米澤穂信のレビュー一覧

  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    米澤作品は日頃触れない言葉を紡いでくる。学生時代に辞書を引きながら英文を読んでいるような作業感も面白い。
    本書はアニメでも「えっ!?」と驚いた話であった。
    オチは知っていたが、文字でもこれだけ面白いのかと。また本屋に足を運んだ。『秋』を手に。

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    2025年05月16日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    内容については言わずもがな。

    この作品、文章がとんでもなくないですか?
    読んでる間、麻薬中毒患者みたいに(麻薬中毒になったことないけど)ひたすら文字を追いかけることが気持ちよかった。気持ちよすぎた。
    センテンスを繋げることによって浮かび上がってくる意味が、すんなり入ってくる。言葉の組み方に無駄がないというか。

    これを読んだ後にそのまま秋季へ突入。(まだ冬季や番外編は発売されてなかった頃に読みました)
    文章に浸りすぎて、その後、他の作家さんの本がしばらく読めなかった(泣)
    なんか単調に感じてしまって。

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    2025年05月09日
  • 儚い羊たちの祝宴

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    独特な耽美な世界観と意外な結末なミステリ連作短編集。
    どの話も大変面白く、特に、「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」の2つがお気に入りです。

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    2025年05月04日
  • 儚い羊たちの祝宴

    ネタバレ 購入済み

    お耽美なイヤミスの最高峰

    お嬢様達の一言ひとことが美しい。
    私は教養がないので儚い羊たちの晩餐が1番面白かった。唯一明らかに主人公が図太くて面白い。玉野五十鈴の誉れは泣けるけど、生きたまま焼かれた弟が不憫すぎた。

    #ダーク

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    2025年05月03日
  • いまさら翼といわれても

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    基本的には2年生になってからの短編集。表題作を含め6作。
    摩耶花が奉太郎に辛辣だった理由がわかったり、摩耶花が漫研を退部するまでの話だったり、奉太郎が今のモットーになった理由を話したり。摩耶花は今後どんな漫画を描くんだろう。高校2年生の1年間で、どんな傑作を作り上げるのだろう。
    そして奉太郎の過去。そんな経験があったら……というか、その事実に気付いてしまったら、こんなモットーになるのも仕方ない気もする。
    アニメにもなった、奉太郎が「気になるんだ」と言い出す話も。この時の周りのリアクション、アニメで見た時面白かったなあ……
    来るはずのない奉太郎が来て動揺したえるが咄嗟にしたのが髪を整えることだっ

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    2025年04月30日
  • 犬はどこだ

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    ネタバレ

    面白かった。
    ある人物の人物像が段々と浮かび上がり、最終的にイメージがひっくり返ってしまった。確かにそう言ってたわ。怖え。
    そして犬で締める。

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    2025年04月29日
  • これが最後の仕事になる

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    最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

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    2025年04月29日
  • 追想五断章

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    古書店に居候する主人公は、ある女性から死んだ父親が書いた五つの物語を探して欲しいと依頼を受ける──。

    「結末のない物語」を集めて欲しいという不思議な依頼。物語が集まるにつれ明らかになる20年前の未解決事件「アントワープの銃声」。
    主人公が置かれている幸福とは言い難い状況や、どことなく薄暗く落ち着いた文体で綴られているので、真相に近づく高揚感よりただ静かに受け入れる気持ちで読み進めた。
    このひんやりした温度感がとても肌に合い、すっかり没入してしまった。今まで読んだ米澤さんの本の中で一番好み。

    そして私は「リドルストーリーが好き」と言う新たな発見があった。

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    2025年04月18日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    小市民シリーズ第3弾の上巻。
    アニメが始まっているが、常悟朗と小佐内さんのその後が気になってしまい、
    さっさと原作を読んでしまうことにした。
    そして予想どおりというか一気に読んでしまった。
    小佐内さんの拉致に使われた車が河川敷で炎上。
    また小佐内さんが暗躍しているのか??と思ってしまうよね。
    そこからは一気に読むペースも上がってしまったな。
    〈桜庵〉で小佐内さんが瓜野くんにマロングラッセの作り方を説明する場面。
    「あなたがわたしの、シロップなのよ」なるほどね~と。
    常悟朗が仲丸さんの「兄貴の家にドロボーが入った」話を聞く場面もおもしろかった。
    小市民たらんとがんばる常悟朗だったが、あと少しのと

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    2025年04月12日
  • いまさら翼といわれても

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    アニメから入った人で、勝手ながらアニメが成功した作品だと思っていて、10年以上原作を読んだことがなかったのですが、青春が戻ってきたような感覚で読み進めています。
    どの物語も本当に面白くて、短い文章の中で考えさせられるところがある。
    出会えたことに感謝がうまれる。

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    2025年04月06日
  • 追想五断章

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    ネタバレ

    古典部シリーズや小市民シリーズと違って、あまり期待せずに読み始めたけれど、いつの間にか夢中になって読んでいた。
    謎がさすが!という感じ。

    結末は多くの人がきっと想像するであろう感じだけど、パズルのように組み替えられることや、『雪の花』が結局リドルストーリーで終わるところが良かった。
    リドルストーリーって昔はモヤモヤしたけれど、今は結構好きかもしれない。

    一点、主人公の芳光には復学なり夢を見つけるなり、希望を感じる終わりだと良かったな。
    でもそこも敢えてよく分からないのがこの作品らしいのかもしれない。

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    2025年03月28日
  • 王とサーカス

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    娯楽に変えてるのは読者か...考えさせられる(この言葉こそただ目の前の文を消費してるだけの空っぽなヤツかもしれないが)
    殺人事件に関して一直線という、想像するようなミステリではないが、ジャーナリズムとミステリがかけ合わさりながらカトマンズの情景や人物の心情が描かれた、素敵に不思議な物語だった

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    2025年03月21日
  • いまさら翼といわれても

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    ネタバレ

    短編集といっても古典部部員の過去や内面が知れるとても重要な巻だった。一番好きなのは『私たちの伝説の一冊』。ふたりの距離の概算でさらっと書かれた事実にしっかりとした理由があって納得できた。河内先輩みたいな人にはついて行きたい気持ちになる。2人には是非傑作を作り上げてほしい。これで古典部シリーズも読み終わってしまった。続編に期待。

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    2025年03月11日
  • いまさら翼といわれても

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    ネタバレ

    思ったよりかなりビターだった。
    10代のほろ苦さすべて詰まってますという感じ。
    大人になるとなかなかない感情だから、今読むとなんだか素直に心に残る。

    表題作は、千反田さんつらいね。
    だけど気持ちを理解してくれる仲間がいることが、これまでの千反田さんの過ごしてきた結果だし、この先もきっとうまくいく。
    親なんて勝手だから自分が言ったことの責任なんてとってくれず、またそれに気付いてしまうのが10代後半~20代前半だよね。
    まだまだ高校二年生だし、ここから自分の道を進んでほしい。

    『わたしたちの伝説の一冊』は学校生活が全てではないと気付く、パーッとドアが開くようなそんな感じがすごく青春で、心にズド

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    2025年03月10日
  • 満願(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    米澤穂信さんの作品が好きで色々読んできましたが、これもまた米澤穂信らしさがでている作品でとても良かったです。

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    2025年02月28日
  • いまさら翼といわれても

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    古典部シリーズ第六弾。
    古典部員のそれぞれの心理が描かれた、今までの集大成と言ってもいい作品。
    全員の個性がしっかり爆発していて、今までシリーズを読んだ人なら間違いなく面白い作品だと思います。

    表題作ではないですが「鏡には映らない」とにかく好きな物語でした。
    まだまだ読み足りない、もっと読んでいたい、結末を先延ばしにしたい、と思えた作品です。

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    2025年02月25日
  • さよなら妖精

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    1.登場人物
    守屋路行…高校3年生。物事にあまり執着しない。弓道部。
    太刀洗万智…高校3年生。言葉少ないが、優れた洞察力を持つ。あだ名はセンドー。守屋の友人。
    文原竹彦…高校3年生。がっしりとした体つき。無骨な印象を与える。守屋の友人。弓道部。
    白川いずる…高校3年生。旅館の娘。人のいい女子高生。
    マーヤ…ユーゴスラヴィアから来た少女。好奇心旺盛。いずるの旅館に泊まる。

    2.物語の始まり
    雨の日。高校からの帰り道。守屋と太刀洗は潰れた写真館の前で雨宿りをしている外国人の少女・マーヤと出会う。ユーゴスラヴィアから来た彼女は、泊まるところがないという。いずるの人の良さを知っている守屋と太刀洗は、

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    2025年02月17日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    堂島君が魅力的に描かれている。小鳩君と堂島君の関係性も良い。物語の佳境では、嘘で塗り固められた人間関係が崩壊。かなりビターな内容だった。

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    2025年02月07日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

    匿名

    購入済み

    嵐の前の静けさ。小鳩くんと小佐内さんの絡みが無くモヤモヤでしたが、下巻ではしっかり関わってきそうで安心?した。

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    2025年02月07日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

    匿名

    購入済み

    展開に驚きました。小佐内さんは曲者ですね…。手の平で転がされてる感が中々。互恵関係と言うか、緊張関係の二人の今後が気になります。

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    2025年02月07日