米澤穂信のレビュー一覧
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裏切りの捜査線
警察ミステリーをテーマにしたアンソロジー。
お見通し 米澤穂信
有名な芸能人のコンサートに殺害予告が届く。警察はコンサート会場付近の公園で過去に逮捕歴のある男を見つけ取調べをする。そして公園からは男が以前に持っていたものと同じナイフが発見される。
警察官の葛と丸山の酒の席での会話だが、警察官同士受け持っている事件の共有は出来ないが、偶然という形で丸山は葛に今回の事件の不満点を相談する。ある意味後味の良い作品であるが、米澤穂信独特の短編描写が見受けられとても面白い作品だ。
何故、「ナイフがその場所から見つかったのか」という一つの疑問から衝撃の理由に連なっていく。
メゾン・イ -
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舞台設定や、それぞれに配られる固有の凶器といったデスゲームとしてのワクワク感があり、エンターテインメント小説としては結構面白かった。
ただ、デスゲームのルールがガチガチに固まっているのが裏目に出ているように感じる。謎解きが「複雑なパズルのピースを手探りで探していく」ようなスリルに乏しく、どこか消去法的にピースを埋めていくだけの作業になってしまっており、トリックに対する驚きなどは全くない。
このようにミステリー要素が物足りなかった分、人が殺されても、犯人が分かっても、心の底から引き込まれるような衝撃はなく「へーそうなんだ」くらいの感想しかなかった。そのため、解決編に差し掛かってからの失速感は -
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まさしく戦国ミステリ! 時代物の固い表現が苦手で、よく知らん単語ばかりでさぞ読みづらいんでしょうね……?と恐る恐る買ったが、会話も多く改行も多く、漢字は確かに多いものの、話はそこまで難しくはない。歴史を知らなくても、立ち位置がわかりやすく、織田信長だけ知っていれば取り敢えず物語にはついていける。
人死にが出たあとは途端にミステリーになり、推理から種明かしまで思わずついて行ってしまうテンポの良さ。そして村重が部下の話し方や性格を分析するたびに、経営者だなあ、苦労してるな……と思わざるをえなかった(笑)
殆ど推理小説として読んだが、戦国時代の思想やそれぞれの立場からの考え方も細かく描かれており、 -
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ミステリーのアンソロジー。色んな作家をお試しで読めるな、と思って古本屋で買った。たまに思い出したように行く小さな店。今回は、店主のマダムがしばらく留守にしていて、代わりにお客さんが「ちょっとそこまで出かけてらっしゃいます」と店番代わり。どうしよう買おうかなぁ、今日はやめようかなぁと思いながら、いつもは店主の背中側にあってなかなか手が出せない棚をじっくり見たりしていると、掘り出し物を見つけたり。やっぱ待つことに。おかげで買い過ぎず、少な過ぎず、良い本を買えた。
さて、いきなり1話目からどんでん返し。これはやられた。短いこともあり、読み終わってすぐにまた冒頭から読み直した。乾くるみ『夫の余命』。 -
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ネタバレ前作から一年後。
アニメ「小市民シリーズ」でいえば、第1期後半、第6話から第10話まで。
確かアニメを見たときは、え、10話で終わりなの!? こんなヤベェ女子教えてくれたのに!? 半年も待たせるなんて! と悶えていた。
以下セルフ引用。
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テレビで全10話視聴。
米澤穂信でアニメといえば京都アニメーションの「氷菓」だが、本作は比較されてもしかたない状況を頭抜ける試みをいくつもしている。
・シネスコサイズ。
・会話シーンにおける、背景の移り変わり(イメージ映像ふう)。
・声優の芝居。
・設定や時間的前後関係の説明を排した、あえて不親切な作劇(互恵関係云々)。
そのどれもが好み。
そしてえるた -
Posted by ブクログ
お恥ずかしながら日本史には疎いもので、荒木村重なる武将も初めて聞いたくらいです。なので、史実からの結末がわからなかったのが返って〝ミステリーを読む〟としては良かったのかもしれません(さすがに黒田官兵衛は知ってました)。
連作ミステリーのようでしたが所々なんだかモヤモヤするところがあって(悪い意味ではなく)、読んでるうちに自然と村重の視点に立たされてる感じがし、最後にはモヤモヤが繋がっていきます。
読み終わったら映画を観るつもりでしたが、血や色々なモノが飛びそうなので私には映像は無理と悟りました。
ストーリーには関係ないですが、私にはわからない漢字や言葉が多くて、最初は調べてましたが途中で断