儚い羊たちの祝宴

儚い羊たちの祝宴

小説・文芸
737円 (税込)

3pt

夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」。夏合宿の二日前、会員の丹山吹子の屋敷で惨劇が起こる。翌年も翌々年も同日に吹子の近親者が殺害され、四年目にはさらに凄惨な事件が。優雅な「バベルの会」をめぐる邪悪な五つの事件。甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。米澤流暗黒ミステリの真骨頂。

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儚い羊たちの祝宴 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これまで読んだ中で5本の指に入るほど好み。

    世間の道徳や常識から切り離された
    「彼ら/彼女らだけの聖域」に生きるものの耽美を
    下の世界から見上げることができる。

    美学や規範が、怪異や世間一般のルールと噛み合った(しまった)ことで、悲劇へと結実してしまう。
    でもそれを悲劇と思うのは、
    私が一般的な規範や道徳に生きているから
    なんだろうな、と。

    登場人物たちは悲劇に投じられても、
    自らの美学や狂気の中で、
    どこか満足感を見出しているようにも思える。

    そんな破滅の美しさに、言葉を失ってしまった。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    百合好き、ミステリー好き、米澤穂信様好き故即決購入したこの作品
    想像以上
    特に第四章玉野五十鈴の誉ではこれぞ百合の真髄
    最後の一行で本当に震えた
    眠れなかった
    伏線回収の素晴らしさたるや
    一段と米澤様が大好きになりました

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    伏線がいくつか散りばめられており、最後のページでぞっとさせられました。最後のストーリーは途中で結末が予想できたと思ったところ、それを上回る結末になりさらにぞっとした。

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    先日「プレゼント」を読み終えた際に、米澤さんの作品が無性に読みたくなり、詳しい情報はあえて調べずに知名度だけで選んだ1冊。

    連作短編集でした。
    1つ目の「身内に不幸がありまして」でおやおや?となり、2つ目の「北の館の殺人」で本書の楽しみ方を確信。
    確信した後の3つ目「山荘秘聞」を怖い怖いと読み進めたらしてやられて、4・5つ目は怖いけれどそれ以上に自身の読みを当てたいと思考を巡らせました。
    読書の楽しさここにあり。

    米澤さん、やっぱりすごい。

    0
    2026年08月10日

    Posted by ブクログ

    どれを読んでも外れのない面白さ。それぞれが薄ら繋がっているのも良い。ホラーとも言える毒々しい読後感が最高。非常に満足感の高い作品。

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    夢想家のお嬢様たちが集う読書サークル「バベルの会」にまつわる五つの事件が綴られている短編集。
    とても読みやすいので、サクサクっと一気読みしてしまった。
    最初から最後まで引き込まれて引き摺り込まれてしまう。
    柔らかい語り口と事件の温度差が個人的にとても好み。

    0
    2026年10月05日

    Posted by ブクログ

    どのエピソードも予想しない方向にいってしまい、読んでいて面白かった
    そして、雰囲気が良かった
    バベルの会に入る為にもっと昔の文学の造詣を深めたいな(笑)

    0
    2026年10月02日

    購入済み

    古風な文章なのに読みやすいし続きが気になってサクサク読めた。オチのある話でモヤモヤもないしかなり良い。

    0
    2024年02月20日

    購入済み

    サラッと読める

    読みやすいしかもここが漢字で書く!?みたいなのがいっぱいあって学びにもなる

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    ミステリー短編集。
    どの短編も寒気がするほど面白い。

    ・身内に不幸がありまして
    犯行の動機、伏線、構成、どれも秀逸。終わり方も見事。
    わずか40ページほどの短編ながら、強烈な印象が残りました。

    ・玉野五十鈴の誉れ
    『Story Seller』にて既読。最後の一行が神。

    他、『北の館の罪人』『山荘秘聞』『儚い羊たちの晩餐』

    0
    2026年08月03日

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