米澤穂信のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
図書委員をする男子高校生二人が、返却本の中に挟まっていた栞について解明していく話
押し花にされている栞は猛毒トリカブトだった
持ち主は誰か
「本と鍵の季節」の続編
タイトル通り「栞」と「嘘」がポイントになっている
前作の終わりで、
松倉はお金を必要としていた
けど堀川は「取り返しのつかない道を選んでほしくない」「もう少し、ただの図書委員でいてくれないか」といった
そして松倉は図書室から出ていった
…それが今作の中で答え合わせが!
お金を使わずにいて、
尚且つそのお金に手を出さない為に割のいいバイトをしていた
ってことが判明し、
良かったと思った あのいわくつきのお金に手をつけてなくて -
Posted by ブクログ
図書委員をする男子高校生二人が謎を解明していく話
「栞と嘘の季節」の文庫が発売され
おさらいのため再読
頼まれごとが多い堀川と、皮肉屋で大人びた松倉
タイトルの通り「本」「鍵」が謎のエピソードに登場する
序盤が軽快な謎解きミステリだけに
終盤の不穏な雰囲気が苦々しい
でも終わり方がとてもきれい
解説にもあるけど
「光と影のバランスが素晴らしい小説だ。青春時代に特有のきらめきとその陰りが同時に描き込まれており、読後訪れる静かな余韻にいつまでも浸っていたくなる。」
色んな事が起こって何もかも詰め込まれている感がなく、ゆっくり日が沈む夕方の静かな図書室を連想するような感覚になった
でも高 -
Posted by ブクログ
ネタバレ米澤さんの作品は「氷菓」「本と鍵の季節」を読んであまり刺さらなかったけど、これはすごく好きなタイプの話だった。(そもそも米澤さんの文体が私にはあまり合わない。今回は選書サービスで届いた本だったので読んでみた)
事件の記事のあたりからもしかして…と思ってたことが的中してやるせない気持ちになると同時に、ミステリーはこういうのがあるからクセになるんだよな、とも思う。
なんとなくガリレオの「真夏の方程式」を思い出した。
娘のことを邪魔だとは思ったけど無碍にもできない、真相を告げることもせずなんだかんだで守り育てたというのが、人間らしくてよかった。
最後の掌編だけ明確な答えが提示されてないのも余韻が -
Posted by ブクログ
ネタバレ大変面白く読めた。古典部、小市民と男女の組み合わせが多いだけに、男性コンビの今作はどうなるかと思っていたが歴代の中でも1番と思える程良い組み合わせだった。自分の水に合うのか2人の会話は淀みなく頭に入ってくる。少々嫌味な所もある2人だが、古典部、小市民といつも通りなので御愛嬌。
■爽やかでほんのりビターな青春図書室ミステリー
批判のような入りになってしまい恐縮だが、このキャッチコピーは本当に合っているのかと疑念を抱かざるを得ない。「爽やか」「ビターな青春」どこ…?
例えば、ホームルームが終わり下駄箱を開けるとそこにはハート型のチョコレートと手紙が置いてある。それを開けると「〇〇君へ渡して下