米澤穂信のレビュー一覧

  • 氷菓 (7)

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    ネタバレ

    学園祭当日。
    すぐに気が散ってしまうえるちゃんに比べて
    里志は意外ときっちり仕事をして貢献していると思う。

    摩耶花はちょっと可哀想だ。
    意見は色々あって良いとは思うが、先輩たちが横暴だし
    部長も後から声をかけないよりマシだが
    その場でなんとかして欲しいと思ってしまう。
    同級生たちももっと味方をしてくれても良いのに。

    一生懸命気を取り直して料理対決に参加するも、
    窮地に立たされるのは流石にえるのミスだと思う。
    気の毒だ。

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    2025年03月05日
  • リカーシブル

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    あまり重い雰囲気はなく、青春ミステリーといった感じで爽やかさすら感じた。
    個人的に好きな民俗学的な要素もあったのが嬉しかったかな。
    自分も知らない田舎町に引っ越したような気分になった。

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    2025年02月19日
  • 追想五断章

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    ネタバレ

    リドルストーリーという言葉は本作で初めて知ったのですが、考察の余地がある作品が好きなのであらすじに惹かれて手に取りました。
    推理小説というよりは明治時代の純文学を読んでいるような感覚。大きな盛り上がりはなく割と淡々と物語が進むので一気読み必須!という感じではないけれど、徐々に過去が浮かび上がってくる様が面白かったです。でも全てが詳らかになるわけでもないのがこの物語の結末としては最適解だと思います。

    叶黒白こと北里参吾は『山月記』の李徴に性格が似ていると感じ(本文より引用「自尊心が強い割に皮肉なところがあって…」「この誇り高い男に…」)、斗満子は『痴人の愛』のナオミを連想させる女性だな(「彼女

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    2025年02月16日
  • これが最後の仕事になる

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    24人もの作家さんによる短編集で、最初の1行は全員一緒の「これが最後の仕事になる」
    全て6から10頁のショートショートだけれどその中にちゃんとオチもあり、読んでみたかった作家さんも多く、さらっと読めて楽しかった。
    この前に、「黒猫を飼い始めた」と「嘘をついたのは、初めてだった」もでているのでまた読んでみたいと思う。

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    2025年02月09日
  • あなたも名探偵

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    短編ミステリーをサクッとなおかつ簡単に読みたい時にはいい本だと思います。
    6つのミステリーの内4つは比較的すんなり謎解きできて達成感はありました笑
    普段読まない作者さんの作品に触れれた機会でもあるのでここから関連して新しい本当の出会いもできるので楽しいです。
    複雑なミステリーを求める方には物足りないかな…?
    「はい、ここまでのヒントで解いてください!」って感じが好奇心で先に進んでしまうよりも強制ストップをかけて頭に残りやすいです。
    米澤穂信さんが気になって手に取りましたが、小市民を名前は認識していましたが読んだことがなかったので、もし前知識として持っていたらより世界観が頭に浮かんで楽しめたかも

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    2025年01月20日
  • これが最後の仕事になる

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    『これが最後の仕事になる』という
    同じフレーズが話のテーマ

    テイストもニュアンスも世界観も、
    二つとして同じものがない24話からなる
    個性豊かなアンソロジー

    1編はほんの6ページなのに、
    そう感じさせない深みとまとまりの
    バランスがいいから物足りなさを感じない

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    2025年01月18日
  • これが最後の仕事になる

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    「これが最後の仕事になる」の書き出しで始まる、多様な作家さんによる短編連作集。
    どんでん返しものから、ほのぼのまで。とにかくたくさんあるので、どれか一つくらい気に入るものがあるはず。
    未読の作家さんもいたので、良いイントロダクションになった。

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    2025年01月04日
  • リカーシブル

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    ネタバレ

    「小市民シリーズ」を少しだけ読んで、作者がどういうミステリーを書かれるのかが気になって、本作を見つけた。

    読み始めからずっと「いやーな感じ」がまとわりつく。
    引越した町に根付く伝承。その伝承を基に起きる奇怪なもろもろ。

    友達も町の人もママも、全てが嘘くさいと思うのに、何がどうなっているのか、が見えてこない。
    途中で辞めようかと思ったけれど、結論が知りたくてなんとか最後まで。

    ミステリーになるのかな?
    私個人の気持ち的にはホラーで、すっきりしないまま。

    生きていかなければならないとしても、ママとの家に帰るのはどうなんだろう?

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    2024年12月31日
  • 妖し

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    読書疲れしていたため久々の短編。朱川先生の短編が一番好き。上品な怖さの作品が多くて良かった。どの作品も長編で読んでみたくなる魅力があった

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    2024年12月18日
  • さよなら妖精

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    ネタバレ

     旧ユーゴからやってきた高校生マーヤと弓道部員守谷がその仲間達と繰り広げる日常系ミステリー。初の米澤さん本だったが、文語調強めの日本語表現が特徴的。ユーゴ国民として内戦へ突き進む祖国を憂うマーヤの発言は常にリアルで、当時の緊張感が伝わってくる。様々な局面でマーヤからユーゴを感じることができる不思議な物語で、雰囲気は良かった。
     多民族国家で純粋な国民国家を建設しようとすると、少数派の弾圧を生み、宗教や民族をベースにしている分その弾圧は凄惨なものになるのかもしれず、帝国による緩い統治が多民族国家の場合には適しているのかもしれない、なんて素人ながらに考えさせられた。
     

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    2024年12月15日
  • 時の罠

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    1作品目を読みはじめ、なんだか見覚えがあると思ったら「家族シアター」に収録されている作品の1つだった。久々に読み直すことができ、やはり面白いと感じた。
    特に不思議な世界観だったのは3作品目。米澤穂信さんの作品は初めて読んだが、切り口が独特で興味深かった。

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    2024年12月12日
  • 真実の10メートル手前

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    普通に面白かったです。
    短編集だからというのも大きいと思いますが、テンポよく楽しんで読めました。
    「王とサーカス」は「さよなら妖精」を読んでから読むと面白さが増すと思いますが、この作品も一部の話は「さよなら妖精」を読んでから読んだ方がより楽しんで読めそうです。
    「王とサーカス」やこの短編集のように大刀洗万智が主人公の話は〈ベルーフ〉シリーズと呼ばれているそうですね。
    〈ベルーフ〉シリーズの続編が楽しみです。

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    2024年12月12日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    次々死んでいくわけじゃない展開に新鮮味があって内容も面白かった
    けど最後の方が色々釈然としないかなーとゆう評価

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    2026年07月06日
  • 犬はどこだ

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    安定の面白さ。ハンペーもいい味出してるし、主人公のスタンスも好き。古典部シリーズといい、主人公の女きょうだい結構癖ありがち。
    緊張感は演出されるけど、実際には最後現場行く必要なくね?
    赤ずきんはそういうことだったのか...

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    2024年11月30日
  • 禁断の罠

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    「ヤツデの一家」新川帆立



    「大代行時代」結城真一郎
    最近の話題で面白い。さすが『#真相をお話しします』の作者。


    「妻貝朋希を誰も知らない」斜線堂有紀
    すごくいたたまれない気持ちだった。近年になって受け入れられつつあるとはいえ、田舎の閉じられた世界でなんの支援にも繋がっていない10代の子ども。



    「供米」米澤穂信
    近代文学界の当事者であろう主人公とその友人と。美しいラストだった。感動した。(文ストの横溝正史を重ねました)


    「ハングマンー雛鵜ー」中山七里
    シリーズもののひとつのよう。復讐代行。


    「ミステリ作家とその弟子」有栖川有栖
    コテコテの時刻表ミステリ読みたくなった。それ

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    2024年11月24日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

    真相はドラマチックで、これまでのファルクがなぜそこを確認したがるのか?というような質問や意味ありげな伏線が次々と回収されていき、面白かった。

    ただ、真相に辿り着くまでが少し退屈だったのと、ファルクがいつついたか分からない傷がある、という場面でおや…?と引っかかっていたので、そこまで驚きの結末!とはならなかった。

    ファルクの兄弟決戦はどうなったのか、という点は後日談としてアミーナとニコラが憶測で語っているが、実際どうなったか分からないので少しモヤッとする。

    アミーナというキャラクターについて、戦いの時は守られることに徹しながらも自分の意志がきちんとあり、飾りとしての姫・女性ではなく、1人の

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    2024年10月29日
  • 米澤屋書店

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    感想
    作家の頭の中。ストックの違い。それだけではない。同じものを見た時にどう感じるか。情報のフローも異なる。どう面白く変換し伝えるか。

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    2024年10月25日
  • 折れた竜骨 上

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    ネタバレ

    去年読んだ黒牢城のファンタジー版だと思いながら読み始めてみたが、黒牢城は複数の事件を解決していく短編集だったが、今作は上下巻かけて1つの事件を解決していくようだ。
    孤島で起きた殺人事件の犯人は誰か。
    ファンタジーならではの特殊民族や魔術を使える者などが登場。魔術らしい魔術の話もあるが(鉛の器にワインを満たしてそこに特定人物の血を垂らせば操ることができるなど)、指紋や血痕を目視できるようにするため魔法の粉を使用するなど、科学的な部分もある。
    捕虜のデーン人が印象的で、どう絡んでくるのか楽しみだ。


    『警戒するのは悪くない。次は観察、そして論理だ』p29という、ファルクの探偵じみた発言でふふっと

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    2024年10月23日
  • リカーシブル

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    事件が起き始めるまでが長かった。不穏な空気を感じさせる描写は上手いが、事件自体はインパクトに欠けました。

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    2024年10月21日
  • 巴里マカロンの謎

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    春季限定(高1春)と、夏季限定(高2夏)の間、
    高1の2~3学期(秋~冬)にかけての出来事。

    「巴里《パリ》マカロンの謎」
    高一の夏休みの終わり頃、とある理由で帰宅が大幅に遅れたという小鳩くん。
    とある理由って何だろう? 語るほどでもないこと?

    「紐育チーズケーキの謎」
    小鳩くんも小佐内さんも部活には入っていないけど、それぞれ習い事はしているとのこと。
    何を習っているのかな?

    小佐内さんが拉致された時の小鳩くんの「えっ、また?」発言。
    「夏期」以前にも拉致されたことが?


    いろいろと語られてない部分も、何かあるのではと気になってしまう。
    wikiによると単行本未収録の話もあるようだし、

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    2026年07月25日