米澤穂信のレビュー一覧

  • プレゼント(新潮文庫)

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    やっぱりこういう仄暗い米澤穂信がすきすぎる。変にリアルで、簡単に想像できてしまって、ずーんってなるような、なんともいえない気分になる。いちばん印象に残った。江國香織の読後感もすきだったな。ときどき思い出すかもしれない程度の思い出はまさにひと夏というかんじで。
    (宮部みゆきのお話はSCPを思い出さずにはいられなかった)

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    2026年07月05日
  • 追想五断章

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    ネタバレ

    この本の結末こそがまさにリドルストーリーだったとは。可奈子が母を殺めてしまったのかは父にしか分からないが、彼が雪の花と題して真実を葬ったという事実だけを可奈子には受け止めて欲しい。
    母が雪の花の中で手に入れようとした正しく雪の花と呼ばれたものは、もう失われかけた夫婦愛を永遠にするための手段としての自殺であり、父は母への愛があるかは答えなかったが、可奈子が殺人を行ったかを述べないことで可奈子への愛を伝えたのかなぁ。

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    2026年07月04日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    江國香織さんと米澤穂信さん、町田そのこさんが良かった。
    町田そのこさんはコンビニ兄弟のスピンオフで読めてよかった、

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    2026年07月04日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ネタバレ

    魅力的な短編集。すべて長編でも読んでみたいと思わせる、技量の詰まったお話ばかりだった。

    テーマである「夏」の暑さにもさまざまあるなと感じた。爽やかな青春を想起させることもあれば、茹だるような、殺気に満ちた暑さもあり、同テーマでも作家ごとの特徴がはっきりとでており、楽しむことができた。

    特に良かったもの
    「ウッドペッカー荘殺人事件」 伊坂幸太郎
    これはぜひシリーズで見てみたい。どうにかなりませんかね?

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    2026年07月03日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    恩田陸先生のあの作品につながる作品が!最初の一文でオーッとなりました。つまり、この出会いがああいう風に繋がっていくのね。
    そして、町田その子先生のあのシリーズが、まさか新潮文庫で読めるとは!港の名前が出てきて、あれ?何か知ってる名前が出てきて、あれれ?お店の名前でおーっとこれは、確実!ってなりました。いやー、楽しかった!

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    2026年07月03日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    伊坂幸太郎目当てで購入したものの全作面白かったです。梨木香歩さんの『見越しのマツ』が一番よかったのだけれど、実はそれまで梨木さんの作品は読んだことがなくて、今更ながら『西の魔女が死んだ』から読もうと思ったのでした。

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    2026年07月02日
  • 追想五断章

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    ネタバレ

    知らなくていいことってあるよね。というのが率直な感想。自分は無実だと訴えたいけどそれを話すと娘のことがバレてしまうかもしれない。真実は雪の中に閉じ込めておきたいという父親の気持ちは娘への愛だ。お話と結末が違い確信に踏み込んでいくページは鳥肌もの。主人公が頭がよすぎてバイトの女の子の影が薄すぎたけど話がとっちらからないからこれくらいがいいのか。でも結局誰も幸せにならなかったな。主人公もおじさんも何も解決してないし、きっと今以上に良くなりたいとも思ってなさそう。ページ数にしては読み応えもあるし余韻も残ったが気持ちが落ち込んでしまうから少しでも希望がほしかった。

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    2026年07月01日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員の高校2年生堀川次郎と松倉詩門が、状況証拠と合理性を積み重ねて日常のちょっとした違和感を紐解いていく。勘が冴え渡り、大人びた発言が魅力な連作短編集。

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    2026年07月01日
  • 黒牢城

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    古い言葉遣いや独特の専門用語に慣れず読みづらかったので、映画の相関図を見ながら第一章を読んだ後、映画を先に観た。関係性の把握のために先に一章を読んでおいてよかったし、映画の後に第ニ章から先を読んで、原作で補完できて良かったと思う。二章が自分には難しかったけれど、後半は面白くて一気読みした。

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    2026年07月01日
  • 満願(新潮文庫)

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    どの短編も読みやすく、すぐに読み終えました。
    ぞくっとしたり、うなずいたり、驚いたりとどの話も読みごたえのあるものでした。
    「柘榴」がいちばん印象が強く記憶に残りました。

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    2026年07月01日
  • 満願(新潮文庫)

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    短編のミステリー。どれも結末は予想外で面白い。
    満願はストーリーテラー3だったかに収録されてた気がする。

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    2026年06月30日
  • 黒牢城

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    映画化記念で購入
    黒田官兵衛が安楽椅子探偵として有岡城で起きる不可解な事件を荒木村重と解決していく、位の認識で読み進めていたら良い意味で違って驚いた
    荒木村重を主人公に据えて、不可解な事件を読み解き何とか籠城を続けていくけれど、徐々に追い詰められ、立ちいかなくなっていく様子が伝わってきてドキドキした
    歴史に詳しいとより楽しめそう

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    2026年06月30日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    7人の人気作家が「夏」をテーマに書き下ろした短編アンソロジー。伊坂幸太郎のミステリ、江國香織の静かな恋、宮部みゆきの人生を照らす一編、町田そのこの青春、米澤穂信の社会派ミステリ、梨木香歩の幻想、恩田陸の記憶に残る夏――7人7色の物語が詰まっています。

    直接的な夏の描写は多くない。それでも不思議とどの物語からも夏の気配が立ち上ってくる。陽炎のような読後感が、いつまでも心に残った。

    輪郭は見えているのに、どこか揺らぎ、現実と夢の境界を行き来するような読書体験。作家が変わるたびに夏の景色も表情を変え、その移ろいを味わえるのも、このアンソロジーならではの読書の楽しみだった。

    ぜひ、眠れない夏の夜

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    2026年06月29日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎の書き下ろしが載っているということもあり購入。
    他の作家も名のある人ばかりで読み応えもあるだろうと思ったので。

    肝心の伊坂作品はAI関連で途中まで何が何やらでネタバラシ後もイマイチすっきりせず。
    風変わりな探偵とその相棒、という構図や白河ヨフネのキャラクターは伊坂作品ぽくて良いのですがストーリーは少し大味でした。

    他の作品も全部面白く、あっという間に読み終わったのですが中でも「二つの宇宙」がお気に入りでした。人見知りのおばあちゃんというキャラクター、おばあちゃんと彼女の宇宙が重なり合うドキドキ感、大学生っぽい青春を感じました。
    他にも「真実のトランク」の昭和感(バブル感)、「

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    2026年06月29日
  • 黒牢城

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    大河ドラマ(「豊臣兄弟」)の荒木村重は、皆を騙し、城を捨てて逃げ出した最悪の臆病者だったけど、こっちの村重は慎重かつ熟慮して動く武将で、解釈の違いでこうも人の印象は変わるものかと感じた。昔ことばで読み進めにくかったが、後半から最後の謎解きにかけては一気読みして面白かった。映画楽しみ。

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    2026年06月29日
  • 満願(新潮文庫)

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    とても読みやすい短編集だった。
    一見すると理解できない行動や選択も、その背景にある感情や事情を知るとまったく違って見えてくる。登場人物たちの複雑な心理を、わずかなページ数の中で鮮やかに描き切る作者の力量に圧倒された。

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    2026年06月28日
  • 倫敦スコーンの謎

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    小市民シリーズの中の
    「謎」シリーズなんですね。

    前作のマカロンと同様に短編集です。

    2話目以外は、
    ゆるっと繋がってます。

    相変わらず、
    殺人などの大きな事件が起きるわけでもなく、
    多くの人は見逃しそうな事を
    拾って謎を解いています。

    派手さはないけど、
    小市民らしい作品でした。

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    2026年06月28日
  • インシテミル

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    苦手なクローズドサークルミステリー。
    にもかかわらず読めた。

    タイトルの意味がわかって、且つなんとなく後味は良くて唸らせられた。
    いい読書体験でした。

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    2026年06月27日
  • 巴里マカロンの謎

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    求めていた爽やかミステリ!!!!

    日常にある「ナニコレ事件」を解明する話。
    2,3話目が特に面白い。
    高校時代って良いなー

    殺○事件じゃないんだけど、小佐内さんの不気味さがなんとも…。

    シリーズ完結してるらしいけど、小鳩くんと小山内さんが大人になって「探偵小鳩 vs 快楽犯罪者小佐内」の対立展開になったら震えてた笑笑

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    2026年06月27日
  • さよなら妖精

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    「インシテミル」に続き、2作品目

    日本の高校生と海外から来た少女マーヤとの異文化交流、だけでは無い。
    主人公と同様、自分の無力さを突きつけられる話でした。
    旧ユーゴスラビアについて学び直しをしたい。

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    2026年06月25日