【感想・ネタバレ】儚い羊たちの祝宴のレビュー

あらすじ

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。

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身内に不幸がありまして
村里夕日
吹子
丹山因陽
高人
軽子
宗太
大旗神代
満美子


北の館の罪人
六綱早太郎
光次
虎一郎
内名あまり
千代
龍之介
正一
恭一郎
詠子

山荘秘聞
辰野嘉門
前降
屋島守子
越智靖巳
原沢登
歌川ゆき子

玉野五十鈴の誉れ
玉野五十鈴
小栗純香
香子
蜂谷大
太白

儚い羊たちの晩餐
大寺鞠絵
馬渕
黒井

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2026年07月13日

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5つのストーリーセラーと5人の女性。それぞれの女性たちがバベルの会に入会しているわけでもなく、どこかしら関係があるという、物語の核との絶妙な距離感。そして登場人物たちは文学を知り、気品を備え、どこか儚い。めちゃくちゃ面白い、という風な物語ではないので、この慎ましくも謎に満ちて刺激的な雰囲気を楽しめる人におすすめ。

0
2026年07月05日

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上流階級のお嬢様、あるいは使用人の視点で展開される5つの短編ミステリー。全編を通して重厚で古典的な雰囲気が漂い、閉鎖的な空間で気味の悪い謎が深まっていくが決して湿度は高くなく、むしろ乾いた笑いさえ沸き起こってしまうような爽やかな読後感が独特でクセになる。

少女同士の、シスターフッドや百合といった名前がつくほどではないが、どことなく禁忌の匂いがする奇妙な関係性が魅力的。特に4つめの「玉野五十鈴の誉れ」はこの本の核となる話と言っても良い。上流階級の古めかしい雰囲気や少女同士の名前のない関係性が多くを語らない単調な語りで淡々と描写され、最後に華麗に回収される伏線には思わずため息をついてしまうほど美しい終わり方。

語りの信頼性の揺らぎが面白い。どの話の語り手も少し浮世離れしているというか、一風変わった生い立ちにありその感覚には共感できないことも多いはずなのに、上流階級の良家という特殊な舞台設定によって語り手の異質さが浮くことは無く読者は物語に引きずり込まれる。そのため語り手によってあえて語られていないところで展開されている事態に気付かずに、どの話でもラストであっと驚かされてしまう。3つめの「山荘秘聞」は個人的に1番好きな話で、語りの面白さに特に魅力があると思った。饒舌な語りによって、明らかな違和感でさえも受け入れてしまいかねないテンポの良さが読んでいて楽しい。

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2026年06月01日

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各章の最後に衝撃的な展開があって分かっててもこう来るか~って思わせてくれる。
全体的にダークな雰囲気で特に最後2つの章はすごかった。

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2026年06月01日

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ネタバレ

本を持つ手がじっとりする。

じっくりと米澤穂信の毒を味わうことが出来た。

そもそも表紙からしてなんか不穏である。

図書委員シリーズから入って、爽やかビターいいね!

って思って臨んだ『満願』でこっ酷くやられていたこともあって、本作もさぞ…と身構えて読んだから乗り切ることができた。

『北の館の罪人』が一番好みだった。文章が気持ち良すぎる。

「バベルの会」の設定上仕方がないけど、古典文学の造詣が深ければもう少し楽しめたんだろうなあ。

作家は色々読んでるのね…

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2026年05月27日

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面白かった。氷菓のイメージが強かったのでああいったソフトなミステリーかと思ったが、バンバン人が死ぬタイプでよかった。
私がミステリーに疎いのかもしれないが、「殺人です、犯人は誰でしょう」というフォーマットに収まらない話ばかりで、先が読めずとても楽しかった

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2026年05月24日

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最後にひっくり返されるような短編集だった。
それぞれ別の文章のようで繋がってるところがあるのも楽しめた。
特に4番目の話はすごくゾクゾクした。とっても面白い!

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2026年05月07日

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何度も読み返した一冊です。
他作品でもそうですが、米澤穂信先生は読者を愕然とさせるような、心の隙を突くのが上手ですね。
じんわりと心の昏いところに残り続けるお話が楽しめます。
一番好きな短編集は?と聞かれたら、こちらを挙げると思います。

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2026年05月06日

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短編小説集かと思ったら、全体的にゆるく繋がる連作集だった。作者の他の作品は「小市民」シリーズしか読んでいないが、「おとなしくて淑やかで一見無害に見えるけど、内に毒を隠し持っている女性」を描くのがとても上手いなぁ、と改めて思う。麗しくて怖いファムファタールがこれでもかというくらい楽しめる1冊。昭和の犯罪小説を想起させるような時代設定も、女性たちの「毒」を美しく引き立たせる効果を醸し出しているように感じた。「山荘秘聞」が、最後まで「どうなるのか?!」が読めなくて面白かった。「玉野五十鈴の誉れ」はオチが衝撃的だった。

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2026年05月03日

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短編集です。米澤ワールド全開で、一話一話頭が揺れます。

なにが面白かったとか言うのもネタバレレベルなので、ぜひ読んで感じて自分だけのお気に入りのお話を決めて欲しい。

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2026年04月30日

匿名

ネタバレ 購入済み

独特な耽美な世界観と意外な結末なミステリ連作短編集。
どの話も大変面白く、特に、「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」の2つがお気に入りです。

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2025年05月04日

ネタバレ 購入済み

お耽美なイヤミスの最高峰

お嬢様達の一言ひとことが美しい。
私は教養がないので儚い羊たちの晩餐が1番面白かった。唯一明らかに主人公が図太くて面白い。玉野五十鈴の誉れは泣けるけど、生きたまま焼かれた弟が不憫すぎた。

#ダーク

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2025年05月03日

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読み進めていくごとにだんだん露骨になっていく主人公の感情や伏線にページを捲る手が止まらない。この本を2年ぶりにもう一度読んでみて、初めて読んだ時には気づけなかった事実が浮かび上がったりと、何度読んでも面白い作品。

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2026年06月27日

購入済み

古風な文章なのに読みやすいし続きが気になってサクサク読めた。オチのある話でモヤモヤもないしかなり良い。

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2024年02月20日

購入済み

サラッと読める

読みやすいしかもここが漢字で書く!?みたいなのがいっぱいあって学びにもなる

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2024年01月18日

ネタバレ 購入済み

叙述の大作を続けて読んでたので、驚愕の結末に今までの話が最後に繋がって……みたいなのを期待してたのでそこは残念。
「身内に不幸がありまして」の殺人の動機が会合に出たくなかったからが一番驚いた。
「北の館の罪人」の結末はゾッとした。

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2019年12月03日

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同じく新潮文庫の米澤穂信の「満願」が好きだったので購入

今作は満願よりは少し落ち着いた、というかやっぱり満願がすごすぎた、というのが正直の感想だった。
さすがに満願と同じほど、とはいかなかったけど、これは少し前の裕福な一族たちにまつわるミステリー集というコンセプトで同じ雰囲気を続けて読むことができてよかった。

一番好きだったのは「玉野五十鈴の誉れ」だった
緩急をついた展開や主人公と使用人の秘密の親密や関係性にどんどん引き込まれてラストの伏線回収もぞくっとする感じでイヤミスの読後感があって記憶に残ると思う。

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2026年07月26日

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お嬢様たちが集う大学の読書サークル「バベルの会」。その会員たちの身に起こる事件の数々。五篇の連作集。

連作集ではあるが、それぞれは独立しており、重厚なミステリが編まれている。個人的には四篇目の「玉野五十鈴の誉れ」が好き。ラストのさりげなさがミステリっぽい。答えがないっていいよね。

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2026年07月25日

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昭和調な世界観、主従関係から展開される奇妙で美しい物語。短編でありながら読み手を奇妙世界に迷い込ませる、退屈させない逸品でした。

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2026年07月18日

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バベルの会という読書サークルでつながる5つの短編集。短くても濃い話。ずっと不穏な空気が流れていてこの後どうなるの?と最後までしっかり楽しく読める。
知らない言葉がたくさん出てきたけどスラスラ読めて面白かったー◎

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

短編集だけれど各作品が「バベルの会」という読書会で繋がっている。ページ数もそんなに多くはないので読みやすかった。
全てが不気味で怖いミステリなんだけれどどこか雰囲気が美しいなと感じた。お嬢様とそのお手伝いという美しく儚い関係が引き起こす物語が多くあり、現代ではなく明治大正のような日本が舞台になっている感じ。
「玉野五十鈴の誉れ」が好きだった。最後がこう繋がってくるのかと分かった瞬間うわーーっと思わされた。

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2026年06月21日

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一つ一つの満足感がすごい!
解説は玉野五十鈴を最高傑作と評していたけど、個人的には北の館の罪人が1番面白かった。好みのオチ。作者の他の作品も読んでみようと思えた。

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2026年06月07日

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ミステリーというジャンルをほぼ読んでいなかったことに気がついた。ゾッとするのにどこか爽快感があるような独特な読後感。面白かった。

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2026年05月25日

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友達に誕生日プレゼントに貰い読んだ。

とても面白かったし短編集なので読みやすかった

普段ホラー系の小説は読まないので新鮮だったし、じっとりと怖かった

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2026年05月25日

Posted by ブクログ

上流階級の令嬢が集う読書サロン「バベルの会」。
気品と優雅さに包まれた、語られる五つの物語は、やがて思いもよらない結末へと収束していく――。

「大どんでん返し」の帯に惹かれて手に取った一冊。

五つの短編、全部予想を裏切られた…。
見抜きたい!当てたい!と願いながら読み進めてきたはずなのに、最後の一編では、どうか外れていてほしいと祈る自分がいた。

読み終えた後に残るのは、言葉にしきれない感触。
ぐわりと、ぞわりと、内側に広がっていくような、どこか毒にも似た余韻。でも美しい。

次に手に取った本の内容が頭に入ってこないほど、後を引いた一冊。

明るい時間帯に読むのがおすすめ。
雰囲気を出そうと夜に部屋を暗くして読んだら
思いのほか怖くなってしまったので…。

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2026年05月14日

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玉野五十鈴の誉れ ラスト一文にゾッとした
暗いのに読みやすいのは上品だから?
自分に文学知識があればもっと楽しめたのだろうなと

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2026年05月28日

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古典部シリーズが好きで読んでみた
好きな話は身内に不幸がありまして
伏線回収とラストが印象的
バベルの会を中心に話が展開していき、どの話も繋がってはいないが物語を構成している
短時間でミステリーを楽しみたい時に読みたい

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2026年04月26日

購入済み

以前に米澤穂信さんの作品を読んだ時はすごく面白かったんだけど、今回はちょっと自分には合わなかったかも。
でも独特な雰囲気があって、人気があるのはわかるな~。

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2020年12月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上流階級のお嬢様達の読書サークル、バベルの会。
どの章にも、そのバベルの会に所属している人物が出てきて、全ての話が、どこか繋がっているような感覚になる短編集。


・身内に不幸がありまして
主人公の村里夕日が仕える丹山家の話。
毎年同じ日になると、親族の誰かが死んでいく。もしかしたら心の底でそう願っていた私が、無意識のうちに殺してしまっているのかもしれない。
そう考えていた夕日も殺されてしまう。つまり犯人は…。
「身内に不幸がありまして…。」
眠るのが怖いと感じる人達の話。

・北の館の罪人
母が亡くなり、身寄りのない主人公のあまりは、母が遺した言葉を頼りに六綱家へ向かう。
北の館で暮らすことになるが、そこには先客がいて、不思議な買い物を頼まれるようになる。
遺産が絡むことで、弟は兄を恐れ、殺してしまった。かのように思ったけど、本当に黒い考えをしていたのは、あまりだった。
家族みんなを描いた絵、あまりにも1つの絵が遺されたが、「赤い手袋」をつけている。

・山荘秘聞
飛鶏館とは、辰野が妻のために、日本で1番美しい景色の中に建てた別荘。
前職の主から紹介され、そこで1人住みこみの管理人として働くことになった屋島が主人公。自分の仕事に、人一倍プライドと熱意を持つ屋島だが、辰野もお客も全く来ないまま、ただ1人で屋敷を管理する毎日だった。
そんなある冬、越智靖巳が崖から落ち遭難しているところを見つけ、看病する。越智と一緒に登っていた大学の仲間が助けに来るも、なぜか屋島は越智の事など知らないフリをする。
1人でも多く、1日でも長く、おもてなしをしたい屋島。そのためならと煉瓦を持つ。

・玉野五十鈴の誉れ
小栗家の一人娘として生まれた純香。十五の誕生日に祖母から玉野五十鈴を貰う。人を使うことを覚えるように。と祖母は言う。
厳しい祖母、助けてくれない母、居ないものとして扱われてるも同然の父、兄達は亡くなり、友は祖母に遠ざけられ、純香には五十鈴しかいなかった。
父の兄が人を殺した。小栗家に人殺しの血は要らない。
純香はどんどん弱る。母は再婚したらしい。弟が生まれたらしい。祖母の指示で五十鈴が毒を持ってきた。純香は毒は飲まないが環境は悪くなり続けた。
目を開けると母が泣く。父も頷く。弟が事故死し、祖母はそのショックのまま亡くなったらしい。
五十鈴は純香の望みを叶えてくれないことは1度たりともない。
「初めちょろちょろ、中ぱっぱ、赤子泣いても蓋取るな」

・儚い羊たちの晩餐
大寺毬絵の日記を読み進めながら、バベルの会が消滅した理由を探す。
バベルの会から追放されてしまった毬絵。本当の理由はなんなのか。
お金持ちに憧れ、祖父を殺し、兄弟達と富豪の真似ごとをする父は、金持ちはケチなことなどしないんだ。と言い厨娘の夏さんを雇う。
大寺家にはメデューズ号の筏、アミルスタン羊がふさわしい。
「いつか訪れる儚い君へ」


全体的に面白かったんだけど、特に玉野五十鈴の誉れがすごく面白かった。
ただ、最後の章である儚い羊たちの晩餐が、少し分かりづらく、私の中では1番微妙な話だった。最後の章ということで期待しすぎたのもあるかもしれない。
ドラクエ4のようなオムニバス形式。と聞いていたから、最後の章は前に出てきた登場人物がズラーっと出てくるのかと思い込んでいたのもあって、少し予想と違うなと思ってしまったのもある。
全体的には面白かったのは間違いないんだけど、最後がこの終わり方になってしまったから、少し評価が下がってしまったと思う。勘違いせずに短編集として読めば少し評価は上がるかも。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

雪山の人が一番平和的。賄賂に対して安心感を覚えたのは初めてです。
日本のホラー的な静かで冷たい感じで、後に残るような小説。

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

推理小説デビューで読んだ作品
残酷さや狂気が露わになっていてやや推理小説というものに戸惑いつつ、短編集のおかげでさくさくと読むことができた

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

星3.0

どんでん返しを期待しすぎたかも。
期待は超えず、それぞれのオチは面白くはあるものの、パターンがほとんど同じなので読めてくる。

米澤穂信さんの本は何本か読んだけど、リピートはもういいかなあ

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

読書会がテーマだし、米澤氏のミステリー短編集はハズレがないと思って読み始めましたが、本作については、刺さらず。読み込めばもっと深いのかも知れませんが、再読は無しかな?気を取り直して、他の米澤作品に期待します。星2つ半。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

上流階級のお嬢様たちや使用人が出てくる短編集。どの話も面白かった。
殺人の理由がちょっと変わっていて予想を裏切られた。

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

結構面白かった
米澤穂信さんの古典部シリーズなどの青春ミステリとは違うダークなミステリで楽しめた
僕が期待しすぎたのかもしれないけどどんでん返しにしては衝撃は抑えめかな

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

5つの短編どれも共通するのは、貴族階級(富豪)とその周囲にまつわる意味ありげなお話だということ。それぞれのお話の時代背景は謎であり、どちらかというと心象風景に力点が置かれている。海外傑作ミステリー小説を雛形にしたオリジナル作品なのだ。ミステリーマニアにはたまらないのではないだろうか。そういう味わい方をするならば面白さも倍になる。

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2026年05月25日

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