米澤穂信のレビュー一覧

  • ボトルネック

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    ネタバレ

    個人的にあまり好きになれない主人公。氷菓の主人公と少し近い感じの気怠い感じの性格。
    もっとひどいのは過酷な家庭環境なこともあって、とにかく悲壮感に満ちていて周りを蔑んでいること。
    ワープした平行世界で、サキと自分の違いを嫌にも見せつけられ、最終的には自分がボトルネックだったのだと気づく。なかなかにグロい話。
    まさに、最後の自殺するかどうか迷っている時に、とどめの母親からのメールで終わるのは、良い終わり方だったと思う。

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    2026年01月10日
  • 可燃物

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    いくつかの難しい事件を刑事が意外な発想で解決していく。解決策していくヒントを教えてくれるので、全くわからなかったけど解決まで一緒に考えられるのが楽しい。

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    2026年01月09日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    いわゆる小市民シリーズの最終章らしい。
    終わり方はまだなんとなく次があるような気もするが・・

    本作品は主人公の小鳩君と小山内さんの馴れ初めの事件と現在進行中の事件を交互に語る形で進む。

    とにかく本作は暗い。
    小鳩君が轢き逃げに遭い生死を彷徨う。その轢き逃げ犯をいわゆるアームチェアーディテクティブとして探していくお話なので仕方ないとも言えるが。

    入院したことがある人なら、おそらくかなり早い段階で違和感を感じるはずだが、その違和感がどう事件に絡んでいくのか分からないままに話は進む。

    一応事件は解決するのだが、動機の点では納得できないし、小さい?はたくさん残る。
    冒頭にも記したが、このシリー

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    2026年01月09日
  • 巴里マカロンの謎

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    冬季、秋季限定系の長編を見ていると、本作のような短編だと物足りなくなるのが正直な感想。
    ただ1日1話読む!など毎日の楽しみには良さそう!
    一応時系列的には
    春 1年春 チャリパク
    マカロン 1年後半 
    夏 2年夏 誘拐
    秋 2年後半3年前半 放火
    冬 3年後半 轢き逃げ
    って感じだけど特に気にせずどこからでも読めます!

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    2026年01月09日
  • 満願(新潮文庫)

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    ネタバレ

    <目次>
    夜警/死人宿/柘榴/万灯/関守/満願

    <内容>
    山本周五郎賞受賞作の短編集。私的には「柘榴」が怖かった。女の性かな?関守はある意味ミステリーらしいオチ。万灯は前半の海外での苦労を描いた部分と後半の急展開がミソかな?

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    2026年01月04日
  • 真実の10メートル手前

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    面白かったよ、だけど、なんとなく、肩すかし的な。期待しすぎるからだね。短編。一つ一つ、それなりによかったんだけどね。米澤穂信さんは好き❣️好きになると、期待が膨れすぎるのかも❣️

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    2026年01月03日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」
    からはじまる25編
    いろんな方の燃えるがありおもしろい
    他にも同じ一文から始めるシリーズがあるみたいなので読んでみたい

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    2026年01月03日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    始終鬱々とした雰囲気で話が進んでいくので、ある程度元気な時に読むのをおすすめします!

    ★鬱々ポイント
    ①姉が生きている世界線の方がリョウのいる世界線と比べて良い。
    →家族関係が良好になった、寝たきりの飲食店の店主が動けている、ノゾミが生きている…

    ②恋人(ノゾミ)は自分に話しかけてきた人の模倣をしていた。
    →リョウが恋していたノゾミは自身の“鏡像”だった。

    ③リョウ自身が“ボトルネック”だった。
    →リョウがいなければ上手くいく。

    ★感想
    リョウ自身が“ボトルネック”という展開は予想できたのでそこまで驚きはなかったが、それでもメンタルは削られる。

    ラストのメールは母親からかな?(作品前

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    2026年01月02日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    「僕は大抵のことは受け入れられる。」

    世界の全てを自分がコントロール出来るわけではないから、物事の結果を「そういうものだ」と受け入れることは、割と重要な生きる術だと思う。

    なのに、迷い込んでしまった並行世界で、その結果は自分の選択の上に成り立っているものだと分かってしまった時、そうでもしてこの世に生き続ける意味って、原動力って、その崖から踏み出すだけの一歩を妨げるものって、何があるだろうか。

    心がしんどい時に読まなくて良かった。

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    2026年01月02日
  • それはそれはよく燃えた

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    『黒猫を飼い始めた』
    『嘘をついたのは、初めてだった』
    『これが最後の仕事になる』
    『だから捨ててと言ったのに』
    『新しい法律ができた』に続くシリーズ第六弾。

    会員制読書クラブ「メフィストリーダーズクラブ」のSS企画の作品を加筆修正したもの。

    今回のお題は「それはそれはよく燃えた」の1行から始まる物語。

    1行目は同じでもその後の展開は千差万別だが、今回は特に不穏な作品が多かった。

    印象に残ったのは
    「家族を守るためだった/宮西真冬」
    「燃えろ恋ごころ/米澤穂信」
    「やなやつを燃やす遊び/黒澤いづみ」
    「ファンの鑑/秋吉理香子」

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    2026年01月01日
  • それはそれはよく燃えた

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    作品紹介・あらすじ

    書物、人形、恋ごころ。人の噂も燃え盛る。炎ゆらめく25編!
    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第六弾!

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第6弾とのこと。第1~5弾までは未読。とりあえず最新作から読んでみようと思い手に取った。
    最初の一文は必ず「それはそれはよく燃えた」で

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    2026年01月02日
  • 満願(新潮文庫)

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    ⭐️3.5
    夜警
    柘榴
    関守
    が面白かったです

    短編の世界線が全部つながってて、最後にネタばらしくるんかと変な勘くぐりしながら読んだけど、ちゃんと質を確保したうえで創作された、独立した作品でした。

    こういう短編読む時に、全編を通して示したいものは何かみたいな、読み方をするのが癖づいてて、大抵あぁでもないな、いやこれは矛盾するか...と右往左往して、あとがきで納得するという感じです。

    (追記2026.1.9)ごめん、やっぱ万灯が1番おもろかったかも

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    2025年12月30日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    ・「タイムカプセルの八年」辻村深月
    大学講師の孝臣には妻の温子と小学校の教諭になった幸臣という息子がいる。
    幸臣が小学6年の時に親父会に参加することになった孝臣は、小松ユカリの父親や洋菓子屋の主人、沢渡などと交流をもつようになる。その時の担任が比留間先生で、彼に憧れて幸臣は小学校の先生になりたいと話すようになる。タイムカプセルを埋めるといっていた比留間は土に埋めずに学校を移ったと知った孝臣は(幸臣は後輩に知らされる)、息子達に黙ってに親父会のメンバーでタイムカプセルを探しにいき土の中に埋めた。息子が憧れていた比留間先生が埋めてくれたことにして。
    親父会メンバーで時々集まることにな

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    2025年12月28日
  • 満願(新潮文庫)

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    スタンダードな推理ものの短編集。
    スッと読めてちゃんと終わる短編が並んでいて心地よかった。
    息を吸って吐くようにこういう話を書いているんだろうなと思うと小説家ってすごいなと思うなど。
    エンタメ感はないので自分のようなミーハーにはやや刺激が足りなかったと感じましたがいい本だと思います

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    2025年12月28日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    春夏秋冬の本編とは直接関わりがない
    日常の謎のお話が短編4作で描かれています。

    時系列的には
    春→夏→秋→短編→冬の順番だけど
    本編が面白すぎて短編を挟む余裕がなく
    本編を読み切ってからこちらに手を出したけど
    違和感なく本編、短編も楽しめました!

    後輩の秋桜ちゃんを可愛がるちょっとお姉さんな小山内さん!可愛いですね〜✨

    マカロンが増えたり、あげぱんが減ったり、忙しいな、と思いながら読んでました 笑

    タバスコ入りあげぱんを食べた場合の推理について真剣に考えている皆の描写が面白い。

    CDの謎は科学、雑学的な要素が強く
    新たな知識を得られたお話でした。

    最後のお話は人の嫌な部分をねっとり

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    2025年12月25日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    全部が全部後味悪いのかと思いきや、時に切ないのもあってスラスラ読めた。
    身内に不幸が…という話はそうきたか!と妙に納得してしまった。

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    2025年12月25日
  • さよなら妖精

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    マーヤのキャラは良いけれど
    苦悩する主人公には共感できず
    酒盛りする場面も突飛に感じ
    今作に至っては大刀洗が意地悪ですらあると思った。

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    2025年12月24日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    3.5

    この本が悪い訳ではなかったけど、今読みたい本ではなかった感
    どんでん返しミステリーを求めていたが、この本は奇妙な不気味系ストーリーで、本屋で物凄いどんでん返しと書いてあったわりに…と思ってしまった。
    どんでん返し見たい人にこの本は勧めないかな。

    文系向けストーリーという感じで、読みやすいけど間接的表現も多いので難しさも感じた。

    正直殺人事件とかミステリーの内容は薄い。そこが響かなかったポイントかもしれない。

    良い家柄、いわゆるお金持ちの人達の話で、そこで働く使用人と金持ちの娘を軸にストーリーが展開される。そこで起こる殺人の短編で、バベルの会と呼ばれる大学の読書同好会のようなもの

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    2025年12月25日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    「小市民」シリーズ3作目。今回は上下巻構成。
    これまでの短編の体裁から変わって、長編に。
    そして、小鳩くん視点に加えて瓜野くん視点も登場。異なるふたりの視点で話が進んでいく。
    後半に向けてだんだんと不穏な空気が漂ってきて、おそらく何か暗躍しているであろう小山内さんの動向や、結局小市民とは反対方向に引きつけられていく小鳩くんが下巻でどうなるのか?
    さて、下巻に進もうか。

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    2025年12月20日
  • 追想五断章

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    自分にとっては毎日寝る前に読んで丁度良い作品でした。
    のめり込みすぎず、程よく先の気になる展開、
    文学的なミステリー
    作品中に出てくる 結末のないストーリーって
    読んだ人が考える結末
    はっきり書いて欲しい気持ちもあるけど、

    わからない方がよりリアルで、味わい深いかなと
    思えるようになった。

    あとがきで「ロス疑惑」が出てきてなるほどなと思いました。あれも真実は永遠に氷ついていますね。

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    2025年12月19日