米澤穂信のレビュー一覧

  • さよなら妖精

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    物語の舞台は1991年、本書の出版は2004年。2025年に読んで思った事は、遠さ。今でもユーゴは遠い。

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    2025年09月03日
  • 真実の10メートル手前

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    ネタバレ

    シリーズ3作目!
    今回は短編集で、主人公はそれぞれ変わりますが、各章必ず万智がパートナーとして登場します。
    第三者から見た万智は、やっぱり表情が読みにくい。その万智の状態を言葉の微妙なニュアンスや書き方で上手く表現されていて、米澤先生〜!!ってなりました。いつも圧倒されています。
    時系列的には『王とサーカス』の後かな?と思いますが、万智がまた一段階大人になっているような気がしました。子供の頃から大人びていたので、逆に大人になったら若く見られるようですが…
    この短編集で語られていたお話しは、おそらく万智の報道人生のごく一部で、ここに書かれていない辛くてきつい仕事もいくつもこなしてきたんだろうなと

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    2025年09月03日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

    犯人が瓜野くんに言った「ごめんな」。
    これは色んな意味が含まれる本心だったんだろうな。
    でも、そこで犯行を辞められなかった…

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    2025年08月29日
  • さよなら妖精

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    ネタバレ

    ひさしぶりの米澤さんの青春小説。

    古典部シリーズの予定だった作品ということで
    なんとなく古典部の面々が思い浮かびました。

    平々凡々な守屋の前に現れた、探究心がいっぱいで目標に向かってどんどん進んでいくマーヤ。
    守屋くんにすごく共感してしまった。

    「幸せ」ってなんなのか、生きているだけで私たちは幸せなのか、日本で不自由なく生きている私達は幸せなのか。
    いろいろと考えさせられた。

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    2025年08月29日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

    前作の続きとなります。

    やはり小佐内はブレないということを感じながらも面白く読むことができました。

    結局環境は変わりながらも根本は変わらない2人でしたが、安定しながら面白く読むことができます。

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    2025年08月28日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    小市民シリーズ続きになります。

    前作とは人間関係などの変化点は大きいものの相変わらず小佐内さんが何かを企んでいるかもというところで話が終わり次が気になります。

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    2025年08月28日
  • あなたも名探偵

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    謎を愛し推理を愛する読者の皆様は、問題編の文章を読んで、真相に辿り着けるででしょうか。謎を解く愉しみが満喫できる犯人当て小説アンソロジー。六人の推理作家からの挑戦状!

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    2025年08月27日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    連続放火事件は、毎月の決まった曜日に発生し、ある法則性も読者に提示される。
    犯人も上手くミスリードされた。
    小鳩君と小山内さんとの関係性が上手く物語に反映されていたなー
    小山内さんの復讐心は恐ろしい!
    ラストの小山内さんの一言が印象的

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    2025年08月27日
  • 真実の10メートル手前

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    ネタバレ

    太刀洗万智再び登場。さよなら妖精では風変わりな高校生ぐらいの立ち位置だったのが、本作では記者に。
    さよなら妖精を懐かしむことができたのが嬉しい。

    短編ミスステリの粋を集めたかのよう。
    全作とも二人一組、太刀洗を評する人間が傍にいる。従って、必然的に太刀洗万智とはどのような人物かということが問われ、その度に人物像が浮かび上がる。
    順序は逆かもしれないが「王とサーカス」も読みたい。

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    2025年08月26日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

    下巻は序盤から刺客が訪れたり呪われたデーン人が襲いかかって来たりと話が展開し始めたのでおもしろかった。ここまでの紹介や調査でどんな傭兵がいるのか頭に入って来ていたので、彼らが戦っているシーンも楽しく読めた。
    一方で推理パートはあんまりスッキリしない終わり方だったなーと思った。
    ファルクが走狗というのはびっくりしたし、政治的な判断であえて弟子に殺させるというのも想定外の展開だった。けど本命だった弟のエドリックが別で死んでいると言われて、なんだかあっけないなと感じてしまった。

    (他の方の感想を読んで)
    剣と魔法の世界観とミステリ調和しているのが異質な点で、それでもちゃんと論理の通った推理になって

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    2025年08月24日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小市民シリーズと古典部シリーズは、同じく主人公達が高校生であり、日常の謎解きをする面は類似している。
    しかし、小市民シリーズは、主人公の小鳩君の相棒にあたる小山内さんが、食えないキャラクターで、
    闇を抱えている
    春、夏のシリーズでの関係性が秋では破綻してしまい、一転して連続放火事件に絡む高校の新聞部と、
    小鳩君のそれぞれの動きも怪しい

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    2025年08月22日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    ネタバレ

    前作と似たような日常に事件が起きるという話になりますが、改めて小佐内さんの恐ろしさみたいなのが伝わってきて面白いです。

    次も出てるようなので読んでみたいと思います。

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    2025年08月20日
  • 巴里マカロンの謎

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    急に高校1年生に戻っての番外編短編謎解き
    そんなに難しく考えなくてもいいのに、と思うけどやっぱり面白かった。

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    2025年08月16日
  • いまさら翼といわれても

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    古典部シリーズ⑥

    今回は短編集だった。
    個人的に好きだったお話は一番最後の。
    悩んでいる千反田にやさしく声をかけている
    様子や、なめくじが移動しているのに
    気づかないぐらい懸命にえるのことを思って
    話していることから、ほーたろーの
    モットーの「やらなくてもいいことなら、やらない。
    やらなければいけないことなら手短に」
    の根っこのもう少し深部にある、友達へのやさしさ
    が読み取れる気がする。

    千反田のお父さんには娘の進路相談も合わせて
    話をしてほしかった。笑
    今までは後を継ぐんだと言っていたのに、急に
    もう自由な道を進んでいいといわれても確かに困る。
    経験したことはないけど、自分も親からそうい

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    2025年08月16日
  • 真実の10メートル手前

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    米澤穂信の得意とする短編集形式のミステリーです。
    太刀洗を中心としたミステリー集は、太刀洗視点のものもあれば、他者視点のものもあり、太刀洗がどんな人物かの理解を深めることができた。
    またミステリーとしても短編ながら、伏線が巧みに貼られており読み応えがありました。

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    2025年07月31日
  • リカーシブル

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    古い寂れた田舎の街。
    そこに訪れる中学生の少女。
    米澤穂信が描く思春期の子供達は、誰もが賢く思慮深い。
    その思慮深さが、この物語では何とも悲しい。
    過酷な運命を背負ってこの街の謎と、田舎の嫌な風習に挑む。
    街の人の考え方には、理解に苦しむ所があり、現実離れした所がある。こんなことがあるものなのだろうか?
    でもその「嫌な感じ」が米澤穂信は上手いな、と感じる。

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    2025年07月28日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    多分夕木春央さんの本を探してたどり着いた本。「これが最後の仕事になる」という一文から始まるショートショートのアンソロジー。これがシリーズ3作目のようだ。こういうのがあったとは知らなんだ。大好きな米澤穂信や真梨幸子のも入ってた。他にも今をときめく作家さんが多いけど、知らなかった初読みの人も。まぁこれだけの規模だからな。そしてショートショートは読みやすいけど、やっぱ印象に残らないんだよなー。インパクトにかけるというか。あと全然意味不明というか、面白くないのもちらほら。まぁ好みだからな。

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    2025年07月27日
  • 米澤穂信と古典部

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    地元が描かれた『小市民』アニメから入って『氷菓』に進んだので掘り下げてしまった
    岐阜市を知っているとあるが著者の「岐阜」というのは飛騨なのだ
    筑摩県は無理くりだが美濃と飛騨をくっつけた意味が分からない

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    2025年07月27日
  • これが最後の仕事になる

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    1遍6ページなので、隙間時間にぴったりでした。
    五十嵐律人さん、秋吉理香子さん、呉勝浩さん、桃野雑派さん、白井智之さん、夕木春央さん、一穂ミチさん、米澤穂信さんなどなど。
    読んだことがある作家さんの作品がいっぱいで、とても楽しめました。

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    2025年07月24日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

    ハイファンタジーという推論に説得力を持たせるのが難しい舞台設定で、ここまで説得力があるミステリーを、最低限の世界観の説明で、書き切った作品は見たことがなかったので驚いた。
    結論に関しては全く予想外というわけではなかったけど、この短さで中世ヨーロッパのハイファンタジーと本格ミステリー、ボーイミーツガールのときめき、いろんな要素もりもりで楽しめて満足感はすごい。

    アミーナと兄の関係については読んでいて胸がキュッとなって少しつらかった。でも、国のためでもなく、お金や名誉のためでもなく、兄のためでもなく、彼女のために戦ってくれるニコラがいるから大丈夫かなって思えるラストで、手放しのハッピーエンドじゃ

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    2025年07月24日