米澤穂信のレビュー一覧
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ネタバレ折角なので、名探偵の気持ちで挑んだ。以下メモ程度の感想。
『赤鉛筆は要らない』
・犯人当て成功、トリックも大体当てられた。
・静かな感じがして文体が好み。
・個人的には納得いかない部分は無かった。
・タイトルの回収が好き。
『伯林あげぱんの謎』
・既に読んでいたため、サラッと復習。
・日常の謎なので、人が死なず安心して読める。
・小鳩くんの鼻につく感じが嫌いではない。
『アリバイのある容疑者たち』
・犯人当て成功、トリックは見破れず。
・会話文が多くてサクサク進む。
・トリックはあまり好みでは無いが、そういうこともあるんだろうなの気持ち。
・作品の言葉を借りるなら、自分は2.5流探偵で -
Posted by ブクログ
2021年『黒牢城』は第166回直木三十五賞受賞し、4大ミステリランキング制覇と他各文学賞を総なめにしている。戦国時代を背景にしたミステリー小説という斬新な作品である。文中の武士言葉はリズムが良くって読みやすい、時代小説好きには抵抗がなく逆に謎解き要素もあって楽しめる。2026年6月19日には、監督、脚本は黒沢清、主演は本木雅弘で映画が公開された。まだ5日しか経っていないタイミングで小説を読めたのでラッキーだったかな、早速、YouTubeで映画のOPを観る。
不満な点は、黒田官兵衛登場シーンが少ないこと、肝心の謎がショボイことかな。荒木村重の語りメインの小説なので、官兵衛推しには物足りない。 -
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自分の読書歴では初のアンソロジー。
トリック満載のミステリとコロナ禍で起きた世の中の異変に触れた作品もあり。
六者六様のお話が展開されているので、合う合わないは結構大きく分かれたかも。
やはりトップで読み応えあったのは、
辻村深月『2020年のロマンス詐欺』だった。
"闇バイト"に関する話は年月の経った今でも、
というか更に横行しているからこの作品は教科書に載せて恐ろしさを知ってもらいたいくらい。
孤立無援の環境で追い込まれていく緊張感がとにかく怖い。しんどい時期でも不逞な輩を近付けないように日頃から対策していけますように。
芦沢央『投了図』もコロナ禍が招いた事件。あの -
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米澤穂信全部読もう!トークショーあるし!と思ってたけどトークショー落ちたけどせっかくなので気になってたし読みました。
犬探し全然してなくて笑う。
こういう二軸展開からの最後一つに絡むような展開大好きです。今回は完全に一つになるってわけではなかったけど。
日常ミステリ系って、それは偶然が過ぎるやろみたいなご都合展開が多かったりして、本作も若干そんな感じするところはあるけど、実はそれが恣意的だった!みたいな展開なので納得感ある。
田舎の村の歴史を紐解きつつ別の謎もたくさん出てきてって感じで若干リカーシブルを彷彿とさせたり。
ネット使って色々調べるのは自由研究には向かない殺人をほんのり思い出したり -
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謎解きのカタルシスより、人間の思考や距離感の描き方が面白かった。
堀川と松倉は「知ってしまった以上は見届ける」という責任感を持ちながらも、特定の誰かに過度に肩入れはしない。
自分のモットーは貫くけれど、他人の人生まで背負おうとはしない。
その距離感が好きだった。
作中では重い出来事も扱われるけれど、過酷な被害描写はない。
それでも何があったのかは十分伝わってくる。
単なる「刺激を避けた優しさ」ではなくて、この作品が本来描きたいもののバランスを保つための節度でもある気がした。
真相が明らかになっても誰かの状況が劇的に良くなるわけではなく、非人道的な手段では結局何も解決しないことも描かれてい