米澤穂信のレビュー一覧

  • インシテミル

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    インシテミル
    クローズドサークルに得体の知れない密室人狼が組み合わさった様なストーリー。米澤穂信の2007年の作品であり、自身再読になるが改めて楽しんだ作品。
    詳細は忘れていたがどこか物足りなさがあった印象で、改めて作中世界へと飛び込んだ。

     クローズドサークルものにありがちな其々の登場人物達の因縁は今作では希薄で、ちょっとした繋がりについても上手く反映はされていない。一方通行の関係性のなかで、トリックを駆使したり伏線として活用できていればさらに面白かったと思う。
     また、彼らが参加した実験について全体的に大味で綻びがある様に思ったが、これについては最終的にその理由が語られており腹落ち出来た

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    2025年10月11日
  • Iの悲劇

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    ネタバレ

    万願寺が報われないなあと思った。白い仏の観山は確かに相当怪しくて、絶対観山がなんか仕掛けたんだろうと思ってた。同じ公務員としてやりきれない気持ち!後味あんまりよくない。

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    2025年10月11日
  • 可燃物

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    少し前に話題になっていた作品。
    ようやく読む事ができました。
    主人公は群馬県警、捜査第一課の葛警部。
    五つの短編でどれも地道な捜査を積み重ねの結果、解決していくところは好きなのですが、いかんせん、短編が苦手なのか、どれもハマりませんでした。
    短編はあっさり感があり、もう少し書き込んでと思いますが、他の方の感想は概ね高評価ですので、個人の問題なんでしょう。

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    2025年10月10日
  • インシテミル

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    続きが気になって一気に読んだ。
    主人公以外のバックグラウンドは最後まで明かされず、細かい謎は残る。

    雰囲気は『方舟』に似ているが、こちらの方がまだ少し明るく、絶望感がないのが良かった。
    頭を空っぽにしてストーリーを楽しむ読書にはちょうどいい。

    タイトルの意味は作中では語られず、解説サイトを読んで理解した。

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    2025年09月29日
  • 追想五断章

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    ネタバレ

    なんだかめっちゃ暗いお話だったなぁ。
    ストーリーは捻りが効いていて良かった。別に作ったたった一行の結末を入れ替えると違った解釈が出来るなんて展開がこのミステリの真相だなんて斬新でワクワクした。んだけど、この父親がねぇー、……娘を守る為にダンマリ決め込んだ割には匂わせ小説なんか書いちゃって…気持ち悪いわ。笑。
    私が娘なら傷付くわぁー。

    いろんな関係性を持った人達が出てくるけど、どの関係にもあんまり愛情が感じられなかったなぁ。

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    2025年09月27日
  • これが最後の仕事になる

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    短編集って隙間時間にさっくと読めるの良いです。
    また多数の作家で構成されているので新たな発見もありました。

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    2025年09月20日
  • Iの悲劇

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    寂れた村に移住者を集めて再生を目指すも1つまた1つとトラブルが起きて…という連作短編集
    基本的には伏線が散りばめられたミステリでラストへの持っていき方などさすがに巧い

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    2025年09月20日
  • インシテミル

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    面白かった。ぐいぐい読み進めてしまった。登場人物はメモしながら読んだ。意外と何かしでかしそうだなと思った人がそうでもなくて、目立つなあと思ってた人がそのまま重要な役どころだった感じ。主人公のキャラが変わってて良かった。

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    2025年09月16日
  • ボトルネック

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    作品全編渡って作中に出てくる金沢の街のようにドンヨリとした雲がかかっているような、薄暗く不穏で希望の見えない作品だった。

    本格ミステリー作品と比べると流石に謎解きや推理要素は少ないが、その分メッセージ性や人物像への言及が多くあり、社会派小説の感じで退屈することなく最後まで読めた。

    感想としては、読んでいてとても辛いものがあった。私も家庭問題で苦しんだときがあり、主人公達の気持ちに共感できた。もちろん私も当時は、この家庭内不和をどうにかできないか、どうしたら良かったのかと考え苦しんだ時代もあった。もちろんそんな苦悩は的外れであったのだが。
    だからこそ、諦めと納得のフェーズに入ったところで、も

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    2025年09月15日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    実写化されてたから名前は知ってたけど読んだことはなかった。ひとに貰ったのでこの機会に

    トリックとか謎とかはそんなに驚きがある感じじゃなかったけど、面白かったかな。
    主人公がちょっと変人なのがなんか好きだった。

    お金が必要だった理由とか、新しい実験のこととか、死んだ人の処理がどうなったとか、気になることは山ほどあるけど、続編とかないんですか??

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    2025年09月11日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    間違えて2作目から読んでしまうという凡ミス。ストーリー云々というよりも米澤穂信の日常ミステリを読むためにある物語という感じがした。多分に漏れず米澤穂信には古典部シリーズから入ったのだが、読んでいてそれと似たような心地よさがあった。こちらの方がダークで殺伐とした雰囲気があるかな。2作目から読んだので当然なんだけ「小市民」「狼」「狐」の話は説明サれているとはいえついていけなかった。そして僕はこのダークさがあまり好きではないなと感じた。

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    2025年09月07日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小市民シリーズ2巻目

    前作よりも、ミステリー味が増しているように感じた。結末が予想外で驚かされた。

    この本を読むのは中学生以来の2回目なのだが、読み直してみて、私が個人的に好きな小市民シリーズのさわやかさというのがあまり感じられず、どちらかといえばどろどろして不穏な感じが終始漂っていて、記憶が修正された。


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    2025年09月06日
  • リカーシブル

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    米澤穂信さんの別の作品(Iの悲劇)にも通ずるけど、静かに衰退する地方都市の姿と独特のよそ者を排除する雰囲気を感じて、空気を読んで生きていかなければいけない息苦しさを感じた。
    都会は都会で大変だから、悪い面を見始めたらどこでも生きていくのは大変だ。

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    2025年09月06日
  • Iの悲劇

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    オチはまあこうかな、とは思ったけど面白かった。クスっと笑える描写も多かった。元ブラック企業勤めとしては地味~にストレスたまった。

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    2025年09月05日
  • Iの悲劇

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    地方創生やIターンをテーマにしているのだけれど。様々な事情を抱えた人たちが新天地?を求めてやってくるが様々な問題が起こり、一つ一つがちょっとしたミステリーとなっている。
    主人公の甦り課の万願寺が公務員として移住者のお世話係りをしていくが奮闘するも・・・
    限界をすでに超えた集落のリアルなのか、やるせない感じに終わるミステリー。
    頑張れ万願寺と応援したくなる読後でした。

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    2025年09月03日
  • これが最後の仕事になる

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    「これが最後の仕事になる。」からはじまる24人の著者の短編集。内容は様々でシュールなものもあり、1編が約6ページで24話読み応えあったようにも感じる。
    「存在の耐えられない軽さ」「半分では足りない」「最後の告知」「闇バイト」「時効」が面白かった。

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    2025年09月03日
  • インシテミル

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    私は2週間位暗鬼館にいました。正直なかなか読み進められなくて、うー…と思っていましたが、最後の謎解きまで行けば、なるほど…となりました。

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    2025年08月31日
  • インシテミル

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    米澤さんの作品は、血生臭い殺人では決してないが、どこか薄ら寒い底知れぬ怖さを感じるもので、そこが他の作家さんと一線を画して、魅力的である。今回の作品も大変面白く、あっという間に読み進めたのだが、星4つにしなかったのは、クローズドサークルの舞台でありながら、どこか楽観的であり、そこが安心して読める理由ではあるが、やはりもう少し恐怖を感じさせてくれるとより面白かったことと、犯人はなるほどと思わせる無理ない筋書きだが、その人物描写が、少し弱かったようにみえたためである。ただ、連続殺人事件でありがちなドロドロした人間関係になっていなくて、気持ちがよい終わり方で好みです。

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    2025年08月28日
  • 禁断の罠

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    面白かった。禁断の罠ってタイトルにあるけど、あんまり禁断の雰囲気も、罠の感触も伝わらなかった。どちらかといえば「遠回しな表現」とか、「婉曲技巧集」と言った感じ。

    中山七里さんの「ハングマン〜雛鵜〜」がおもしろかった!短編ながらもしっかり殺人事件を解決してた。長編の「祝祭のハングマン」も読みたい。
    米澤穂信さん目当てで読んだのだけど、ラストがいい感じだし、この時代の日本鉄道旅が風情があってよき。一際毛色が違うので、この短編集に含めるのがよかったのかどうかは、やや疑問。
    「妻貝朋希を誰も知らない」と「大代行時代」も楽しく読めた。

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    2025年08月28日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    デスゲームの切迫感がよかった!!読み進んでいくうちに、終盤活躍しそうであったり、怪しいとと思ってた人物達がバタバタと殺されていき、自分の予想が裏切られた!!

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    2025年08月26日