米澤穂信のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
米澤穂信が描く、因習村っぽい雰囲気が漂うミステリ
以下、公式のあらすじ
---------------------
越野ハルカ。父の失踪により母親の故郷に越してきた少女は、弟とともに過疎化が進む地方都市での生活を始める。だが、町では高速道路の誘致運動を巡る暗闘と未来視にまつわる伝承が入り組み、不穏な空気が漂い出していた。そんな中、弟サトルの言動をなぞるかのような事件が相次ぎ……。大人たちの矛盾と、自分が進むべき道。十代の切なさと成長を描く、心突き刺す青春ミステリ。
---------------------
因習村ものミステリの雰囲気を感じる
未来予知をして村に利益をもたらした後に、自 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小市民シリーズはそういえばミステリー小説でもあったんだというのを再認識させられた。連続放火魔を捕まえるために動いていた、小鳩くん。小鳩くんに放火魔だと疑われ、彼氏の瓜野くんからも犯人はお前だと言われたけど、実際は犯人を探している側だった小佐内さん。
まず、私自身が完全に小佐内さんが犯人だと思っていたから完全に騙されたし、小鳩くんの推理力や小山内さんが実は瓜野くんに対して自分自身が完全に無能だと思わせる完全な復讐をしていたところを見て、小市民の志からかけ離れた本性を見れて面白かったし、なんだかぞくぞくした。
最終的に、私たちは2人でいるべきだねと、2人がまたペアを組むことになるのだが、やっぱ -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ3作目!
今回は短編集で、主人公はそれぞれ変わりますが、各章必ず万智がパートナーとして登場します。
第三者から見た万智は、やっぱり表情が読みにくい。その万智の状態を言葉の微妙なニュアンスや書き方で上手く表現されていて、米澤先生〜!!ってなりました。いつも圧倒されています。
時系列的には『王とサーカス』の後かな?と思いますが、万智がまた一段階大人になっているような気がしました。子供の頃から大人びていたので、逆に大人になったら若く見られるようですが…
この短編集で語られていたお話しは、おそらく万智の報道人生のごく一部で、ここに書かれていない辛くてきつい仕事もいくつもこなしてきたんだろうなと -
Posted by ブクログ
ネタバレ下巻は序盤から刺客が訪れたり呪われたデーン人が襲いかかって来たりと話が展開し始めたのでおもしろかった。ここまでの紹介や調査でどんな傭兵がいるのか頭に入って来ていたので、彼らが戦っているシーンも楽しく読めた。
一方で推理パートはあんまりスッキリしない終わり方だったなーと思った。
ファルクが走狗というのはびっくりしたし、政治的な判断であえて弟子に殺させるというのも想定外の展開だった。けど本命だった弟のエドリックが別で死んでいると言われて、なんだかあっけないなと感じてしまった。
(他の方の感想を読んで)
剣と魔法の世界観とミステリ調和しているのが異質な点で、それでもちゃんと論理の通った推理になって -
Posted by ブクログ
古典部シリーズ⑥
今回は短編集だった。
個人的に好きだったお話は一番最後の。
悩んでいる千反田にやさしく声をかけている
様子や、なめくじが移動しているのに
気づかないぐらい懸命にえるのことを思って
話していることから、ほーたろーの
モットーの「やらなくてもいいことなら、やらない。
やらなければいけないことなら手短に」
の根っこのもう少し深部にある、友達へのやさしさ
が読み取れる気がする。
千反田のお父さんには娘の進路相談も合わせて
話をしてほしかった。笑
今までは後を継ぐんだと言っていたのに、急に
もう自由な道を進んでいいといわれても確かに困る。
経験したことはないけど、自分も親からそうい