米澤穂信のレビュー一覧

  • 満願(新潮文庫)

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    イヤミス短編集。どれもいやーな後味が残る、ゾクっとする結末で面白かった。余計な語りは必要ない、とにかく面白い一冊。

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    2026年02月19日
  • 満願(新潮文庫)

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    短編ミステリー。
    トリック系でもなく、びっくり面白い訳ではないが、人のドロっとしたところを書いてあり、現実にありそう感がうまい。
    パンチは物足りなさはあるものの、丁寧な醤油ラーメンって感じ。
    最初の警官の話が一番面白かったかなー。

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    2026年02月19日
  • 追想五断章

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    こういった作中作が出てくるビブリオミステリ、大好物です。そして滅多にお目にかかれないリドルストーリーの魅力がこれでもかというほど!ラスト一行を読むとなんだか途端につまらなく感じてしまう表現のうまさも米澤先生の手腕だと思います
    序章『わたしの夢』が最後まで読んでやっとわかる構成も素晴らしい。怖い話ではないはずなのにゾワゾワしました
    これは間違いなく本格ミステリです

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    2026年02月19日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    品のある言葉遣いが美しいがより狂気を際立たせてる
    山荘秘聞が一番好き!『言いたいことは言わせて差し上げる』の強者感と怖さが良い。

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    2026年02月17日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    とても面白く読み進められました。シリーズ1作目、2作目の小山内さんへの共感ができなく苦戦していましたが、本作での流れではそれが活きていて、暗躍する姿を想像しながら読めて一気読みでした。
    また、「小市民」という言葉に上手くついていけていなかったのですが、本作を読み終えて少しだけ理解できたようです。ラストシーンの「栗」のくだりがよかったです。
    2作目で読むのをやめなくて良かった。次作、冬期限定も楽しみです。

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    2026年02月16日
  • 満願(新潮文庫)

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    短編六話。私的には尻上がりに面白い。明るい話は無く、間違った選択の顛末を見せられる。怖さや気持ち悪さを感じさせる表現うまいなぁ。最後、それでどうなったの?が考えさせられて◎。

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    2026年02月16日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    解説に15年ぶりの小市民シリーズ、とあって、
    うっそー!と思ったけど、
    周期限定栗きんとん事件が2009年、
    本作が2024年、ほんまやー。
    こちらも発売直後に読んでる訳じゃなし、
    しかも途中、古典部やら嘘やら栞やら、
    あちこちつまみ食いもしてるので、
    そんなに空いてるとは感じなかった。
    一気読み。
    小山内さん、怖いよ。

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    2026年02月14日
  • 満願(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ミステリー短編集。どの作品もそれぞれ独立して面白さがあり、短編集ながら読み応えのある1冊だった。
    その中でも東南アジアの資源開発を題材にした「万灯」が好みだった。2人を殺害して、警察にはバレていないが天罰かというような結末を迎える主人公(犯人)。物語の中でも最後のオチに繋がる伏線がパラっとまぶされていたが、最後までそれが伏線だとは気付かず、見事でした。
    主人公も舞台も時代もバラバラな作品だったが、惹きつけられるように読んだ1冊。

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    2026年02月14日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    重厚感のある話だった。どこまでが史実なのかは知らないけれど、映画にしたら面白くなりそう。
    つい、岡田准一で再生されてしまう。しょうとくまるの件はすっかり忘れていたので、図らずもどんでん返しになったのは良かった。

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    2026年02月11日
  • 本と鍵の季節

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    ネタバレ

    面白かったですー。
    このほぼダブル主人公な感じの2人のキャラがいいね。平凡タイプなんだろうけども、そして妙にシニカルだったりもするんだけども、とても爽やか、っていう。
    一つ一つはトリックのような繋がりはない作品なんだけど、純粋に、回を追うごとに2人の関係性も深まっていって、青春小説な感じで。
    よかったと思います!

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    2026年02月10日
  • 黒牢城

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    時代物で馴染みのない名前、単語が多く読み進めるのが難しい作。
    実在の人物、実在の事件、事柄を扱ってミステリー仕立てにする作者の力量は素晴らしい。
    人間の本質に迫る内容だと思うので、理解度が低いのが甚だ残念。

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    2026年02月09日
  • 栞と嘘の季節

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    ふゆイチで見つけて購入
    ナツイチも良いけど冬が好きな私は
    ふゆイチの帯が好きかもしれない…

    前作から堀川と松倉
    二人の関係がどうなっているのか気になるところだったけど
    つかず離れずな二人のやりとりをまた見ることが出来て
    嬉しい

    今回は事件がいくつかという話ではなく
    一つの栞を巡る長編のお話

    栞を巡って起こる事件を調べていく中で
    なぜその栞が作られたのか
    その栞を持つことの意味
    少しずつ複雑になっていく事件

    その中で明かされる松倉が欲した「お守り」がどうなったのか…
    それを知った時に交わした堀川と松倉のしぐさが
    すごく良かった

    栞を作った理由が切実で心に刺さる…

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    2026年02月09日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    山田風太郎賞は分かるが本格ミステリ等で1位だったのはどうだろう?というのが率直な感想。
    第一章と第二章まで読んだところでかなり地味な事件、言うなれば戦国時代の日常の謎といった様相でなかなか盛り上がりを感じられなかった。

    第三章の事件が一番ミステリらしさがあり、村重もだいぶ疲弊して孤独になり打ちひしがれて官兵衛に気持ちを開き始めてからの第四章の真実。
    正直、官兵衛が何故村重に知恵を貸すかということをそんなに疑問を持っていなかったので(一緒に謎を解く様なあらすじだったので)、名を貶めたいという恨みの積み重ねから策を授けた執念と、それに完全には乗らない村重とのやり取りは読み応えがあった。でも結局城

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    2026年02月09日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    小佐内さんと小鳩くんは、今日も何かと小市民らしからぬ出来事に巻き込まれるらしい。今回の作品の大きな舞台は名古屋。日頃の高校生活とは打って変わって休日を利用して頭を使わなくてはいけない常悟郎の自信は健在だった。ただ常悟郎はだいぶ慎重な人間であると感じざるを得なかった。そこに探偵らしさというものが、頭を使うことによる解決が導かれるのはいうまでもないことであるが。特に伯林揚げぱんの話では顕著に慎重感が増し。そこが彼が嫌がられる過去と似ているのかもしれないと感じる。今回も非常に楽しませてもらった。

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    2026年02月08日
  • 黒牢城

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    米澤穂信の歴史ミステリってどんなやねんって思っていたけど
    いやぁ面白かった
    こりゃ直木賞取るわけだ
    いつもの軽い筆致でありながら戦国モノな重たさもあって
    それぞれの章で提起される謎も
    官兵衛の謀略も
    最終章での謎解きも
    どれもとても読み応えがあった

    この官兵衛、どこかで見たことある気がする既視感に見舞われた
    どの映画か大河かまだ分からないけど
    印象がすごく似てる
    どこかでもう読んでたかと思った

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    2026年02月06日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小山内さんがぶっとびすぎてるよ…。アニメ見てたからなのか、小説のほうが描写が丁寧だからなのか、余計小山内さんやばい人だなと思った。健吾がずっといいやつ。
    しかし改めてアニメは丁寧に作られてるなと思った。小説読んでてアニメが思い出される。

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    ネタバレ

    真相が題名に暗示されてるのに自力だとあと一歩辿り着けなくて、読み進めて一歩ずつ近づいていって最後に明かされるのが気持ち良くて楽しい。

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    じっくり読ませる内容で、面白かったけれども。根本的に、その謎解きを語る必要が感じられず、切迫感がない。

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    2026年02月05日
  • 黒牢城

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    映画化されるときいて読んでみました。
    時代小説を読むのは3回目ですが、戦国ものとあって、難しい言葉や読めない漢字が出てきて苦戦しました。
    でも、ミステリーの続きが気になり、頑張って読み進めました。面白くて、後半は戦国の言葉にはまりそうになっていました(笑)
    「さもあらん」とか「〜ではあるまいな」とか「時を同じくして」とか
    映画で本木さん演じる村重を見るのが楽しみです

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    2026年02月02日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    だいぶ前に読んだ本で、内容もあらすじしか覚えてないけど記録として残す。

    主人公は、
    自分の世界線では流産で亡くなった姉が生まれ、自分が生まれなかったパラレルワールドへひょんなことから移動してしまう。
    そこは自分の世界線でどうしようもないと諦めたことが全て起こらない世界線。
    そこで過ごしたことで、自分自身が自分の世界線のボトルネックだったのだと最終的に気づく、、

    パラレルワールドというファンタジー要素強めな世界観なのに、主人公にとってこんなに現実的で辛い結末。

    この小説はすごいなとシンプルに感じたことを覚えている。

    ただただこの小説がしんどい内容で片付けるのではなく、どうしようもないと自

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    2026年02月02日