米澤穂信のレビュー一覧

  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

    上下巻。
    本作はアニメ2期の前半に当たる。
    アニメ2期に対して、1年前、こう書いた。
     @
    大期待していた2期。
    結果、最高。
    瓜野高彦くん、仲丸十希子さんの部が前半で、
    ひき逃げにあった小鳩常悟朗くんが入院して、現在の事件と過去の事件が交錯する中で、小佐内ゆきさんとの過去に言及されるのが後半。
    小佐内ゆきさん、いい……。
    悪魔かとも思われる所業をするのだが、それって実は、小佐内さんが常に謂れなき暴力や侮りに遭い続けているからゆえの反動でもある。
    と、いってもまあ規格外なふたり(瓜野高彦くん、仲丸十希子さんとの比較で際立つ)が、また付き合いだすのも、善き哉……。
    おそらく原作小説でも、コミカラ

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    2026年07月10日
  • 黒牢城

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    私には言い回しが少し難しくて、読み終えるまでかなり時間がかかった。
    読んでいる途中で映画も観たんだけど、小説は各章の終わりに残る何とも言えない余韻がすごく好きだった。その余韻が映画では少し薄くなっているように感じて、そこだけはちょっと残念だったな……

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    2026年07月10日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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     5人の作家の警察小説アンソロジー。現役警察官だけではなく退職して探偵になっている主人公がいたりと米澤穂信目当てで購入し初読み作家さんもいたけれどそれぞれが違って楽しめた。個人的には「コールバック」が一番印象に残ったかも。

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    2026年07月09日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信作品、葛刑事が同期の丸山と会う居酒屋のメニューおいしそう。物事の見方を変えると見えるものがある、これは刑事ものの定番だろうけど私はいつもわからないので解説されてなるほど〜と毎回思ってる。オカルト系は苦手だった。

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    2026年07月09日
  • 栞と嘘の季節

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    はじまりは主人公たちが本に挟まれた押し花の栞をみつけ、それが毒性をもつトリカブトと気づいたところから。
    中毒で倒れた先生、裏庭に咲くトリカブトそれらと栞の関係を追っていく。
    図書委員シリーズの2作目。1作目読んでなくても楽しめるとおもう。
    青春ミステリーて感じでいいけど、主人公が高校生ということを考えると賢すぎて、めっちゃ違和感ある笑

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    2026年07月09日
  • 倫敦スコーンの謎

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    ネタバレ

    いつもどおり小鳩くんと小山内さんのキャラクター性、空気感がとてもよく、小気味良い会話が展開される読み口の軽いミステリーで、あっという間に読み終わってしまった。
    期待どおりのものが読めて満足しているが、《小市民》は"狼"が姿を現す時が一番昂るので、その描写がより濃い方が個人的には好ましかった。

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    2026年07月09日
  • 黒牢城

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    映画を観て、原作を読んでみたくなりました

    歴史は不得意なので映画を観ていて、登場人物がイメージできたこと、大河ドラマで歴史的な背景などの予備知識があったので、なんとか読めたかと思います。
    (どちらもなければ、途中で断念していたかも)

    でもやっぱり長く、読むスピードも上がらなかった。
    最終章はよかった。

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    2026年07月08日
  • 可燃物

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    王道ミステリー。
    イライラすること無く読むことが出来ました。
    余計なものがないシンプルな小説って好きだなぁー。
    短編なのもあり読みやすかったです。

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    2026年07月07日
  • ボトルネック

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    主人公の主観で物語は語られていくが、この少年が(家庭環境が残念であるとはいえ)とても暗いので、読むテンションがあまり上がらないというか…。
    これが物語上いろいろを乗り越えて、ちょっと前向きになる話かなと思っていたら、全然変わらずに終わったので、設定の面白さはあったけど、納得いかんなぁという感じが残る。
    別にハッピーエンド至上主義ではないつもりだけど、何も変わらんというのは読んでいて虚しい。

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    2026年07月06日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    雪山の人が一番平和的。賄賂に対して安心感を覚えたのは初めてです。
    日本のホラー的な静かで冷たい感じで、後に残るような小説。

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    2026年07月06日
  • 追想五断章

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    起承転結の転であろうところで怒涛にページを捲る手が止まらなかった。
    物語の中に物語がある
    不思議な作品だった
    叶黒白の名前の通り、叶うなら白黒つけたかったのだろう…

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    2026年07月05日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

    上巻とうってかわり、戦闘シーンもある緊迫した展開の下巻。ファンタジーらしさをきっちり出しつつ、終盤の種明かしはミステリらしい展開。

    ただ、少し展開が読めてしまいやすいかも。ファンタジー要素のおかげで全員あからさまに怪しいので‥。論理よりメタ的な予測ができてしまうのが惜しいところ。

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    2026年07月05日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルに少し憧れる思いもあったが、いざ開けてみると、自分の稚拙さに唖然としそう。それをきっかけとした再開に、醍醐味があるのだろうと思う。
    最後の話が、1番楽しめた。家庭教師の先生ナイス!
    途中まで、湊ワールドに入ると想像したので、少しの意外性も含め楽しめた。

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    2026年07月04日
  • 満願(新潮文庫)

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    6編の短編集。どれも読み終わった時にスッキリとしない後口の悪さが残る。
    個人的には夜警が一番面白かった。次点死人宿。
    夜警は最初、交番長である主人公に対してもっと新人に教えてあげても良いのではと思ったものだが、新人が書類箱のやらかしを隠蔽しようとしたあたりで「あ、ダメなやつだ」と嘆息した。このタイプは警察だけでなく組織人には向かないなと。恐らく普通の会社勤めでも報連相が出来なくて怒られるタイプだ。上司である主人公の心労を慮ったが、主人公は良くも悪くも数歩引いて見ていたので、心配には及ばないようだ。しかしこの新人の斜め上を行く突飛な行動が最後に明らかにされた時は書類箱の件以上に面食らった。こんな

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    2026年07月02日
  • 追想五断章

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    事前情報なく、なんとなく読んでみた作品。
    最初はよく分からなかったけど…
    徐々に分かり始めてからは一気に引き込まれる。
    全体通して暗さはあるけど、意味が分かった上で5つの短篇を読み解いてみると非常に感慨深い。
    なんとも米澤先生らしい。

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    2026年07月01日
  • 倫敦スコーンの謎

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    小市民シリーズの最新刊です。

    こちらは長編の裏側で起こっていた日常系のミステリー短編集です。

    全て難しい謎ではないけどなぜ?となるお話です。

    まぁ、面白くないわけじゃないけど普通な感じの話です。

    スコーンがなぜ生焼けだったのかは、私わかっちゃいました笑

    まぁ、ちょっと料理やお菓子作りをする人ならなんとなくわかるかも。

    私は小鳩くんより小山内さんの方が頭がキレるし敵にしたくないタイプだと思います。

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    2026年06月30日
  • ボトルネック

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    転生系のお話。自分が存在しなかった世界を体験する主人公。そこで出会った人と解決を模索する展開。大きな波はなく淡々と進む物語で面白くなくはない。

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    2026年06月29日
  • あなたも名探偵

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    ネタバレ

    折角なので、名探偵の気持ちで挑んだ。以下メモ程度の感想。

    『赤鉛筆は要らない』
    ・犯人当て成功、トリックも大体当てられた。
    ・静かな感じがして文体が好み。
    ・個人的には納得いかない部分は無かった。
    ・タイトルの回収が好き。

    『伯林あげぱんの謎』
    ・既に読んでいたため、サラッと復習。
    ・日常の謎なので、人が死なず安心して読める。
    ・小鳩くんの鼻につく感じが嫌いではない。

    『アリバイのある容疑者たち』
    ・犯人当て成功、トリックは見破れず。
    ・会話文が多くてサクサク進む。
    ・トリックはあまり好みでは無いが、そういうこともあるんだろうなの気持ち。
    ・作品の言葉を借りるなら、自分は2.5流探偵で

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    2026年06月28日
  • インシテミル

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    その昔、おすすめミステリーとして読み、面白かった記憶があったので再読。この小説でクローズドサークルを知りました。
    時給11万2千円のバイトのため集まった10人の男女。デスゲームっぽさと、本格ミステリが楽しめる作品なのだが、米澤穂信らしい軽さが面白かった。人物の癖は強いし、誰がなんの凶器を持っているのか考えるのも楽しい。報酬で釣って事件を引き起こそうとするという露悪的な設定だが、読んでいて不愉快にならない。あくまでもミステリーとして楽しめる範囲の面白さ。

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    2026年06月28日
  • 満願(新潮文庫)

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    短編は苦手意識あったけど世界観にも入り込みやすくて面白かった!どの話も余韻がある感じで、特に死人宿と関守が印象的。

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    2026年06月28日