いまさら翼といわれても
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いまさら翼といわれても

748円 (税込)

3pt

「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた〈古典部〉部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田は今、どんな思いでどこにいるのか――会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇。

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「古典部」シリーズ のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 氷菓
    550円 (税込)
    いつのまにか密室になった教室。毎週必ず借り出される本。あるはずの文集をないと言い張る少年。そして『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実──。何事にも積極的には関わろうとしない“省エネ”少年・折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、日常に潜む不思議な謎を次々と解き明かしていくことに。さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ、登場! <古典部>シリーズ第1弾!! ※本電子書籍は通常版です。発売が終了した限定版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。
  • 愚者のエンドロール
    594円 (税込)
    「わたし、気になります」文化祭に出展するクラス制作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか? その方法は? だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した! さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリ! <古典部>シリーズ第2弾! ※本電子書籍は通常版です。発売が終了した限定版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。
  • クドリャフカの順番
    682円 (税込)
    待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲――。この事件を解決して古典部の知名度を上げよう! 目指すは文集の完売だ!! 盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに……。大人気〈古典部〉シリーズ第3弾! ※本電子書籍は通常版です。発売が終了した限定版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。
  • 遠まわりする雛
    682円 (税込)
    省エネをモットーとする折木奉太郎は〈古典部〉部員・千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加する。十二単をまとった「生き雛」が町を練り歩くという祭りだが、連絡の手違いで開催が危ぶまれる事態に。千反田の機転で祭事は無事に執り行われたが、その「手違い」が気になる彼女は奉太郎とともに真相を推理する。あざやかな謎と春に揺れる心がまぶしい表題作ほか〈古典部〉を過ぎゆく1年を描いた全7編。<古典部>シリーズ第4弾! ※本電子書籍は通常版です。発売が終了した限定版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。
  • ふたりの距離の概算
    594円 (税込)
    春を迎え高校2年生となった奉太郎たちの<古典部>に新入生・大日向友子が仮入部する。千反田えるたちともすぐに馴染んだ大日向だが、ある日、謎の言葉を残し、入部はしないと告げる。部室での千反田との会話が原因のようだが、奉太郎は納得できない。あいつは他人を傷つけるような性格ではない──。奉太郎は、入部締め切り日に開催されたマラソン大会を走りながら、心変わりの真相を推理する! 大人気青春ミステリ、<古典部>シリーズ第5弾! ※本電子書籍は通常版です。発売が終了した限定版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。
  • いまさら翼といわれても
    748円 (税込)
    「ちーちゃんの行きそうなところ、知らない?」夏休み初日、折木奉太郎にかかってきた〈古典部〉部員・伊原摩耶花からの電話。合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消したと言う。千反田は今、どんな思いでどこにいるのか――会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。千反田の知られざる苦悩が垣間見える表題作ほか、〈古典部〉メンバーの過去と未来が垣間見える、瑞々しくもビターな全6篇。

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いまさら翼といわれても のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ──あんたはこれから、長い休日に入るのね。そうするといい。休みなさい。大丈夫、あんたが、休んでいるうちに心の底から変わってしまわなければ……。

    ──きっと誰かが、あんたの休日を終わらせるはずだから。

     
     
     
    とうとう読み終えてしまった〈古典部〉シリーズ。今作は全6篇の短編集からなる作品でした

    1
    2025年06月03日

    Posted by ブクログ

    これまでより古典部のメンバーの内面に踏み込んでいくお話が多く、読んだあとはほろ苦さのを感じる。奉太郎の過去の話はなんだか不憫だけれど奉太郎らしいなとも思ったり。「連峰は晴れているか」「私たちの伝説の1冊」「いまさら翼といわれても」が同率で好き。思いがけず開けた未来を前に立ちすくんでしまった千反田のこ

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    基本的には2年生になってからの短編集。表題作を含め6作。
    摩耶花が奉太郎に辛辣だった理由がわかったり、摩耶花が漫研を退部するまでの話だったり、奉太郎が今のモットーになった理由を話したり。摩耶花は今後どんな漫画を描くんだろう。高校2年生の1年間で、どんな傑作を作り上げるのだろう。
    そして奉太郎の過去。

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    アニメから入った人で、勝手ながらアニメが成功した作品だと思っていて、10年以上原作を読んだことがなかったのですが、青春が戻ってきたような感覚で読み進めています。
    どの物語も本当に面白くて、短い文章の中で考えさせられるところがある。
    出会えたことに感謝がうまれる。

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    古典部シリーズ第六弾。
    古典部員のそれぞれの心理が描かれた、今までの集大成と言ってもいい作品。
    全員の個性がしっかり爆発していて、今までシリーズを読んだ人なら間違いなく面白い作品だと思います。

    表題作ではないですが「鏡には映らない」とにかく好きな物語でした。
    まだまだ読み足りない、もっと読んでいた

    0
    2025年02月25日

    Posted by ブクログ

    摩耶花の奉太郎に対する妙に冷淡な評価の理由と、その裏にあったものが描かれた「鏡には映らない」が胸熱。

    おなじく摩耶花視点の「わたしたちの伝説の一冊」も、『クドリャフカの順番』以来の漫画研究会モノで、ある意味しっかり決着まで描かれている。

    「長い休日」は奉太郎の「やらなくてもいいことはやらない」の

    0
    2024年12月10日

    Posted by ブクログ

    これまでのシリーズ通してそうだったかもしれないが、今回は特に登場人物それぞれのパーソナリティに迫る内容だった。
    みんなが何を大切にしているのか、主義というか考え方に個性を感じて、愛着が持てる作品でした。

    0
    2024年11月12日

    Posted by ブクログ

    鏡の話が特に良かった。
    誰にも知られなくていい。
    誤解されたままでも別に気にしないっていうのが特に。考えさせられた。

    幼少期の奉太郎めちゃいい。
    長い休日?だったかな。
    めっちゃいい。
    奉太郎さん、子どもの頃はぼく呼びだったんですね。
    そしてめちゃめちゃ素直な子ではないですか。


    摩耶香の視点の

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

     古典部シリーズのなかで、もっとも彼等の心のうちがわかる作品。「本書に収録されている短編は、どれも、いつか書かれねばならなかったもの」(あとがき)、シリーズの読者としては、いつか読むべき短編集。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    短編集。
    漫研と摩耶花の関係がずっと気になってて今回でなんとか収まってよかった。今後のふたりの関係が楽しみでもあるんだけど…。
    しかし続きは…続きはあるのでしょうか…。

    0
    2025年09月13日

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