米澤穂信のレビュー一覧

  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小佐内さんの過去がチラチラ。見た目に反して格好良い!ただ最後の終わり方…!つ、続くんだよね!?小市民は誘拐されたりしないよね(笑)

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    2025年05月05日
  • Iの悲劇

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     課長は早く帰ることに情熱を燃やし、仕事を部下に丸投げするタイプ。昼行燈を思わせるが実は切れ者。私的には、この小説のたまらなく魅力的なところでした。
     山間集落の蓑石で起こる事件は恐ろしい事件ではないが、加害者に蓑石から出て行ってもらう事で事件が解決していく。これが課長の目的だったとはさすが切れ者でした。
     美しい無人集落の救済とは何なのか?自治体のリソースは有限であり、日本全国には同様の限界集落が多数あると思います。回答が見えないところにこの問題の深さを感じます。

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    2025年05月05日
  • さよなら妖精

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    ユーゴスラビア紛争の史実を交えながらのストーリーで勉強になった。
    世界に目を向けるといつも必ず戦争や紛争が起きている。自分に繋がりがないとそれを考えようともしない。考えたところで自分に何ができるのか。主人公の葛藤がよくわかります。

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    2025年05月04日
  • 禁断の罠

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    時代を感じさせる内容のものがいくつかあったけれど意外性という点では物足りなかった。それでも1作目のラストや4作目の動機の切なさは個人的には好みのものだった。

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    2025年05月04日
  • 巴里マカロンの謎

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    あれ?読んでなかったよ小市民シリーズ。
    コンパクトで私は好きだな。
    マカロン。。。これといって好きも嫌いもないけど。
    覚王山の有名なパティスリーといえば、、、と思いを巡らせてみたり。

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    2025年04月29日
  • 神様の罠

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    ネタバレ


    ①乾くるみはイニシエーショラブの印象が強すぎて(小説は読んでないけど映画は観た)、
    絶対なにも無いまま終わるはずない。所々セリフの違和感あるし、と思ってたら案の定。
    どっちとも読める文章書けるのさすが。
    読み返したら男がクズすぎた。元120キロというのにも笑った。痩せたらちょっとモテ出して調子乗っちゃった?

    ②崖の下、の凶器は氷柱だと思ってました!
    溶けたら証拠なくなるし
    そしたら骨てwwリアリティなさすぎて
    骨、ねえ、、(╹◡╹)くらいでした

    ③コロナ禍でのお話は割と好きだけど、全体的にぼんやり地味な感じ
    張り紙しちゃうのはちょっとお子ちゃまかなあ

    ④ストーカー気質がキモくて好き。

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    2025年04月28日
  • 王とサーカス

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    ネタバレ

    私はネパール王家の事件を知らなかったので(2001年生まれ)、王族の殺人事件がキーになるスケールの大きな話かと思っていた。
    また、米澤穂信作品は「儚い羊たちの祝宴」や「満願」しか読んでおらず、これらのように刺激的な話を期待していたので少し拍子抜けだった。

    全体的に淡々としているので、正直なかなか読み進められない部分はあったが、異国の地で危険が伴う中活躍する主人公という流れは良かった。最後の方のヒヤヒヤする展開も面白かった。

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    2025年04月20日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小鳩くんと小山内さん、それぞれ別のパートナーと一緒に過ごす学生生活。それに絡む連続放火事件。下巻でまとめて

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    2025年04月17日
  • 氷菓(12)

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    ネタバレ

    チョコを見つけたい気持ちはわかるが、はなから犯人と決めつけて
    返してください、から始めるちーちゃんはちょっとやり過ぎだ。
    わかっていながらそうゆう揺さぶりの仕方しか出来ず
    不愉快と言われて謝る奉太郎が気の毒。

    頼まれたから来たのに不審そうに
    じろじろ見られる田舎のリアリティが高いなと思う。

    奉太郎がここに来るべきではなかった、
    千反田の顔を見たい、と思うに至るまでの
    お祭りの描写はとても美しい。
    そしていつものえるが好奇心全開にしてくるのも可愛い。

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    2025年04月13日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    ネタバレ

    ●久々に読んだ「小市民」シリーズ。やっぱり「古典部」シリーズと比べて、ほの暗い雰囲気があるけど、今作はいつもより増し増しな感じがする。

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    2025年12月02日
  • 追想五断章

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    何が面白かったと、という訳ではないが面白かった。

    ただ、ちょっと暗いというか地味というか。

    米澤穂信の作風といえば、そうなのかも知れないが。

    ラストに明かされる真実がそこまで驚くべきものでないことも地味。

    しかし、退屈はしない。

    星は3.5くらいか。

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    2025年04月08日
  • Iの悲劇

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    「甦り課」という部署名を見るだけで、なんかギョッ。住民が1人もいなくなった村に「甦り課」。
    そうなると死者を甦らせるお話?っと思っちゃったぁ(笑)
    思ったお話とは全然別の、でもリアルな地域住民トラブルの怖いお話の数々。現実にありそうなトラブルの内容は怖かった。
    「私たちがあの里に住むことをよく思わない何かの力が働いていたようですね。」という言葉に、あーそんなこともあるかもしれない、解明できない何かの力ってものが存在するのかも、ちょっとオカルト的な?
    っと思ったのもつかの間、え?そういうことだったの??あらまぁー。こんなに頑張った主人公可哀想過ぎる泣

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    2025年04月07日
  • 妖し

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    米澤穂信、小池真理子が面白く、朱川湊人はそれなりに思いました。元々読んでいる作者が、結局好みということです。

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    2025年04月05日
  • 巴里マカロンの謎

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    前回の秋の緊迫感と比べて、ぬる〜く軽いお話だった。
    さまざまなスイーツを目に浮かべながら、楽しませてもらった。
    またまた、おいしそう。。。

    マカロンとチーズケーキは予想外の展開だったけど、揚げパンとシュークリームは、すぐに犯人がわかる。
    4編とも、犯人さがしが重要なのではなく、小鳩くんの推理展開や小山内さんの動きを楽しむのが筋なんだろうな。
    小市民を志しながらも、小賢しくまどろっこしく推理をしてしまう小鳩くん。
    ものすごいスピードで痕跡を残したり、行動力の塊の小山内さん。
    特に小山内さんの腹の座り具合は半端ない。
    相変わらずおもしろいコンビだと思う。
    退屈な毎日に多少のスパイスはあってもよい

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    2025年04月05日
  • これが最後の仕事になる

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    「これが最後の仕事になる」の書き出しが一緒の24人からなる短編小説集。
    面白い試み。知ってる作家では’岸田奈美、米澤穂信、一穂ミチが名を連ねる。
    金子玲介の不妊が原因で仲は良いのに別れてしまう夫婦の「まだ間に合うよ」と
    麻見和史の訪問ヘルパーが実は泥棒だったという「あの人は誰」が意外に面白かった。

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    2025年04月04日
  • ボトルネック

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    ネタバレ

    最後の1行がゾクッとした。

    サキの世界を見て挫折しても、最後は前向きに人生をやり直す話を想像していたが、自殺を仄めかす終わりで驚き。主人公の性格は苦手だったけど、まだ中学生と思うとさすがに気の毒に思う。

    他責や運のせいにせず、自分で行動を起こすことが大事だと改めて思った。読んでいる時より読み終わった後の方が考えさせられる作品。

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    2025年12月13日
  • 神様の罠

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    夫の余命と2020年のロマンス詐欺が特におもしろかったです。夫の余命は短編集ならではの特殊な面白さで、さすがと思いました。

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    2025年03月27日
  • 神様の罠

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    ネタバレ

    錚々たるメンバーの短編集。

    乾くるみさんの作品はよく使われる書き方で、今までならまた騙されたーと思うところでしたが、今回の話しでは何故か、まぁそうだよな、自分が勝手に決めつけて読んでたし、そうゆう解釈も最初から出来てたよねとすんなり納得してました。
    米澤穂信さんの作品に関しては凶器がそれかー!とゆう驚きと「刺してはいない。刺さったんだ」とゆうセリフがいい感じの余韻を残してくれたので好きでしたね。
    芹沢央さんは、他の作品では結構暗い、嫌な気持ちが残るイメージが強かったのですが、今回の話しでは少しの寂しさと少しの感動が残るまた違った印象を持てたストーリーでした。
    大山誠一郎さんは初めて読ませて頂

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    2025年03月27日
  • 禁断の罠

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    それぞれの思惑が違う短編集。初めての作家さんもいて、それなりに楽しめたが、表題の『禁断の罠』に期待を持ち過ぎたかな。

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    2025年03月26日
  • 巴里マカロンの謎

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    シリーズに比べて、少し軽めの事件で、まさに番外編という感じ。揚げパンの話は、かなり笑えた。もうちょいダークな方が、盛り上がる。

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    2025年03月22日