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自然の要塞であったはずの島で、冒険者にして偉大なるソロンの領主は暗殺騎士の魔術に斃れた。卑劣な魔術に蝕まれ操り人形と化した〈走狗(ミニオン)〉の正体を突き止めるべく、領主の娘アミーナは騎士ファルク・フィッツジョンらとともに行動を開始する。〈走狗〉候補の八人の容疑者、謀略により沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年──そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ? 魔術や呪いが跋扈する世界の中で、推理の力は果たして真相に辿り着くことができるのか? 第64回日本推理作家協会賞受賞ほか、各種年末ミステリ・ランキングで上位を総なめにした、俊英渾身の本格推理巨編。
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Posted by ブクログ
土瓶さんが好きな小説って 設定とかストーリーが小洒落た感じ。
そして ちょっと複雑。
ご本人が 拗らせているからでしょうか。
さて、私といえば
ファンタジーは、さほど好みではありません。
全く読まないわけではないのですが、特殊設定ミステリまで組み込まれたハイファンタジーには、かなりびっくり たじろぎます。
全くのファンタジーかといえば ベースにあるのは12世紀あたりのヨーロッパ。
私がかろうじて知っているのは、少し前の時代を描いたコミック『ヴィンランド・サガ』くらいです。
それにしても、米澤さんって、直木賞を受賞した『黒牢城』は日本の歴史がベースですよね。
いったい、どれだけ引き出しがあるんでしょう。
実は 読み始めてあまりに普通に設定が組まれているので シリーズだったのかと思うほど。
ミステリ部分は、丁寧に解説してくれるので、なんとなく理解した気にはなるのですが……
なぜ殺されたのか、というところが、私には最後まで腑に落ちなかったという悲しさ。
なんか、すごい。
米澤さんが すんごい事はよくわかりました。
ファンタジー好きの方には、たまらない作品なのかもしれません。
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