米澤穂信のレビュー一覧

  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    小市民シリーズはそういえばミステリー小説でもあったんだというのを再認識させられた。連続放火魔を捕まえるために動いていた、小鳩くん。小鳩くんに放火魔だと疑われ、彼氏の瓜野くんからも犯人はお前だと言われたけど、実際は犯人を探している側だった小佐内さん。

    まず、私自身が完全に小佐内さんが犯人だと思っていたから完全に騙されたし、小鳩くんの推理力や小山内さんが実は瓜野くんに対して自分自身が完全に無能だと思わせる完全な復讐をしていたところを見て、小市民の志からかけ離れた本性を見れて面白かったし、なんだかぞくぞくした。

    最終的に、私たちは2人でいるべきだねと、2人がまたペアを組むことになるのだが、やっぱ

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    2025年09月10日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    まだ、冬期限定を読み直してないけど、小市民シリーズの中で1番好きな回だと思った!

    夏期限定の時に小佐内さんと小鳩くんは小市民のパートナー関係を解消しており、今回の秋期限定では2人は別々の日々を送っている。

    その別々の日々の中で2人それぞれの特徴的な行動や言動を感じられたり、別々で行動してたことが最終的に2人が交わる終わり方になっていて、後編が楽しみになったところが、1番好きだと感じた理由である。

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    2025年09月09日
  • 巴里マカロンの謎

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    『秋期限定~』から11年振りの新刊。発売されると分かった時は本当に嬉しかったな☺自ら進んで謎に首を突っ込みがちな小山内さんが今回は予期しないところで巻き込まれていく姿が新鮮で面白かった。マスタードが入った当たりのあげパンの行方を推理するお話が一番好き。

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    2025年09月09日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    なんだかんだ事件に引き付けられ謎を解いてしまう自称小市民の小鳩くんと小山内さん。なんだかんだこの2人は一緒にいた方が平和だし見ていて安心する。巻き込まれていく人達は可哀想だけれど。小山内さんを怒らせてしまった年下彼氏、どんまい。

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    2025年09月08日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小山内さんの年下彼氏がいいとこ見せようと頑張ってるけど、結局無自覚に小山内さんの思い通りに動かされてるんだろうなあ、と読者には気づかせていく展開が面白い。小山内さんの暗躍っぷりがもう怖すぎる。

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    2025年09月08日
  • 巴里マカロンの謎

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    スイーツを話の軸に組み立てた短編集。謎そのものに徹底的に焦点が当てられて、謎が解決されたあとのことなんかどうでもいいというスタンスが小市民らしくていい。「伯林あげぱんの謎」がオチが効いてて特に好き。

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    2025年09月08日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小市民を目指して互恵関係を結んだ2人の夏の運命を左右するのは〈小佐内スイーツセレクション・夏〉。序盤は可愛らしい日常の謎解きなのに、物語が進むにつれて不穏になっていき読み手を不安にさせる…小山内さんが計算高すぎて怖い。米澤先生らしい、論理破綻のない自然な伏線回収とそして登場人物たちの心理描写が繊細で面白い。

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    2025年09月07日
  • Iの悲劇

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    地方創生を題材にした連続短編集。タイトルは海外の某名作を彷彿させるが内容に関連性はない。1つひとつの短編自体はまずまず面白いかな、という程度であるが最終章でどんでん返しが来る。

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    2025年09月04日
  • さよなら妖精

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    物語の舞台は1991年、本書の出版は2004年。2025年に読んで思った事は、遠さ。今でもユーゴは遠い。

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    2025年09月03日
  • 真実の10メートル手前

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    シリーズ3作目!
    今回は短編集で、主人公はそれぞれ変わりますが、各章必ず万智がパートナーとして登場します。
    第三者から見た万智は、やっぱり表情が読みにくい。その万智の状態を言葉の微妙なニュアンスや書き方で上手く表現されていて、米澤先生〜!!ってなりました。いつも圧倒されています。
    時系列的には『王とサーカス』の後かな?と思いますが、万智がまた一段階大人になっているような気がしました。子供の頃から大人びていたので、逆に大人になったら若く見られるようですが…
    この短編集で語られていたお話しは、おそらく万智の報道人生のごく一部で、ここに書かれていない辛くてきつい仕事もいくつもこなしてきたんだろうなと

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    2025年09月03日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

    犯人が瓜野くんに言った「ごめんな」。
    これは色んな意味が含まれる本心だったんだろうな。
    でも、そこで犯行を辞められなかった…

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    2025年08月29日
  • さよなら妖精

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    ひさしぶりの米澤さんの青春小説。

    古典部シリーズの予定だった作品ということで
    なんとなく古典部の面々が思い浮かびました。

    平々凡々な守屋の前に現れた、探究心がいっぱいで目標に向かってどんどん進んでいくマーヤ。
    守屋くんにすごく共感してしまった。

    「幸せ」ってなんなのか、生きているだけで私たちは幸せなのか、日本で不自由なく生きている私達は幸せなのか。
    いろいろと考えさせられた。

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    2025年08月29日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

    前作の続きとなります。

    やはり小佐内はブレないということを感じながらも面白く読むことができました。

    結局環境は変わりながらも根本は変わらない2人でしたが、安定しながら面白く読むことができます。

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    2025年08月28日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    小市民シリーズ続きになります。

    前作とは人間関係などの変化点は大きいものの相変わらず小佐内さんが何かを企んでいるかもというところで話が終わり次が気になります。

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    2025年08月28日
  • あなたも名探偵

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    謎を愛し推理を愛する読者の皆様は、問題編の文章を読んで、真相に辿り着けるででしょうか。謎を解く愉しみが満喫できる犯人当て小説アンソロジー。六人の推理作家からの挑戦状!

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    2025年08月27日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    連続放火事件は、毎月の決まった曜日に発生し、ある法則性も読者に提示される。
    犯人も上手くミスリードされた。
    小鳩君と小山内さんとの関係性が上手く物語に反映されていたなー
    小山内さんの復讐心は恐ろしい!
    ラストの小山内さんの一言が印象的

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    2025年08月27日
  • 真実の10メートル手前

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    太刀洗万智再び登場。さよなら妖精では風変わりな高校生ぐらいの立ち位置だったのが、本作では記者に。
    さよなら妖精を懐かしむことができたのが嬉しい。

    短編ミスステリの粋を集めたかのよう。
    全作とも二人一組、太刀洗を評する人間が傍にいる。従って、必然的に太刀洗万智とはどのような人物かということが問われ、その度に人物像が浮かび上がる。
    順序は逆かもしれないが「王とサーカス」も読みたい。

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    2025年08月26日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

    下巻は序盤から刺客が訪れたり呪われたデーン人が襲いかかって来たりと話が展開し始めたのでおもしろかった。ここまでの紹介や調査でどんな傭兵がいるのか頭に入って来ていたので、彼らが戦っているシーンも楽しく読めた。
    一方で推理パートはあんまりスッキリしない終わり方だったなーと思った。
    ファルクが走狗というのはびっくりしたし、政治的な判断であえて弟子に殺させるというのも想定外の展開だった。けど本命だった弟のエドリックが別で死んでいると言われて、なんだかあっけないなと感じてしまった。

    (他の方の感想を読んで)
    剣と魔法の世界観とミステリ調和しているのが異質な点で、それでもちゃんと論理の通った推理になって

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    2025年08月24日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小市民シリーズと古典部シリーズは、同じく主人公達が高校生であり、日常の謎解きをする面は類似している。
    しかし、小市民シリーズは、主人公の小鳩君の相棒にあたる小山内さんが、食えないキャラクターで、
    闇を抱えている
    春、夏のシリーズでの関係性が秋では破綻してしまい、一転して連続放火事件に絡む高校の新聞部と、
    小鳩君のそれぞれの動きも怪しい

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    2025年08月22日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    ネタバレ

    前作と似たような日常に事件が起きるという話になりますが、改めて小佐内さんの恐ろしさみたいなのが伝わってきて面白いです。

    次も出てるようなので読んでみたいと思います。

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    2025年08月20日