米澤穂信のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレお久しぶりの米澤穂信作品。米澤先生の本は古典部シリーズしか読んだことがなく、ちゃんとしたミステリーものも気になって買ってみました。
舞台はいわゆるクローズドサークルで、とある実験の被験者に応募した男女12人が登場。目的不明の実験とか、高額報酬とか、割とありきたりの設定なのにちゃんと面白かったです。そこはさすが米澤先生というところ。平凡だと思ってた主人公が実はミステリーに精通してたっていうのも、完全にやられた……!って感じでした。
しかし、なんせ登場人物が多いので、名前とキャラクターが一致しない。人覚えるのが苦手な私には結構ネックでした。これは完全に自分が悪い。あと、関水が大金を必要としてた理由 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレメンタルがある程度安定してないと、耐えられない作品ですね。
これほどまでに、主人公が何ひとつ救われない、ただただ自分の不甲斐なさを突きつけられる話だったとは。
姉のサキは、ことあるごとにリョウへ「想像力!」と言いますが、その想像力だって、行き過ぎれば出しゃばりになりかねないし、難しいです。
だからこそ、今の時代は、リョウみたいなひたすら受け身のことなかれ主義な人は沢山いると思います。
思ったとおりの未来にならなかったときが怖いから、あえて何もしない、というのは正当防衛でもあります。
ここまでリョウを叩きのめす必要がそんなにあったのかなぁ?と思いました。
リョウの「もう生きたくない」の一言には、