米澤穂信のレビュー一覧

  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    再読!はぁ〜面倒臭いふたりだこと 愛おしいな
    小鳩くんの鬱陶しさほどテンションの上がるものはないよ、メディア化されてモノローグ全カットはさすがに泣くよ アニメ勢に絶対読んでほしい…印象変わると思う…

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    2025年05月11日
  • いまさら翼といわれても

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    いわゆる「古典部シリーズ」の第6巻。このタイトルをここで使うのか!という正統派の伏線構成はさすが。変わらず愛すべきキャラたちの、少しほろ苦い青春劇にしてフェアなミステリ。「お前らもう付き合っちゃえよ!」と読むたび毎度言いたくなる距離感で、でも少しずつ変化しながら続いていくかけがえのない日常。氷菓いいですよね。

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    2025年05月10日
  • 犬はどこだ

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    ネタバレ

    探偵ものの王道のような骨組みで、都合よく感じる部分は多々あったが、面白さが勝るのでOK。

    2つの依頼が所々で繋がっていて、そういうことね、とニヤリと出来る場面があって面白かった。

    失踪した桐子については直接会話するのが最後の方の少しだけで、後は周りの人からの情報だけで人物像が作られていくのも良かった。(東野圭吾さんの白夜行みたいな感じ?)

    本書では回収されなかった設定などもあり、続編が予想されているらしいので私も期待したい。

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    2025年05月06日
  • 真実の10メートル手前

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    ネタバレ

    タイトルに太刀洗万智シリーズと入っているように、本作の主人公は『さよなら妖精』『王とサーカス』に登場した太刀洗万智。シリーズとしては「ベルーフ」シリーズと名付けられているようで、今のところは本作を含めて3冊が刊行されている。

    シリーズとしては、前作にあたる『王とサーカス』が長編であったのに対し、本作は著者の得意とする短編集という形になっている。さらに『さよなら妖精』のように全体として1つの流れがあるタイプの短編集ではなく、時系列もバラバラな作品が収められているということで、形としては『満願』に近い作品と言えるだろう。シリーズの過去2冊は社会的な問題と日常の謎を掛け合わせた中で物語が展開してい

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    2025年05月06日
  • 秋期限定栗きんとん事件 下

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    面白かった。アニメと並行して読んでいるから?いやいや、小説の方がキャラの心情をより理解できて面白い。いいミステリでしたよ。本当に小佐内さんが放火犯では!?と疑ってしまった。それが実際はあの子かー!!となりました。
    瓜野くんがその後どうしているのか、気になるなぁ。そしてラストの小佐内さん、やっぱり私はあなたの発言に背筋がゾッとしたぞ。

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    2025年05月05日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    ネタバレ

    小市民シリーズ第2弾!
    小佐内さん怖すぎる...
    昔石和と何があったんだろう

    最後決別しちゃってて、
    買ってあるのにまだ続くよね...?!
    ってなってる

    スイーツセレクション羨ましいなー
    とか思ったり

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    2025年05月03日
  • 禁断の罠

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    期待以上でちょっとびっくり。
    期待値がそもそも低かったかもしれないが。

    「大代行時代」と「妻貝朋希を誰も知らない」がよかった。

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    2025年05月03日
  • 米澤屋書店

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    読書日記だけでなく、いろいろなところの文章や講演まで載せてくれていた!桜庭一樹さんの読書日記みたいに欄外の注釈もあって面白かったな。もりもり読みたいなという気持ちになれる一冊。米澤さんの作品を読みたいなという気持ちにもなれた。

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    2025年05月02日
  • 巴里マカロンの謎

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    ネタバレ

    短編4つ。
    1年生の秋~冬のお話。まだ2人が互恵関係にある頃だな。
    2人のやり取りが楽しい。小佐内さんのスイーツへの想いがいろいろ楽しめた。
    ベルリーナー・プファ・・・最後にまた出てきたな。
    大丈夫、今度は美味しいはずだから!

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    2025年05月01日
  • 禁断の罠

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    えっ凄いな。どれも面白い。
    これは良いアンソロ。

    大好きな斜線堂さんの『妻貝朋希を〜』は、若干暗い気持ちになるけどイチオシです。

    米澤さんの『供米』も良かったなあ。
    相変わらずオチが秀逸で好き。

    結城さんの『大代行時代』は本当に愉快だった。
    冗談みたいだけど、多分、実際にあると思う。
    えっそんな事まで!?という呆れ半分、嫌なもんは仕方ないかーという納得が半分。
    代行して欲しい事の1つや2つ、誰しもあるよねえ。

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    2025年04月29日
  • 王とサーカス

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    私にとっては、460ページと少し厚みのある本でした。
    視点の違い、立場の違いってあるよね。
    記者って、安全第一にしたほうが良いよね。ほどほどにしたほうが良いよね。

    支援受ける側が、何も求めているのか、分かった上で支援したほうが良いよね。
    国内の災害のときもそうかもね。

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    2025年04月28日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    現在アニメがやっているので同じようなペースで読んだ。春・夏と読んだから、小佐内さんと小鳩くんが一緒にいない事になかなか慣れない。
    連続放火事件に小佐内さんが関わってるなんて事になったら犯罪ではないか。真相はどうなのか?下巻も楽しみに読みます。

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    2025年04月27日
  • 秋期限定栗きんとん事件 上

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    読みやすかった。前2作を読んでないと全然面白くないと思うけど、私は読んでいたので結構引き込まれた。上下巻は一気読みしないとならない。間を置くと下巻を読むモチベーションを維持するのはきつい。

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    2025年04月24日
  • リカーシブル

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    引越してきた町で新しい生活が始まる中学1年生のハルカ。弟はいつもぐちぐち言ってる頼りない8歳のサトル。
    慎重に振る舞い、なじめるように気をつけていたけど、どうもこの町はおかしい。
    高速道路を誘致したい住民たちや、民話のタマナヒメが代々続いている疑問。

    ずっと何が起こるのか、何が結末に待ってるのか不穏な空気感だけが漂う感じ。
    それがラストに一気に明らかになる。

    10年以上前の作品で、しかも主人公が中学生なので、中高生向けかな?って思ったけど、舐めてはいけない。
    やっぱり米澤穂信は面白い!

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    2025年04月23日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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    またまたアニメが始まったから慌てて読み出したのだが、これは第一クールの内容だった。小佐内さんが誘拐事件に巻き込まれ、別れのパフェまでの話。お互いの安全弁としての小市民契約。その反面、自分を唯一曝け出せる関係。たしかに小鳩君は共感はしない。しかし、小佐内さんの涙は、自分でも自覚しなかった、ありのままの自分を受け入れて欲しかった顕なのかもしれない。

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    2025年04月19日
  • 折れた竜骨 下

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    ファンタジーの作風に、魔術やデーン人との攻防の
    話も盛り込んで、ミステリを書いてしまうとは
    米澤穂信、どんだけ凄いんだ?
    魔術や理解できる言語、特徴あるそれぞれの武器
    とよく読めば、犯人を推理出来る構成が凄い。
     
    ミステリ抜きでも、ファンタジー小説として中世の
    ヨーロッパの世界観が広がっていて、他の米澤作品
    と全く異質な作品になっている。

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    2025年04月17日
  • 折れた竜骨 上

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    米澤穂信のファンタジー小説
    騎士、魔術、姫様、呪われた囚人と期待しかない
    展開にどっぷりハマってしまった
    宮部みゆきのファンタジー小説以来、久しぶりに
    読んだ感じかな
    全体の感想は下巻を読んでから^_^

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    2025年04月16日
  • 夏期限定トロピカルパフェ事件

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     なりたい自分を掲げておきながら、それを免罪符のようにし、そこに手の届かない自分を楽しんでることってあるよなあと。

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    2025年04月15日
  • 氷菓 3巻

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    温泉回みたいな日常系ミステリー本当良い。結局のとこ真相は推測でしかないのが読後感を非常によくする。 氷菓の話は、逆に真実をしっかり突き止めてて探偵らしい活躍でしたね。タイトルを冠する話、こんな序盤で終わるんだ…。

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    2025年04月14日
  • さよなら妖精

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    ネタバレ

    本作は<古典部>シリーズの一冊として描かれたと言うだけあり、米澤穂信が得意とする日常の謎を説く短編集という位置付けになっている。ただし個々の話が独立している<古典部>シリーズとは異なり、全体として一本の大きな謎も最初に提示される構造となっており、長編としても楽しむことが出来る。

    物語の舞台となるのは、架空の観光都市である藤柴市。Wikipediaによれば岐阜高山をモデルにしたとされるこの地方都市に住む主人公守屋が謎の少女マーヤ・ヨヴァノビッチと出会うところから物語は始まる。
    彼女は2025年の今では消滅してしまった国家であるユーゴスラビア出身であり、日本には「何かしらの理由」で2ヶ月だけ滞在

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    2025年04月14日