米澤穂信のレビュー一覧

  • いまさら翼といわれても

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    ──あんたはこれから、長い休日に入るのね。そうするといい。休みなさい。大丈夫、あんたが、休んでいるうちに心の底から変わってしまわなければ……。

    ──きっと誰かが、あんたの休日を終わらせるはずだから。

     
     
     
    とうとう読み終えてしまった〈古典部〉シリーズ。今作は全6篇の短編集からなる作品でしたが、どの作品も〈古典部〉のメンバーに焦点を当てた、いや、各メンバーのそれぞれを主人公として描いたような短編集だったように思います。

    特に奉太郎の代名詞『やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に』の誕生秘話が描かれていた物語【長い休日】はかなり好きでした。

    そして表題

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    2025年06月03日
  • あなたも名探偵

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    タイトルや帯の通り、問題編の情報で犯人が分かるようになっているところがすごい!

    そのトリックもどれもよく出来ていて、考えるのがとっても楽しかったです。

    そしてトリックに注力させるために動機はシンプルなのがまた良い…!
    動機すらちゃんと教えてくれない作品もあるくらいで、そこも推理してみろよ、と言われている気分でゾクゾクしました。

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    2025年05月30日
  • 折れた竜骨 下

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    ミステリーとファンタジー、メジャーなジャンル同士の融合が、こんなにも新鮮で上質な読書体験になるとは!

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    2025年05月30日
  • 巴里マカロンの謎

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    春夏秋冬ときたので最後に巴里で締め括ったわけだが、どうやら順番が違うらしい。番外編感覚だったが、もう一度冬を読むべきか、、、。

    相も変わらず著者の言葉遊びは面白い。
    2人のやりとりも絶好調。
    いやいやしかし、引き止める為とはいえ首根っこ掴んだりはしないだろう普通。

    大学生もしくは社会人になった2人を描いていただきたい今日この頃。とても楽しめたシリーズでした。

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    2025年05月28日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    現在 NUMAnimation枠で放送している小市民シリーズの秋期限定栗きんとん事件が面白かったので読み返しました、
    楽しい ちょっとわからないこともありますが
    やはりこう云う作品が好きですね

    栗きんとんとマロングラッセの作り方の説明は小説とアニメでは異なるようですが枝葉のこと
    勘違いというか合っているというか
    マロングラッセの作り方は2回(下巻でも)出てきます、

    常悟郎くんは上手くかたをつけられるのでしょうか?

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    2025年06月01日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    アニメが先行してるがもうすぐ追いつく。
    しかし日常ミステリーがこんなに面白いと感じるなんて。下巻に続こう

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    2025年05月21日
  • 折れた竜骨 下

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    中世ファンタジーとミステリの融合。
    剣と魔法の世界で殺人事件が。

    めちゃ面白かった˙ᴥ˙
    上下巻を1日で一気読み
    魔術あったらなんでもアリじゃん、って思ったけどしっかりミステリしてます。

    どんでん返しされすぎてコロコロコロコロ。
    結末予想外でした。これは解こうとは思わずにコロコロに身を任せると楽しい( * ॑꒳ ॑*)
    登場キャラたちも魅力的
    読後スッキリ

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    2025年05月21日
  • 米澤穂信と古典部

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    あー好きな本を読んだなあ〜と、大満足。

    特に講演録の4つの図!言葉では説明ができないから、是非見てほしい。
    線を一本引くだけで、まったく違う物語がうまれる。いや、目から鱗。

    あとは、キャラの本棚を想像する企画。
    奉太郎と千反田は、まさに!だった。
    他の作品でも是非見てみたい。

    米澤さんのトークイベントは何度か参加させてもらって、考え方とかいつも新しい発見をもらっているけど、今作もファンブックにとどまらず、ミステリ全体への考え方や視点がわかって、すごく面白かった。

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    2025年05月20日
  • さよなら妖精

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    私はこの手の話をアニメだったらこんな感じかなと想像する。その作品では、やはりマーヤは知的かつ好奇心旺盛で天真爛漫。太刀洗は、クールで口数が少ない。その他のキャラも個々に魅力があり、主人公は知能がではなく、バカである。

    米澤さんは、やはりオシャレだ。

    →濡れた路面に飛沫を上げる。その度におれは裾を太刀洗は靴下を濡らすのだ。

    →学校での他愛のない会話に価値を見出すとするならば、自分がなにを知っているか、ひいては何を知らないかを知ること。

    今月米澤作品しか読んでいない。

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    2025年05月19日
  • 儚い羊たちの祝宴

    匿名

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    独特な耽美な世界観と意外な結末なミステリ連作短編集。
    どの話も大変面白く、特に、「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」の2つがお気に入りです。

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    2025年05月04日
  • 儚い羊たちの祝宴

    ネタバレ 購入済み

    お耽美なイヤミスの最高峰

    お嬢様達の一言ひとことが美しい。
    私は教養がないので儚い羊たちの晩餐が1番面白かった。唯一明らかに主人公が図太くて面白い。玉野五十鈴の誉れは泣けるけど、生きたまま焼かれた弟が不憫すぎた。

    #ダーク

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    2025年05月03日
  • いまさら翼といわれても

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    基本的には2年生になってからの短編集。表題作を含め6作。
    摩耶花が奉太郎に辛辣だった理由がわかったり、摩耶花が漫研を退部するまでの話だったり、奉太郎が今のモットーになった理由を話したり。摩耶花は今後どんな漫画を描くんだろう。高校2年生の1年間で、どんな傑作を作り上げるのだろう。
    そして奉太郎の過去。そんな経験があったら……というか、その事実に気付いてしまったら、こんなモットーになるのも仕方ない気もする。
    アニメにもなった、奉太郎が「気になるんだ」と言い出す話も。この時の周りのリアクション、アニメで見た時面白かったなあ……
    来るはずのない奉太郎が来て動揺したえるが咄嗟にしたのが髪を整えることだっ

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    2025年04月30日
  • 犬はどこだ

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    ネタバレ

    面白かった。
    ある人物の人物像が段々と浮かび上がり、最終的にイメージがひっくり返ってしまった。確かにそう言ってたわ。怖え。
    そして犬で締める。

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    2025年04月29日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 追想五断章

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    古書店に居候する主人公は、ある女性から死んだ父親が書いた五つの物語を探して欲しいと依頼を受ける──。

    「結末のない物語」を集めて欲しいという不思議な依頼。物語が集まるにつれ明らかになる20年前の未解決事件「アントワープの銃声」。
    主人公が置かれている幸福とは言い難い状況や、どことなく薄暗く落ち着いた文体で綴られているので、真相に近づく高揚感よりただ静かに受け入れる気持ちで読み進めた。
    このひんやりした温度感がとても肌に合い、すっかり没入してしまった。今まで読んだ米澤さんの本の中で一番好み。

    そして私は「リドルストーリーが好き」と言う新たな発見があった。

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    2025年04月18日
  • いまさら翼といわれても

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    アニメから入った人で、勝手ながらアニメが成功した作品だと思っていて、10年以上原作を読んだことがなかったのですが、青春が戻ってきたような感覚で読み進めています。
    どの物語も本当に面白くて、短い文章の中で考えさせられるところがある。
    出会えたことに感謝がうまれる。

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    2025年04月06日
  • 追想五断章

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    ネタバレ

    古典部シリーズや小市民シリーズと違って、あまり期待せずに読み始めたけれど、いつの間にか夢中になって読んでいた。
    謎がさすが!という感じ。

    結末は多くの人がきっと想像するであろう感じだけど、パズルのように組み替えられることや、『雪の花』が結局リドルストーリーで終わるところが良かった。
    リドルストーリーって昔はモヤモヤしたけれど、今は結構好きかもしれない。

    一点、主人公の芳光には復学なり夢を見つけるなり、希望を感じる終わりだと良かったな。
    でもそこも敢えてよく分からないのがこの作品らしいのかもしれない。

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    2025年03月28日
  • 王とサーカス

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    娯楽に変えてるのは読者か...考えさせられる(この言葉こそただ目の前の文を消費してるだけの空っぽなヤツかもしれないが)
    殺人事件に関して一直線という、想像するようなミステリではないが、ジャーナリズムとミステリがかけ合わさりながらカトマンズの情景や人物の心情が描かれた、素敵に不思議な物語だった

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    2025年03月21日
  • いまさら翼といわれても

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    ネタバレ

    短編集といっても古典部部員の過去や内面が知れるとても重要な巻だった。一番好きなのは『私たちの伝説の一冊』。ふたりの距離の概算でさらっと書かれた事実にしっかりとした理由があって納得できた。河内先輩みたいな人にはついて行きたい気持ちになる。2人には是非傑作を作り上げてほしい。これで古典部シリーズも読み終わってしまった。続編に期待。

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    2025年03月11日
  • 満願(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    米澤穂信さんの作品が好きで色々読んできましたが、これもまた米澤穂信らしさがでている作品でとても良かったです。

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    2025年02月28日