でスイーツ巡りに行って欲しいものです。これで終わりではなく大学に行った2人の活躍も見られたら嬉しいな。
Posted by ブクログ
小鳩くんが轢き逃げに遭い、3年前の日坂くんの轢き逃げ事件と重ね合わせ真実に近づく。小市民を目指す二人の序章から終焉までが鮮やかに繋がる。最後は春夏秋と回想。お互いを必要とする気持ちもよく伝わって◎。
Posted by ブクログ
年末に遭遇した交通事故は、3年前の事故とつながっている?
登場人物が限られているので、真犯人の目星もつきやすかった。
捜査の真似事は気軽な気持ちでしてはならない。
Posted by ブクログ
小市民シリーズの完結作(現時点ではなりますが)
主人公の二人の出会いの事件と現在の事件と交互に展開されます。
最終章まで所々ヒントが散りばめられており、楽しかったです。
こんな主人公が周りにいたら、ちょっと困るかも、と改めて思いました。
Posted by ブクログ
いわゆる小市民シリーズの最終章らしい。
終わり方はまだなんとなく次があるような気もするが・・
本作品は主人公の小鳩君と小山内さんの馴れ初めの事件と現在進行中の事件を交互に語る形で進む。
とにかく本作は暗い。
小鳩君が轢き逃げに遭い生死を彷徨う。その轢き逃げ犯をいわゆるアームチェアーディテクティブとして探していくお話なので仕方ないとも言えるが。
入院したことがある人なら、おそらくかなり早い段階で違和感を感じるはずだが、その違和感がどう事件に絡んでいくのか分からないままに話は進む。
一応事件は解決するのだが、動機の点では納得できないし、小さい?はたくさん残る。
冒頭にも記したが、このシリーズはこれで完結かもしれないが、二人の人生はまだまだ長い。この先の展開も楽しみにして、次作を期待したい気持ちもある。
Posted by ブクログ
シリーズものと知らずに最終巻の冬だけ
読んでしまったので、
これまでのを読んでいたらもっと
独特の言い回しとか伏線とかが理解できて
面白かったかもしれない。
3年前の事件と極似しているひき逃げ事件だが
犯人は全然違って、現在の方が現在進行形で怖いことになっていたのは予想外だった。
小山内さんと小鳩くんのこれからの関係が気になる終わり方だった。
Posted by ブクログ
季節は冬。
たい焼きを食べなる小佐内さんと並んで歩く小鳩くん。
微笑ましい空気だな〜とにやにやしながら読んでいたら、まさかの轢き逃げ……
入院生活を送る小鳩くんと、犯人を探す小佐内さん。
3年前の事件の回想を通して、ふたりの出会いと「小市民を目指す理由」が明かされる大事な幕で、読んでいて関わる人の気持ちに胸がぎゅっとなる場面も多かったです。
そして入院中のふたりの繋がり方――まさかあんな形とは。
ずっと小佐内さん推しだったけど、今回さらに好きが更新されました。あの異常さ込みで最高に魅力的。
看護師さんも「怪しいな」とは思っていたけど、真相にはさすがに驚き。
正直、そこは少し“出来すぎ感”もあったけど、それでもほどよいミステリー感で面白い。
「来年小鳩くんが来るまでの間に、京都に迷路を作ってあげる」
「わたしの次善」
これ、もう告白じゃない?
最高のラブコールでしかない。
シリーズの締めくくりとして大満足の一冊でした。
大学生編を出して欲しいな。