米澤穂信のレビュー一覧

  • ふたりの距離の概算

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    再読。シリーズの真骨頂。背筋の震える読書体験でした。
    問題提起から始まり、ミステリとしては「さぁ問題を解いてください」と言わんばかりの親切な立ち上がりだった筈です。
    それが幾ら読み進めても、目を皿のようにして描写を拾い集めても、何が糸口なのか、そもそも求める答えに関係のあるエピソードなのかすら解らない。
    そんな状況で解答編まで辿り着いてしまった時の悔しさとも感嘆ともつかない気持ちと言ったら!
    殺人の動機の様な解りやすい感情や事情ではありませんが、高校生の日常がテーマなので充分。
    卒業まで続けて欲しいシリーズです。

    1
    2014年03月16日
  • クドリャフカの順番

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    再読。時間を忘れて読み耽るくらい夢中になれました。
    学園祭に臨む4人の視点が非常に個性的で、意外性の一面も含めて大変興味を惹かれる進行でしたが、そのうえ良いタイミングで十文字事件が差し込まれ、先が気になって仕方のない展開でした。
    ただ折角の売りである日常的題材から、今回少しだけ非日常にシフトしたのは魅力減でしょうか。
    解答もちと苦しかったですし。
    ところで、作中ではクリスティのABC殺人事件の内容が触れられており、自分的には小反省。名作を積読にしたままのツケがこんな所にも(またか)。
    次は何だ? ヴァン・ダインか?

    0
    2014年03月15日
  • 愚者のエンドロール

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    再読。ありふれた題材からというスタンスはそのままに、ミステリ色大幅アップで嬉しい限りです。
    氏の作品のいい所は、最後の大どんでん返しに頼らない代わりに、作中のほんの僅かな情報から(というより消臭された情報と言った方が正しいか)困難と思われた結末まで積み重ねてくれる部分だと思うのです。
    最後まで待たずとも面白い理由かと。
    ところで、あとがきに「本作はバークリー『毒入りチョコレート事件』への愛情と敬意をもって書かれました」とあり、自分的には小反省。
    名作を積読にしたままのツケがこんな所にも…次は古典部を小休止します。

    2
    2014年03月12日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    ネタバレ

    再読。あー面白かった。やっぱシリーズものを一気読みするのはいいな。氷谷が犯人ってのは何となく覚えてたけど、その他は全く覚えておらず。今回も堂島健吾がこんなにかっちょいい役どころで書かれていたとは。あのヒステリー・生活指導部・新田先生に対応したとこなんか、ほんと素敵だった。そして、小鳩君と小佐内さんがまたくっついたのも嬉しい。小佐内さんの復讐を受けた瓜野君は気の毒だけど、やっぱ全然好きになれないタイプだ。自分はできると密かに鼻にかけてるとこが全くもっていけ好かない。しかし、最初にも書いたけど、高校生活残り半年、本当冬期限定はどうなるんだろう。米澤穂信、他のもまた読もう。

    2026/8/15 再読。上下巻、1日で一気読みできて良かった。やっぱ長編は読みごたえあるわ。やっぱ小佐内さんは小鳩君といないとね。小鳩君が仲丸さんと付き合って、ほんとに楽しいと思ってたのか。でも最後で言ってるけど買い物や美術館も楽しかったけど、小鳩君はやっぱいろいろ推理する方が楽しいんだろう。ついにシリーズは残り2冊。

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    2026年08月15日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

    Posted by 読むコレ

    結局夏と秋の三冊が一晩しか持ちませんでした…こんなに夢中になって本を読んだのも久しぶりかも。
    何かの機会で、好きな作家ベスト3の中に米澤さんの名前を入れた矢先に、春を読んで低調なレビューをつけてしまい、俺の眼鏡も曇ったかとか思ったけど、大きな間違いでした。
    小市民のシリーズは、4冊でひとつの物語だったんですね!
    小鳩くんブラボー!

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    2013年12月19日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    テンション上がってきたー!
    今までの二冊はプロローグだったの??
    小山内さんは一層手強い感じだし、下巻は小鳩くんの推理に期待せざるを得ない!
    今晩は寝ません!

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    2013年12月19日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    ネタバレ

    再読。今回は長編テイスト。最初の2つは短編としてミステリーズに掲載されたそうで、短編でもいけるけど。最初の『シャルロットだけはぼくのもの』がすごく好きだ。小鳩君の画策が非常にかわいらしい。そんなにおいしいシャルロット、食べてみたいわー。しかし、こんなラストだったっけね。小市民コンビが解消されるなんて。全然覚えてなかった。つーか秋期・・・でそうなるんだと思っていたが。しかし、自分を誘拐させようとする小佐内さんはやっぱ怖いな。復讐が小気味よいという気持ちも分からないではないが。

    2026/8/15 再読。やっぱ自らの誘拐を企てる小佐内さんは怖い人だ。冤罪だもんな。

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    2026年08月15日
  • 氷菓 (3)

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     個人的に、氷菓の謎を解くシーンが好きで、関谷という人の思いをしっかり受け止めなければならないと考える奉太郎の怒りが染みる。
     このシーンは小説でもアニメでも良かったが、このコミックでもよく演出されていて良かったと思う。原作ファンとして嬉しいところである。
     主要キャラの描き方も安定していて、安心して見られる。反面、温泉の姉妹はちょっと不安定にも思えたが。

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    2013年10月29日
  • 氷菓 (2)

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     二巻はようやくタイトルの「氷菓」についての物語が始まるのだけど、整理された構成が実によく機能している。
     一つ一つの情報を整理しながら正解に近づいていく過程が、連載に合っているように思えて、実に読みやすいものだった。
     一巻で感じたくどさはだいぶ薄れていて、絵も安定してきているし、良い二巻だったと思う。

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    2013年10月29日
  • 氷菓 (3)

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    ネタバレ

    省エネ男子と好奇心女子がいる古典部の話。
    謎解きみたいな?

    タイトルの氷菓について書いてある話が
    アイスクリーム強くあれっていうのに驚いたな。
    案外 深い意味があったのね。

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    2013年10月27日
  • 氷菓 (1)

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    アニメや小説からではなく、この漫画から氷菓の世界を知った自分の感想。

    ストーリーは飽きさせない。
    絵も可愛い。

    あえて言いたい事があるとすれば、会話に違和感だらけだった。
    学生が話す会話って感じではなく、小説を読んでるような会話文だった。
    これが氷菓の世界観なのか、と思えば楽に読めた。

    アニメから入っておけばよかったと少しだけ後悔している。
    続きも読みたいと思わされる作品だった。

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    2013年10月14日
  • 愚者のエンドロール

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    結構ハマるシリーズ

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    2013年09月12日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

     12世紀末の欧州風で,魔術や呪われたデーン人等が存在する異世界を舞台とした特殊設定ミステリである。特殊設定ミステリであり、かつ、犯人当てミステリとなっている。
     エドリックという暗殺者が呪いをかけた”走狗(ミニオン)”が,ソロン領主のローレント・エイルウィンを殺害する。容疑者は,遍歴騎士や傭兵,魔術師などの人物。容疑者の中にも魔術を使う者がいるかもしれない。しかし,「たとえ誰かが魔術師であったとしても,また誰がどのような魔術を用いたとしても,それでも〈走狗〉は彼である,または彼でない,という理由を見つけ出すのだ。」という作中のセリフのとおり,論理的に犯人を当てることができるように作られている。
     下巻の途中で、実際に呪われたデーン人の襲撃を受けることになり,この部分では容疑者でもある傭兵達の活躍が書かれている。しかし,この戦いにも最後の犯人当ての手がかりとなる伏線が多数用意されている。
     最後に事件の関係者を集め,走狗が誰なのかを指摘する儀式を執り行われる。容疑者全員がいる前で,論理的に,消去法により探偵役であるファルクが指摘する犯人は,謎のマジャル人ハール・エンマであった。
     しかし,物語はここで終わらない。ファルクの従士であるバゴが,「ハール・エンマは走狗では有り得ない。」と指摘する。「ハール・エンマは呪われたデーン人の王の子であり,走狗とするために必要な血が存在しない。」と言う。
     容疑者の全員が犯人足りえなかったように見えたが,実際は,そうではなかった。あと二人、犯人になり得る人物が残っていた。それは,探偵役のファルクとバゴ。そして,真犯人はファルクだった。
     特殊設定ミステリであり,叙述トリックなどはなく,純粋な論理による犯人当てミステリ。そして,そのオチは探偵が犯人であるというもの。米澤穂信らしく,読み出したら止まらない話運びの上手さがあり,結末も見事。探偵役のファルクが犯人であるという後味の悪さの米澤穂信らしい。ただ,秋期限定栗きんとん事件やボトルネックほどの衝撃がなかったので,少しだけ割引して★4。
     米澤穂信が好きな方,後味が悪いミステリでも大丈夫という方になら文句なくオススメ

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    2025年02月09日
  • 氷菓 (4)

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    「愚者のエンドロール」編、開始。

    アニメではいまひとつ歯切れがよくなかった覚えが。
    ミステリー詳しくないからか、自分の理解力のなさですかね。
    話をかなり忘れちゃってるのでこの後を楽しみに待ちます。

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    2013年06月24日
  • 氷菓 (2)

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    ネタバレ

    折木くんのやる気ないキャラが好きです。
    絵も可愛くて、ストーリーも少し大きい謎が出てきてあもしろいです。

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    2013年05月11日
  • 氷菓 (1)

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    漫画が初読です。
    絵が可愛いです(●´ω`●)
    軽いミステリーのようですが、大きい謎もでてくるのでしょうか。小説のほうが詳しいと思うので、読んでみたいです。

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    2013年05月06日
  • 氷菓 (3)

    Posted by ブクログ

    「氷菓」の完結と、「愚者のエンドロール」の導入部。
    丁寧の原作をなぞっていて、安心して読める。

    正体見たりの最後は原作ともアニメ版ともまた少し違うオリジナルのシーンがあり、なんとも言えない余韻があるね。

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    2013年05月05日
  • 遠まわりする雛

    Posted by 読むコレ

    危ねぇー。この4作目読むのを忘れて最新刊に
    手を出すところだった...。すっかり忘れてた...。
    で、「古典部」シリーズの4作目は一年を7編に
    分けた短編集。この小粒ながら効いてくる短編の
    上手さは米澤さんならでは。「小市民」シリーズ
    同様に前半のほのぼのした日常の謎路線から徐々に
    その成長とともに付いて回る「人」としての関係性や
    蒼臭い悩みや苦悩が見え隠れしてくるのが手に
    取るように分かります。
    「小市民」では一旦袂を分つ2人でしたが、今作は
    微妙で壊れそうな関係がよりほろ苦くてキュンさせてくれます。

    ミステリ的にも短編に切れ味+学園の謎のほのぼのさ
    が上手くミックスされていいですね。意外と短編の方が
    それぞれのキャラが立ってるような気もするなー。

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    2013年02月27日
  • 氷菓 (3)

    Posted by ブクログ

    アニメでは一瞬で次のシーンに変わってしまうところを、漫画でじっくり楽しめるのはやはり良いですね。
    きょうだいがほしかった、という千反田さんと奉太郎のコマが夫婦に見えて仕方ありませんでした。
    連載が長く続くのを期待しています。

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    2013年02月18日
  • 氷菓

    Posted by 読むコレ

    氏のデビュー作にして古典部シリーズの第一作目。
    実は読むまで、古典部って人の名前だと思ってました(笑)。

    実際にこういう灰色の高校生がいるかどうかは別にして
    落ち着いたトーンで、ユーモアに満ちた青春ライトミステリーで
    凄く読みやすいですね。ページ数もちょうどいい感じ。
    テンポよく、微笑ましい会話中心で、それぞれのキャラ設定も
    最初の今作で固まった感じで続編も楽しみです。

    でも...このデビュー作とここ最近のダークな作風が結び付かないんですけどー。

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    2013年02月16日