米澤穂信のレビュー一覧

  • ボトルネック

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    転生系のお話。自分が存在しなかった世界を体験する主人公。そこで出会った人と解決を模索する展開。大きな波はなく淡々と進む物語で面白くなくはない。

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    2026年06月29日
  • あなたも名探偵

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    ネタバレ

    折角なので、名探偵の気持ちで挑んだ。以下メモ程度の感想。

    『赤鉛筆は要らない』
    ・犯人当て成功、トリックも大体当てられた。
    ・静かな感じがして文体が好み。
    ・個人的には納得いかない部分は無かった。
    ・タイトルの回収が好き。

    『伯林あげぱんの謎』
    ・既に読んでいたため、サラッと復習。
    ・日常の謎なので、人が死なず安心して読める。
    ・小鳩くんの鼻につく感じが嫌いではない。

    『アリバイのある容疑者たち』
    ・犯人当て成功、トリックは見破れず。
    ・会話文が多くてサクサク進む。
    ・トリックはあまり好みでは無いが、そういうこともあるんだろうなの気持ち。
    ・作品の言葉を借りるなら、自分は2.5流探偵で

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    2026年06月28日
  • インシテミル

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    その昔、おすすめミステリーとして読み、面白かった記憶があったので再読。この小説でクローズドサークルを知りました。
    時給11万2千円のバイトのため集まった10人の男女。デスゲームっぽさと、本格ミステリが楽しめる作品なのだが、米澤穂信らしい軽さが面白かった。人物の癖は強いし、誰がなんの凶器を持っているのか考えるのも楽しい。報酬で釣って事件を引き起こそうとするという露悪的な設定だが、読んでいて不愉快にならない。あくまでもミステリーとして楽しめる範囲の面白さ。

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    2026年06月28日
  • 儚い羊たちの祝宴

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    ネタバレ

    『ラスト1行、脳まで鳥肌』という帯がついているのがよくなかったなぁ。
    面白かったんだけど、帯の一文で期待値が上がってしまう分、なんとも…うーんという感じ。
    できれば記憶を消して購入前からやり直したい。

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    2026年06月28日
  • 満願(新潮文庫)

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    短編は苦手意識あったけど世界観にも入り込みやすくて面白かった!どの話も余韻がある感じで、特に死人宿と関守が印象的。

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    2026年06月28日
  • 本と鍵の季節

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    オーディオブックで聴きました。
    短編集。栞と嘘の季節はこれの続編だったのね。短編集のほうが好みだった。

    詩門、これで高校生って、どんな大人に育つのだろう。変な事件に自ら巻き込まれに行く、厄介な探偵みたいなのにならないといいけれど。(なってもいいが。)

    「やばいときこそ、いいシャツを着ろ」という台詞は一見格好いいが、それを信じてさらに大失敗する輩もたくさんいるだろう。「胸をはれ」くらいのほうがよいと思う。

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    2026年06月27日
  • 黒牢城

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    幽閉された黒田官兵衛が探偵役という設定がうまい。
    ただ、純粋ミステリっぽいというか、登場人物、特に荒木村重配下のキャラクターが分かりにくかった。名前を記号として認識していました。
    分量はもう少し短くできた気がするし、設定に比べて謎自体のスケール小さい。
    あと、最初の謎は図面が欲しかったです。
    限りなく☆☆に近い☆3つです。

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    2026年06月27日
  • さよなら妖精

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    audible
    思っていたより、ダークだった。今まで読んできた米澤作品と趣きが違う方向にいっていた。
    出てくる人物は、地頭のいいアクのある人達なのは変わらない。
    そこに世界情勢が加わってきた。
    マーヤのあどけない感じの裏に自国に対する責務が見え隠れする。それに比べ守屋(日本の学生)の遠い国でのお話のような感覚という捉え方。同世代というのに。
    今もまた紛争が起きている。自分は昔と比べどれほど関心を持っているか考えさせられる。

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    2026年06月26日
  • 黒牢城

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    2021年『黒牢城』は第166回直木三十五賞受賞し、4大ミステリランキング制覇と他各文学賞を総なめにしている。戦国時代を背景にしたミステリー小説という斬新な作品である。文中の武士言葉はリズムが良くって読みやすい、時代小説好きには抵抗がなく逆に謎解き要素もあって楽しめる。2026年6月19日には、監督、脚本は黒沢清、主演は本木雅弘で映画が公開された。まだ5日しか経っていないタイミングで小説を読めたのでラッキーだったかな、早速、YouTubeで映画のOPを観る。

    不満な点は、黒田官兵衛登場シーンが少ないこと、肝心の謎がショボイことかな。荒木村重の語りメインの小説なので、官兵衛推しには物足りない。

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    2026年06月26日
  • 神様の罠

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    自分の読書歴では初のアンソロジー。
    トリック満載のミステリとコロナ禍で起きた世の中の異変に触れた作品もあり。
    六者六様のお話が展開されているので、合う合わないは結構大きく分かれたかも。

    やはりトップで読み応えあったのは、
    辻村深月『2020年のロマンス詐欺』だった。
    "闇バイト"に関する話は年月の経った今でも、
    というか更に横行しているからこの作品は教科書に載せて恐ろしさを知ってもらいたいくらい。
    孤立無援の環境で追い込まれていく緊張感がとにかく怖い。しんどい時期でも不逞な輩を近付けないように日頃から対策していけますように。

    芦沢央『投了図』もコロナ禍が招いた事件。あの

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    2026年06月23日
  • それはそれはよく燃えた

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    私も積読チャンネルから
    ショートショートなので物足りなさがあったももの色んな伏線を回収していく作品もあり、お話の好みに差がありました。
    しかし、歴史人物や神の名前に関わるお話は個人的には珍しかったので、かなり楽しめました。

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    2026年06月23日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    米澤穂信・方丈貴恵の並びなんて初めて見た気がする。
    その時点で読むしかなかった!

    コールバック 芦沢央
    芦沢さんは初めて読んだけど、この短編が1番印象的だった。
    重すぎないけど、ずっしりくる読後感。
    なぜこれを1番最後にしたんだろう?

    米澤さんと方丈さんは、裏切らないおもしろさ。
    収録作は両方ともだいぶ短かったので、おふたりの新作長編が待ち遠しくなった。

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    2026年06月23日
  • 黒牢城

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    ネタバレ

    米澤穂信の直木賞作品
    時代小説かと思いきやかなり現代のミステリに寄せた感じのストーリー。
    でも有岡城とか、荒木村重とか登場人物が魅力的で、話も面白かった。いまいち盛り上がりに欠けるというのが気になったポイント。

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    2026年06月22日
  • 犬はどこだ

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    米澤穂信全部読もう!トークショーあるし!と思ってたけどトークショー落ちたけどせっかくなので気になってたし読みました。

    犬探し全然してなくて笑う。
    こういう二軸展開からの最後一つに絡むような展開大好きです。今回は完全に一つになるってわけではなかったけど。
    日常ミステリ系って、それは偶然が過ぎるやろみたいなご都合展開が多かったりして、本作も若干そんな感じするところはあるけど、実はそれが恣意的だった!みたいな展開なので納得感ある。
    田舎の村の歴史を紐解きつつ別の謎もたくさん出てきてって感じで若干リカーシブルを彷彿とさせたり。
    ネット使って色々調べるのは自由研究には向かない殺人をほんのり思い出したり

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    2026年06月22日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    主人公が自分は存在せず自分の世界では生まれなかった姉が存在する別の世界で、自分の世界とは違い全てが好転していてマイナス要素ばかりが次々と突き付けられる過程、自分の存在が間違いだと考え、これまで受け入れられたことももう受け入れられないと絶望し苦悩する姿が悲しく苦しいです。
    最後の生死すら誰かに決めてもらいたいというのが、自分の選択よりも他人の選択での失敗の方が受け入れやすいんだよなという共感と、こんな選択まで受け入れ体質は変えられないんだなと思いました。
    想像していたミステリとは違いましたが楽しめました。

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    2026年06月22日
  • 黒牢城

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    戦国時代を舞台にした戦いのミステリー?小説
    時代劇系の小説はやっぱりかなり読みにくいのだが、途中から急に読みやすくなり、スピードも上がっていく
    謎が解けたり、どうなるのかというワクワクが湧いてくる
    全体的に理解するのは多分簡単なんだろうけど、登場人物の読み方が分からないとか文章の読み方が分からないとか無駄な所で力を使ってしまうのが、やはり難しい、、、

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    2026年06月21日
  • 満願(新潮文庫)

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    米澤穂信さんの作品なので間違いはないと思って読み始めました。短編集であっという間の一気読み。どちらかというとイヤミス系でしたね。個人的には「万灯」が一番好きかな。また時間をあけて再読したい作品です。

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    2026年06月21日
  • 栞と嘘の季節

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    謎解きのカタルシスより、人間の思考や距離感の描き方が面白かった。

    堀川と松倉は「知ってしまった以上は見届ける」という責任感を持ちながらも、特定の誰かに過度に肩入れはしない。
    自分のモットーは貫くけれど、他人の人生まで背負おうとはしない。
    その距離感が好きだった。

    作中では重い出来事も扱われるけれど、過酷な被害描写はない。
    それでも何があったのかは十分伝わってくる。
    単なる「刺激を避けた優しさ」ではなくて、この作品が本来描きたいもののバランスを保つための節度でもある気がした。

    真相が明らかになっても誰かの状況が劇的に良くなるわけではなく、非人道的な手段では結局何も解決しないことも描かれてい

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    2026年06月20日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    クローズドサークルのデスゲーム?
    ①主人公の後半の変貌
    ②須和名の正体
    ③関水の10億円
    ①〜③がちょっとモヤモヤ。
    楽しめたけど、友人には勧めないかなー。

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    2026年06月20日
  • 本と鍵の季節

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     渋い男子高校生ふたり。図書委員。文学青年とかサブカルオタクとか、ではない。軽薄さからは遠く離れている。イチャイチャはしない。でもマッチョでもない。筋は通す。弱いところもある。絶妙だ。
     古典部シリーズが好きで、小市民はちょっと事件が怖そうだからまだ足を踏み入れてなくて、というか古典部が好き過ぎて他の作品に手を出す気になれずにずっといたのだが、本作は「古典部から甘みを引いた感じ(女子がいない)」という評判をきいてチャレンジ。読んで良かった。

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    2026年06月19日