米澤穂信のレビュー一覧

  • 満願(新潮文庫)

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    6篇からなるミステリ短編集
    「万灯」「関守」「満願」が好き

    ひとつ数十ページしかないのに、葛藤や心の闇など心情描写がしっかりで感情移入しまくりでした。

    ひとつを読んで満足してしまうので、全部読むのに時間がかかった|ω・*)

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    2025年12月16日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    扱っている語彙もとても上品で、作品に合っていた。面白さもあり、ミステリ感もあり、とてもスラスラと読めた。さすが有名なだけあって、すぐに見入ってしまった。あまりこう言ったSFというのか、ミステリと言うのか、詳しくなかったからなんとも言えないが、初心者でも入りやすい1作だったと思う。

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    2025年12月15日
  • これが最後の仕事になる

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    献鹿狸太朗さんのファンで読みました。今回も良かったです。短い分、もっと読みたい…!ってウズウズしてしまいます。

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    2025年12月10日
  • 栞と嘘の季節

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    校内で見つかったトリカブトの栞は誰が何のために作ったのかという謎を追っていくうちに少しずつ周囲の登場人物の事情が明らかになっていくのがとてもミステリ的でした。
    毒の混入事件により緊張感漂う校内の雰囲気や高校生たちの鬱屈や悩みが描かれているところは青春物としてもおもしろく読めます。
    なお、前作を読んでいるとよかった!となる描写あり。
    図書委員2人の関係性がより近くなっているのもよかったです。

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    2025年12月09日
  • 黒牢城

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    史実を穢さずミステリーに仕立て上げることのできる作家が何人いるだろうか。著者の技量に唸るしかなかった。

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    2025年12月07日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    おすすめの小説と聞いて買った一冊。

    短編集だけど全ての話がバベルの会で繋がってる話

    うーん
    なんかスッキリしない話が多かったのが簡単な感想。

    それぞれの話は読み入ってしまうが、ラストがなんだかスッキリしない

    とくに小説の題名にもなってる「儚い羊たちの祝宴」は、そこで終わりなの?えーって感じだった。

    自分にもっと読解力があれば楽しめたのかも。

    モヤモヤが残りスッキリしない小説でした。

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    2025年12月07日
  • 可燃物

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    葛警部の鋭い視点でいくつもの事件が解決していく。短編集。
    事件自体は普通だが、ありきたりではない凶器や展開が面白い。
    事件解決のその後も簡潔に書かれるが、毎回切ない。

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    2025年12月06日
  • 栞と嘘の季節

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    松倉と堀川コンビの学園ミステリー第二弾。
    連作短編の前作と違い、長編もの。
    日常から始まり、どんどん謎が深まっていって、いろんな人の嘘や秘密が絡まって…最後は割と本格的なミステリーに。
    前作に比べて、全体通して“影”や“暗さ”を感じる印象の中、松倉と堀川の漫才のような軽快なやりとりが、いいアクセントになっている。
    青春ミステリーというジャンルに分類されるのだろうが、ライトな爽やかさよりも重厚感を好む人向けかも。

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    2025年12月04日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    ネタバレ

    シリーズものと知らずに最終巻の冬だけ
    読んでしまったので、
    これまでのを読んでいたらもっと
    独特の言い回しとか伏線とかが理解できて
    面白かったかもしれない。
    3年前の事件と極似しているひき逃げ事件だが
    犯人は全然違って、現在の方が現在進行形で怖いことになっていたのは予想外だった。
    小山内さんと小鳩くんのこれからの関係が気になる終わり方だった。

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    2025年11月30日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    5つの短編ミステリーからなる一冊。大学の読書サークル「バベルの会」に参加する令嬢の周りで事件が起こっていく。

    どの話もじわっと嫌な気持ちにさせられ、いわゆる「イヤミス」として面白い作品ばかりだった。一見、それぞれ独立した話のように見えるが、実はすべて「バベルの会」に関連した話という仕掛けはワクワクした。

    ただ、最後に「実はそれぞれの話が繋がってました」的な展開を期待し過ぎただけに少しだけ物足りなさを感じた。とはいえ各作品の内容はすごく面白かったので、ほかの作品も読みたい。

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    2025年11月30日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    大学の読書サークル「バベルの会」に所属するお嬢様たちが中心の5つの話から成る短編集。
    どの話も狂気的で、残酷で、読んでて飽きなかったです!
    米澤穂信さんの作品はこれが初めてでしたが、解説読むと「インシテミル」も米澤さんの作品なんですね!次はそれ読もうかな〜

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    2025年11月30日
  • ボトルネック

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    [こんな人におすすめ]
    *まだ読んだことのない『青春ミステリ』を読んでみたい人
     『青春ミステリ』と聞いて想像する爽やかさ、甘酸っぱさ、切なさ――そのすべてを含みつつ、まったく別角度からグサグサ刺してくるタイプの小説です。
     青春が遠い昔になった大人が読むと、登場人物の葛藤や孤独に胸を締めつけられ、思わず頭を抱えてしまうかもしれません。覚悟して読まないとしっかり傷を負うのでご注意ください。

    [こんな人は次の機会に]
    *とにかく何でもいいから今すぐ小説が読みたい人
     2025年11月30日現在、これからクリスマスや冬休み、お正月などのわくわくするイベントが続く季節に読むには、やや暗めの作品です

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    2025年11月30日
  • 米澤穂信と古典部

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    意外にも楽しく読めた!米澤穂信が影響を受けたいろんなミステリを読みたくなってしまった。恥ずかしながら北村薫、綾辻行人ともに未履修。海外の古典ミステリもどこかで読みたい。読みたい本がたくさん。

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    2025年11月30日
  • 折れた竜骨 下

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    元々ネットで公開していたものを書き直したそうだ。
    ハイ・ファンタジーだったので修正したとか。
    私にとっては十分以上にハイ・ファンタジーでした。

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    2025年11月29日
  • 黒牢城

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    時代小説苦手で読んでこなかったけどこれは面白かった
    史実に基づいてるところもミステリーとして成り立っているところも不思議だった

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    2025年11月28日
  • 可燃物

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    ネタバレ

    葛の人物像についてなどあまり描写がなく、事件も最初から最後までを扱うわけでもないので、あまりのめりこめなかった。事件簿を淡々と読んでいる感覚に近かった(もちろん小説なんだけど)。

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    2025年11月26日
  • ボトルネック

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    パラレルワールド。自分がいない世界の方が良い方向に行くと主人公は思い込んでいるが、悪いところばかり目に映るのが人間なので、文章に書かれていないところに反対の結果があると自分は勝手に思う。自分で自分の世界を正解にしにゃあならんよな。

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    2025年11月22日
  • ボトルネック

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    異次元に突如出くわす、パラレルの世界、ミステリー小説だ。近未来なのか、自分が生まれていなかったら何が変わっていたのかの検証しながらの異次元で家族と恋人と遭遇する、だがそれは自分のいた世界とは違っている。そんな世界に自分が招かれたとしたらどうするだろうか。最近はVRで異次元体験ができる。現実と過去未来をゲーム感覚で楽しむのは良いが、それが超リアルに再現されたら人はどう捉え考えるだろうか。不気味な世界にいる自分が過去を知っているが故に思い通りにならない、また過去を知っているが故に何事もなく超える自分を再現できたらどうなるのだろうか。小説は読んでいても何か違和感(幻想に取り残される感)があり、少々創

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    2025年11月22日
  • 栞と嘘の季節

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    米澤穂信の栞と嘘の季節を読みました。

    高校生の主人公が校内で起きた事件を解決しようとする物語でした。
    主人公が図書委員の作業中にトリカブトの押し花がラップされた栞が見つかり、主人公たちはそれがどこから来たものかを推理していきます。

    とは言え、主人公以外の登場人物があまり印象に残らない感じなのであまり面白く感じませんでした。
    それぞれの登場人物が(主人公も含めて)隠していることがあり、物語が進むにつれて明らかになっていくという構成もちょっと不満に感じました。

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    2025年11月20日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    5篇が収録されたミステリ短編集。それぞれ別の話かと思いきや「バベルの会」というワードが共通し、最後で全てが明かされるのかと期待したものの、消化不良な終わり方だった。話自体は個別で面白く、読みやすかったです。儚い羊たちとは「バベルの会」に集まる人たちのことかと思われる。

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    2025年11月20日