米澤穂信のレビュー一覧
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ネタバレ小市民シリーズ、読破しました。
もうこの二人の物語の続きに触れることができないのは寂しい限りです。
ミステリーにおいても、その読みやすさにおいても、米澤穂信らしさ(かぶりを振る、のことではなく)を多分に感じられて、古典部シリーズが好きな私としては読んでいてとても満足度が高いお話でした。
各作品に感想はありますが、これは冬季限定の評価感想欄なので、それにだけ触れるとするならば
小鳩くんが置かれた特殊な状況を、特殊であるからこそ推理の穴とする手法は、感心させられました。
評価はシリーズを通してということで、星4とさせていただきます。 -
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ネタバレ下巻に入るとますます先が気になって気になって、どんどん読み進めることになりました。
読み終えて思ったことは、ただひとつ。
「瓜野くん、がんばれ・・・!」
ネタバレしたくないのですが、どうしてもネタバレになりますので、以下未読の方は要注意です。
連続放火事件については、小鳩くん、小山内さんともに違う方面からアプローチしていたようです。小鳩くんが新聞部の五日市君を協力者として仕組んでいたことには、さすがというか、すごいというか、そんなことをしていたのかという驚きがありましたが、小山内さんはやはり「復讐」のために動いていたということでしょうか。あぁ、本当に怖い子。
久しぶりに向き合って話すことに -
Posted by ブクログ
ネタバレ以前から色々なところで紹介されていて、やっと読めた作品。とにかくラストが鬱という触れ込みだった。
話の流れは私が好きなパラレルワールドだったので、丸3日程度のかなり早いペースで読めた。全体のテンポも好きだった。
リョウではなくサキがいる世界での、リョウの世界との違い。始めは家庭でのひとつの出来事(とは言ってもリョウの人生でのかなり大きな割合を占める出来事)だっだが、行きつけの食堂の店主さんのこと、ノゾミの死のこと、兄の人生のこと、出て来る違いが積み重なっていくのは、リョウにとってかなり辛かったと想像できる。しかもリョウとサキの存在以外は全く同じ世界であるから、リョウの世界で起きている不幸は、サ -
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軍師官兵衛のファン
私の一番好きな大河ドラマは軍師官兵衛です。なかでも好きな武将は荒木村重でした。
やっぱり戦国武将に纏わるエピソードというのは美化されることが多いなか、荒木村重は2度の謀反に加え、城から逃げ出し武士らしく自害もせずに生き恥を晒す始末。ここに人間らしさを感じずにはいられませんでした。
そんな私がこの作品に出会えたのは奇跡のような体験に思えました。あまり衝動買いする性格ではないのですが、これは迷わず即買いでした。
もともと軍師官兵衛を観ていたので官兵衛は岡田准一さん、村重は田中哲司さん、だし様は桐谷美玲さんで脳内再生されてました笑。
ようやく本の感想に入っていきますが、簡 -
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ネタバレ前作で互恵関係を解消した小鳩くんと小山内さんの、その後(高校二年生の秋あたり)からのお話です。上巻は、二人が高校三年生になった春で終わり、下巻に続きます。
以下、ネタバレします。要注意です。
本シリーズ三作目にして、二人はそれぞれ別のパートナーと高校生活を送ることになります。小鳩君は、告白され、仲丸さんと、小山内さんも交際を申し込まれ、ひと学年下の瓜野くんと。あぁ、青春。ビバ、青春。
小鳩くん、瓜野くん、交互に視点が変わり、物語が進んでいきます。
小鳩くんは小市民らしく仲丸さんとデートを重ね、デート呆けでもしているかと思いきや、バス内での座席取りに勝つべくご自慢の推理を働かせたり、仲丸さん