米澤穂信のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
“甦り課” この部署の担当業務は、無人となった集落・簑石に新しい定住者を募ること。市外からの新規転入、いわゆるIターンの支援と推進をすることだった。
市長の肝いりではじまったこの “南はかま市Iターン支援推進プロジェクト”のメンバーは 課長の西野秀嗣、新人の観山遊香、そしてリーダーの万願寺邦和の三人。
結構な数の応募の中からプロジェクトの第一陣として、二つの家族が移り住んできたのだが──。
序章からはじまり、第一章から第六章までは各移住者たちのトラブルとそれに振り回される万願寺たちが描かれていて 終章で種明かし。という構成。
田舎暮らしに憧れてIターンないしはUターンした人々が -
-
Posted by ブクログ
いわゆる小市民シリーズの最終章らしい。
終わり方はまだなんとなく次があるような気もするが・・
本作品は主人公の小鳩君と小山内さんの馴れ初めの事件と現在進行中の事件を交互に語る形で進む。
とにかく本作は暗い。
小鳩君が轢き逃げに遭い生死を彷徨う。その轢き逃げ犯をいわゆるアームチェアーディテクティブとして探していくお話なので仕方ないとも言えるが。
入院したことがある人なら、おそらくかなり早い段階で違和感を感じるはずだが、その違和感がどう事件に絡んでいくのか分からないままに話は進む。
一応事件は解決するのだが、動機の点では納得できないし、小さい?はたくさん残る。
冒頭にも記したが、このシリー -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ始終鬱々とした雰囲気で話が進んでいくので、ある程度元気な時に読むのをおすすめします!
★鬱々ポイント
①姉が生きている世界線の方がリョウのいる世界線と比べて良い。
→家族関係が良好になった、寝たきりの飲食店の店主が動けている、ノゾミが生きている…
②恋人(ノゾミ)は自分に話しかけてきた人の模倣をしていた。
→リョウが恋していたノゾミは自身の“鏡像”だった。
③リョウ自身が“ボトルネック”だった。
→リョウがいなければ上手くいく。
★感想
リョウ自身が“ボトルネック”という展開は予想できたのでそこまで驚きはなかったが、それでもメンタルは削られる。
ラストのメールは母親からかな?(作品前 -
-
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
書物、人形、恋ごころ。人の噂も燃え盛る。炎ゆらめく25編!
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』『新しい法律ができた』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第六弾!
*****
25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第6弾とのこと。第1~5弾までは未読。とりあえず最新作から読んでみようと思い手に取った。
最初の一文は必ず「それはそれはよく燃えた」で