米澤穂信のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読んだことないけど、知ってる!みたいな人もいる。超有名どころの作家ばかりの短編集。
さすが、新潮文庫…!
読んだなかで、特に気になった作品を。
「真実のトランク」
カミジョウさんを待ち続けるノリコ。最期に少しゾクッときた。人間の記憶とは、それ即ち「真実」なのだ。そして、それを取り込むトランク。トランクを研究する財団。ミゾハタ夫妻から見たカミジョウさんの姿。
もしかすると、トランクは「カミジョウさん」をどんどん作っている?世界が少しずつトランクに取り込まれている?とまで考えてしまった。その「カミジョウさん」を待ち続けるノリコもまた、すでにトランクに魅入られ、いつかトランクに、望んで取り込まれる -
Posted by ブクログ
積読チャンネルで紹介されていて手に取った一冊です。
ショートショート集なので、少しずつ細切れに読めるのがよかったです。どの作品もそれぞれ面白かったのですが、なかでも米澤穂信さんの「燃えろ恋心」が圧倒的に好きでした。
リズムもテンポもよく、一気に駆け抜けていくように読めて、最後のオチまできれいに決まっています。これはできれば、内容を何も知らずに読んでほしい作品です。
特によかったのが、青春時代の「大人は自分たちのことをわかってくれない」「なんとなくこちらの味方ではない」という感覚の描き方でした。
ラブレターを買ってから、実際に書くまでの過程もいいです。誰かに恋をしているというより、恋をし -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】
「ウッドペッカー荘事件」 伊坂幸太郎
「二つの宇宙」 江國香織
「真実のトランク」 宮部みゆき
「きっとあの日の光と同じ」 町田そのこ
「無明」 米澤穗信
「見越しのマツ」 梨木香歩
「伝説の季節」 恩田陸
好きな作家さんばかりのアンソロジー。しかも書き下ろし。もちろん外れなしで、大満足の一冊。
「ウッドペッカー荘事件」 こんなコンビいたっけな? と思ったら…… 切ない真相。
「二つの宇宙」 人見知りの祖母。孫との隠れたやり取りが笑える。
「真実のトランク」 そんなトランクがあったら…… 怖いけれど、見てみたいような。
「きっとあの日の…」 「コンビニ兄弟」シリーズのスピンオ -
Posted by ブクログ
プレゼント
どれも面白かった。さすが。
〇ウッドペッカー荘事件/伊坂幸太郎
バディもの。驚きの結末。
ひさしぶりに伊坂幸太郎の小説が読みたくなった。
〇二つの宇宙/江國香織
さらっとしているけど自由な登場人物がいい。
〇真実のトランク/宮部みゆき
悪意と好意がするどい。
〇きっとあの日の光と同じ/町田そのこ
すれ違い!w
〇無名/米澤穂信
インパクトのある話!
〇見越しのマツ/梨木香歩
ありそうの逆、なさそうな話だけど主人公にリアリティがある。いろいろ救いのある話。がんばれ!
〇伝説の季節/恩田陸
デビュー作『六番目の小夜子』の前日譚ということだが、『六番目の』を読み返したくなる