米澤穂信のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
お目当ては米澤穂信さん!
また、『火のないところに煙は』が面白かった芦沢央さんも期待大でした。
他の御三方はお初でしたが……まあ、さもありなんですねぇ(^^;
さて、はじめましての方丈貴恵さん「メゾン・イニシェの怪」は、白衣の専門官が主人公かと思いきや、「エレベーターで異界に行く方法」を試すオカルトマニアも出てきて、何だか面白かったです。笑
そして先日『可燃物』を読んだばかりの私にとって、穂信先生の「お見通し」はなんとも嬉しい一編。
「葛さん、カフェオレと菓子パンだけじゃ体壊しますよ!」と感想に書きましたが、なんと本作では雰囲気のいい小料理屋(その名も〈りん常〉!)で、信頼する同僚と -
Posted by ブクログ
米澤穂信先生が「警察小説アンソロジー」に参加されると聞き、刊行時からなぜかずっと詰んでいた本書を手に取りました。
積読というのは、必ず「読むべき時」が来るんですよ、ええ笑
米澤先生の著作はずっと読んできているのですが、こと短編においては本当にまとまりが良いなと感じます(ちなみに、短編集の最高傑作は『儚い羊たちの祝宴』派です)。良くも悪くも優等生的、と言えなくもないですが。
序盤での魅力的な謎の提示、集まる証拠の数々、探偵役のひらめき、そしてどこか背筋がひやりとする切なさ、やるせなさ……。
初の警察小説となる本作でもその特徴が存分に発揮されており、短編なのでちょっとずつ読み進めるつもりが、思わ -
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ密室のないクローズドサークル作品。3.1
ミステリーものの華は事件と解決が派手であるほどいい。しかし派手さが足りないと感じた。
殺人が起きるまでが冗長で、暗鬼館の特性が密室にもならなければ死に様の衝撃の弱さにワクワクが特に感じられなかった。
どうやって人死が起きた?と、手が止まることはなく、淡々と読めてしまった。
作中で言われている通り暗鬼館は欠陥が多い。主人公がゲームマスターの意向に沿わないように動くのはいいが、結城が犯人に仕立て上げられ監獄に入れられるところはなかなか納得いかなかった。せめて、完全論破されて入って欲しかった。
関水が人を殺してまで10億を欲した強い動機が知りたかっ