米澤穂信のレビュー一覧

  • それはそれはよく燃えた

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    メフィストに掲載されている短編集。冒頭はすべて、それはそれはよく燃えた…で始まる。アンソロジーは、どうしても好みの作品と、それほどでも…な作品が出てきちゃうよねー。

    で、やっぱり穂信が別格で好き。可愛らしい恋の炎が燃えた話しだと思ったのに…ね?そうそう、そうだよねーって。
    歌野晶午の作品もよかった。葉桜…早く読まなくちゃ。

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    2026年03月13日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    年末に遭遇した交通事故は、3年前の事故とつながっている?

    登場人物が限られているので、真犯人の目星もつきやすかった。
    捜査の真似事は気軽な気持ちでしてはならない。

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    2026年03月13日
  • 真実の10メートル手前

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    ベルーフシリーズ。太刀洗さんが主人公の短編集。

    太刀洗さんの物の見方が色んな意味ですごくて感銘を受ける。謎自体は局地的なものばかりだけど、ジャーナリズムそのものに対する見方が変わるような、大局的な考え方が常に見え隠れするので圧倒されました。最初はえっ!?となっても後になると腑に落ちちゃうんですよね。勿論、一つ一つの謎解きも、切り口が面白いものばかり。

    太刀洗さん主人公の物語、もっと読みたいなー。

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    2026年03月12日
  • それはそれはよく燃えた

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    いろんなものが燃えてたなぁ笑
    「比翼」はなかなかショッキングだったけど、一緒に棺に入れるんじゃダメだったかいな…私ならそうしてる…

    皆川博子節はさすが

    ただ短編はやっぱちょっとアッサリしてて好みじゃないかもー

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    2026年03月12日
  • 折れた竜骨 下

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    ネタバレ

    中世ヨーロッパを舞台にしたファンタジーミステリー。
    上を読んだ時はデーン人の特殊設定が「生ける屍の死」思い出させたが、後半は剣と魔法のファンタジー世界に引き込まれた。
    各種謎解き要素はかなりストレートな本。

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    2026年03月09日
  • Iの悲劇

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    無人になった集落に移住者を呼び込む地域再生プロジェクトにまつわる物語。
    使命感が強い市役所の担当者が移住者の満足度を高めようと奮闘する中で、次々とトラブルが発生して関係した移住者が退去してゆく。
    本書はミステリーなのか社会小説なのか分類が難しいところですが、米澤氏の多くの作品とはテイストが異なる作品で評価が難しい。

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    2026年03月05日
  • 巴里マカロンの謎

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    小市民シリーズ番外編的な短編です。

    こちらは時系列的にはいちごタルの後になるらしいです。
    私は栗きんとんまで読んだ後に読んだので、これっていつの話?ってなりましたʅ(◞‿◟)ʃ

    話しとしては日常の謎。

    私は『伯林あげぱん』が良かったです。
    伏線回収がスッキリ(*'ω'*)

    小鳩くんの推理もすごいと思うけど、小山内さんの頭の良さがすごいなぁといつも思います。

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    2026年03月03日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    小市民シリーズ第3弾です!
    今回は上下巻です。

    花粉症がひどくなるのでゴミ捨て以外1歩も外に出ずに本を読んでいて、あっという間に読み終わってしまいました( ˘ω˘ )

    読みやすいですが、今回は小鳩くんも小山内さんも出番少なめ。。

    下巻は大活躍するでしょうか?
    下巻に続きます♪

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    2026年03月02日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    小市民シリーズ第2弾です!

    いちごタルトよりトロピカルパフェの方が好みでした。
    まぁ、長編だったからかもしれません。

    なんと読み切りとして書いた1話と2話に序章と後ろを付けて長編に仕立てたとか。。。すごい!

    最後に出てきたフルーツたっぷりのトロピカルパフェ♡
    果物大好きなので、食べてみたい٩(^‿^)۶
    面白く読んできて、最後気になる展開で終わったので、引き続き次を読みたいと思います!

    次は栗きんとん上下巻です!

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    2026年03月02日
  • さよなら妖精

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    1991年に来日したユーゴスラヴィア人の少女との出会い。言葉足らずさが日常の謎に繋がっていく。平和な地方都市ながら所々不穏な感じが不安を煽る。

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    2026年02月28日
  • 氷菓 (16)

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    ネタバレ

    流石にブレンドはキラキラネームばりの当て字で
    ルビがないと読めないと思う。
    叔父さんの態度も大人としても店員としても
    微妙だなぁと思うところが多々ある。

    大日向というキャラ自体、あまり好感を持っていないので
    本入部しないと言われても別にいいのでは
    とつい思ってしまうが
    奉太郎にはえるちゃんの為にも原因を探して欲しいとは思うし
    マラソン大会の中で走りながら考察する
    という話の組み立て方は好きだ。

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    2026年02月28日
  • 氷菓 (15)

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    ネタバレ

    福ちゃん流石に失態過ぎると思ったけど
    なんとかしようとしてくれるのは良い。
    しかし「あのノートが無くても描ける」
    はどうだろうか。思い出せることばかりではない。

    浅沼は敵を作る物言いしかしないな。
    この時点で逃げたら許されるのか。それも不思議。

    貸してもいないのに「借りたもの」と言われるのが許せないし
    そんなにこちらが待ってあげる必要があるのだろうか。

    優先順位を考えるべきはそうなのだが
    先輩も家では漫画を描けない理由があったのだろうか。
    後輩たちのせいにしているだけでは?
    一緒にやろうと言うなら漫研にいる時に言えば良かっただろう。
    年に4回の賞で今回駄目でも次の為に描けばいい。
    落ちたから私と組めるだろう、は意味が分からない。
    場所を考えて描け、と酷い状態の漫研の退部を勧めるまでは分かるが
    高校の伝説に残る1冊も目標としては低いだろう。

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    2026年02月28日
  • 氷菓 (14)

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    ネタバレ

    物事を注意深く見る人ばかりではないから
    招き猫もスルーされることはあると思うが
    このメンバーなら確かに気付く人がいてもおかしくない。

    感想文は課題図書がつまらなくて
    批判ばかり書いて入賞したことがあるので
    折木の感想文もなんだか他人事ではない。

    この状況なら読書研究と原稿執筆で部を分けた方が良いと思う。
    読むだけ派が文句ばかりで読んでも研究をしているようにはあまり見えないが。
    顧問や部長が機能していないように見える。
    意趣返しが目的になっていそうだし
    内緒なら部室で話さない方が良いのに。
    やり方は確かに挑発的ではあったが
    なら恥をかいて出て行けばいいというのも下品だし
    こんな揉め事をしている時間が勿体無い。

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    2026年02月28日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    1章の全力でイタズラをする話がすごく好き。
    小賢しくて、詰めが甘くて、でもバレてもほぼダメージなし!
    ちょうどこういう話を欲してた!

    ほんわかとスイーツ巡り、水面下では密かな駆け引き。正直こういう作品じゃないと思って疑いもしなかった。

    小山内さんは小市民ですか?

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    2026年02月26日
  • 真実の10メートル手前

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    ネタバレ

    なんでか今、ブグ友界隈で大刀洗万智が人気。
    波に乗せられて急いで読む。
     
    ★3の……中かな〜?
    大刀洗万智初出の「さよなら妖精」を既読だからその分オマケで。

    大刀洗万智三部作。

    出版順なら「さよなら妖精」「真実の10メートル手前」「王とサーカス」だと思ってた。

    しかし
    「さよなら妖精」2004年
    「王とサーカス」2015年7月
    「真実の〜」2015年12月
    5ヶ月違いで「王とサーカス」の方が先やないか〜!!

    しかもややこしいのは大刀洗万智自身の時系列なら

    「さよなら妖精」
        ↓
    「真実の10メートル手前」の表題作の真実の10メートル手前
        ↓
    「王とサーカス」
        ↓
    「真実の10メートル手前」の表題作以外の五編

    となっている。

    いや、めんどくさ。
    まあ、どっから読んでもいいわ。
    支障ありません。
    大刀洗万智を楽しめばよろし。

    はい、六編の短編集。

    ・真実の10メートル手前
      わずかな手がかりで場所を特定するも10メートル手前で……。
    フリーになる前の記者時代の大刀洗の一人称。

    ・正義漢
      電車のホームで。

    ・恋累心中
      心中を利用する者は。

    ・名を刻む死
      近所の鼻つまみ者爺さん。

    ・ナイフを失われた思い出の中に
      「さよなら妖精」の……。

    ・綱渡りの成功例
      災害被災者老夫婦。

    なぜ表題作だけが「王とサーカス」以前で、残りの短編は「王とサーカス」以後なのか。
    なぜ表題作だけが大刀洗の一人称なのか。
    そもそもなぜ大刀洗万智という「さよなら妖精」のキャラクターを復活させたのか。
    それらの答えが文庫巻末に付けられた「単行本版あとがき」に記されています。

    (⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)ナルホドネー

    読んでいて思ったのは大刀洗万智のキャラクターの秀逸さ。
    頭が切れ、観察眼に優れ、感情表現があまり豊かとは言えない彼女は一見して怜悧で孤高の存在に思える。
    しかしその実態は自分の行動や言説がときに凶器となることを理解し、常に気を使い、利己的なまたは謎を解く優越感や売名、自己満足からは遠い存在であるように思える。
    そこに陥らないよう自戒が伺えるのが「正義漢」だった。
    少し潔癖すぎるのではとも思ったが、言説の方向性のない威力を慮る彼女らしいとも思う。
    もしかしたら大刀洗に協力する高校時代のこの友人とは「さよなら妖精」の守屋だろうか? だといいな。
    「名を刻む死」ではラストの意外なほど強い言葉に驚かされる。
    彼女は、優しいがゆえに自己を蝕んでいる少年の心を、まるで通り魔のような罪悪感から、その強い言葉をもって解き放ちたかったのだろう。不器用で朴訥などちらかといえば男性的ともいえる優しさが感じられた。
    「ナイフを〜」でも彼女の明晰さと行動力が際立つが、何より同行している人物に驚かされることになった。
    彼が折に触れ妹と呼ぶその存在は「さよなら妖精」の。
    「綱渡りの成功例」もポイントは罪悪感だが、これはあまり上手くないな。なんだか中途半端な印象。いかにも日本の素朴な老夫婦らしいが、きっと海外に出版されたなら読者は首を傾げるだろう。

    賢いがゆえにスクープとなるような真実に触れながら、しかし、単純に自己の手柄とせず、誰にとっても最善の伝え方を考える大刀洗万智のキャラクター。
    そら好感呼ぶよな〜。
    ただ完璧すぎるきらいはある。
    なにかしょーもない弱点、お化けが怖いとか、実はかなりの運動音痴とか、下ネタに弱いとか、なにか愛嬌のようなものも欲しいなーとは思う。

    あと思ったのは、現代のいわゆる探偵というものは記者というのが1番近い位置に立てるのではないだろうか。
    警察ならもっとダイレクトに事件に接するが、警察の売りは組織力だし、本職の探偵は浮気調査なんかが本業っぽいしね。

    ミステリーに使い勝手が良いキャラクターだけにもっと活躍が見たいものです。
    結局なんでフリーになったのか分からずじまいだし。
    そのへんのことを絡めて長編一本お願いしま〜す。

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    2026年02月22日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    春期限定のような日常ミステリー系かと思って読み始めたら。。。最後はそこに着地するのかぁ。。。っと期待はずれ感?があったものの、結局、今後はどうなるのか?!っと、私はこのシリーズを読み進めることとなる。表紙に騙されるが、本格ミステリーに入って行くのか?続きが楽しみ!!

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    2026年02月21日
  • 禁断の罠

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    本を持っていない時や読み終わって読むものがない時ように携帯小説を用意してて、それを読み終わりました。
    知っている作家さんばっかりだったので購入しました。
    新川帆立さんと有栖川有栖さんの作品が好みでした。あと、中山七里さんのは続きがあるのか、元の話があるのか調べてないので分かりませんが、読みたくなりました。

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    2026年02月19日
  • 王とサーカス

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    ネタバレ

    政治要素は苦手だけどそれでも楽しめた。サガルがいいキャラで好きだったので読後感…だけど考えさせられるな。大刀洗目線で読んでいるからバイアスかかっているけど、普段マスメディアに対してあまりいい印象は持たないので、当事者目線ではもっともだと思う。作者の聡く達観している主人公は好きなのだけど、大刀洗さんにあまり興味がわかないのはなぜだろう?守屋や同僚の話とか今後明らかになるのかなぁ。

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    2026年02月18日
  • それはそれはよく燃えた

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    「黄金の森の神様」風森章羽、「ファンの鑑(かがみ)」秋吉理香子が面白かった。
    いろんな方向性でいろんな物が燃えていて、それを一度に読めるのは面白い。

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    2026年02月18日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    お気に入りのエピソードは「シャルロットだけはぼくのもの」。まさかの倒叙ミステリ。出てくるケーキ(グレープフルーツがのったシャルロット!)も、とっても美味しそうで引き込まれた。

    いわゆる日常の謎モノだと思っていたけどスケールがデカくなってきて、フィクション色が強かった。
    こんな事件に首突っ込んで、登場人物の皆さん、ご家族はどう思ってるんだ?大丈夫?

    小佐内さん…得体が知れないし恐ろしすぎる。

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    2026年02月14日