米澤穂信のレビュー一覧

  • いまさら翼といわれても

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    短編集。
    漫研と摩耶花の関係がずっと気になってて今回でなんとか収まってよかった。今後のふたりの関係が楽しみでもあるんだけど…。
    しかし続きは…続きはあるのでしょうか…。

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    2025年09月13日
  • リカーシブル

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    米澤穂信が描く、因習村っぽい雰囲気が漂うミステリ
    
    以下、公式のあらすじ
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    越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷に越してきた少女は、弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始める。だが、町では高速道路の誘致運動を巡る暗闘と未来視にまつわる伝承が入り組み、不穏な空気が漂い出していた。そんな中、弟サトルの言動をなぞるかのような事件が相次ぎ……。大人たちの矛盾と、自分が進むべき道。十代の切なさと成長を描く、心突き刺す青春ミステリ。
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    因習村ものミステリの雰囲気を感じる
    未来予知をして村に利益をもたらした後に、自

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    2025年09月12日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

    小市民シリーズはそういえばミステリー小説でもあったんだというのを再認識させられた。連続放火魔を捕まえるために動いていた、小鳩くん。小鳩くんに放火魔だと疑われ、彼氏の瓜野くんからも犯人はお前だと言われたけど、実際は犯人を探している側だった小佐内さん。

    まず、私自身が完全に小佐内さんが犯人だと思っていたから完全に騙されたし、小鳩くんの推理力や小山内さんが実は瓜野くんに対して自分自身が完全に無能だと思わせる完全な復讐をしていたところを見て、小市民の志からかけ離れた本性を見れて面白かったし、なんだかぞくぞくした。

    最終的に、私たちは2人でいるべきだねと、2人がまたペアを組むことになるのだが、やっぱ

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    2025年09月10日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    まだ、冬期限定を読み直してないけど、小市民シリーズの中で1番好きな回だと思った!

    夏期限定の時に小佐内さんと小鳩くんは小市民のパートナー関係を解消しており、今回の秋期限定では2人は別々の日々を送っている。

    その別々の日々の中で2人それぞれの特徴的な行動や言動を感じられたり、別々で行動してたことが最終的に2人が交わる終わり方になっていて、後編が楽しみになったところが、1番好きだと感じた理由である。

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    2025年09月09日
  • 巴里マカロンの謎

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    『秋期限定~』から11年振りの新刊。発売されると分かった時は本当に嬉しかったな☺自ら進んで謎に首を突っ込みがちな小山内さんが今回は予期しないところで巻き込まれていく姿が新鮮で面白かった。マスタードが入った当たりのあげパンの行方を推理するお話が一番好き。

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    2025年09月09日
  • 黒牢城

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    これは…!!歴史小説のフリをした推理小説なわけですね…!!米澤穂信さんらしい期待を裏切らないロジックミステリーみがあります。

    【序章 因】
    既にタイトル回収を予感させる

    有岡城、荒木村重と黒田官兵衛
    中川瀬兵衛(なかがわ せひょうえ)茨木城
    荒木久左衛門(あらき きゅうざえもん)国衆池田家
    高山右近(たかやま うこん)高槻城
    中西新八郎(なかにし しんぱちろう)三十前新参者
    野村丹後(のむら たんご)村重の妹の夫
    阿部兄弟一向門徒 大和田城 阿部二右衛門(あべ にえもん)の息子人質11歳 阿部自念(あべ じねん)

    【第一章 雪夜灯籠】
    郡十右衛門(こおり じゅうえもん)御前衆の組頭
    秋岡

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    2025年09月09日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    なんだかんだ事件に引き付けられ謎を解いてしまう自称小市民の小鳩くんと小山内さん。なんだかんだこの2人は一緒にいた方が平和だし見ていて安心する。巻き込まれていく人達は可哀想だけれど。小山内さんを怒らせてしまった年下彼氏、どんまい。

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    2025年09月08日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    米澤穂信作品は「儚い羊たちの祝宴」「満願」「ボトルネック」に次いで読破。
    ミステリ者が実際のミステリ空間に踏み込んだらどうなるのか、人数分のインディアン人形然り、それぞれに配られた凶器然り、細部に有名ミステリ作品にでてくるアイテムがミステリ者の肝を冷やしてくる。
    ミステリ好きであるが故にその一つ一つが頭をよぎるのだろう。

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    2025年09月08日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小山内さんの年下彼氏がいいとこ見せようと頑張ってるけど、結局無自覚に小山内さんの思い通りに動かされてるんだろうなあ、と読者には気づかせていく展開が面白い。小山内さんの暗躍っぷりがもう怖すぎる。

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    2025年09月08日
  • 巴里マカロンの謎

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    スイーツを話の軸に組み立てた短編集。謎そのものに徹底的に焦点が当てられて、謎が解決されたあとのことなんかどうでもいいというスタンスが小市民らしくていい。「伯林あげぱんの謎」がオチが効いてて特に好き。

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    2025年09月08日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小市民を目指して互恵関係を結んだ2人の夏の運命を左右するのは〈小佐内スイーツセレクション・夏〉。序盤は可愛らしい日常の謎解きなのに、物語が進むにつれて不穏になっていき読み手を不安にさせる…小山内さんが計算高すぎて怖い。米澤先生らしい、論理破綻のない自然な伏線回収とそして登場人物たちの心理描写が繊細で面白い。

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    2025年09月07日
  • 黒牢城

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    第166回直木賞受賞作品!
    時代小説+ミステリー

    織田信長を裏切って、有岡城に籠城する荒木村重。
    説得に来た黒田官兵衛を地下牢に幽閉。
    その籠城の最中に起きた、城内での事件の謎を村重と官兵衛が解き明かしていく。
    といった展開です。

    ■雪夜灯籠
    人質の阿部自念を殺さないと決めたにもかかわらず、城内で殺害。
    誰が、村重の命をそむいて殺害したのか?
    その殺害方法は?

    ■花影手柄
    敵の兜首、大津伝十郎を討ち取ったのは雑賀衆鈴木孫六か?高槻衆高山大慮か?

    ■遠雷念仏
    織田との密書の運び屋の無辺が殺害。密書も読まれて、「寅申」も奪われる。
    その犯人は誰なのか?

    ■落日孤影
    その犯人を鉄砲で殺害さ

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    2025年09月07日
  • Iの悲劇

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    地方創生を題材にした連続短編集。タイトルは海外の某名作を彷彿させるが内容に関連性はない。1つひとつの短編自体はまずまず面白いかな、という程度であるが最終章でどんでん返しが来る。

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    2025年09月04日
  • さよなら妖精

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    物語の舞台は1991年、本書の出版は2004年。2025年に読んで思った事は、遠さ。今でもユーゴは遠い。

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    2025年09月03日
  • 真実の10メートル手前

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    ネタバレ

    シリーズ3作目!
    今回は短編集で、主人公はそれぞれ変わりますが、各章必ず万智がパートナーとして登場します。
    第三者から見た万智は、やっぱり表情が読みにくい。その万智の状態を言葉の微妙なニュアンスや書き方で上手く表現されていて、米澤先生〜!!ってなりました。いつも圧倒されています。
    時系列的には『王とサーカス』の後かな?と思いますが、万智がまた一段階大人になっているような気がしました。子供の頃から大人びていたので、逆に大人になったら若く見られるようですが…
    この短編集で語られていたお話しは、おそらく万智の報道人生のごく一部で、ここに書かれていない辛くてきつい仕事もいくつもこなしてきたんだろうなと

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    2025年09月03日
  • 王とサーカス

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    悲劇を報じることは、他所で起こっている者たちに、娯楽を提供していることに他ならないのではないか。
    それ以外の意味は一体何なのか。
    国内外問わず、起こる悲劇を知り、心を痛めることが良くあるが、それを私が知って一体何になるのだろう。
    私のような人々に知らせるために、取材するジャーナリストは何がしたいだろう。
    そんなジャーナリズムの本質をストーリーを通じて問う。

    この物語の舞台はネパールのカトマンズ。
    経済的に裕福でない国の子どもたち(本当は国ではないかも)の逞しさと強かさにゾッとした。
    常識では思いもつかない、計り知れないようなことを軽々とやってのける。
    だから日本は平和ボケと言われるのかも。

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    2025年09月03日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    素晴らしい。
    いつも読者を楽しませてくれる作者。
    設定が良い。そして誰もいなくなった、映画のCUBE、イカゲームを彷彿とさせられた。

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    2025年08月30日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    やっと読めたあああああああああ!!!!

    小市民シリーズの冬期。
    主人公の小鳩常悟朗が、小佐内ゆきと下校している時にひき逃げにあってしまって入院を余儀なくされるところから始まる。
    今回の事件の真相を考えながらも、過去の因縁?の事件を思い出しながら、徐々に真相に近づいていく、という形。

    実は先にアニメを見てしまっていたので、結末とかは知ってたけど、やっぱり字で読むと細かいところが分かっていいよねー
    あの時の間、とか、空気感とか、読み終わってからこそちゃんとアニメを見返したいっ!て思えますん

    何よりも何よりも、今までのシリーズのタイトルで「限定」ってついてる意味がちゃんと解説されてて、ほわぁそ

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    2025年08月29日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

    犯人が瓜野くんに言った「ごめんな」。
    これは色んな意味が含まれる本心だったんだろうな。
    でも、そこで犯行を辞められなかった…

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    2025年08月29日
  • さよなら妖精

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    ネタバレ

    ひさしぶりの米澤さんの青春小説。

    古典部シリーズの予定だった作品ということで
    なんとなく古典部の面々が思い浮かびました。

    平々凡々な守屋の前に現れた、探究心がいっぱいで目標に向かってどんどん進んでいくマーヤ。
    守屋くんにすごく共感してしまった。

    「幸せ」ってなんなのか、生きているだけで私たちは幸せなのか、日本で不自由なく生きている私達は幸せなのか。
    いろいろと考えさせられた。

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    2025年08月29日