米澤穂信のレビュー一覧

  • 犬はどこだ

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    ネタバレ

    とてもおもしろかった!捜索対象だった佐久良桐子が殺人犯になるなんて想定外。殺人に間に合わなかった探偵、でも依頼は完遂しているなんておもしろい。古文書とどう関連してくるのかと思って、ハンペーの調査の中で佐久良桐子の名前や気配が出てくるたびにわくわくした。

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    2025年11月27日
  • 可燃物

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    面白かった!!
    某YouTuberがオススメしていたので気になって読んでみたけどすごくよかった!
    警察ものの話で主人公の葛警部は本当に冷静で淡々と仕事をこなしていくところが読んでいて気持ちが良かった。
    感情的な人だと読む側も気持ちが入るので好きだけどこういう淡々としている主人公だとすっと話に入っていけるからそれも良いのかもしれない。
    あんまりミステリー小説を読まないけど自分は色々予想して読み進めるタイプかもと思った。
    そしてこの本はその予想が全然当たらないから良かった!
    どの話も面白かった!
    葛警部が実際にいたら一緒に働く人は少しやりづらいかもしれないけど真実を見極める人なので市民側としては居

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    2025年11月26日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

     怒涛の解決編だった。あまりの面白さにイッキ読みしてしまった。上巻から丁寧に紡がれて来た様々なことが収斂する快感⋯!
     連続放火の思いも寄らない真相が残す、ちょっとした苦味によって、とある人物のことが心配になった。立ち直れるだろうか。

     このシリーズはとにかく、事件解決後の後日談的なエピローグで、もうひと驚きあるのがステキなのだが、本作の締めのシーンもまた良かった。秋期限定栗きんとんもとてもおいしそうである。小鳩くんと小山内さんの関係性からますます目が離せなくなった。

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    2025年11月25日
  • 可燃物

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    ネタバレ

    スノーボード中に遭難した2人が滑落した崖の下。1人が刺殺されていた。しかしもう1人は両腕を骨折している上に凶器も見つからない。「崖の下」。

    群馬県内で起きた強盗致傷事件。容疑者を尾行した警察の車の前で起きた交通事故。どちらが赤信号だったのか?「ねむけ」。

    連続放火事件。いずれも大事にならず小火程度だが、警察が警戒を始めた途端、犯人は動かなくなった。「可燃物」。

    ファミレスでの立てこもり事件。容疑者は事件直前にアレルゲンについて店長と揉めていたとの目撃証言が…。「本物か」。

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    2025年11月25日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    各章のタイトルが都市と謎ということは、有栖川有栖先生の国名シリーズのオマージュなのでしょうか?最初、巴里(パリ)って読めなかった(泣)
    相変わらずの小鳩くんの淡々としたかんじがよい。時々心の声で毒づいているのも好きです。
    料理の説明がそのままトリックになってておしゃれ。あげぱんのロシアンルーレットでもおしゃれ。さらに伏線回収も綺麗でおしゃれ。おしゃれなんですが、気取っているかんじも一切なく、綺麗な文章を書かれる米澤穂信先生が大好きです!
    表紙めっちゃかわいいのに、文章は結構ビターなかんじも多くて、かわいい表紙に惹かれて読んだ読者を驚かせる仕組みなのかな?まどマギ的な?(笑)

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    2025年11月25日
  • 満願(新潮文庫)

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    6つの話が入ったミステリー短編集。1つ1つの話は短いのに非常に読み応えがあった。

    何か悪いことが起こりそうだけど、先の展開が全く読めない。人の悪意に気付いた瞬間はホラー作品よりよっぽどゾッとする。

    6つの話の共通点は「他人には理解できない信念」ではないかと思う。1番大事ものを守るためには罪すら犯すが、その大事なものは他人には到底理解できない。

    特に好きだったのは以下の2話。

    殉職した警察官の行動を振り返る「夜警」
    親権をめぐって娘達が画策する「柘榴」

    この2作の登場人物が1番共感できないから恐ろしく感じ好きだった。

    「万灯」は6話の中で1番長く書かれているので、その分主人公に感情移

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    2025年12月01日
  • 栞と嘘の季節

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    堀川と松倉の独特の関係性、距離感、掛け合いが興味深い。前作のその後は松倉のアルバイトの話が答えなのだろうか。物語の発端となる瀬野をはじめ、皆、秘密や嘘を抱えているなと感じた。

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    2025年11月23日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    「夏期限定トロピカルパフェ事件」のラストを経た小鳩くんと小山内さんがどうなったのか気になっていたが、それぞれの人間関係に変化が訪れていた。しかしながら、互恵関係は解消されたはずなのに、多分に小山内さんの策略(?)によって、ふたりは間接的に関わり始めていく。その背後では、連続放火事件が次第にエスカレートしていて不穏だ。

     頑張って小市民に「擬態」しようとするけれど、魅力的な謎が彼らを離さないみたいである。小鳩くんがデート中に思わず謎解きをしてしまうのには呆れるし、小山内さんは相変わらず読めなさ過ぎて怖いし⋯
     新キャラの瓜野くんも推理力(を補強する取材力)が高くてすごいが、気負い過ぎて暴走して

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    2025年11月23日
  • 栞と嘘の季節

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    『栞と嘘の季節』
    美しくも猛毒を秘めた、青春の忘れもの

    刹那的な犯行動機
    ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    神聖な図書室で生まれた事件
    ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    青春の忘れ物。大切なこと
    ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
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    1.始まり
    高校の図書室。静寂と紙の匂いに包まれたその場所で、物語は静かに、しかし不穏に幕を開けました。

    物語の発端は、返却された本に挟まれていた一枚の栞でした。

    図書委員の男子生徒2人が見つけたその栞。
    押し花のように挟まれていたのは、なんと「トリカブト」。そう、致死性の毒を持つ植物です。
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    2.動きだす物語
    「誰が、何のために?」
    2人は持ち主

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    2025年11月23日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    新しい登場人物が出てきて、小市民を目指す2人登場機会は少なくなってしまった。
    だがそれでも面白くやっぱり小市民シリーズは好きだなと思う。
    下巻に向けての上巻で十分に面白いので、下巻がさらに楽しみになった。

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    2025年11月22日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員の高2の僕(堀川)と松倉詩門の二人による探偵コンビ?様々な事件を紐解いて行く。
    金庫、美容院、金曜とテスト問題、横書きの本、松倉の弟礼門、二人の絆。
    教師の横瀬、先輩の浦上など「栞と嘘の季節」にも繋がる面々もチェック。二人の謎解きが楽しめる一冊!

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    2025年11月21日
  • いまさら翼といわれても

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    ネタバレ

    米澤穂信の短編はおそろしいほどするする読める。
    ラストの千反田、そのあとどうしたのかなー。気になるなー。タイトルから意図する中身は予想通りだった。
    『鏡には映らない』の奉太郎かっこよかったな。

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    2025年11月21日
  • インシテミル

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    バトルロワイヤル系は大好物なのでサクサク読み進めた。ユニークな武器や殺害方法も出てきておもしろい。個人的にはもっとやり合ってくれてもよかったこかも!

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    2025年11月20日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    頭が良すぎる高校生男女2人のはだましあい
    といえば簡潔にまとめられているでしょうか?
    私の周りにこのような人はいないと思いますが、実はうまく隠れているのかもしれません
    わかりやすく、読みやすい本でした

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    2025年11月19日
  • 可燃物

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    一つ一つの話は短く聞きやすい。物事を丁寧に見ていくことで閃き、事件の真相に迫っていく。主人公は人として好かれないが切れ者なのはよく伝わってきた。

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    2025年11月18日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    小市民シリーズ三作目で初の長編。夏期で描かれた小鳩と小佐内の互恵関係の変化。それが二人に何をもたらし、どう展開したのかが描かれる。

    相変わらず光るのは心理描写で、細かな心情説明があるわけではないのに、読み終える頃には登場人物たちの抱える悩みや、倫理とエゴの衝突、人間関係の複雑さについて考えさせられる。それらは多くが青春特有のもので、大人になれば大したことではなくなるのかもしれないが、青春の痛みは形を変えて残り続けるのだと思う。
    主人公たちだけでなく、登場人物それぞれが等身大の役割を持っていて、それがたった二人の限られた視点だけで描かれていく点も興味深い。

    物語を駆動するのは放火事件で、ミス

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    2025年11月16日
  • 折れた竜骨 上

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    普段ファンタジー読まないし、中世ヨーロッパ?の話も読まないのでそんなに興味無かったのですが、米澤穂信の黒牢城がとても良かったので(普段戦国小説とか歴史小説全然読まないけど、丁寧にわかり易く、かと言って自然な感じで凄く良かった)、折れた竜骨も読んでみようと思いました。

    予想通り、普段読まない私でもとても読みやすかったです。中世ヨーロッパのファンタジーでミステリが成立するのか…!?って感じですけど、今のところすーっと違和感なく読めてます!!
    タイトルの意味がまだ?????って感じなのですが、これから回収されるんでしょうか?ワクワク!
    とても良いところで終わったので早く下巻も読みたいです!

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    2025年11月15日
  • Iの悲劇

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    私的にヒット作品!

    なかなか面白かった!
    「蘇り課」の3人のキャラが個性あってとても良かったな。
    そして、そのうちの2人が只者じゃなかったこと…。
    そして移住者たちもこれまた個性的(笑)
    サクサク読めて私的には久々ヒットです!

    公務員…
    お役所仕事にもルールがあってなかなか大変なんだなと感じた。
    確かに住民に苦情は受けても褒めてもらえることはないもんね。。

    #ダーク #笑える

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    2025年11月14日
  • 王とサーカス

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    ネタバレ

    サガルがとっても切なかった。
    事件も複数で犯人も複数で複雑だった。単純なミステリじゃなくておもしろい。

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    2025年11月14日
  • 満願(新潮文庫)

    購入済み

    儚い羊たちの祝宴が好きな人は

    米澤穂信さんの"儚い羊たちの祝宴"が本当に大好きなので、気になってこちらも読みました。どの主人公も間抜けじゃないのがいい。短編だから読みやすくて、どこか上品な感じが本当に良い。タイトルにもなってる"満願"は構成や雰囲気が1番"儚い羊たちの祝宴"に近いと思う。面白いと思ったのは夜警と万灯。柘榴は綺麗な文章だなと思った。

    #ドロドロ #ダーク

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    2025年11月12日