米澤穂信のレビュー一覧

  • 本と鍵の季節

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    米澤先生の新作学園物。待ってました!
    斜に構えた少し変わった2人のお話でクスッとできる場面がたくさんありました。先生の書かれる人は死なないけれど、どこかちょっと寂しさの残る後味がとても好きです。

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    2026年02月22日
  • 王とサーカス

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    ネタバレ

    積読消化中の土瓶さんの高評価に刺激されて
    読んでみました。
    事前にきちんと調べず予約してしまったのですが、本作は米澤氏のいわゆる記者連作の一作で、
    「さよなら妖精」「真実の10メートル手前」と同じく太刀洗万智を主人公に、ジャーナリストとして「何を信じ、何を伝えるのか」を手探りしていく物語です。みんなはちゃんと知ってるみたいだけど。

    米澤作品とは相性が良いのか、冒頭から文章が滑らかに流れ、イメージは自然とネパール、そしてカトマンズの喧騒の中へ入り込んでいきます。

    2001年に実際に起きたネパール王族殺害事件が、
    物語の背景の一つとして描かれています。
    主人公である女性ジャーナリストの行動力や

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    2026年02月22日
  • 追想五断章

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    こういった作中作が出てくるビブリオミステリ、大好物です。そして滅多にお目にかかれないリドルストーリーの魅力がこれでもかというほど!ラスト一行を読むとなんだか途端につまらなく感じてしまう表現のうまさも米澤先生の手腕だと思います
    序章『わたしの夢』が最後まで読んでやっとわかる構成も素晴らしい。怖い話ではないはずなのにゾワゾワしました
    これは間違いなく本格ミステリです

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    2026年02月19日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    とても面白く読み進められました。シリーズ1作目、2作目の小山内さんへの共感ができなく苦戦していましたが、本作での流れではそれが活きていて、暗躍する姿を想像しながら読めて一気読みでした。
    また、「小市民」という言葉に上手くついていけていなかったのですが、本作を読み終えて少しだけ理解できたようです。ラストシーンの「栗」のくだりがよかったです。
    2作目で読むのをやめなくて良かった。次作、冬期限定も楽しみです。

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    2026年02月16日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    解説に15年ぶりの小市民シリーズ、とあって、
    うっそー!と思ったけど、
    周期限定栗きんとん事件が2009年、
    本作が2024年、ほんまやー。
    こちらも発売直後に読んでる訳じゃなし、
    しかも途中、古典部やら嘘やら栞やら、
    あちこちつまみ食いもしてるので、
    そんなに空いてるとは感じなかった。
    一気読み。
    小山内さん、怖いよ。

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    2026年02月14日
  • 栞と嘘の季節

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    ふゆイチで見つけて購入
    ナツイチも良いけど冬が好きな私は
    ふゆイチの帯が好きかもしれない…

    前作から堀川と松倉
    二人の関係がどうなっているのか気になるところだったけど
    つかず離れずな二人のやりとりをまた見ることが出来て
    嬉しい

    今回は事件がいくつかという話ではなく
    一つの栞を巡る長編のお話

    栞を巡って起こる事件を調べていく中で
    なぜその栞が作られたのか
    その栞を持つことの意味
    少しずつ複雑になっていく事件

    その中で明かされる松倉が欲した「お守り」がどうなったのか…
    それを知った時に交わした堀川と松倉のしぐさが
    すごく良かった

    栞を作った理由が切実で心に刺さる…

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    2026年02月09日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    小佐内さんと小鳩くんは、今日も何かと小市民らしからぬ出来事に巻き込まれるらしい。今回の作品の大きな舞台は名古屋。日頃の高校生活とは打って変わって休日を利用して頭を使わなくてはいけない常悟郎の自信は健在だった。ただ常悟郎はだいぶ慎重な人間であると感じざるを得なかった。そこに探偵らしさというものが、頭を使うことによる解決が導かれるのはいうまでもないことであるが。特に伯林揚げぱんの話では顕著に慎重感が増し。そこが彼が嫌がられる過去と似ているのかもしれないと感じる。今回も非常に楽しませてもらった。

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    2026年02月08日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小山内さんがぶっとびすぎてるよ…。アニメ見てたからなのか、小説のほうが描写が丁寧だからなのか、余計小山内さんやばい人だなと思った。健吾がずっといいやつ。
    しかし改めてアニメは丁寧に作られてるなと思った。小説読んでてアニメが思い出される。

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    ネタバレ

    真相が題名に暗示されてるのに自力だとあと一歩辿り着けなくて、読み進めて一歩ずつ近づいていって最後に明かされるのが気持ち良くて楽しい。

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    2026年02月05日
  • 可燃物

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    じっくり読ませる内容で、面白かったけれども。根本的に、その謎解きを語る必要が感じられず、切迫感がない。

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    2026年02月05日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小市民シリーズ第3弾。
    久しぶりに読むからか2人の関係がこうなっているとは。そして小鳩くんの思考が相変わらず面白い。

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    2026年02月01日
  • 王とサーカス

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    土壇場地団駄ダンダダーン!

    さらに追加で
    ダッダーンボヨヨンボヨヨン!

    はい。わからない子は置いていく方針の積読消化14冊目ずら。

    ヅラ?(笑)

    祝!★4\(゜ロ\)(/ロ゜)/ワーーッイ!!
    少々オマケですが。


    意外と読んでる米澤穂信さん。
    しかしよくこんなの書けるなぁー!
    感心しきり。

    実際にネパールで2001年に起きた王宮事件。多くの王族が一夜にして殺害された事件を舞台の背景としている。

    話のメインではなく、あくまで背景としてってのが賢い。

    「さよなら妖精」で登場した太刀洗万智がジャーナリストとしてネパールへ。
    そこで偶然起こってしまった王宮事件。
    ジャーナリストとして

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    2026年02月01日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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     春期限定から20年、小鳩くんに降りかかる不幸から始まるミステリでした。シリーズで一番好きだと感じた。二人が小市民を目指すきっかけとなった中学生時代の事件も描写されて、シリーズファンには見逃せない(見逃さないか)。道路と逃げ去った自動車の謎を追ってゆく様は密室トリックみたいで興味深かった。小山内さん、牙が抜けたかな?と思わせてからの静かで確かな狂気も大満足でした。

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    2026年02月01日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小鳩くんと小佐内さんの関係が複雑すぎる…もはや「小市民」であることを放棄したかのような中盤以降の展開に一気読みからの、終盤の真相の読み合いに理解が追いつかず。でも、次作が気になりすぎる終わり方は流石

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    2026年01月28日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    小市民シリーズの番外編ということで、時系列としては、「春期限定いちごタルト事件」と「夏期限定トロピカルパフェ事件」の間、小鳩くんと小山内さん高校1年生の2学期から3学期にかけての出来事が描かれていました。
    収録は以下の4つ。

    ・巴里マカロンの謎
    ・紐育(ニューヨーク)チーズケーキの謎
    ・伯林(ベルリン)あげぱんの謎
    ・花府(フィレンツェ)シュークリームの謎

    小山内さんのようにスイーツに特別な思い入れがあるわけでもなく、オシャレなスイーツに心ときめく女子でもありませんが、こうやって4つのタイトルを並べて文字で書くとなんとも可愛らしくて素敵で、おばさんも心が踊ってしまうってもんです。
    もう待ち

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    2026年01月27日
  • 可燃物

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    刑事物の質のいい短編ミステリーが読みたい人にはうってつけ。
    必ずといっていいほどどのストーリーも予想を裏切られる結末で満足感が高かった。
    #米澤穂信
    #可燃物
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年01月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    全ての作品が「それはそれはよく燃えた。」という1文から始まる。
    25名の作家からなるアンソロジー。

    その中でも
    市塔 承さん(2025年のメフィスト賞受賞、まだ作品は未発売)を知れただけでも、この本を買う価値があったと思う。

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    2026年01月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」の1文から始まる数多の短編。燃えたのは物質であり概念であり、「燃やす」という人間ならではの行いは唯一つには留まらないのだのと認識させられた。
    黄金の森の神様とレヴナントが印象深かった
    皆川博子の作品は大御所流石の表現力

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    2026年01月23日
  • 栞と嘘の季節

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    高校生コンビが図書室を中心に事件を解決するシリーズ第二弾。相変わらずの軽妙でちょっとシニカルな会話が心地いい。
    トリカブトの花の栞が撒き散らす不安という名の毒を主軸に、栞を配る人物を探る。
    前作で謎のまま終わってた松倉のその後も今回うっすらとわかるので、ほんとに続編書いてくれてありがとう。
    堀川の人の話を真面目に聞いてるけど、疑うことも出来る大人っぽさが結構好き。今回は嘘つきな人がたくさん出てくるので、後から誰がどんな嘘ついてたのか思い返すのが楽しい。あれ?堀川と松倉含め全員嘘ついてるやん。

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    2026年01月23日
  • 米澤穂信と古典部

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    大好きな古典部シリーズの謂わばファンブックとも捉えられる本著。
    古典部シリーズの裏側や書き下ろしの短編など、とても豪華な内容でした。そして、続編への期待も出来るような匂わせも…。

    古典部シリーズの大ファンな僕としては、何年越しでもいいから、是非新作をと願わずにはいられない。





    新作短編も収録!人気作家とともに歩んだ〈古典部〉のすべてがここに!

    ある日、大日向が地学講義室に持ち込んだのは、鏑矢中学校で配られていた「読書感想の例文」という冊子。盛り上がる一同に、奉太郎は気が気でない――。
    書き下ろし新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の他、古典部メンバー四人の本棚、著

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    2026年01月22日