米澤穂信のレビュー一覧
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Posted by 読むコレ
危ねぇー。この4作目読むのを忘れて最新刊に
手を出すところだった...。すっかり忘れてた...。
で、「古典部」シリーズの4作目は一年を7編に
分けた短編集。この小粒ながら効いてくる短編の
上手さは米澤さんならでは。「小市民」シリーズ
同様に前半のほのぼのした日常の謎路線から徐々に
その成長とともに付いて回る「人」としての関係性や
蒼臭い悩みや苦悩が見え隠れしてくるのが手に
取るように分かります。
「小市民」では一旦袂を分つ2人でしたが、今作は
微妙で壊れそうな関係がよりほろ苦くてキュンさせてくれます。
ミステリ的にも短編に切れ味+学園の謎のほのぼのさ
が上手くミッ -
Posted by ブクログ
ネタバレ米澤穂信による全6編の短編集。
総じて、どの話も「人間って怖いな」と感じる作品
守りたい人、守りたい秘密、守りたい物。あるいは、どうしてもやり遂げたいこと。そのためなら、人はどこまでも突き進んでしまう。そんな人間の執念や業を描いた短編集
他人から見れば「そこまでしなくても」と思うことでも、本人にとっては切実で譲れないものがある。その怖さと悲しさが印象に残りました。
派手なストーリーや大きなどんでん返しがある作品ではないけれど、引き込まれ、短編集なのでサクサク読めます。
ただ、「面白かったー!」と爽快な気持ちで読み終えるタイプの作品ではなく、読後に人間の業や執着について考えさせられる。 -
Posted by ブクログ
アンソロジーはあんまり読まないんだけど。
米澤さん(好きな作家さんだけど、テーマによっては読むのに気合いがいる)
江國さん(言葉が綺麗で若い時たくさん読んだ作家さん。けど、大人になればなるほど読後に感傷的な気持ちになるから避けてた)
伊坂さん(最初に読んだゴールデンスランバーが難しくて、それ以降手を出せない作家さん)
町田さん(52ヘルツのクジラたちは好きだったけど、それ以降ご無沙汰)
っていう、何だか個人的な訳ありで最近遠ざけてた作家さんの作品が集められてたので、「ちょっと久しぶりに読んでみようかな」くらいの気持ちで購入。
半日で読み終えられるくらい、本当に本をあんまり読まない人でも楽しめる -
Posted by ブクログ
普段小説を読まないけど、友人におすすめされたので
伊坂幸太郎
仕掛けがあっておもしろかった。本ならではの表現だなぁと。
江國香織
描写が丁寧で女性らしい。
夏のお花がたくさん出てきた。タマスダレをたまたまお散歩中に見つけてテンションが上がった。
宮部みゆき
文章が好きかもしれない。1番登場人物に感情移入して読んだ。他の作品を読んでみようと思った。
町田その子
1番夏を感じられた青春っていいなぁ。
米澤穂信
仏教真言宗のくだりも勉強しようと思った。暑い。
梨木香歩
面白かったけどわからなかった。見越しのマツとは。
恩田陸
夜のピクニックぶり。古い友達に会うみたいだなぁと思った。けど -
Posted by ブクログ
京都今出川につづいて積ん読消化といっきに読む。評判は聞いていたが、なるほど、これはたしかに良質な短編集だ。連作短編集ではなく、文字通りの短編集。一作一作がどれも密度が濃い。収録作は「夜警」「死人宿」「柘榴」「万灯」「関守」「満願」の6作。「夜警」は「可燃物」の葛警部シリーズを予感させる内容。米澤穂信は日常の謎ばかりでなく警察モノも面白い。「死人宿」はラストに驚かされる。「柘榴」は小市民の小佐内さんを想起させるというか、背筋が寒くなった。「万灯」の前半は太刀洗万智のベルーフシリーズを想起させる一方、後半から一転してクライムサスペンスが始まる。「関守」は読みながら、ああホラーだなと。ラストの表題作