米澤穂信のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小市民シリーズの四季をめぐる本筋としては、ここで一区切りがついたことになる。
単作としてまず、純粋に面白かった。大きな謎があり、それを解いていく小説として読ませる力がある。ただ、謎そのものがものすごく複雑だとか、派手な仕掛けで驚かせるというより、むしろ比較的シンプルな謎の中に、過去の積み重ねや人物の変化をどれだけ折り込めるか、というところがすごく巧い作品だったと思う。
少し内容に触れるが、
特に印象に残ったのは、「小市民」や「互恵関係」という言葉の扱いだった。シリーズを通して、小鳩くんと小佐内さんはその言葉によって自分たちを説明してきたし、同時にその言葉に縛られてもきた。自分たちはこうい -
Posted by ブクログ
あれれ、おもてたんと違う!
タイトルからして笠井潔のバイバイエンジェルのオマージュだと思うのだけれども…。
章の頭に日時入れるのも、ヴァンダイン、笠井潔を意識してる事は間違いないはず…。しかし…。
やっぱり、おもてたんと違う!
ぐぬぬ、まさかの日常ミステリーをかましてくるとは…。
ほのぶー、そりゃないぜ。
とはいえ、90年代のバルカン半島のネタをぶっ込んでくる辺り、ペダンティック感を出してはいるわな。
これはこれで当時の米澤穂信氏の魂を削った小説なのであろうよな。
俺もオシムのユーゴは泣いたよ…。
話は変わるけれど、日常ミステリーで人が死ぬって辛すぎんか?
殺人ミステリーの死は華があるよ