米澤穂信のレビュー一覧

  • 神様の罠

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    2025.08.01

    米澤穂信氏と辻村深月氏の短編目当てで買いました。やっぱりこの2人の短編が面白かった。
    「崖の下」は、あの新しい警察シリーズの新作だ!クールな葛さんをまた読めて嬉しい!と思いましたがすでに「可燃物」で読んだことのある短編でした。すっかり忘れててショック。

    「2020年のロマンス詐欺」はさすが辻村深月。ソツがなくうまくまとまっててキッチリ伏線回収もして読みやすい。上手。青春小説の類はあまり好みではありませんが、やっぱり売れっ子は違うな…と唸らされた短編でした。

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    2025年08月03日
  • さよなら妖精

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    青春ミステリというよりは、青春要素がメインでミステリがちょこっと添えてあるかんじ。ミステリ要素は、日常に潜む謎をささやかなきっかけから拾いあげるようなもので、どことなくウミガメのスープっぽい謎解きだったけれど、海外からやって来た少女マーヤの視点が加わるとぐっと面白くなる。マーヤに出会って、守屋の世界は急に開けたんだろうなあ。自分がほんとうに小さくて、手を伸ばしても遠く届かない。
    全体的に面白かったけど、個人的には、米澤穂信作品は日常系よりもがつんとしたミステリのほうが好みなのかも(ほんとうに個人の好みの問題だけど…)
    『王とサーカス』を読んでみたくて先に本作を読んでみたけど、太刀洗よりも守屋の

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    2025年07月27日
  • Iの悲劇

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    過疎化した町にIターンで人を呼び込もうとする役所の職員を語り手に、引っ越してきた人達にまつわるミステリーが展開。池井戸さんの『ハヤブサ消防団』を思い出させる世界観でした。イヤミスみもあり、最後はこう着地したか、と。サクッと読めて面白い一冊でした。

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    2025年07月24日
  • インシテミル

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    最初から、かなり読みやすくてすぐに集中できた。違う本読むはずだったのに、1ページ目覗いたら気になってしまった、ミステリー本
    ドキドキしながら読み終えた
    読後感も満足でした

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    2025年07月21日
  • さよなら妖精

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    古典部3作目に予定されていたとは思えないほど異国の政治情勢に踏み込んでいる作品。元は古典部シリーズということで一応キャラクターを(個人的に)当てはめてみるなら、守屋≒折木、福原≒文原といったところだろうか?千反田の要素は分散しており太刀洗万智とマーヤに少しづつあると思う。マーヤの「それは哲学的意味ですか?」は千反田の「私気になります」であるだろうし、太刀洗の方が高身長かつ大人びた雰囲気をしているものの、彼女の容姿は千反田に近いと思う。白河いずるが当てはまりそうな人は居ないが、強いて言うなら千反田だろうか。伊原要素もまた、あまり感じることは無かったが、頑固で面倒くさい所は文原と共通していると感じ

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    2025年07月07日
  • さよなら妖精

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    とある地方都市で暮らす四人の高校生と、異国から来日した少女・マーヤとの交流を描いた物語。

    好奇心旺盛なマーヤが、日本で生活する中で感じた様々な疑問とそれに対する答えが、日本の文化を再認識させるようで面白いですね。

    ミステリとしては物足りなさを感じるかもしれませんが、穏やかな雰囲気の中に高校生の無力感と悲しみが込められていて、それが強く印象に残りました。

    短編が追加された新装版もあるとのことなので、近いうちにそちらも読んでみたいです。

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    2025年07月02日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    儚い羊が本当に大好きだったので、こちらも読んでみました。
    後半の次々と明らかになっていく様子には引き込まれましたが、なんとなく登場人物全員に魅力を感じず、没入感なく読みました。結構みんなアホだなーという感じ笑
    主人公の、「飄々としているけれど、実はキレ者」みたいな設定が、なろう系主人公みたいで好きになれませんでした(;_;)

    あまりにも「儚い羊」と「インシテミル」では、文章の雰囲気が違うので、出版年が離れてるのかな?と思ってたのですが、一年しか離れてなかった笑

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    2025年06月25日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    ネタバレ

    え!
    2人とも恋人作るの?!
    やっぱりいつもの2人がいいな〜
    でもブラック小山内さんもいい...
    健吾部長頼もしいかっこいい

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    2025年06月25日
  • 追想五断章

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    ネタバレ

    米澤さんの作品ははじめて
    この作品自体もリドルストーリーと言っていいのだろうな
    読み終わってからの余韻というか、今後の登場人物についてもやもや考えています

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    2025年06月11日
  • 王とサーカス

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    ネタバレ

    誇れることがあるとすれば、それは何かを報じたことではなく、この写真を報じなかったこと。それを思い出すことで、おそらくかろうじてではあるけれど、だれかのかなしみをサーカスにすることから逃れられる。


    一番最後の文が印象に残った。
    全てのジャーナリストが同じマインドでいるとは思わないが、あえて語るべきでないこと、語ることによって知られるべきでないことが世に出て生まれるべきでないかなしみを生むこと、それを避けることはできる。一方で、人の知的好奇心を他人が抑えることはできないし、その判断が結局は個人に委ねられるのであれば、一人一人のリテラシーがものをいうということなのだと思った。そしてそれは、ジャー

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    2025年06月11日
  • 妖し

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    怪異をテーマに10人の作家が描く短編アンソロジー。

    豪華な顔ぶれです!
    怪異がテーマだけあって、ちょっと怖い話や不気味な話が多め。

    亡くなったお母さんの幽霊が現れる、窪美澄さんの「真珠星スピカ」
    室町時代が舞台の武川祐さんの「細川相模守清氏討死ノ事」
    の二作が好きでした。

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    2025年06月11日
  • 折れた竜骨 上

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    ファンタジーで、今まで自分が読んできた米澤作品とはちょっと毛色が違う。面白いがなんかふわっとしてるという印象。
    ただ後半になってからお、お、おー?と引き込まれていったので、下巻でどうなるのか楽しみ

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    2025年06月09日
  • 禁断の罠

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    個人的に好きなのは『大代行時代』と『ハングマン─雛鵜─』のふたつ。
    ハングマンはとても設定が好きなのでせっかくならこの短編よりも長尺で読んでみたいと思った。大代行時代はまとまりが綺麗で満足感がある。
    1人の作家目当てで購入した本だが、どの話もそれぞれの面白さがあった!

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    2025年06月04日
  • リカーシブル

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    米澤穂信も時折意味深で何かが分かりそうで分からない作品を書く。
    本作はホラーかと思いつつも何とかミステリに踏みとどまっている。地方都市の不気味さ、少年少女の切なさや不安がよく描かれている。
    あえて狙ったように日常と不穏の合間にあるような空気を描くのが見事だ。個人的に雲を掴むような話なのでもう少しあやふやな輪郭をはっきりさせてもいいのではと思えた。

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    2025年06月04日
  • あなたも名探偵

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    市川憂人の「赤鉛筆は要らない」は、以前短編集で読んでいたので再読になりますが、他の5作品も含めてそれぞれの良さがギュッと凝集されている感じ。
    バリエーションが多くて楽しめました。

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    2025年06月02日
  • いまさら翼といわれても

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    古典部シリーズの完結なのだろうか

    オーディブルで聴きました

    再度、氷菓から聴き直してみると
    やっぱりこれは恋愛推理小説なのですね

    リアルな高校生ならもっといろんな事をするんだろうけど、ファンタジーとしての古典部シリーズなんですね

    アニメの2期もむずかしいんだろうな

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    2025年05月26日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小市民シリーズ三作目の上巻。
    前作からまたガラッと雰囲気が変わった印象でした。
    小鳩との距離ができたせいか小佐内のキャラクターが少し違って見えて
    前作からさらにダークさが増したように感じました。
    それだけで物語全体の雰囲気が違ってくるのも凄いです。

    最後の終わり方も読者をしっかり惹きつけていて
    上下巻になっているから出来る構成だなあ、と感激。

    あまりにも気になる物語構成だったので
    読み終わってすぐ下巻を取りに行きました。

    相も変わらず読みやすい文章構成と物語に
    米澤穂信さんへの絶大なる信頼と安心感を感じました。

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    2025年05月22日
  • 追想五断章

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    大学休学中の男子大学生が住み込みで働いている古本屋で死んだ父親のリドルストーリー(結末がない物語)を探してほしいと依頼を受ける。
    話を集めているうちに「アントワープの銃声」という
    事件に著者は容疑者だったと知る。

    虚しさの残るラストとなりながらも、ミステリとして切れ味がある。それぞれのリドルストーリーの結末を知るとなんとも言えない残念感が味わいがある気もする。

    主人公の虚しさのもかなり後を引く。
    希望していたことはなにも叶わずに推理結果だけはうまくいき、感謝される。
    どこに向けていいのわからないやるせなさがある。

    10年ほど前に読んで再読。

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    2025年05月14日
  • Iの悲劇

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    米澤さんの作品の割には、展開が読めるし、全体的に平凡な感じがした。最後の章にもっと驚く捻りが欲しかった。

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    2025年05月14日
  • 米澤屋書店

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    米澤穂信さんの好きなミステリーの本や話の紹介と、ちょっとしたエッセイ。
    この著者の本、特に古典部シリーズが好きなので読んでみたけれど、どっぷりミステリーの話が多くて自分には向いていなかったかも。
    紹介されていた本をいくつか読んでみようと思う

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    2025年05月13日