米澤穂信のレビュー一覧

  • 栞と嘘の季節

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    堀川と松倉のコンビ再来

    ほんと2人の掛け合いが好き
    干渉しすぎない距離感もいい

    第3弾もあって欲しい

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    2026年01月04日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    お金持ちの一家に纏わる5つの短編。終始不穏な空気が漂いドキドキしながら読み進めた。どの話も意外な方向に物語が進み面白かった。

    【身内に不幸がありまして】
    動機がサイコパスすぎるけど、二転三転するオチに楽しめた。

    【北の館の罪人】
    あまりが早太郎を嫌っていたことにゾッとした。
    さらに、早太郎があまりの罪を知っていたことを絵に残していることを示唆する終わりが完璧だった。

    【山荘秘聞】
    絶対ホラー的展開だと思わせておきながらの平和的解決でやられたと思った。
    殺すより札束で黙らせる方が早いよね。

    【玉野五十鈴の誉れ】
    一番好きな話。
    残酷だけど、心温まる終わり方で良かった。
    「身内に不幸があり

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    2026年01月04日
  • 王とサーカス

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    ネパール王宮事件を始めて知り、事件について検索していたら、この作品を見つけ、興味を持って読むことが出来た。

    カトマンズの雰囲気や、ホテル内の様子が伝わり、読書中はカトマンズにいる気分になった。

    犯人探しも楽しんだ。
    女性1人であの環境にいるのは、かなり危険すぎて、現実味はない。
    現実味のなさが、ドラマチックでいいのかも。

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    2026年01月04日
  • ボトルネック

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    崖から転落したと思ったら
    気がついたときには元の世界にどこか似た
    異世界に飛ばされていた


    僕の代わりに”姉が生まれた異世界”では
    何もかもが上手くいっていて、
    もしかしたら”僕の存在”が周りを不幸にしていたのかもしれない・・・


    “この事実”を目の当たりにしたとき
    僕は何を思うのか?
    これまで通りに暮らすことができるのか?


    あまりにも主人公に厳しい事実が
    次々と明らかになり、
    『自分の存在を否定されているような展開』に
    打ちのめされそうになりました・・・


    さらに『ボトルネック』というどこか不穏なタイトルを
    作品全体ではっきりと表現されていて
    ただ暗いだけの作風じゃないんだなと感じ

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    2026年01月04日
  • 栞と嘘の季節

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    流石は米澤氏。と言わざるを得ない最高の物語。「本の栞1枚」からここまで話を発展させ、本格ミステリとしても遜色ない作品として仕上がっているのが本当にすごい。図書委員シリーズ1作目の連続短編「本と鍵の季節」よりこちらの方がすき。

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    2026年01月04日
  • 満願(新潮文庫)

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    ネタバレ

    米澤穂信さんのミステリー短編集。私は「万灯」が一番ゾクゾクとして好きだった。最後の結末までをあえて書かないところが、この後どうなるんだろう…と考えさせられて面白かったし、「そしていま、私は裁きを待っている」という始まりがかっこよかった。

    そもそも殺人を依頼した現地民はチャイを飲ませて病気に感染させることも計画の範囲内だったのでは…と思ったり。

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    2026年01月04日
  • 可燃物

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    5話からなる短編集。

    1話と2話では事件の意外な真相に
    そんな事もあるんだ…と
    びっくりさせられた。

    3話と4話では犯罪をおこす動機として
    人の良心が関わることもあるんだなぁ
    と切なくなった。

    最後の5話で
    やっとスッキリした。


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    2026年01月03日
  • インシテミル

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    そして誰もいなくなった、十角館の殺人を読んだ後やったからミステリーの知識もついていて、楽しく読めた。
    ページ数多いけど楽しく読める。

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    2026年01月03日
  • 可燃物

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    米澤さんの短編集って毎回ゾワ……ってなる。意味がわかると怖い話、みたいな。『満願』もそうだったけど今回も。
    人間の善意とか本能とかあぁ、あるよね…と思わざるを得ないものも扱われてたり。読みやすすぎてサクサク読み終わった!
    葛刑事の思考を追いながらどきどき読めるの楽しかったし映像化しても面白そう。

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    2026年01月02日
  • これが最後の仕事になる

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    作品紹介・あらすじ

    最初の1行は全員一緒。
    1編6ページ、24種の「最後の仕事」。

    早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
    ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。

    *****

    24編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第3弾とのこと。第6弾の「それはそれはよく燃えた」をまず読んだので、次はこれということで

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    2026年01月02日
  • 本と鍵の季節

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    米澤作品個人的ベストはやっぱりベルーフシリーズだけど、古典部、小市民に続きこちらの青春ミステリもとても良かった。連続短編小説で、どの話も同じ主人公2人で展開していくため内容が頭に入ってきやすい。特に、1番最後の松倉の謎に迫る回が好き。作中で、水上勉「飢餓海峡」、松本清張「ゼロの焦点」が出てきて嬉しくなってしまった。

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    2026年01月01日
  • さよなら妖精

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    ユーゴスラビアを検索して調べてみたりしました。今のウクライナの戦争を思ったりしました。物語は、マーヤと仲間と、日本の観光しながら、日本のものを学びながらと、ほのぼの進んでいきます。ですが、考えさせられる深い問題がありました。
    ユーゴスラビアからきたマーヤとの日々。マーヤは政治家になるための留学でした。友達にいろんなことを聞いて、メモするマーヤ。友達と楽しく過ごす日々。大切な仲間たち。小さな恋心。でも、マーヤと、友達は、見ているものが違いすぎた。
    面白かったです❣️

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    2026年01月01日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    実はもう何度も読んでて今また読んでるんだが、なんだろうな。
    過去に読んでよかった本って、だいたいその後で読んでもいいよな。
    そんな本です。
    これ登録してなかったのなんのミス?

    米澤さんの読みやすめな文体も、ちょっと漫画チックな描写も、これはほんっとにすらっとさらっと読める。
    し、世界観が本当に好きだし、話の進み方も好きだし、主人公の結城くん好き。
    友達に欲しい。

    ミステリー好き+密室で犯人探すの好きな人には、まずおすすめできます。
    でもちょっと切ない読後感が残るかも。
    なんか誰も悪くないっていうのが。
    生き残ったみんなが難しくても普通に生きていってくれればせめて良いんだけど、たぶん無理だっ

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    2025年12月28日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    初めての米澤穂信。各話に繋がりのある短編集。怪しさと残酷さが香って良い気持ちになる。山荘秘聞が一番好みだった。次は満願を読もうと思う。

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    2025年12月27日
  • 黒牢城

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    【短評】
    「第166回直木賞」を始め、国内ミステリィの主要タイトルを総嘗めにした米澤穂信の時代小説。米澤穂信は何作か読んだことがあるが、時代小説という「節」を効かせる類の世界観には不向きという印象を抱いていたので、意外な作風に舵を切ったことにまず驚かされた。果たして心配ご無用。戦国時代の荒漠な舞台と、其処に生きる人々が活き活きと描写されており、情緒豊かで心地良いリズムに浸りながら読み進めることが出来た。
    地の文が素敵な小説は「ハマる」のである。

    時は戦国。権勢を誇る織田信長に反旗を翻した有岡城主・荒木村重(あらきむらしげ)。説得に訪れた使者・黒田官兵衛(くろだかんべえ)を土牢に放り込み、村重

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    2025年12月26日
  • インシテミル

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    最後までだれることなくするする読めた作品でした。
    私の推しキャラはだいぶ冒頭でお別れしてしまったが、それでも続きが読みたくてたまらなかった。
    人がどんどん死んで行くのに、主人公の性格の影響を受けてどこか淡々としている。はっと衝撃を受ける場面はそんなに多くないが、むしろそれが現実的なようにも感じる。
    終わり方ははなんとも言えない。上手くは言えないが、スッキリとはしないけども、別に嫌な気持ちにもならない感じ。

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    2025年12月25日
  • 栞と嘘の季節

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     日常ミステリー。前作の『鍵と本の季節』の方が小さな謎から広がりを感じられたように思いますが、今回の方が一章毎にいろいろと明らかになっていく感じが爽快でした。主人公たちとともに少しずつ謎が解けていく感じを体験できるのが面白い。

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    2025年12月24日
  • 犬はどこだ

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    チャラっとしてそうなはんぺいが切れ者だったのがすごく好きだった。
    ラストはハッピーではなかったけど、この探偵事務所は続いていきそうだな

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    2025年12月23日
  • 黒牢城

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    有岡城城主・荒木村重が、城内で起こる不可解な事件の謎に翻弄される物語。登場人物が多く、序盤は人間関係を整理しながら読み進めましたが、主要人物さえ押さえれば流れは理解しやすく、物語の緊張感を十分に楽しめました。

    印象に残ったのは、村重が織田信長と対比される形で描かれる点です。信長とは逆の行動を取ることで家臣や民の心をつかもうとしますが、その意図は伝わらず、次第に疑心暗鬼が広がっていく。その姿は、現実社会でも「思いが伝わらず空回りする」ことの教訓のように感じました。

    牢に囚われた官兵衛の知略も圧巻で、村重の心を少しずつ掌握し、復讐を果たしていく展開には息をのみました。事件の真相が明かされるクラ

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    2025年12月22日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

     前作から時系列を遡って、小鳩くんと小山内さんが高校1年生の時に起きた些細な謎解きが描かれる短編集。エラリー・クイーンの国名シリーズをもじって、小市民シリーズならではのスイーツと組み合わせたタイトルたちがとてもかわいく洒落ている。

     日常の謎を扱うのがシリーズのお決まりだが、正編と違って、より日常に根差した謎が提示されているのが特徴だと思う。
     マカロンの個数が増えたのは何故か。消えたCDは何処に隠されたのか。マスタード入りの揚げパンを食べたのは誰か。ある少女を陥れて停学に追い込んだのは何者か。
     それぞれのテーマは本当に些細ながらとても興味深く、謎解きの面白さへとどんどん引き込まれてページ

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    2025年12月21日