米澤穂信のレビュー一覧

  • いまさら翼といわれても

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    最後の章の雨のシーン。
    二人の距離感のもどかしさ、雨の音が聞こえてきそうで、思わず読み返してしまうくらい好き。

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    2026年06月09日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    ネタバレ

    内容としては春季限定いちごタルトからよりミステリー要素を強めたものだった。
    特に2人が誘拐事件に巻き込まれていく(?)過程は読み進める推進力があったし、最初から伏線が散りばめられていたと思うと何度も読み返したくなる。
    小山内さんも大概だと思うけど小鳩くんもやばい。

    アニメを見てから読むとより解像度が上がるし何より小山内さんがかわいい。
    りんご飴の話をする時の「全然違うのよ」とか、誘拐から解放された後の「ティンカーリンカーのピーチパイ!」とか、最後にパフェを食べている時の「わたし気にしないから」とか。フレーズがかわいい。

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    2026年06月09日
  • 追想五断章

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    勧められて読んだ本。リドルストーリーを探し、物語から作者の想いを追想するという面白くチャレンジングな設定。終盤にかけ展開がスピードを増し謎が明かされていくミステリ要素もふんだんに。湊かなえのようなズーーン感もありつつ。
    結末手間でオチが読めてしまったが、意味までは読めなかった。

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    2026年06月07日
  • あなたも名探偵

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    いつもミステリー小説を読んでいるときは、受け身で答えが出るのを待っているが、自分が名探偵になった気分で考えながら小説を読むという体験ができて面白かった。
    アンソロジーによっては、犯人と方法が当てられた!と思っても、私の考え方では矛盾点があることまで答え合わせ部分で書かれており、さすがミステリー作家だと感じた。

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    2026年06月07日
  • 〈小市民〉 春期限定いちごタルト事件(1)

    kaz

    購入済み

    せっかく良い作品だったのに

    春期・夏期は過去に別の作者でコミカライズされていたのに、なぜまた春期から始めるのかと思いつつ購読していたところ、結局夏期で終了(打ち切り?)とは・・・。アニメ放映の2期に合わせて秋期から始めていればよかったのに残念。
    作者さんに責任はないですが、編集部の企画ミスで☆1個減です。

    #切ない

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    2026年06月07日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    シリーズで一番面白く、緊張感がありました。
    小鳩くん、小佐内さんの過去が明かされるお話でもあり、2人の互恵関係がいかに結ばれるかが描かれます。
    現在と過去の事件が絡み合うのですが、現在だと2人がなかなか会えないというのも面白い構成だと思いました。

    小鳩くんは大怪我をし、入院生活を余儀なくされます。事細かに入院生活が描かれているところも興味深いです。安楽椅子探偵的な要素もあり、どのように事件が絡み合うのか、予想しながら読む楽しみと、消えた車の謎がずっと燻るかんじが癖になります。

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    2026年06月05日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    小佐内さんが辛い目にあって涙したり死を覚悟したりする、ゆきちゃん先輩たっぷりの短編集。古城さんとの関わりで小佐内さんが先輩風?を吹かせる分苦味は控えめ。お菓子の作り方がトリックのヒントになる紐育チーズケーキの謎は上手くて美味い。

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    2026年06月04日
  • 真実の10メートル手前

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    好きな作品とそうでないものが混ざる感じかな。王とサーカス同様、久しぶりに読み返した。
    皆の評価ほど悪くないと思うのだけれど、シリーズの他の作品を読まずに、この本が最初だとそうなのかもなとも思う。
    自分は、たまたま王とサーカス→本書→さよなら妖精。

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    2026年06月02日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    小市民シリーズでは一番面白かった。
    過去の事件と現在を上手く重ねて、話運びもお見事でした。
    事件の解決部分は少し弱い気がしましたが、「小市民」への第一歩が描かれていて、シリーズ前半のモヤモヤ感が払拭されたようです。

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    2026年06月02日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

    そんなー!!!辛すぎるよ…!綺麗なしまい方だったけどニコラがファルク殺さざるを得ないのがキツすぎる辛いまじできつい

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    2026年06月02日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた

    この書き出しで始まるまったく展開の違う物語。それは炎なのか、炎上なのか、どの作品も最後には驚くようなオチが待っていて趣向が凝らされていた。
    寝る前にサクッと読んでいったけど、内容がすごく濃いわけではないからいい読み方だったかもしれない。

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    2026年05月30日
  • 巴里マカロンの謎

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    他愛もない設問に対し、小市民的に、過度に入れ込むことなく、客観的かつ冷静に解決を提示する。大事なことは、問題が解けたことをを誇ったりしない。

    ・・という、よくわかるようで、やっぱり少し不思議な連作集。

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    2026年05月30日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    Audible
    警察沙汰ではないのか。
    小佐内さんの鋭さが増してきたような、それとも徐々に本性を出してきているのか。これ以上鋭くなったら、完全犯罪もできそうだ。
    今作でスィーツの知識が増えた気がする。
    マカロンはついつい名前を見ないで食べてしまうので、名称など中に入っているものを確認しながらお口に入れようと思う。

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    2026年05月29日
  • 倫敦スコーンの謎

    購入済み

    小市民的謎解きです。

    「冬季限定ボンボンショコラ事件で完結したはずなのに」と思って読んだら、時系列的には春季限定いちごタルト事件と夏季限定トロピカルパフェ事件の間で、巴里マカロンの謎の後の出来事でした。期間限定のメインは刑事事件ばかりで小市民的にはやばい案件ばかりですが、短編集は日常の謎解きメインで誠に小市民的です。2番目と3番目の謎は、小鳩くんと小山内さんがスイーツを食べている間に解決してしまいます。短編集はシリーズの他の作品は読んでいなくても充分楽しめますが、読んでいると「このセリフはあの事を言っているのかな」と、より理解が深まりますので出来れば読む事をお勧めします。

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    2026年05月28日
  • それはそれはよく燃えた

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    それはそれはよく燃えた。
    から始まる25の短編が入ったオムニバス。

    吉原幻鏡・高田崇史
    怪物どもの棲家・島田荘司
    回答・神林長平
    マザー・ジン・古泉迦十
    失われた史料、的外れな再建・市塔承
    消えない炎・我孫子武丸
    比翼・河村拓哉
    全滅館の殺人・似鳥鶏

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    2026年05月24日
  • 犬はどこだ

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    初米澤さん。
    完璧にタイトルに惹かれて購入してた。

    いつもの如く主に通勤時間で読んでいたが、とてもゆっくりな展開だなと思っていた。
    だが中盤以降はページを捲る手が速くなり、読み終えた後も、この先の彼らをもっと見ていたいと思わせる余韻のある作品だった。
    続刊は出ていないとのことで残念。
    ぜひこの続きをシリーズで読んでみたい。

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    2026年05月22日
  • リカーシブル

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    米澤穂信のトークショーがあるらしくて、これを期にまだ読んでない作品全部読んじゃお!と思って読みました。
    内容全然知らなくて、なんとなくタイトル似てるインシテミルみたいなデスゲーム系?(インシテミルも読んではないけど、藤原竜也の映画は観た)と思ってたら全然違った。尚、トークショーは落選した。
    あとはボトルネックとインシテミルと犬はどこだを読んだら米澤穂信制覇出来るぞ!(たぶん?)頑張る。

    後味悪すぎるー!!!いや裏表紙のあらすじに青春ミステリって書いてあるけど青春にしては重すぎる辛い。
    面白かったけど子供達が可哀想なので−1です。
    ミステリとしても面白くて、弟サトルの予知能力?みたいな不審な言動や、街のどんよりした雰囲気や怪しげな言い伝えとか。。節々になんか違和感の無い違和感があって(米澤穂信はこの違和感のない違和感散りばめるのがお上手ですね)ラスト怒涛の紐解きで一気に読んじゃった。

    でも主人公が可哀想すぎる。。ママぇ…

    普通(普通?)こういうミステリとかってママとかパパって、割と空気か、もしくは諸悪の根源かのどっちかなことが多いので、本作は諸悪の根源ではないけど、普通に酷いので、読んでてげんなりしちゃった。新しい土地に来て、頼れるものが家族だけのはずなのに、このオチは救いがない。。


    ラストもうちょっとスッキリするとよかったなーという気持ちもある。

    でもこういう怪しげな村の怪しげな宗教系?ってみんな好きだよね!是非アニメ映画にしてください!


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    2026年05月21日
  • 禁断の罠

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    有名なミステリー作家さんたちの短編集。
    さすがにどの作品もおもしろかった!
    個人的には迷惑行為による炎上の裏側を書いた「妻貝朋希を誰も知らない」が良かった

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    2026年05月16日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    ネタバレ

    前作と同様、日常の謎を解くのんびりした感じかなと思っていたが後半空気が怪しくなった。
    読後感があまりよくない。小山内さん誘拐事件が解決したあと、小鳩くんと小山内さんの会話で気分をぐっと下げられた。
    はっきりいって二人は高校生らしくない。とことん冷静だけど中途半端に感情が残っている。その人間味漂う感じがこちらをしんどくさせる。もう修復不可能かな。今後どうなっていくのかなと不安になる。

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    2026年05月12日
  • 禁断の罠

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    米澤穂信の短編目当て。やっぱりよねぽらしくて余韻が残る。
    他の作品もどれも良かった。
    『大代行時代』は時代を風刺していて好き。許される代行とそうでない代行の線引きって、確かになんだろうなとは思った。
    ある人にとってはどうしてもやりたくないこと…それを請け負うのがビジネスになる世の中かぁ

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    2026年05月08日