米澤穂信のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ再読。あー面白かった。やっぱシリーズものを一気読みするのはいいな。氷谷が犯人ってのは何となく覚えてたけど、その他は全く覚えておらず。今回も堂島健吾がこんなにかっちょいい役どころで書かれていたとは。あのヒステリー・生活指導部・新田先生に対応したとこなんか、ほんと素敵だった。そして、小鳩君と小佐内さんがまたくっついたのも嬉しい。小佐内さんの復讐を受けた瓜野君は気の毒だけど、やっぱ全然好きになれないタイプだ。自分はできると密かに鼻にかけてるとこが全くもっていけ好かない。しかし、最初にも書いたけど、高校生活残り半年、本当冬期限定はどうなるんだろう。米澤穂信、他のもまた読もう。
2026/8/15 再読。上下巻、1日で一気読みできて良かった。やっぱ長編は読みごたえあるわ。やっぱ小佐内さんは小鳩君といないとね。小鳩君が仲丸さんと付き合って、ほんとに楽しいと思ってたのか。でも最後で言ってるけど買い物や美術館も楽しかったけど、小鳩君はやっぱいろいろ推理する方が楽しいんだろう。ついにシリーズは残り2冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ再読。今回は長編テイスト。最初の2つは短編としてミステリーズに掲載されたそうで、短編でもいけるけど。最初の『シャルロットだけはぼくのもの』がすごく好きだ。小鳩君の画策が非常にかわいらしい。そんなにおいしいシャルロット、食べてみたいわー。しかし、こんなラストだったっけね。小市民コンビが解消されるなんて。全然覚えてなかった。つーか秋期・・・でそうなるんだと思っていたが。しかし、自分を誘拐させようとする小佐内さんはやっぱ怖いな。復讐が小気味よいという気持ちも分からないではないが。
2026/8/15 再読。やっぱ自らの誘拐を企てる小佐内さんは怖い人だ。冤罪だもんな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ12世紀末の欧州風で,魔術や呪われたデーン人等が存在する異世界を舞台とした特殊設定ミステリである。特殊設定ミステリであり、かつ、犯人当てミステリとなっている。
エドリックという暗殺者が呪いをかけた”走狗(ミニオン)”が,ソロン領主のローレント・エイルウィンを殺害する。容疑者は,遍歴騎士や傭兵,魔術師などの人物。容疑者の中にも魔術を使う者がいるかもしれない。しかし,「たとえ誰かが魔術師であったとしても,また誰がどのような魔術を用いたとしても,それでも〈走狗〉は彼である,または彼でない,という理由を見つけ出すのだ。」という作中のセリフのとおり,論理的に犯人を当てることができるように作られている。
下巻の途中で、実際に呪われたデーン人の襲撃を受けることになり,この部分では容疑者でもある傭兵達の活躍が書かれている。しかし,この戦いにも最後の犯人当ての手がかりとなる伏線が多数用意されている。
最後に事件の関係者を集め,走狗が誰なのかを指摘する儀式を執り行われる。容疑者全員がいる前で,論理的に,消去法により探偵役であるファルクが指摘する犯人は,謎のマジャル人ハール・エンマであった。
しかし,物語はここで終わらない。ファルクの従士であるバゴが,「ハール・エンマは走狗では有り得ない。」と指摘する。「ハール・エンマは呪われたデーン人の王の子であり,走狗とするために必要な血が存在しない。」と言う。
容疑者の全員が犯人足りえなかったように見えたが,実際は,そうではなかった。あと二人、犯人になり得る人物が残っていた。それは,探偵役のファルクとバゴ。そして,真犯人はファルクだった。
特殊設定ミステリであり,叙述トリックなどはなく,純粋な論理による犯人当てミステリ。そして,そのオチは探偵が犯人であるというもの。米澤穂信らしく,読み出したら止まらない話運びの上手さがあり,結末も見事。探偵役のファルクが犯人であるという後味の悪さの米澤穂信らしい。ただ,秋期限定栗きんとん事件やボトルネックほどの衝撃がなかったので,少しだけ割引して★4。
米澤穂信が好きな方,後味が悪いミステリでも大丈夫という方になら文句なくオススメ -
Posted by 読むコレ
危ねぇー。この4作目読むのを忘れて最新刊に
手を出すところだった...。すっかり忘れてた...。
で、「古典部」シリーズの4作目は一年を7編に
分けた短編集。この小粒ながら効いてくる短編の
上手さは米澤さんならでは。「小市民」シリーズ
同様に前半のほのぼのした日常の謎路線から徐々に
その成長とともに付いて回る「人」としての関係性や
蒼臭い悩みや苦悩が見え隠れしてくるのが手に
取るように分かります。
「小市民」では一旦袂を分つ2人でしたが、今作は
微妙で壊れそうな関係がよりほろ苦くてキュンさせてくれます。
ミステリ的にも短編に切れ味+学園の謎のほのぼのさ
が上手くミックスされていいですね。意外と短編の方が
それぞれのキャラが立ってるような気もするなー。