米澤穂信のレビュー一覧

  • 本と鍵の季節

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    ネタバレ

    面白かったですー。
    このほぼダブル主人公な感じの2人のキャラがいいね。平凡タイプなんだろうけども、そして妙にシニカルだったりもするんだけども、とても爽やか、っていう。
    一つ一つはトリックのような繋がりはない作品なんだけど、純粋に、回を追うごとに2人の関係性も深まっていって、青春小説な感じで。
    よかったと思います!

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    2026年02月10日
  • 黒牢城

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    時代物で馴染みのない名前、単語が多く読み進めるのが難しい作。
    実在の人物、実在の事件、事柄を扱ってミステリー仕立てにする作者の力量は素晴らしい。
    人間の本質に迫る内容だと思うので、理解度が低いのが甚だ残念。

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    2026年02月09日
  • 栞と嘘の季節

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    ふゆイチで見つけて購入
    ナツイチも良いけど冬が好きな私は
    ふゆイチの帯が好きかもしれない…

    前作から堀川と松倉
    二人の関係がどうなっているのか気になるところだったけど
    つかず離れずな二人のやりとりをまた見ることが出来て
    嬉しい

    今回は事件がいくつかという話ではなく
    一つの栞を巡る長編のお話

    栞を巡って起こる事件を調べていく中で
    なぜその栞が作られたのか
    その栞を持つことの意味
    少しずつ複雑になっていく事件

    その中で明かされる松倉が欲した「お守り」がどうなったのか…
    それを知った時に交わした堀川と松倉のしぐさが
    すごく良かった

    栞を作った理由が切実で心に刺さる…

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    2026年02月09日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    山田風太郎賞は分かるが本格ミステリ等で1位だったのはどうだろう?というのが率直な感想。
    第一章と第二章まで読んだところでかなり地味な事件、言うなれば戦国時代の日常の謎といった様相でなかなか盛り上がりを感じられなかった。

    第三章の事件が一番ミステリらしさがあり、村重もだいぶ疲弊して孤独になり打ちひしがれて官兵衛に気持ちを開き始めてからの第四章の真実。
    正直、官兵衛が何故村重に知恵を貸すかということをそんなに疑問を持っていなかったので(一緒に謎を解く様なあらすじだったので)、名を貶めたいという恨みの積み重ねから策を授けた執念と、それに完全には乗らない村重とのやり取りは読み応えがあった。でも結局城

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    2026年02月09日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    小佐内さんと小鳩くんは、今日も何かと小市民らしからぬ出来事に巻き込まれるらしい。今回の作品の大きな舞台は名古屋。日頃の高校生活とは打って変わって休日を利用して頭を使わなくてはいけない常悟郎の自信は健在だった。ただ常悟郎はだいぶ慎重な人間であると感じざるを得なかった。そこに探偵らしさというものが、頭を使うことによる解決が導かれるのはいうまでもないことであるが。特に伯林揚げぱんの話では顕著に慎重感が増し。そこが彼が嫌がられる過去と似ているのかもしれないと感じる。今回も非常に楽しませてもらった。

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    2026年02月08日
  • 黒牢城

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    米澤穂信の歴史ミステリってどんなやねんって思っていたけど
    いやぁ面白かった
    こりゃ直木賞取るわけだ
    いつもの軽い筆致でありながら戦国モノな重たさもあって
    それぞれの章で提起される謎も
    官兵衛の謀略も
    最終章での謎解きも
    どれもとても読み応えがあった

    この官兵衛、どこかで見たことある気がする既視感に見舞われた
    どの映画か大河かまだ分からないけど
    印象がすごく似てる
    どこかでもう読んでたかと思った

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    2026年02月06日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小山内さんがぶっとびすぎてるよ…。アニメ見てたからなのか、小説のほうが描写が丁寧だからなのか、余計小山内さんやばい人だなと思った。健吾がずっといいやつ。
    しかし改めてアニメは丁寧に作られてるなと思った。小説読んでてアニメが思い出される。

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    ネタバレ

    真相が題名に暗示されてるのに自力だとあと一歩辿り着けなくて、読み進めて一歩ずつ近づいていって最後に明かされるのが気持ち良くて楽しい。

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    じっくり読ませる内容で、面白かったけれども。根本的に、その謎解きを語る必要が感じられず、切迫感がない。

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    2026年02月05日
  • 黒牢城

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    映画化されるときいて読んでみました。
    時代小説を読むのは3回目ですが、戦国ものとあって、難しい言葉や読めない漢字が出てきて苦戦しました。
    でも、ミステリーの続きが気になり、頑張って読み進めました。面白くて、後半は戦国の言葉にはまりそうになっていました(笑)
    「さもあらん」とか「〜ではあるまいな」とか「時を同じくして」とか
    映画で本木さん演じる村重を見るのが楽しみです

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    2026年02月02日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    だいぶ前に読んだ本で、内容もあらすじしか覚えてないけど記録として残す。

    主人公は、
    自分の世界線では流産で亡くなった姉が生まれ、自分が生まれなかったパラレルワールドへひょんなことから移動してしまう。
    そこは自分の世界線でどうしようもないと諦めたことが全て起こらない世界線。
    そこで過ごしたことで、自分自身が自分の世界線のボトルネックだったのだと最終的に気づく、、

    パラレルワールドというファンタジー要素強めな世界観なのに、主人公にとってこんなに現実的で辛い結末。

    この小説はすごいなとシンプルに感じたことを覚えている。

    ただただこの小説がしんどい内容で片付けるのではなく、どうしようもないと自

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    2026年02月02日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小市民シリーズ第3弾。
    久しぶりに読むからか2人の関係がこうなっているとは。そして小鳩くんの思考が相変わらず面白い。

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    2026年02月01日
  • 王とサーカス

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    土壇場地団駄ダンダダーン!

    さらに追加で
    ダッダーンボヨヨンボヨヨン!

    はい。わからない子は置いていく方針の積読消化14冊目ずら。

    ヅラ?(笑)

    祝!★4\(゜ロ\)(/ロ゜)/ワーーッイ!!
    少々オマケですが。


    意外と読んでる米澤穂信さん。
    しかしよくこんなの書けるなぁー!
    感心しきり。

    実際にネパールで2001年に起きた王宮事件。多くの王族が一夜にして殺害された事件を舞台の背景としている。

    話のメインではなく、あくまで背景としてってのが賢い。

    「さよなら妖精」で登場した太刀洗万智がジャーナリストとしてネパールへ。
    そこで偶然起こってしまった王宮事件。
    ジャーナリストとして

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    2026年02月01日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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     春期限定から20年、小鳩くんに降りかかる不幸から始まるミステリでした。シリーズで一番好きだと感じた。二人が小市民を目指すきっかけとなった中学生時代の事件も描写されて、シリーズファンには見逃せない(見逃さないか)。道路と逃げ去った自動車の謎を追ってゆく様は密室トリックみたいで興味深かった。小山内さん、牙が抜けたかな?と思わせてからの静かで確かな狂気も大満足でした。

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    2026年02月01日
  • 満願(新潮文庫)

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    ネタバレ

    サク読み短編〜
    特に学べることも心に留める事のもないけど、捻くれた殺人ものをワクワク読んだ。

    コレラの話が1番好き

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    2026年01月31日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    耽美系で陰鬱な雰囲気ながら読みやすくて良かった。
    中学生くらいの時に読んでたら大好きになってただろうなーー

    5編の短編はどれも共通した雰囲気で暗い輝きがありとてもよい。解説でもあったように、登場人物は読者の理解を拒むような言動・思考をするのだが、上流階級を舞台にしていることもあり「金持ち/それに仕える人たちの考えることはわからんな」となりまあ気持ちの置き所はある気がする。

    全編通して読んでも結局読者はバベルの会が蓼沼でどんな夜を過ごしたのかを知ることはできないが、それもそれでいいんだと思う。

    1作目:「信頼できない語り手」の典型。お嬢様、あなたも丹山一家を背負って立つのであれば外泊の機会

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    2026年01月31日
  • 満願(新潮文庫)

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    米澤穂信さんの短編集『満願』を読みました。
    全6編からなるミステリー作品で、それぞれ独立した物語になっていますが、共通して「罪を犯した人間の動機」や「人の心の奥底」が丁寧に描かれている印象でした。

    どのお話もページ数はそれほど多くないのに、導入から一気に物語の世界に引き込まれて、気づけば最後まで夢中で読んでいました。登場人物たちがなぜその選択をしたのか、その理由が単純に割り切れないところがリアルで、人間の怖さや弱さを感じさせられます。

    中には「そんなことで犯罪に…?」と思ってしまう話もありましたが、人が必ずしも合理的な理由だけで行動するわけではない、という点も含めてとても説得力がありました

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    2026年01月30日
  • 満願(新潮文庫)

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    ネタバレ

    初、米澤穂信作品。
    渇いた印象を受ける文体だなと思った。
    そのドライな世界観が短編にマッチしていて、読む手が止まらなかった。
    全体的にビターなエンドなのも文体に合っていてよかった。
    柘榴が生理的に気持ち悪となったけど、その気持ち悪さが癖になって満願の中では一番好きかも。

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    2026年01月30日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小鳩くんと小佐内さんの関係が複雑すぎる…もはや「小市民」であることを放棄したかのような中盤以降の展開に一気読みからの、終盤の真相の読み合いに理解が追いつかず。でも、次作が気になりすぎる終わり方は流石

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    2026年01月28日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    小市民シリーズの番外編ということで、時系列としては、「春期限定いちごタルト事件」と「夏期限定トロピカルパフェ事件」の間、小鳩くんと小山内さん高校1年生の2学期から3学期にかけての出来事が描かれていました。
    収録は以下の4つ。

    ・巴里マカロンの謎
    ・紐育(ニューヨーク)チーズケーキの謎
    ・伯林(ベルリン)あげぱんの謎
    ・花府(フィレンツェ)シュークリームの謎

    小山内さんのようにスイーツに特別な思い入れがあるわけでもなく、オシャレなスイーツに心ときめく女子でもありませんが、こうやって4つのタイトルを並べて文字で書くとなんとも可愛らしくて素敵で、おばさんも心が踊ってしまうってもんです。
    もう待ち

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    2026年01月27日